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新料金プラン提供開始|キャリアの端末割引で新古品の取引数増加か

UQモバイル 新料金プラン提供開始|キャリアの端末割引で新古品の取引数増加か

本記事では、中古スマホ市場で取引量の多かった端末をランキング形式でご紹介しています。

中古スマホを使って賢い消費をしたい方は、ぜひ参考にしてください。

※フリーマーケットアプリやインターネットオークション等主要4サイトの取引実績により抽出した価格情報を元に、2021年3月と2月を比較しています。

iPhone 8がランキング上位を独占

2021年3月のiPhone全体の取引数は、2月と比べて0.5%増加しました。取引量は新古品が4.7%減少、中古品が1.2%増加しています。

先月のランキングと顔ぶれはほぼ変わらず、iPhone 8、iPhone 7、iPhone SE(第2世代)の順にランクインしています。

中でもiPhone 8は11.8%、iPhone SE(第2世代)は15.0%前月より増加しており、上位1~4位までiPhone 8が独占しています。

それに対しiPhone 7は1.1%の微増で、前月からほぼ横ばいとなっています。

現在新しいスマホに買い換える時期は購入から3~4年となっており、iPhone 8の発売から約3年半経過しました。iPhone 8発売当時に購入したユーザーが機種変更で手放したことにより、取引数が増加したと推測できます。

また、iPhone 8は発売から年数が経過しているため、平均価格も徐々に下落してきています。

iPhone SE(第2世代)は7位、10位にランクインしており、取引量は15.0%増加しました。

10位に初のランクインを果たしたau版iPhone SE(第2世代)64GBは、特に新古品が増加しました。これは、auのかえとくプログラムが要因と考えられます。 auかえとくプログラムを利用することで3キャリア中最も安く、iPhone SE(第2世代)を購入できます。

また、ランキング圏外のドコモ版のiPhone SE(第2世代)64GBの新古品は、前月比61.9%増となりました。こちらもドコモの端末購入割引が変動要因と考えられます。

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Android市場は新古品の取引数が大幅に増加

2021年3月のAndroid全体の取引数は、2月と比べて4.2%増加しました。

取引量は新古品が28.2%増加、中古品が1.3%減少しています。

前月、前々月とAndroidの新古品の下降トレンドが続いていましたが、今月は大きく新古品の取引数が増加しています。これは、3月のキャリア割引キャンペーン対象端末が転売されたことが要因と考えられます。

1位のドコモ版Galaxy A21 64GBは、新古品が前月比70.4%増加しました。

Galaxy A21は、2万円で販売されたエントリーモデルで、新古品の3月平均価格は10,147円と新品価格のおおよそ半額まで下がっています。

ドコモの端末割引適用でMNPで16,500円割引、機種変更では9,900円割引されることから取引数が増加したと考えられます。

9位に新しくランクインしたドコモ版のGalaxy A51 5Gの取引数は、前月比で543.7%増加しました。

2020年11月発売のGalaxy A51 5Gは、2月19日より割引金額が増額されています。 3G回線からの乗り換えと5G WELCOME割によって、端末代70,488円が0円で購入可能です。これが新古品の取引数増加に起因していると考えられます。

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中古iPad市場の取引数は落ち着きをみせる

2021年3月のiPad全体の取引数は、2月と比べて4.0%減少しました。

緊急事態宣言が発令されていた2021年1月に取引数を大きく伸ばしたソフトバンク版のiPad Air 16GBを中心に、徐々に取引数が減少しています。

全体の取引数は落ち着いているものの、特定のモデルが企業出品による取引数増加が見られました。

1位のSIMフリー版のiPad(第5世代)32GBの取引数は490%増加しており、平均価格は下落しています。2月対比で98台増加しました。

また、2位のソフトバンク版iPad(第4世代)16GBも2333.3%増加しており、平均価格も下落。2月対比で70台増加しました。

両モデルとも企業などで使用されていたものがオークションにて大量出品され、取引数・平均価格に大きく影響を与えたと考えられます。

総評

iPhone市場では、引き続きiPhone 8、iPhone SE(第2世代)が増加し、iPhonen 7が減少すると推測します。

Android市場は、3月に提供開始された「ahamo」「povo」「LINEMO」などの新料金プランの契約獲得の1つの方法として、各キャリアでの端末割引が実施される可能性があります。各キャリアの端末割引が実施される場合、Androidの新古品取引数が継続して増える可能性があります。

iPad市場では、第2回緊急事態宣言が発令された1月に大きく取引数が増加しましたが、現在は落ち着いてきています。 また、4月21日のApple Eventにて新型iPad Pro発売が発表されました。新型iPad Proに買い替える動きが増加すれば、iPad型落ち機種の取引数が増加すると予想されます。

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公開日時 : 2021年04月28日

アナリスト 菅野 辰則 ― ライター
アナリスト 菅野 辰則 ― ライター

1983年生まれ。株式会社マーケットエンタープライズ  中古モバイル市場アナリスト
ソフトウェア開発会社にて、開発業務からスタートし、新会社設立時のWebマーケティング全般の業務を担った後、2010年にマーケットエンタープライズに入社。 当社でWebマーケティングの責任者や経営企画を担当後、現在は、メディア・プラットフォーム事業の責任者に従事する。膨大なデータの分析・管理能力を活かして、中古モバイル市場の動向を分析するアナリストも兼任する。