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フレッツ光の転用とは?工事なしで光コラボに乗り換える手順と注意点

4分で読めるかしこいネット編集部
料金・節約
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フレッツ光を使っていて「もう少し安くならないかな」と感じたことはないでしょうか。月額料金を下げたい、スマホとのセット割を使いたい、夜の速度を改善したい。こうした悩みは、「転用」という手続きで解消できる可能性があります。

しかし、いざ乗り換えようとすると疑問が出てきます。

  • 転用って何?事業者変更や新規契約と何が違うの?
  • 費用はどのくらいかかる?工事は本当に不要?
  • 手続きの流れがわからない。何から始めればいい?

本記事では、フレッツ光の転用の仕組みから具体的な手順、注意点、光コラボの選び方までをステップごとに解説します。

この記事のポイント

  • 転用はフレッツ光から光コラボへの乗り換え手続きで、原則工事不要・ネット不通期間を最小限に抑えられる
  • 転用承諾番号の取得から申し込みまで、4ステップで完了する
  • プロバイダの別途解約や違約金など、見落としやすい注意点も整理
目次

光回線の「転用」とは何か

転用とは、現在フレッツ光を利用している方が、同じNTTの光回線設備をそのまま使いながら「光コラボレーション(光コラボ)」に乗り換える手続きのことです。光コラボとは、NTT東日本・西日本の光回線を各事業者が借り受けて、自社ブランドで提供するサービスを指します。ドコモ光やソフトバンク光、ビッグローブ光などが代表的です。

転用では回線設備を変えないため、原則として新たな工事は発生しません。NTTから「転用承諾番号」を取得し、希望の光コラボ事業者に申し込むだけで切り替えが完了します。

転用・事業者変更・新規契約の違い

光回線の乗り換えには「転用」「事業者変更」「新規契約」の3種類があります。それぞれ対象となる回線や手続きが異なるため、自分がどれに該当するかを確認しましょう。

乗り換えの種類乗り換え元乗り換え先工事必要な番号
転用フレッツ光光コラボ原則不要転用承諾番号
事業者変更光コラボ別の光コラボ原則不要事業者変更承諾番号
新規契約なし・独自回線どの光回線でも可原則必要なし

転用と事業者変更はどちらも原則として工事が不要です。違いは「乗り換え元がフレッツ光かどうか」だけです。フレッツ光から光コラボへの乗り換えが転用、光コラボから別の光コラボへの乗り換えが事業者変更になります。

auひかりやNURO光などの独自回線へ乗り換える場合は、回線設備が異なるため新規契約扱いとなり、原則として工事が必要です。また、転用はNTT東日本・西日本のフレッツ光を使う光コラボへの乗り換え専用の手続きです。地域電力系の独自回線(コミュファ光・eo光・BBIQ・ピカラ光など)への乗り換えも、原則として工事が必要な新規契約となります。

転用のメリット

転用では、原則として立ち会い工事なしでフレッツ光から光コラボへ切り替えられます。申し込みから切り替えまで通常1〜2週間程度で完了し、切り替え日にインターネットが使えない期間は基本的に発生しません。新規契約の場合は工事の予約から完了まで2週間〜2か月ほどかかるため、転用は手続きの手軽さが大きな利点です。

月額料金とセット割のメリット

フレッツ光は回線契約とプロバイダの2契約が必要ですが、光コラボは一体型のため月額が安くなるケースが多くあります。

契約形態月額料金の目安(税込)
フレッツ光(マンション)+プロバイダ4,500〜5,500円程度
光コラボ(マンション)3,500〜4,500円程度
フレッツ光(戸建て)+プロバイダ6,000〜7,000円程度
光コラボ(戸建て)5,000〜5,800円程度

※料金は事業者・プランによって異なります。最新の金額は各事業者の公式サイトでご確認ください。

スマホのキャリアと同系列の光コラボを使うと、「スマホセット割」で月額が割引されます。

スマホキャリア対象の光コラボ(例)割引額の目安(税込)
ドコモドコモ光最大1,210円/月
auauスマートバリュー対象の光コラボ(UQ光など)最大1,100円/月
ソフトバンクソフトバンク光最大1,100円/月

