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無派遣工事後に光回線が繋がらない3つの原因と対処法

5分で読めるかしこいネット編集部
トラブル対策
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光回線の無派遣工事が完了したのに、インターネットに繋がらない。引っ越し直後や乗り換え直後にこの状況になると、かなり焦ります。

  • 機器の配線が正しいのか自信がない
  • ONUのランプが何を意味しているのかわからない
  • サポートに電話すべきか、もう少し待つべきか判断できない

本記事では、無派遣工事後に光回線が繋がらない原因を3つに絞り、自分で確認・対処できる手順からサポートへの連絡タイミングまで順番に解説します。

この記事のポイント

  • 繋がらない原因は「電源の未接続」「光コードの接続不良」「回線側の問題」の3パターンに分かれる
  • ONUのランプ状態を見れば、自分で直せる問題か・サポートに頼るべきかを判断できる
  • サポートへ連絡した後の訪問工事は数日〜1週間程度。追加費用がかからないケースも多い
目次

無派遣工事とは?当日に何が起きているのか

無派遣工事のあとに繋がらない原因を理解するには、そもそも無派遣工事で何が行われているのかを知っておくと対処がスムーズです。

局内作業だけで完了する仕組み

無派遣工事とは、作業員が自宅に来ず、NTTの局舎内で回線の切り替え設定だけを行う工事のことです。立ち会いが不要で、工事費も3,300円(税込)程度と、派遣工事の通常22,000円前後(税込)より大幅に安く済みます(金額はNTT西日本の例。事業者やNTT東日本エリアでは異なる場合があります)。

派遣工事と無派遣工事の違いを簡単にまとめると、次のようになります。

項目派遣工事無派遣工事
作業員の訪問あり(立ち会い必要)なし
工事費の目安22,000円前後(税込)3,300円程度(税込)
所要時間1〜2時間自分の接続作業のみ
条件光コンセントがない場合など光コンセントがあり、NTTに記録がある場合

無派遣工事が適用されるのは、部屋にすでに光コンセントがある場合です。光コンセントとは、壁に設置された「光」または「光コンセントSC」と書かれた差し込み口のことで、以前の入居者が光回線を使っていた証拠にあたります。

NTTの設備情報に光ファイバーの引き込みと屋内配線の記録が残っていれば、局内の操作だけで回線が開通します。つまり、物理的な工事は一切行われません。

一方、光コンセントが部屋にあっても無派遣工事にならないケースもあります。NTTの設備データベースに情報が残っていない場合や、前の入居者が解約時に設備を撤去していた場合は、派遣工事に切り替わります。申し込み後に事業者から届く工事日の案内で、派遣・無派遣のどちらになるか確認しておきましょう。

また、無派遣工事ができるのは原則としてフレッツ光や光コラボ(ドコモ光・ソフトバンク光など)です。光コラボとは、NTTのフレッツ光回線を各事業者が借り受けて提供するサービスの総称で、ドコモ光・ソフトバンク光・ビッグローブ光・楽天ひかりなど多数のブランドがあります。

auひかりやNURO光などの独自回線は、フレッツ光・光コラボとは別の回線網を使うため、壁に光コンセントがあっても基本的に派遣工事が必要になります。なお、NURO光の場合は以前の入居者がNURO光を利用しており回線設備が残置されている場合に限り、例外的に無派遣工事となることがあります。自分が契約した回線がどちらに当てはまるか、申し込み時の案内メールで確認しておきましょう。

工事日当日に自分でやること

無派遣工事の場合、工事日までに届くONU(光回線終端装置)を自分で接続する必要があります。ONUとは、光ファイバーの光信号を、LANケーブルで扱える電気信号に変換する、電話機くらいの大きさの白い箱です。

当日やることは次の3つです。

  1. ONUを光コンセントの近くに置く(光コードの長さは通常1〜3m程度)
  2. 付属の光コードでONUと光コンセントを繋ぐ(両端をまっすぐ奥までしっかり差し込む。カチッと手応えがある製品が多い)
  3. ONUの電源アダプタをコンセントに挿す

工事完了の通知(メールやSMS)が届いたら、ONUのランプが正常に点灯しているか確認します。ここまでうまくいけば、あとはルーターやパソコンを繋げばインターネットが使えます。

