掲載している記事は編集部が整理した参考情報です。料金・速度・キャンペーンは2026年時点のものを基準にしており、契約前には必ず各サービスの公式サイトで最新情報をご確認ください。

戸建てのテレビとネットを安くする方法|相場と費用構成の見直し方

5分で読めるかしこいネット編集部
光回線
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毎月の請求書を見て、「テレビとネットで結構かかっているな」と感じたことはありませんか。戸建てに住んでいると、テレビの視聴方法とインターネット回線の組み合わせによって、費用は大きく変わります。

  • 戸建てでテレビ+ネットの費用は、普通いくらなのかわからない
  • 乗り換えは手間がかかりそうで、なかなか動けない
  • 本当に安くなるのか、確信が持てない

本記事では、総務省のデータをもとに通信費の相場を示し、テレビの視聴方法(アンテナ・光テレビ・CATV)ごとの総額目安を比較します。さらに、乗り換え前にできる見直し方を3つの考え方に整理して解説します。

この記事のポイント

  • 戸建ての通信費の相場を総務省データで確認できる
  • アンテナ・光テレビ・CATVの総額目安を10年居住で比較
  • 乗り換えだけでなく「現契約の見直し」という選択肢もある
目次

戸建てのテレビ+ネット費用、相場はいくら?

まずは「今の支払いが高いのか普通なのか」を確認するために、世帯平均の通信費を見てみましょう。相場を知ることで、見直しが必要かどうかの判断材料になります。

総務省の家計調査から見る通信費の平均

総務省「家計調査」によると、二人以上世帯の「交通・通信」費用は月平均4万円前後です。このうち、純粋な通信関連(固定電話・携帯電話・インターネット接続料など)は月1.2〜1.5万円程度が目安となります。

ただし、この「通信費」にはスマートフォンの通信料も含まれている点に注意が必要です。スマホ代を除いた「固定回線+テレビ」だけの費用を把握している世帯は意外と少なく、「なんとなく高い気がする」という漠然とした不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。

戸建てのテレビ+ネットに限定すると、一般的な目安は以下のようになります。

項目月額目安(税込)
光回線(戸建て)5,000〜6,500円
光テレビオプション825〜1,700円
合計約5,800〜8,200円

※2026年7月時点の相場目安。各社公式サイトで最新情報を確認してください。

上記の範囲に収まっているなら、戸建ての平均的な水準といえます。「思ったより普通だった」と感じた方は、無理に乗り換えを検討する必要はありません。

一方で、月額9,000円を超えている場合は、何かしらの見直し余地がある可能性があります。次のセクションで「安い」の基準を整理してから、自分の状況に当てはめてみてください。

「安い」の基準:月額・実質月額・総額の違い

光回線の比較サイトでは「安い」の基準がバラバラで、混乱しやすいポイントです。比較する際は、次の3つの違いを理解しておくと判断しやすくなります。

比較軸意味注意点
月額料金毎月の基本料金割引やキャッシュバックを含まない表示が多い
実質月額キャッシュバック・割引を含めた実質的な月あたりコスト計算期間(2年・3年)によって金額が変わる
総額初期費用+月額×利用月数長期居住で比較するならこれが最も重要

本記事では、一つの前提として10年居住を基準にした「総額」で比較します。戸建ては長く住むことが多いため、初期費用が高くても月額が安ければ総額で得になるケースがあるからです。居住予定年数が短い場合は、ご自身の想定年数に置き換えて考えてください。

テレビの視聴方法で総額はこう変わる

戸建てのテレビ視聴方法は、大きく分けて「アンテナ」「光テレビ」「CATV」の3つです。それぞれ費用構造が異なるため、長期で見たときの総額に差が出ます。

アンテナ:初期費用型で長期居住向き

テレビアンテナとは、放送局からの電波を直接受信する設備です。屋根や外壁に設置し、地デジ・BSを視聴できます。

項目費用目安
初期費用(工事込み)3〜8万円(八木/デザインで差あり)
月額テレビ費用0円
10年間のテレビ費用総額3〜8万円

アンテナは設置後の月額費用がゼロという点が最大のメリットです。10年以上住む予定なら、光テレビより総額が安くなる可能性が高くなります。

一方、デメリットもあります。台風や大雪で電波障害が発生したり、アンテナが傾いて修理費用がかかったりするリスクがあります。また、外観にアンテナが見える点を気にする方もいます。

光テレビ:月額継続型だが天候に強い

光テレビとは、光ファイバーケーブルを通じてテレビ映像を届けるサービスです。アンテナを設置せずにテレビを視聴できます。

項目費用目安
初期費用(光回線工事含む)0〜3万円(キャンペーン適用時)
月額テレビ費用825〜1,700円(2026年7月時点)
10年間のテレビ費用総額約10〜20万円

光テレビは天候に左右されず、安定した映像で視聴できます。また、光回線と同時に契約すれば工事が1回で済み、請求もまとまるため管理が楽です。

ただし、光回線を解約するとテレビも見られなくなる点は重要な注意点です。将来、光回線を乗り換える可能性がある場合は、テレビ環境の再構築コストも考慮する必要があります。

