Apexがラグい原因と対処法|Pingが低い時の見極め方
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再起動、有線接続、サーバー変更——ひと通り試したのにまだApexがラグい。その試行は無駄ではありません。どこまで試したかが、原因の切り分け材料になります。
Apexがラグくなる原因は、大きく分けて4パターンあります。
- サーバー混雑(アプデ直後・シーズン開幕・夜間)
- 回線の問題(夜だけラグい・他のサイトも重い)
- 設定・スペックの問題(Pingは低いのにカクつく)
- アプリ・ゲーム側の不具合
本記事では、Apex固有の対処法から回線起因かどうかの見極め方、回線を変えるべきかの判断基準まで解説します。
この記事のポイント
- Apexがラグい原因は「サーバー/回線/設定・スペック/アプリ側」の4パターン
- 「他のサイト・他のゲームも同時に重いか?」の1問で回線起因かどうかを判定できる
- Pingが低いのにラグい場合は、パケロス・jitter・上りをチェック
目次
Apexがラグい原因は4パターン
ラグの原因を特定する前に、「ラグ」と「カクつき」の違いを整理しておきましょう。敵がワープしたり、アビリティの発動が遅れたりするのは通信の遅延による「ラグ」です。一方、画面全体が止まったり動きが引っかかるのはPCやゲーム機の処理落ちによる「カクつき」です。
それぞれ対処法が異なるため、まずは自分の症状がどちらに当たるかを確認してください。
サーバー混雑(アプデ直後/夜間/シーズン開幕)
Apexのサーバーは、アップデート直後・シーズン開幕・夜間に混みやすい傾向があります。「東京サーバーがPing40msを超えているのに、台湾サーバーのほうが低い」という状況は、サーバー混雑の典型的なサインです。
サーバー混雑が原因のラグは、回線を変えても解決しません。TwitterやXで「Apex 鯖落ち」「Apex サーバー」と検索し、同じ症状のプレイヤーがいれば、復旧を待つか時間帯をずらすのが現実的な対処になります。
回線の問題(夜だけラグい/他のサイトも重い)
時間帯に関係なくラグが発生する、または他のサイトやゲームも同時に重い場合は、回線起因の可能性が高くなります。
回線起因のラグで多いのは以下のようなケースです。
- マンションの夜間混雑(同じ建物の住人が同時にネットを使う)
- 契約プランの帯域不足(最大100Mbpsの古いプラン等)
- ルーターやLANケーブルの性能限界
「他のゲームも同時に重いか?」が回線起因かどうかの判定材料になります。詳しい見極め方は後ほど解説します。
設定・スペックの問題(Pingは低いのにカクつく)
Ping値は20ms以下なのに画面がカクカクする——この場合、回線ではなくPCやゲーム機の処理落ちが原因です。
処理落ちの主な原因は以下の3つです。
- グラフィック設定が高すぎる
- バックグラウンドで他のアプリが動いている
- ストレージの空き容量が不足している
「パフォーマンス表示のFPSが安定しているか」が判定材料になります。FPSが60を下回ったり、大きく上下している場合はスペックや設定の見直しが必要です。
今すぐ試せるApex固有の4つの対処法
回線を変えるのは手間がかかります。まずは設定変更やサーバー選択など、今すぐ試せる対処から始めましょう。
サーバーを変える
Apexでは接続先のサーバー(データセンター)を手動で変更できます。
データセンターの確認・変更手順:
- Apexを起動し、タイトル画面を表示する
- 画面下部の「データセンター」を選択(PC版はTabキー、PS4/PS5版はR3ボタン)
- 一覧からPing値が低く、パケットロスが0%のサーバーを選ぶ
日本サーバーが混雑しているときは、台湾やオレゴンなど近隣のサーバーを試す価値があります。ただし、海外サーバーでは味方との言語が異なる点は覚悟しておきましょう。
Ping値の目安(本記事の参考値):
| Ping値 | 体感 |
|---|---|
| 15ms以下 | ほぼ遅延なし・理想的 |
| 30ms以下 | 快適にプレイできる |
| 50ms超 | ラグを感じやすい |
※公式に定められた基準ではなく、FPSプレイヤーの間で一般的に言われる目安です。
パフォーマンス表示の読み方(Ping/パケロス/FPS)
ラグの原因を特定するには、ゲーム内の「パフォーマンス表示」が役立ちます。
パフォーマンス表示の有効化:
- ゲーム内ロビーで「設定」を開く
- 「ゲームプレイ」タブを選択
- 「パフォーマンス表示」をオンにする
これで画面右上にリアルタイムの通信状態が表示されます。確認すべき数値は以下の3つです。
Ping: サーバーとの応答速度。低いほど良く、30ms以下が目安です。
パケロス(Packet Loss): データの欠損率。0%が理想で、1%を超えると体感でラグを感じやすくなるとされています(公式な閾値ではなく目安)。Ping値が低くてもパケロスが高いとラグの原因になります。
FPS: 画面の描画速度。60fps以下だとカクつきを感じやすくなりますが、これは回線ではなくスペックの問題です。
また、画面に表示される「ラグマーク」にも注目してください。
| マーク | 意味 | 主な原因 |
|---|---|---|
| 遅延(LATENCY) | Pingが高い | 回線またはサーバー |
| 混乱(CONGESTION) | サーバー混雑 | サーバー側 |
| パケットロス | データ欠損 | 回線またはルーター |
| 予測エラー | 通信の予測ズレ | 回線の不安定さ |
グラフィック設定を下げる・不要アプリを止める
Ping値に問題がないのにカクつく場合は、PCやゲーム機の負荷を下げることで改善する可能性があります。