なお、機器が届いたら工事日の前に箱から出して中身を確認しておくのがおすすめです。ONU本体・電源アダプタ・光コードの3点が揃っているかチェックし、光コンセントの場所も把握しておくと、当日の作業がスムーズに進みます。

繋がらない場合は、次の章で原因を切り分けていきましょう。

繋がらない原因を3パターンで確認する

無派遣工事後に光回線が繋がらない原因は、大きく3つに分けられます。頻度が高い順に並べているので、上から順に確認していくと効率よく原因を特定できます。

原因頻度自分で対処できるか
ONU(モデム)の電源が入っていない多いできる
光コードの接続が甘いやや多いできる
配線は正しいのにランプが点灯しない少ないサポートへ連絡

原因①ONU(モデム)の電源が入っていない

最も多い原因が、ONUの電源アダプタがコンセントに挿さっていないケースです。

ONUは電源が入っていないとすべてのランプが消灯し、一切動作しません。「初期不良かも」と思う前に、電源まわりを確認するだけで解決することがあります。電源ランプが消灯している場合は、まず以下を確認してください。

  • 電源アダプタがコンセントにしっかり挿さっているか
  • ONU本体側のプラグが抜けかけていないか
  • 電源タップを使っている場合、タップのスイッチがオンになっているか

電源ランプが緑色に点灯すれば、ONU自体は正常に起動しています。なお、電源を入れてすぐはランプが安定しないことがあるため、2〜3分待ってから状態を確認してください。

意外と見落としがちなのが、延長コードや電源タップの容量不足です。ドライヤーやエアコンなど消費電力の大きい機器と同じタップに接続していると、電力が不安定になることがあります。できればONU専用のコンセントを確保しましょう。

原因②光コードの接続が甘い

電源は入っているのに繋がらない場合、光コードの差し込みが不十分な可能性があります。

光コードとは、ONUと光コンセントを繋ぐ細いケーブルです。LANケーブルより細く、白や黄色をしていることが多いです。

両端のコネクタは、まっすぐ奥までしっかり押し込みます。「カチッ」と手応えがある製品が多いですが、音がしない機種もあります。差し込みが甘いと、見た目では繋がっているように見えても信号が通りません。

確認のポイントは2つです。

  • ONU側・光コンセント側の両方でしっかり奥まで差し込めているか(カチッと手応えがある製品が多い)
  • コネクタが奥まで完全に挿さっており、引っ張っても抜けないか

接続できているかどうかはONUの光回線ランプで確認するのが確実です。しっかり差し込んだ後にランプが点灯しない場合は、一度抜いてから再度差し込んでみてください。

光コードは曲げに弱い性質があります。家具の下敷きになっていたり、鋭く折れ曲がっていたりすると断線の原因になるため、ケーブルの状態も目視で確認しましょう。

光コードの先端部分は非常にデリケートです。コネクタの端面に指紋やホコリが付くと信号が正しく伝わらなくなることもあります。汚れが気になる場合は、乾いた柔らかい布で軽く拭いてから差し込んでください。

原因③配線は正しいのにランプが点灯しない(回線側の問題)

電源も入っている、光コードもしっかり接続している。それでもONUの「認証」や「光回線」ランプが点灯しない場合は、自宅側の配線ではなく回線側(NTT局舎や建物内の設備)に問題がある可能性が高いです。この場合は自分の操作ミスではないため、気に病む必要はありません。

このケースで考えられる原因は次のとおりです。

  • NTT局舎内の切り替え作業が完了していない
  • 建物内の光ファイバーが老朽化して断線している
  • 光コンセントの内部で接続不良が起きている

この段階になると自分で対処するのは難しいため、契約先の光コラボ事業者のサポート窓口に連絡する必要があります。連絡の前に、ONUのランプ状態をメモしておくとやり取りがスムーズです。

特に築年数の古いマンションでは、建物内部の設備が経年劣化しているケースがあります。建物内の光ファイバー配線が古くなっている場合、信号が届かないことも考えられます。自分の建物内の配線状況がわからない場合は、サポートに問い合わせれば確認してもらえます。