※割引額は契約プランにより異なります。各事業者の公式サイトで条件をご確認ください。

IPv6 IPoE対応サービスとは、IPoEという新しい接続方式に対応したサービスです。従来のPPPoE方式が「夜間に渋滞する道路」だとすれば、IPoE方式は「まだ空いている新しい道路」のイメージです。IPv6 IPoEに対応した光コラボに転用することで、夜間の速度低下が改善する場合があります。

転用のデメリット・注意点

転用にはメリットが多い一方で、事前に知っておくべき注意点もあります。手続き前に確認しておきましょう。

プロバイダの別途解約が必要

転用で見落としやすいのが、旧プロバイダの解約手続きです。フレッツ光の回線契約は転用の申し込みによって自動的に解約されますが、フレッツ光と別契約していたプロバイダは自動解約されません。

解約を忘れると、光コラボのプロバイダ料金と旧プロバイダ料金の二重請求が続きます。転用完了後、速やかに旧プロバイダへ連絡して解約手続きを行いましょう。

解約前に確認しておきたい点は以下のとおりです。

  • プロバイダ発行のメールアドレスを使っている場合、解約すると使えなくなる
  • プロバイダの最低利用期間内だと解約金が発生する場合がある
  • ホームページサービスやセキュリティソフトなど、付帯サービスも終了する

タイミングによっては違約金が発生

フレッツ光の契約内容によっては、解約時に違約金が発生する場合があります。NTT東日本の「にねん割」や、NTT西日本の「光はじめ割」など、長期契約を条件に割引を受けている場合、更新月以外の解約で違約金がかかります。

2022年7月1日施行の電気通信事業法改正以降に契約した場合は、違約金の上限が月額料金1か月分相当に制限されています。違約金の有無や金額は、NTTの契約内容確認ページやカスタマーセンターで事前に確認できます。更新月まで数か月であれば、待ってから転用するのも選択肢のひとつです。

フレッツ光独自サービスが使えなくなるケース

フレッツ光で利用しているオプションサービスの一部は、転用後に引き継げない場合があります。

サービス転用後の扱い
フレッツ・テレビ転用後も継続利用可能(光コラボ事業者への確認推奨)
ひかり電話多くの光コラボで同番号を引き継いで利用可能(事業者により条件が異なる)
リモートサポート光コラボ側の類似サービスに切り替え
フレッツ・ウイルスクリア終了。光コラボ側のセキュリティサービスに切り替え
NTTのポイントサービス失効する場合がある。転用前に使い切るのがおすすめ

利用中のオプションがある場合は、転用先の光コラボで同等のサービスが提供されているか、事前に確認しておきましょう。

「フレッツ光が安くなります」「NTTの関連会社です」などと名乗る勧誘電話には注意が必要です。正規の転用手続きは、自分でNTTから転用承諾番号を取得し、希望の光コラボに申し込む流れです。

電話で承諾番号を聞かれても、安易に伝えないようにしましょう。不審な勧誘を受けた場合は、国民生活センターに相談できます。

転用の手順(ステップ別解説)

転用の手続きは大きく4つのステップに分かれます。まず、自分がフレッツ光を使っているのか確認してください。毎月の請求書を見て、請求元が「NTT東日本」または「NTT西日本」ならフレッツ光です。

「ドコモ光」「ソフトバンク光」などの事業者名が請求元であれば光コラボのため、転用ではなく「事業者変更」の手続きが必要です。

フレッツ光であることが確認できたら、以下の4ステップで完了です。

転用承諾番号をNTTから取得する

NTT東日本またはNTT西日本から「転用承諾番号」を取得します。転用承諾番号とは、英数字で構成される番号で、転用の申し込みに必要です。

取得先Web受付電話受付
NTT東日本光コラボレーション(転用)のお手続き0120-140-202(9〜17)
NTT西日本転用承諾番号のお受け取り0120-553-104(9〜17、土日祝も受付・年末年始12月29日〜1月3日を除く)

取得時に必要な情報は以下のとおりです。

  • フレッツ光のお客さまID(CAF番号またはCOP番号)
  • 契約者名
  • 利用場所の住所
  • 支払い方法(請求書・口座振替・クレジットカード)

転用承諾番号の有効期限は発行日を含めて15日間です。期限内に光コラボ事業者への申し込みが完了しないと番号が失効します。

番号を取得したら、できれば当日〜翌日中に次のステップへ進みましょう。光コラボ事業者によっては「有効期限が10日以上残っている番号」でないと受け付けない場合もあります。

