ポケット型WiFiをUSBでパソコンに接続する方法と必要なケーブル
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ポケット型Wi-Fiは無線接続だけでなく、USBケーブルを使ってパソコンに直接つなぐこともできます。USB接続を活用すれば、より安定した通信環境を手に入れることが可能です。
しかし、USB接続について以下のような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
- どんなUSBケーブルを用意すればいいのか分からない
- 具体的な接続手順が分からない
- 無線接続と比べてどんなメリットがあるのか知りたい
本記事では、ポケット型Wi-FiをUSBでパソコンに接続する方法を初心者向けに解説します。必要なケーブルの選び方からWindowsやMacでの設定手順、USB接続のメリット・デメリットまで詳しく紹介します。
この記事のポイント
- USB接続には「通信対応」のUSBケーブルが必要(充電専用は不可)
- 無線接続より通信が安定し、セキュリティも向上する
- USBで繋ぐと無線の同時接続台数にカウントされない
目次
ポケット型Wi-FiのUSB接続とは
ポケット型Wi-Fiは、基地局からの電波を受信してWi-Fiを飛ばす小型のルーターです。通常は無線(Wi-Fi)でスマホやパソコンをインターネットに接続しますが、USBケーブルを使った有線接続も可能です。
USB接続とは、ポケット型Wi-Fi本体とパソコンをUSBケーブルで直接つなぐ接続方法のことです。有線の電話機のようにケーブルで物理的に接続するため、無線接続よりも通信が安定しやすくなります。
USB接続の仕組みと無線接続との違い
無線接続とUSB接続の主な違いは、電波の干渉を受けるかどうかです。
無線接続の場合、ポケット型Wi-Fiが発するWi-Fiの電波は、壁や家具などの障害物や、近くにある他のWi-Fi機器の電波と干渉することがあります。この干渉によって通信速度が落ちたり、接続が不安定になったりします。
一方、USB接続ではケーブルを通じてデータをやり取りするため、周囲の電波環境に影響されません。道路に例えるなら、無線接続は他の車と混み合う一般道、USB接続は専用のトンネルを通るようなイメージです。
| 項目 | 無線接続 | USB接続 |
|---|---|---|
| 必要な機材 | なし | USBケーブル |
| 通信の安定性 | 電波干渉を受けやすい | 安定している |
| 接続の手軽さ | パスワード入力で接続 | ケーブルを挿すだけ |
| 移動しながらの利用 | 可能 | 不可(ケーブルで固定) |
USB接続に必要なもの
ポケット型Wi-FiをUSBでパソコンに接続するために必要なものは、基本的にUSBケーブル1本だけです。ただし、どんなUSBケーブルでも良いわけではありません。
まず確認すべきは、USBケーブルが「通信対応」かどうかです。USBケーブルには充電専用と通信対応(データ転送可能)の2種類があり、充電専用のケーブルではインターネット接続ができません。
ポケット型Wi-Fi購入時に付属しているケーブルは、多くの場合通信にも対応しています。付属ケーブルがない場合や紛失した場合は、「データ転送対応」と明記された製品を購入してください。
USBケーブルの種類と選び方
USBケーブルには端子の形状にいくつかの種類があります。ポケット型Wi-Fi側の端子と、パソコン側の端子を確認してから購入しましょう。
USB Type-Cとは、上下どちらの向きでも挿せる楕円形の端子です。最近のポケット型Wi-Fiの多くはこのType-Cを採用しています。
microUSBとは、台形のような形をした小さな端子です。少し古いタイプのポケット型Wi-Fiで使われています。
| 端子の種類 | 特徴 | 主な採用機種 |
|---|---|---|
| USB Type-C | 上下どちらでも挿せる | 最新のWiMAX端末など |
| microUSB | 向きがある台形の端子 | 旧型のWiMAX端末など |
パソコン側は一般的にUSB Type-A(長方形の端子)です。「USB Type-C to Type-A」や「microUSB to Type-A」と記載されたケーブルを選べば、多くのパソコンで使用できます。
ケーブル購入時のチェックポイントは以下のとおりです。
- 「データ転送対応」または「通信対応」の記載があるか
- ポケット型Wi-Fi側の端子形状(Type-CまたはmicroUSB)
- パソコン側の端子形状(多くはType-A)
- 必要な長さ(通常は1m程度で十分)
対応端末の確認ポイント
USB接続ができるかどうかは、ポケット型Wi-Fiの機種によって異なります。最近の機種はほとんどがUSB接続に対応していますが、念のため確認しておきましょう。
確認方法としては、ポケット型Wi-Fi購入時に付属している取扱説明書を確認するのが確実です。説明書に「USB接続」や「USBテザリング」といった項目があれば対応しています。
取扱説明書がない場合は、メーカーの公式サイトでマニュアルを検索できます。機種名で検索すれば、多くの場合PDFの説明書をダウンロードできます。
パソコン側については、USBポートがあれば基本的に対応しています。ただし、古いパソコンではドライバーのインストールがうまくいかないケースもまれにあります。
ポケット型Wi-FiをUSB接続する手順
USB接続の手順はシンプルです。基本的にはケーブルを挿すだけですが、初回はドライバーのインストールが必要になる場合があります。
OSによって手順が若干異なるため、WindowsとMacそれぞれの接続方法を解説します。
Windows PCへの接続手順
Windows PCへの接続は、以下の手順で行います。
- ポケット型Wi-Fiの電源を入れる
- USBケーブルをポケット型Wi-Fiに接続する
- ケーブルのもう一方をパソコンのUSBポートに挿す
- 自動でドライバーがインストールされるのを待つ
- 画面右下のネットワークアイコンが「接続済み」になれば完了