光テレビには「RF方式(テレビ伝送型)」と「IP方式(映像配信型)」の2種類があります。詳しい仕組みと特徴については、関連記事「戸建てのテレビとネット、アンテナ・光テレビ・CATVの選び方」で解説しています。

CATV(ケーブルテレビ):地域密着型のセットプラン

CATVとは、ケーブルテレビ局が提供するテレビ・インターネット・電話のセットサービスです。J、地域ごとに事業者が異なります。

項目費用目安
初期費用0〜5万円(工事費・事務手数料)
月額費用(ネット+TV)6,000〜9,000円(2026年7月時点)
10年間の総額約72〜113万円

CATVのメリットは、テレビ・ネット・電話・電気を1社でまとめられる点です。請求が一本化され、問い合わせ先も一つになるため管理が楽です。また、地域のローカルチャンネルを視聴できる場合もあります。

一方、デメリットは月額費用が高めになりやすい点です。光回線単体と比べると、セットプランの割引を適用しても総額が高くなる傾向があります。また、提供エリアが限られているため、引っ越し先で同じサービスを継続できない可能性もあります。

CATVを検討している方は、現在の契約内容と比較して「本当にセットでお得になるのか」を確認することが大切です。

表:構成別の総額目安(10年居住の場合)

3つの構成パターンで、10年間の総額目安を比較します。光回線の費用も含めた金額です。

構成初期費用月額目安10年総額目安
アンテナ+光回線3〜8万円5,000〜6,500円約63〜86万円
光テレビ+光回線0〜3万円5,800〜8,200円約70〜101万円
CATVセット0〜5万円6,000〜9,000円約72〜113万円

※金額は2026年7月時点の目安。キャッシュバック・キャンペーンは含まず、税込表示。

10年間で見ると、アンテナ+光回線の構成が最も総額が低い傾向があります。ただし、アンテナの修理リスクや外観の好み、光テレビの安定性など、費用以外の要素も考慮して選ぶことが大切です。

選び方を詳しく知りたい方は「戸建てのテレビとネット、アンテナ・光テレビ・CATVの選び方」をご覧ください。

安くするための3つの考え方

「今の費用が相場より高い」「もっと安くしたい」と感じた方に向けて、安くするための3つのアプローチを紹介します。乗り換えだけが選択肢ではありません。

現契約の見直し:プラン変更・不要オプション解約

意外と見落としがちなのが、今の契約のまま安くする方法です。乗り換えの手間をかけずに、月額を下げられるケースがあります。

具体的には、次のような見直しポイントがあります。

  • 不要なオプションの解約: セキュリティソフト、電話オプション、追加チャンネルなど、使っていないサービスがないか確認
  • プランの変更: 通信速度を1ギガから320Mbpsに下げる、テレビのチャンネル数が少ないプランに変更するなど
  • セット割の適用漏れ確認: スマホとのセット割が適用されているか再確認

実際に、プラン変更だけで月1,000〜2,000円下がるケースもあります

例えば、CATVでテレビ・ネット・電話をセット契約している場合、以下のような見直しが考えられます。

  • 固定電話をほとんど使っていない → 電話オプションを解約(月500〜1,000円削減)
  • 専門チャンネルを見ていない → 地デジ・BSのみのプランに変更(月500〜1,500円削減)
  • 通信速度が余っている → 1ギガから320Mbpsに変更(月500〜1,000円削減)

これらを組み合わせると、乗り換えなしでも月2,000〜3,000円の削減が可能な場合があります。まずは現在の契約内容を確認し、見直せる部分がないかチェックしてみてください。

乗り換え:実質月額で比較する

現契約の見直しでは不十分な場合、他社への乗り換えを検討します。比較する際は「月額料金」ではなく「実質月額」で見ることが重要です。

実質月額の計算式

実質月額 = (初期費用 + 月額料金×利用月数 − キャッシュバック − 割引額)÷ 利用月数

キャッシュバックが高額でも、受け取り条件が複雑だったり、申請を忘れると受け取れなかったりするケースがあります。比較する際は、次の点も確認しましょう。

  • キャッシュバックの受け取り時期と条件
  • 工事費の実質無料条件(契約期間の縛りがあることが多い)
  • 解約時の違約金・撤去費用

また、現在の契約に違約金が残っている場合は、乗り換え先の「違約金負担キャンペーン」の有無も確認してください。

乗り換えで重要なのは、「2年間の実質月額」だけでなく、居住予定年数(本記事では一例として10年)を踏まえた「総額」でも比較することです。キャッシュバックや工事費無料は初回限りですが、月額料金は毎月かかり続けます。戸建ての場合、長く住むほど月額料金の差が総額に効いてきます。

例えば、キャッシュバック3万円のA社(月額6,000円)と、キャッシュバックなしのB社(月額5,000円)を10年で比較すると、以下のようになります。

項目A社B社
キャッシュバック3万円0円
月額6,000円5,000円
10年総額69万円60万円

キャッシュバックの3万円差より、月額1,000円差が10年で12万円の差になります。長期居住を前提にするなら、月額料金の安さを重視することをおすすめします。

構成の最適化:スマホセット割も含めて考える

テレビ+ネット単体ではなく、通信費全体で最適化するという発想も有効です。

スマホセット割を適用すると、家族全員分のスマホ料金が毎月割引されます。例えば、ドコモのスマホを使っている家族4人がドコモ光を契約すると、最大で月4,400円の割引になることもあります。

