光回線の料金比較8社一覧！安いのはどこ？

光回線は高速で安定した通信ができるのが特徴です。月額料金さえ支払えば無制限で利用できるため、家で動画視聴やオンラインゲーム、テレワークをするのに向いています。

光回線を契約する際にネックとなるのが料金です。月額料金や手数料がかかるため、契約先によっては毎月多額の支出をしなければならない可能性があります。

「できる限り料金の安い光回線を探したい」「割引やキャンペーンを使ってお得に契約したい」と考えている人もいるでしょう。

この記事では、おすすめの光回線契約先8社の料金やサービスを比較します。また、光回線を選ぶポイントや契約時の初期費用、光回線以外のネット回線サービスについても解説します。

少ない負担で快適なネット環境を構築したい人は、ぜひ参考にしてください。

光回線の料金比較一覧

戸建ての料金比較一覧

※「実質0円」は、キャンペーンが適用されたケースです。

マンション・アパートの料金比較一覧

※「実質0円」は、キャンペーンが適用されたケースです。

以下の記事では、マンションにおすすめの光回線10選を紹介しています。こちらもあわせてお読みください。

光回線の契約にかかる初期費用

契約初月のみかかる費用のため、料金負担の増加は一時的なものです。しかし、思わぬ費用がかかる場合があるため、契約前に必ず確認しておきましょう。

事務手数料

事務手数料は、契約時の事務手続きのために支払う手数料です。多くの契約先で3,300円（税込）程度の手数料がかかります。

支払うのは契約時のみのため、継続的に手数料が発生することはありません。

契約先によっては、キャッシュバックや割引で実質無料となる場合があります。契約先の割引やキャンペーンをよくチェックしておきましょう。

工事費

工事費は、光回線を提供するための光ケーブルを自宅へ引き込む工事にかかる費用です。マンション、戸建てといった住まいの形態や利用する回線によって工事費用は変わります。

すでに建物に光回線の設備が整っている場合は少ない金額で済みます。しかし、新規工事となると値段が高くなる傾向にあるため注意しましょう。

工事費も事務手数料と同様に、割引やキャンペーンを利用すれば実質無料となる場合があります。

この記事で紹介する光回線の多くは、工事費が実質無料となっているため導入しやすいです。

光回線を選ぶポイント

光回線は、以下の4つのポイントを重視して選びましょう。

それぞれのポイントをサービスごとに比較しながら、自分に合う回線を契約してください。

対応エリアをチェック

契約したい光回線の対応エリアを確認しておけば、自分が住んでいる地域が快適に利用できる場所かどうか判断できます。光回線サービスはフレッツ光の回線を借りて提供しているものが多いです。

フレッツ光はNTT東日本、NTT西日本エリアに対応しているため、国内の幅広い場所で利用できます。ただし、最大10Gbpsの高速通信プランは、対象エリアが一部地域に限定されています。

auひかりやNURO光など独自回線を用いてサービスを提供している会社と契約する場合は、自分の居住地域がサービス提供エリアに該当するか確認が必要です。

対象エリア外の人が回線を契約してもインターネットを利用できません。契約先のWebサイトでエリアを事前にチェックしておきましょう。

スマホセット割を活用

スマホとのセット契約を使えば、スマホ代が安くなりお得に光回線を契約できます。特にドコモ、au、ソフトバンクの大手キャリアやUQモバイル、ワイモバイルといったサブブランドを利用している人は、セット割りを有効活用できます。

スマホセット割を使うのであれば、ドコモとドコモ光、ワイモバイルとソフトバンク光のようにスマホと光回線のキャリアをそろえるのがおすすめです。

ただし、auやUQモバイルはauひかり以外の契約先でもauスマートバリューやUQ自宅セット割が活用できる場合があります。

以下の記事では、インターネットとスマホのセット割を比較しています。おすすめの組み合わせも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

通信速度を確認

光回線の通信速度をチェックしておけば、快適なネット環境づくりに役立てられます。光回線は安定した高速通信ができるため、スマホやホームルーターよりも通信速度が速いケースが多いです。

しかし、リアルタイム性が求められるオンラインゲームや株式のトレード、テレワークでのオンラインミーティングなどをよくする人は、より速い回線を選んでおけば長く快適に利用できます。

また、10ギガや5ギガなど最大速度の高いプランが用意されているかどうかもチェックしておくとよいです。高速プランを使う場合は対応エリアが一部地域や関東圏といったように限定されています。