自分でできる対処3ステップ

対処を始める前に、ONUのランプ状態を確認しておくと問題の切り分けが格段に早くなります。ランプは「どこに問題があるか」を教えてくれる信号機のようなものです。

ランプの種類と正常・異常の見分け方

ONUには一般的に4つのランプがあります。メーカーや機種によって名称が若干異なりますが、基本的な役割は共通です。

ランプ名正常時異常時考えられる原因と対処
電源緑点灯消灯電源アダプタの接続を確認する
光回線緑点灯消灯または赤点灯光コードの抜き差し。改善しなければ回線側の問題
認証緑点灯消灯NTT側の切り替えが未完了の可能性。サポートへ連絡
UNI緑点灯または点滅消灯ONUとルーター間のLANケーブルを確認する

ランプの読み方のポイントは次のとおりです。

電源ランプだけ点灯し、他がすべて消灯している場合は、光コードの接続不良か回線側の問題です。まず光コードを抜き差しし、改善しなければサポートに連絡してください。

電源・光回線・認証が点灯しているのにUNIだけ消灯している場合は、ONUからルーターへのLANケーブルが抜けている可能性があります。LANケーブルを差し直せば解決するケースがほとんどです。

光回線ランプが赤く点灯している場合は、光ファイバーの断線や設備故障が疑われます。自分では対処できないため、すぐにサポートへ連絡しましょう。

なお、工事完了通知が届いた直後は、NTT局舎側の設定反映に時間がかかっている場合があります。通知を受け取ってから30分程度待っても認証ランプが点灯しない場合に、回線側の問題と判断するのが目安です。

ランプの状態を確認したら、以下の手順で対処してみてください。難しい工具や専門知識は必要ありません。

ステップ1:配線の断線・抜けを目視確認する

まず、すべてのケーブルが正しく繋がっているかを目で確認します。引っ越し直後は荷物に紛れてケーブルが外れていることがあるため、1本ずつ丁寧に見ていきましょう。

確認する箇所は3つです。

  • 電源アダプタがONU本体とコンセントの両方にしっかり挿さっているか
  • 光コードがONUと光コンセントの両方で奥までしっかり固定されているか(カチッと手応えがある製品が多い)。ケーブルが折れ曲がったり家具に挟まれたりしていないか
  • LANケーブルがONUのUNIポートからルーター(またはパソコン)に繋がっているか

特に光コードは細くて軽いため、引っ越し時の荷解きで気づかないうちに引っ張ってしまうことがあります。コード自体に目立った損傷がないかも合わせて確認してください。

もしONUに「ホームゲートウェイ(HGW)」と書かれたシールが貼ってある場合は、ルーター機能やひかり電話機能などを備えた機器です。この場合、LANケーブルの差し込み口がUNIポートではなくLANポートになっていることがあるため、機器背面のラベルを見て正しいポートに繋いでいるか確認しましょう。

ステップ2:ONU・光コードをすべて繋ぎ直す

目視で問題が見つからなかった場合でも、一度すべての配線を外してから繋ぎ直すと改善するケースがあります。機器のリセット効果もあるため、面倒でも試してみてください。

手順は次のとおりです。

  1. ONUの電源アダプタを抜く
  2. 光コードをONU側・光コンセント側の両方から外す
  3. LANケーブルも外す
  4. 30秒ほど待つ
  5. 光コードを先に繋ぐ(両端ともまっすぐ奥までしっかり差し込む)
  6. LANケーブルを繋ぐ
  7. 最後に電源アダプタを挿す

電源を入れてから各ランプが安定するまで2〜3分かかることがあります。すぐにランプが点かなくても、少し待ってから状態を確認してください。

繋ぎ直しで解決するケースは意外と多く、接触不良やケーブルの微妙なズレが原因だった場合はこれで復旧します。

なお、光コードを外す際はコネクタのツメを押しながら引き抜いてください。無理に引っ張るとコネクタが破損し、再接続できなくなることがあります。

ステップ3:それでも解決しない場合は契約先サポートへ

ステップ2まで試しても繋がらない場合は、回線側の問題である可能性が高いです。契約している光コラボ事業者のサポート窓口に連絡しましょう。

連絡時に伝えるとスムーズな情報は次の3つです。

  • ONUの各ランプの状態(どのランプが点灯・消灯・点滅しているか)
  • 試した対処の内容(配線の確認、繋ぎ直しなど)
  • 工事完了通知の日時(メールやSMSの受信日時)