スマホキャリアセット割対象の光回線例割引額目安(1回線あたり)
ドコモドコモ光最大1,100円/月
auauひかり、ビッグローブ光最大1,100円/月
ソフトバンクソフトバンク光、NURO光最大1,100円/月

※2026年7月時点。割引額はプランにより異なります。詳細は各社公式サイトでご確認ください。

ただし、スマホのキャリアに合わせて光回線を選ぶことで、選択肢が狭まることもあります。格安SIMを使っている場合は、セット割にこだわらず「GMOとくとくBB光」のような単体で安い回線を選ぶ方法もあります。

「自分の条件でどれくらい安くなるのか」を具体的に知りたい方は、診断で試算できます。乗り換えが必要かどうかも含めて、約3分で確認できます。

よくある疑問:アンテナと光テレビの損益分岐は?

「アンテナと光テレビ、結局どっちが得なの?」という疑問に、費用の観点からお答えします。

損益分岐の考え方

アンテナと光テレビの損益分岐点は、次の計算式で求められます。

損益分岐年数 = アンテナ初期費用 ÷(光テレビ月額 × 12か月)

例えば、アンテナ工事費が5万円、光テレビの月額が1,000円の場合:

50,000円 ÷(1,000円 × 12か月)= 約4.2年

この場合、4年程度が損益分岐の一つの目安になります(工事費・月額・視聴プランなどの条件により前後します)。目安を超えて長く住むほど、アンテナの方が総額で安くなりやすい傾向です。

条件によって結論は変わる

ただし、以下のような条件によって結論は変わります。

  • BS/CS視聴の有無: BSパラボラアンテナの追加費用や、光テレビのチャンネルプランによって差が出る
  • アンテナの修理リスク: 台風の多い地域では修理費用を見込む必要がある
  • 光テレビの工事費無料キャンペーン: 適用されれば光テレビ側の初期費用が下がる

仕組みや特徴を詳しく比較したい方は「戸建てのテレビとネット、アンテナ・光テレビ・CATVの選び方」で解説しています。

よくある勘違い:「乗り換え=必ず安くなる」ではない

「乗り換えれば安くなる」と思いがちですが、必ずしもそうとは限りません。

乗り換えで損するケースもあります。

  • 違約金・撤去費用が高額: 解約時期によっては1〜3万円の費用が発生する
  • キャッシュバックを受け取れない: 申請を忘れたり、条件を満たせなかったりすると損になる
  • 工事費残債の一括請求: 分割払い中に解約すると残額を一括で払う必要がある

逆に、現契約のままでも安くできるケースは意外と多いです。

  • プラン変更: 速度を下げる、チャンネル数を減らすなど
  • 不要オプションの解約: 使っていないサービスの見直し
  • セット割の適用確認: スマホ割引が漏れていないかチェック

「乗り換えありき」で考えるのではなく、まずは現契約の見直しから始めることをおすすめします。

まとめ

戸建てのテレビ+ネット費用について、相場と安くする考え方を解説しました。

  • 相場: 光回線+光テレビで月5,800〜8,200円程度が目安。この範囲なら平均的な水準
  • 総額比較: 10年居住で見ると、アンテナ+光回線の構成が最も総額が低い傾向
  • 安くする方法: 乗り換えだけでなく、現契約の見直し(プラン変更・オプション解約)で月1,000〜2,000円下がるケースもある

相場を知って「まあ普通か」と納得できた方、現契約の見直しで十分な方は、無理に乗り換える必要はありません。それも正しい結論です。

一方で、「もっと安くしたい」「自分の条件でいくら下がるか知りたい」という方は、診断をお試しください。約3分で、あなたの条件に合った選択肢と費用目安を確認できます。

選び方を詳しく知りたい方は「戸建てのテレビとネット、アンテナ・光テレビ・CATVの選び方」もあわせてご覧ください。

掲載情報に関する注記

  • 掲載している料金は、特に記載がない限りすべて税込表示です(2026年6月時点)。料金・キャンペーン内容は変更される場合があります。最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。
  • 「最大速度」は技術規格上の理論値(ベストエフォート)であり、実使用時の速度を保証するものではありません。実際の速度は利用環境・時間帯・端末により変動します。
  • 「実測平均」は第三者の速度計測サイトに投稿された測定値の参考値です。あくまで目安としてご覧ください。
  • 「実質月額」は (月額料金 × 契約月数 + 初期費用 − キャッシュバック − セット割)÷ 契約月数 を基本に算出しています。割引適用条件は各サービスにより異なります。
  • 提供エリア・電波状況・建物の設備(光回線の場合は配線方式等)により、実際に利用できるサービスや速度が異なります。お申し込み前にエリア・対応状況を必ずご確認ください。

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