初めて接続するときは、ドライバー(機器を動かすためのソフトウェア)が自動でインストールされます。このインストールには数十秒から数分かかることがあります。
機種によっては、ポケット型Wi-Fi本体の画面で「USBテザリング」をオンにする操作が必要です。本体画面のメニューから設定項目を探してください。
ドライバーが自動インストールされない場合は、以下を試してください。
- パソコンを再起動する
- 別のUSBポートに挿し直す
- セキュリティソフトを一時的に無効にする
MacへのUSB接続手順
MacでのUSB接続も基本的な流れはWindowsと同じです。
- ポケット型Wi-Fiの電源を入れる
- USBケーブルでMacと接続する
- システム環境設定の「ネットワーク」を開く
- 左側のリストに表示された接続を選択する
- 「接続」ボタンをクリックする
Macの場合、多くの機種で追加のドライバーインストールなしで認識されます。ただし、接続が認識されない場合はメーカー公式サイトからMac用ドライバーをダウンロードする必要があります。
最近のMacBookはUSB Type-Cポートのみの機種が多いため、「USB Type-C to Type-C」ケーブルが必要になる場合があります。ポケット型Wi-Fi側もType-Cの場合は1本で対応でき、microUSBの場合は変換アダプターが別途必要です。
USB接続のメリット5選
USB接続には無線接続と比較していくつかのメリットがあります。特にテレワークやオンラインゲームなど、安定した通信が求められる場面で効果を発揮します。
通信が安定する
USB接続の最大のメリットは、通信の安定性です。
無線接続では、電子レンジや他のWi-Fi機器からの電波干渉によって速度が落ちたり、接続が途切れたりすることがあります。USB接続ではケーブルを通じて直接データをやり取りするため、このような干渉の影響を受けません。
特にWeb会議中に映像が止まったり、音声が途切れたりする問題を解決したい方におすすめです。
セキュリティが向上する
無線接続では、第三者がWi-Fiのパスワードを突破してネットワークに侵入するリスクがゼロではありません。USB接続は物理的にケーブルで繋がっている機器としか通信しないため、外部からの不正アクセスを防ぎやすくなります。
仕事で機密情報を扱う場面など、セキュリティを重視したい場合に有効です。
パスワード入力が不要
無線接続では、SSIDを選んでパスワードを入力する作業が必要です。USB接続ならケーブルを挿すだけで接続が完了するため、面倒な設定作業がありません。
初めてポケット型Wi-Fiを使う方や、機械の操作が苦手な方にとって手軽な接続方法です。
同時接続台数にカウントされない
ポケット型Wi-Fiには、同時に接続できる台数に上限があります。この台数制限は無線接続に対するものです。
USB接続は無線LANの接続台数にカウントされないため、すでに上限まで機器を接続している場合でも追加で接続できます。家族が多いご家庭や、複数のデバイスを使う方には便利な特長です。
充電しながら使える
USB接続中は、パソコンからポケット型Wi-Fiに電源が供給されます。そのため、バッテリー残量を気にせず長時間使い続けることができます。
外出先でパソコン作業をする際、ポケット型Wi-Fiの充電切れを心配する必要がなくなります。
USB接続のデメリットと注意点
USB接続にはメリットが多い一方で、いくつかのデメリットも存在します。自分の使い方に合っているかどうか確認しておきましょう。
持ち運びの自由度が下がる点が最大のデメリットです。ケーブルで繋がっているため、パソコンとポケット型Wi-Fiを一緒に移動させる必要があります。席を離れるときにはケーブルを外す手間がかかります。
USBポートを1つ占有することも覚えておいてください。USBポートの数が少ないノートパソコンでは、外付けキーボードやマウスなど他の機器を接続できなくなる可能性があります。
また、すべてのポケット型Wi-FiがUSB接続に対応しているわけではありません。古い機種や一部のレンタル端末では、USB接続機能が搭載されていない場合があります。
USB接続できない時の対処法
USBケーブルを接続してもインターネットに繋がらない場合は、以下の対処法を試してください。
ケーブルが通信対応か確認することが最初のステップです。充電専用ケーブルでは通信できないため、「データ転送対応」と明記されたケーブルに交換してください。
別のUSBポートを試すことも効果的です。パソコンのUSBポートは複数あることが多いため、別のポートに挿し替えてみてください。
端末を再起動すると改善することがあります。ポケット型Wi-Fiとパソコンの両方を一度電源オフにしてから、再度起動してみましょう。
ポケット型Wi-Fi側の設定を確認することも重要です。機種によっては本体の設定画面で「USBテザリング」や「USB通信モード」をオンにする必要があります。
それでも解決しない場合は、パソコンのセキュリティソフトがドライバーのインストールを妨げている可能性があります。一時的にセキュリティソフトを無効にして、再度接続を試してください。
まとめ
ポケット型Wi-FiのUSB接続は、通信の安定性を高めたい方やWi-Fi機能のない古いパソコンを使っている方にとって便利な接続方法です。
接続には「通信対応」のUSBケーブルが必要で、充電専用ケーブルでは使えません。ケーブルの端子形状はポケット型Wi-Fi側がUSB Type-CまたはmicroUSB、パソコン側がUSB Type-Aであることが一般的です。購入前に両方の端子を確認しておきましょう。
USB接続には通信の安定化、セキュリティ向上、パスワード入力不要、同時接続台数にカウントされない、充電しながら使えるという5つのメリットがあります。テレワークでのWeb会議や、通信速度を重視するオンラインゲームなど、安定した通信が求められる場面で活用してみてください。
自分に合ったインターネット環境を見つけたい方は、ポケット型Wi-Fi以外の選択肢も含めて検討することをおすすめします。光回線やホームルーターなど、利用シーンに応じた回線を選ぶことで、より快適なネット環境を構築できます。