光コラボ事業者に転用で申し込む

転用承諾番号が手に入ったら、希望する光コラボ事業者の公式サイトから申し込みます。申し込みフォームでは「新規契約」ではなく「転用」を選択してください。「新規契約」を選んでしまうと、工事が必要な通常の新規開通として扱われてしまいます。

申し込み時に入力する主な項目は以下のとおりです。

  • 転用承諾番号
  • 契約者情報(氏名・住所・電話番号)
  • 支払い情報(クレジットカードや口座振替)
  • オプションサービスの選択(ひかり電話・セキュリティなど)

接続設定・旧プロバイダの解約

申し込みが完了すると、切り替え日の案内が届きます。切り替え日はおおむね申し込みから1〜2週間後で、自動的に移行します。切り替え作業中に短時間の接続断が発生する場合がありますが、基本的に数分以内に復旧します。

ONU(光回線終端装置)とは、光信号をLANケーブルで扱える電気信号に変換する装置で、壁際に設置されていることが多い機器です。ONUは転用後もそのまま使えるため、交換不要です。光コラボ事業者から届いたID・パスワードをルーターの管理画面に入力するだけで設定が完了します。

インターネット接続が確認できたら、忘れずに旧プロバイダの解約手続きを行いましょう。

転用先の光コラボを選ぶポイント

転用の手続き自体はシンプルですが、「どの光コラボに転用するか」は慎重に選びたいところです。ここでは選ぶ際に重視すべきポイントを紹介します。

料金・IPv6対応・セット割で総合的に比較する

光コラボを比較するときは、月額料金だけでなく、セット割やキャッシュバックを含めた「実質的な通信費」と、IPv6 IPoE対応の有無を合わせて確認することが大切です。

比較ポイント確認すべきこと
月額料金マンション型・戸建て型それぞれの税込価格
スマホセット割自分のスマホキャリアが対象か。家族も適用されるか
キャッシュバック受取条件・申請時期・受取方法。申請を忘れると受け取れない
IPv6 IPoE対応標準対応か、オプション・別途申し込みが必要か
契約期間と違約金何年縛りか。途中解約の違約金はいくらか
初期費用転用時の事務手数料(事業者により異なる)

キャッシュバックは「契約から12か月後にメールで届く申請フォームに回答しないと受け取れない」といった条件付きのものもあります。申請を忘れると特典がゼロになるため、受取条件の確認は欠かせません。

スマホセット割が使えるなら、月額料金では割高に見えても、スマホ代を含めた通信費全体では有利になるケースがあります。家族のキャリアも含めて比較しましょう。

IPv6 IPoE対応の有無も申し込み前に確認してください。主要な光コラボの多くが標準対応していますが、一部ではオプション扱いの場合もあります。

まとめ

フレッツ光の転用は、原則として工事不要でインターネットの途切れを最小限に抑えながら光コラボへ乗り換えられる手続きです。NTTから転用承諾番号を取得し、希望の光コラボに申し込むだけで完了します。

転用後に起こりやすいトラブルは、旧プロバイダの解約忘れによる二重請求と、転用承諾番号の15日間の有効期限切れの2つです。番号を取得したら速やかに申し込み、完了後はすぐにプロバイダ解約の手続きをとりましょう。

光コラボを選ぶ際は、月額料金だけでなく、スマホキャリアとのセット割・キャッシュバックの条件・IPv6 IPoE対応の有無を合わせて比較すると、満足度の高い乗り換えにつながります。自分の利用状況やスマホキャリアに合った光コラボを選んでみてください。

参考文献

掲載情報に関する注記

  • 掲載している料金は、特に記載がない限りすべて税込表示です(2026年6月時点)。料金・キャンペーン内容は変更される場合があります。最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。
  • 「最大速度」は技術規格上の理論値(ベストエフォート)であり、実使用時の速度を保証するものではありません。実際の速度は利用環境・時間帯・端末により変動します。
  • 「実測平均」は第三者の速度計測サイトに投稿された測定値の参考値です。あくまで目安としてご覧ください。
  • 「実質月額」は (月額料金 × 契約月数 + 初期費用 − キャッシュバック − セット割)÷ 契約月数 を基本に算出しています。割引適用条件は各サービスにより異なります。
  • 提供エリア・電波状況・建物の設備(光回線の場合は配線方式等)により、実際に利用できるサービスや速度が異なります。お申し込み前にエリア・対応状況を必ずご確認ください。

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