サポートに連絡する目安は、ステップ2の繋ぎ直しをしてから30分以上経っても改善しない場合です。工事完了通知が届いているのに繋がらない状態であれば、遠慮せずに連絡して問題ありません。

主な光コラボ事業者のサポート窓口は、契約時に届いたメールや書面に記載されています。電話が混み合っている場合は、チャットサポートやWebフォームからの問い合わせも検討しましょう。在宅ワークなどでインターネットが急ぎで必要な場合は、その旨を伝えると対応を優先してもらえることもあります。

サポートへ連絡した後の流れ

サポートに連絡した後、どのような流れで解決に至るのかを事前に知っておくと、見通しが立って不安を減らせます。「いつ頃使えるようになるのか」がわかるだけでも気持ちに余裕が生まれます。

連絡後は、状況に応じて次の流れで進みます。

段階内容目安の所要時間
電話対応ランプ状態のヒアリング、遠隔での切り替え確認当日(10〜30分)
遠隔復旧NTT局舎側の操作で回線を再設定当日〜翌日
訪問工事の手配遠隔で解決しない場合、作業員の訪問を手配数日〜1週間程度
訪問工事の実施作業員が自宅で設備を点検・修理・交換1〜2時間

遠隔操作で復旧する場合は、当日中にインターネットが使えるようになるケースもあります。NTT局舎内の設定ミスや切り替え漏れが原因であれば、電話中に復旧することもあります。

一方、訪問工事が必要になった場合は、混雑状況によって数日から1週間ほどかかることがあります。訪問時は契約者またはその家族の立ち会いが必要です。日時の調整ができるので、仕事の都合に合わせて希望を伝えましょう。

3月〜4月の引っ越しシーズンは訪問工事の予約が混み合うため、通常より時間がかかる可能性がある点は覚えておきましょう。

追加費用についても気になるところですが、建物内の設備老朽化や局舎側の問題が原因だった場合、NTT側の責任で修理・交換が行われるため、追加費用が発生しないケースが多いです。念のため、訪問工事の手配時に費用の有無を確認しておくと安心です。

訪問工事が入るまでの間、インターネットがまったく使えない状態が続くのは困ります。スマートフォンのテザリング機能を使えば、パソコンやタブレットを一時的にインターネットに繋ぐことができます。契約しているスマートフォンのデータ容量を確認した上で、必要最低限の用途に絞って使うとよいでしょう。

まとめ

無派遣工事後に光回線が繋がらない原因は、「ONUの電源が入っていない」「光コードの接続が甘い」「回線側の問題」の3つに集約されます。

対処の流れを整理すると、次のステップになります。

  1. ONUの電源ランプが緑に点灯しているか確認する
  2. 光コードが両端とも奥までしっかり固定されているか確認する
  3. すべての配線を外して繋ぎ直し、2〜3分待つ
  4. 改善しなければ、ランプの状態をメモしてサポートに連絡する

多くの場合、配線の再接続だけで解決します。それでも改善しない場合は、契約先のサポートに連絡すれば遠隔復旧や訪問工事で対応してもらえます。設備の問題であれば追加費用がかからないケースも多いため、費用面の不安も過度に持つ必要はありません。

繋がらないまま長時間悩むより、早めにサポートへ連絡するほうが結果的に復旧も早くなります。焦らず、この記事の手順を上から順に試してみてください。

掲載情報に関する注記

  • 掲載している料金は、特に記載がない限りすべて税込表示です(2026年6月時点)。料金・キャンペーン内容は変更される場合があります。最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。
  • 「最大速度」は技術規格上の理論値(ベストエフォート)であり、実使用時の速度を保証するものではありません。実際の速度は利用環境・時間帯・端末により変動します。
  • 「実測平均」は第三者の速度計測サイトに投稿された測定値の参考値です。あくまで目安としてご覧ください。
  • 「実質月額」は (月額料金 × 契約月数 + 初期費用 − キャッシュバック − セット割)÷ 契約月数 を基本に算出しています。割引適用条件は各サービスにより異なります。
  • 提供エリア・電波状況・建物の設備(光回線の場合は配線方式等)により、実際に利用できるサービスや速度が異なります。お申し込み前にエリア・対応状況を必ずご確認ください。

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