また、料金も通常プランとは異なります。対応エリアや料金などほかの項目も必ずチェックして、問題なく利用できるかどうかを確かめてください。

実質料金で比較

最も安い回線を契約したいと考えている人は、キャッシュバックや割引を含めた実質料金で光回線各社を比較してみましょう。光回線の契約では事務手数料や工事費用が発生するため、初月の負担が最も大きくなります。

料金や手数料の割引で初期費用をどれだけ抑えられるかに着目すると「実際にどれだけの料金を支払うのか」が見えやすくなります。

また、解約時の違約金もチェックしておきましょう。光回線の料金は契約期間の縛りがあるプランのほうが月額料金が安いです。

一方、途中で解約してしまうと多額の違約金支払いが発生し、費用負担が大きく増えてしまう可能性があります。

月額料金の負担を減らしたい人は縛りのあるプランを選択し、転勤などで全国各地に引っ越すことの多い人は縛りのないプランを選択しておくとよいでしょう。

以下の記事では、インターネット回線の料金を徹底調査しています。安くする方法や平均相場も解説していますので、あわせてお読みください。

おすすめの安い光回線

料金が安いおすすめの光回線は以下の8つです。

ビッグローブ光は、料金の安さとスマホセット割の幅広さが特徴です。10ギガプランは通常料金が6,270円（税込）ですが、特典により1年間割引を受けられます。

マンションの場合は4,378円（税込）から、ファミリーの場合は5,478円（税込）からと、1ギガプランと同じ値段で使い始められます。

また、スマホセット割はau、UQモバイル、BIGLOBEモバイルの3つに対応しています。UQモバイルやBIGLOBEモバイルといった格安SIMを使っていれば、スマホ代をさらに安くできるためお得です。

通信費を下げながら快適なネット環境をつくりたい人に最適といえます。

【ビッグローブ光】詳細はこちら

以下の記事では、ビッグローブ光の評判を解説しています。口コミが気になる方はぜひチェックしてみてください。

ドコモ光

料金	マンション 10ギガ：5,940円（税込）〜8,250円（税込） 1ギガ：4,180円（税込）〜5,720円（税込） 戸建て 10ギガ：5,940円（税込）〜8,250円（税込） 1ギガ：5,500円（税込）〜7,590円（税込）
回線	フレッツ光
通信速度	260.0Mbps
スマホセット割	あり ・ドコモ
手数料	事務手数料：3,300円（税込） 工事費用：住まいの設備状況による
支払方法	口座振替 クレジットカード

ドコモ光は、ドコモユーザーにおすすめの光回線です。フレッツ光回線を使っているため全国のさまざまな場所で利用できます。スマホのキャリアがドコモであれば、毎月の携帯料金から最大1,100円が割り引かれます。

契約者だけでなく家族も割引対象となるため、家族全員ドコモのスマホを使っているのであれば、通信費の大幅な削減が期待できます。

工事費用は住まいの設備状況によって変わります。しかし、新規申込であれば無料で工事が可能です。また、もし他社からドコモ光へ乗り換えるのであれば、キャンペーンを使って違約金負担を減らしましょう。

キャンペーンを使うと乗り換え元の違約金のうち最大11,000円分がdポイントで還元されます。少ない負担で乗り換えられるため、家計にも優しいです。

【ドコモ光公式】詳細はこちら

以下の記事では、ドコモ光の評判を紹介しています。メリット・デメリットも解説していますので、こちらもあわせてお読みください。

auひかり

※内容は記事更新日時点の情報です。最新の情報については必ず公式サイトをご確認ください。

料金	ホーム10ギガ・5ギガ：6,160円（税込）〜 ホーム1ギガ：6,160円（税込）〜 マンション：3,740円（税込）〜6,050円（税込）
回線	KDDI
通信速度	514.81Mbps
スマホセット割	あり ・au ・UQモバイル
手数料	事務手数料： 3,300円（税込）
支払方法	口座振替 クレジットカード コンビニ払い

auひかりは、独自回線を使える貴重な光回線です。エリアも全国幅広く対応しており、フレッツ光以外の回線を利用したい人にとっては選択肢の一つに入るでしょう。

平均通信速度も1月15日時点で500Mbpsを超えており、高速通信が可能です。通信速度を重視する人におすすめといえます。セット契約でスマホ料金も安くできるため、auやUQモバイルユーザーにもおすすめです。

戸建用のプランは最安で6,160円（税込）からとわかりやすい体系ですが、マンションは建物の設備によって料金が異なります。

料金体系が複雑なため、Webサイトで自分のマンションタイプを確認するか、大家さんに光回線工事について問い合わせてみるとよいでしょう。

【auひかり】詳細はこちら

以下の記事では、auひかりの料金を解説しています。安くなる3つの方法も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

ソフトバンク光

料金	マンション10ギガプラン：6,380円（税込） マンション1ギガプラン：4,180円（税込） 戸建10ギガプラン：6,380円（税込） 戸建1ギガプラン：5,720円（税込）
回線	フレッツ光 ネクスト
通信速度	305.65Mbps
スマホセット割	あり ・ソフトバンク ・ワイモバイル
手数料	事務手数料：3,300円（税込） 工事費用：200円（税込）〜2,400円（税込） ※10ギガのみ、キャッシュバック適用時
支払方法	口座振替 クレジットカード Yahoo!ウォレット

ソフトバンク光は、マンションに住む人におすすめの光回線です。マンション1ギガプランは4,180円と安い価格で利用できます。工事費用も最大24,000円のキャッシュバックを受け取れるため、負担がわずかで済みます。

ソフトバンクやワイモバイルユーザーであればスマホ代の割引も適用可能です。ソフトバンクでは毎月1,100円、ワイモバイルは毎月最大1,650円割り引かれるため、家族全員の通信費を安くできます。

ただし、他社では工事費用や事務手数料が実質無料となるものがあるのに対し、ソフトバンク光の10ギガプランはキャッシュバックを受けてもいくらかの費用が発生します。

初期費用をあまりかけたくない人は、1ギガプランや他の光回線を検討するとよいでしょう。

【ソフトバンク光公式】詳細はこちら

以下の記事では、ソフトバンク光のおすすめ代理店を紹介しています。お得に契約したい方は、こちらもあわせてお読みください。

NURO光

出典:NURO光

料金	2ギガプラン：980円（税込）〜5,200円（税込） 10ギガプラン：980円（税込）〜5,700円（税込） 20ギガプラン：8,517円（税込） マンションプラン：2,090円（税込）〜3,630円（税込）
回線	NURO光独自回線
通信速度	609.33Mbps
スマホセット割	あり ・NURO光 ・ソフトバンク
手数料	事務手数料：3,300円（税込）
支払方法	クレジットカード 口座振替 NTT請求 ソフトバンクまとめて支払い auかんたん決済

NURO光は、独自回線が使える貴重な光回線です。平均通信速度は1月15日時点で600Mbpsを超えており、高速通信ができます。

また、料金を抑えたい人にもおすすめです。2ギガプラン、10ギガプランは選べる特典で「初年度料金980円」を選べば、1年間わずか980円（税込）で利用できます。　

このほかのキャンペーンには43,000円分のキャッシュバックやPS5実質無料特典などがあります。料金を安くしたい人は「初年度980円」か「43,000円キャッシュバック」を選ぶとよいでしょう。

ただし、20ギガプランは8,000円台とやや割高です。通信速度をどこまで重視するかで選ぶプランを決めるとよいでしょう。

【NURO光公式】詳細はこちら

以下の記事では、NURO光の口コミを紹介しています。速度が遅いときの対処法も解説していますので、こちらもあわせてお読みください。

GMOとくとくBB光

料金	マンション：4,290円（税込） ファミリー：5,390円（税込）
回線	フレッツ光
通信速度	225.44Mbps
スマホセット割	なし
手数料	事務手数料：3,300円（税込）
支払方法	クレジットカード

GMOとくとくBB光は、料金体系のわかりやすさが特徴です。マンションは4,290円（税込）、ファミリーは5,390円（税込）で価格の変動がありません。

光回線の料金は契約の縛り有無で料金が変動しがちなため、シンプルなワンプランは明快で毎月の負担が見えやすいです。

工事費用は分割払いでの支払いですが、契約中は費用分が毎月割り引かれるため、36ヵ月使えば実質無料となります。事務手数料のみの負担となり、安く利用し続けられます。

ただし、支払方法がクレジットカードにしか対応していません。口座振替が利用できないため、カードを持っていない人はカードの作成から始めなければなりません。

【GMOとくとくBB光】詳細はこちら

So-net光

料金	So-net光 minico： マンション3,400円（税込） 戸建4,500円（税込） So-net光プラス： マンション4,928円（税込） 戸建6,138円（税込） auひかり：980円（税込）〜
回線	フレッツ光 KDDI
通信速度	231.44Mbps
スマホセット割	あり ・au ・UQモバイル
手数料	契約手数料：3,500円（税込）
支払方法	口座振替 クレジットカード NTT請求 KDDI請求

So-net光は、自社のプランとauひかりのどちらかを選べるのが特徴です。So-net光 minicoはマンション住まいの人が3,400円（税込）、戸建の人も4,500円（税込）とお得な料金で利用できます。フレッツ光の回線を利用したい人は、So-net光 minicoかSo-net光プラスを契約しましょう。

auひかりを契約する場合は、特典として「70,000円のキャッシュバック」か「初年度料金980円＋工事費最大17,222円キャッシュバック」のどちらかを選べます。

毎月特典のお得さを実感したい人は、月額料金の割引がおすすめです。ボーナスのように一気に特典を受け取りたい人は、70,000円のキャッシュバックを選びましょう。

So-net光は、契約手数料が3,500円（税込）と他社よりやや高めです。初期費用を少しでも抑えたい人はほかの光回線とも料金を比較してみましょう。

▼So-net光プラス

【So-net光】詳細はこちら

▼So-net光 minico

【So-net光 minico】詳細はこちら

以下の記事では、So-net光 minicoの料金・速度を解説しています。メリット・デメリットも紹介していますので、こちらも参考にしてください。

@T COMヒカリ

料金	マンション：4,180円（税込）〜5,500円（税込） ファミリー：5,610円（税込）〜7,040円（税込） 10ギガプラン ：6,380円（税込）〜7,810円（税込）
回線	マンション・ファミリー：フレッツ光 10ギガプラン：フレッツ光クロス
通信速度	242.73Mbps
スマホセット割	あり ・au ・LIBMO
手数料	工事費用 マンション：1,100円（税込）〜16,500円（税込） ファミリー：1,100円（税込）〜19,800円（税込）
支払方法	口座振替 クレジットカード KDDI請求

@T COMヒカリは、スマホキャリアがauかLIBMOの人におすすめです。契約していればスマホ料金が毎月お得になります。

auであればauスマートバリューで毎月1,100円割引です。LIBMOはLIBMO×光セット割で毎月220円が割り引かれます。

契約時の事務手数料が無料でできるため、初期費用の負担を減らせます。基本工事費も新規申込であれば毎月の月額料金から割り引かれるため実質無料です。月額料金さえ支払えば使い始められるため、導入しやすいです。

過去に利用した人が再度申し込む場合は、工事費の負担が必要です。高くて16,500円（税込）〜19,800円（税込）程度かかるため、再契約は慎重に行いましょう。

▼通常プラン

【@T COMヒカリ】詳細はこちら

▼10ギガプラン

【@T COMヒカリ】詳細はこちら

以下の記事では、＠T COMヒカリの評判を紹介しています。口コミやメリット・デメリットが気になる方は、ぜひ参考にしてください。

光回線以外のおすすめ回線

「光回線よりも安い回線を使いたい」「光回線以外の回線も気になる」という人は、以下の2つの契約を検討してください。

どちらも光回線とは異なる特徴を持ちます。光回線以外の選択肢も比較しながら、自分にとって最適な通信環境をつくりましょう。

ホームルーター

ホームルーターは、手軽にWiFi環境をつくれるのが特徴です。端末をコンセントに差して諸設定を終えればすぐに利用できます。光回線のように工事不要で使えるため、すぐにネット環境を構築したい人におすすめです。

料金も光回線よりお手頃なケースが多く、導入しやすいのも特徴といえます。ただし、通信速度は光回線よりも遅く、エリアによっては繋がりにくい場合があります。

ホームルーターについてより詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考にしてください。

ポケット型WiFi

ポケット型WiFiは、自宅以外でも車内や屋外などさまざまな場所で利用できるのが特徴です。コンパクトなボディで持ち運びがしやすく、旅行や出張時にも活躍します。

光回線と異なり、無制限に利用できない端末もあります。データ容量が定められている場合、所定のデータ通信量を超過すると速度制限されるため、高頻度で利用する人にとっては不便といえるでしょう。

ポケット型WiFiについてより詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考にしてください。

まとめ

おすすめの光回線契約先8社の料金やサービスや光回線を選ぶポイント、契約時の初期費用、光回線以外のネット回線サービスについて解説しました。

光回線は安定した高速通信が期待でき、住まいに設置するだけで快適なネット環境をつくれます。

一方で、契約期間の縛りや初期費用といった注意点も複数存在するため、疑問点は事前に解決したうえで契約するのが望ましいです。

光回線の契約が手間だと感じる人は、工事のいらないホームルーターやポケット型WiFiを活用するとよいです。自分の重視すべきポイントに沿って、最適な回線を契約してください。

以下の記事では、自宅用インターネット回線おすすめ11選を紹介しています。回線の種類と選び方も解説していますので、こちらもあわせてお読みください。