PC版の対処:
- ゲーム設定でアンチエイリアスを無効化
- テクスチャストリーミング割り当てを「低」に設定
- Origin(EA app)の「Origin In-Game」を無効化
- 他のアプリケーションを終了する
- 電源オプションを「高パフォーマンス」に変更
PS4/PS5の対処:
- テーマを動画系から静止画に変更
- 他のゲームのダウンロードやアップデートを一時停止
- 本体の再起動(長時間稼働によるメモリ圧迫の解消)
Switchの対処:
- 吸気口・排気口の周りを整理して通気を確保
- 長時間プレイによる過熱を防ぐため適度に休憩を取る
有線接続・ルーター/LANケーブルの見直し
無線(Wi-Fi)から有線接続に切り替えるだけで、Ping値と通信の安定性が改善するケースは多くあります。
Wi-Fi接続は電子レンジなどの電波干渉や、壁・ドアなどの障害物の影響を受けやすい特性があります。一方、有線接続はLANケーブルで直接データをやり取りするため、通信が安定します。
有線接続しているのにラグが発生する場合は、LANケーブルの規格を確認してください。
| ケーブル規格 | 最大速度 |
|---|---|
| CAT5 | 100Mbps(光回線の性能を活かせない) |
| CAT5e | 1Gbps |
| CAT6 | 1Gbps(ノイズ耐性が高い。短距離なら10Gbps対応の場合あり) |
| CAT6A以上 | 10Gbps |
CAT5のケーブルを使っている場合は、CAT5e以上への交換を検討してください。10Gbps回線を確実に活かしたい場合は、CAT6Aへの交換がおすすめです。
また、ルーターが4〜5年以上前の機種の場合、性能の低下やWi-Fi規格の古さが原因でラグが発生していることがあります。Wi-Fi6対応のルーターへの買い替えで改善するケースもあります。
回線起因かどうかを見極める1問チェック
ここまでの対処を試しても改善しない場合、回線起因かどうかを判定しましょう。
判定の1問は「他のサイト・他のゲームも"同時に"重いか?」です。
- Yes(同時に重い) → 回線起因の可能性が高い。次のセクションへ進んでください。
- No(Apexだけ重い) → サーバー混雑・設定・アプリ側の問題の可能性が高い。前述の対処法を再度試してください。
時間帯も重要な手がかりになります。夜だけラグい場合は、マンションの夜間混雑やプロバイダの帯域不足が原因かもしれません。
「Pingが低いのにラグい」への回答
「Ping値は20ms以下なのに、なぜかラグい」——これはSERPでもよく見かける悩みですが、明確な回答がある記事は多くありません。
Pingが低いのにラグい場合、以下の3つを疑ってください。
パケロス(Packet Loss)
パケロスとは、通信データの一部がサーバーに届かない、または届くのが遅れる現象です。Pingが低くてもパケロスが1%を超えると、敵がワープしたり弾が抜けたりする体感ラグが発生しやすいとされています(公式な閾値ではなく本記事の目安です)。
パフォーマンス表示でパケロスマークが出ていないか確認してください。
jitter(ジッター)
jitterとは、Ping値の「揺れ幅」のことです。Pingの平均が10msでも、10ms→50ms→10ms→40msと上下すると体感でラグを感じます。「平均Ping」だけ見ていると気づけない問題です。
パフォーマンス表示でPing値が安定しているかを時間をかけて観察してください。
上り帯域
ゲームは下り(ダウンロード)だけでなく、上り(アップロード)も使います。自分の操作情報をサーバーに送信する際に上り帯域が必要だからです。上りが遅いとコマンド送信が遅れ、「撃ったのに当たらない」という状況になることがあります。
SPEEDTESTサイトで上り速度を測定し、10Mbps以上あるか確認してください。
それでも直らないときの出口
回線起因のラグだと判定された場合、または上記の対処をすべて試しても改善しない場合は、回線の見直しを検討するタイミングです。
ゲーミング回線・IPv6 IPoE対応プランへの乗り換え
夜間の混雑に強い回線としては、以下のような選択肢があります。
独自回線系(NURO光・auひかり等): フレッツ光の回線網を使わないため、夜間の混雑の影響を受けにくい傾向があります。
IPv6 IPoEとは、回線が混雑しやすいポイントを迂回できる接続方式です。従来から広く使われているPPPoE方式に比べて、夜間などの混雑時間帯でも速度が落ちにくいとされています。フレッツ光や光コラボでも、IPv6 IPoE対応のプロバイダに変更することで改善するケースがあります。
ゲーミング向けの回線選びについては、ゲーミング回線の選び方で詳しく解説しています。
また、ラグだけでなく回線落ちが頻発する場合は、ゲーム 回線落ち 対策も参考にしてください。
親名義・マンションで変えにくい場合
「回線が原因っぽいけど、自分では変えられない」という事情がある場合もあります。
親名義の回線の場合: ルーターやLANケーブルの交換は自分でもできます。IPv6への切り替えや回線の乗り換えは契約者である親に相談が必要です。「夜だけラグいからプロバイダを変えたい」と具体的に伝えると話が進みやすくなります。
賃貸マンションの場合: 建物に導入されている設備に依存する部分が大きいです。NTT東日本・西日本のフレッツ光・光コラボでVDSL方式(最大100Mbps)が使われている場合は、光配線方式への変更を管理会社に確認する、または戸建てプランを自分で引けるか確認する価値はあります(※VDSLはNTT系の配線方式の分類で、独自回線では方式や名称が異なる場合があります)。
回線を変えられない場合、プレイ時間をずらすのも現実的な選択肢です。夜22時〜24時の混雑時間帯を避けてプレイするだけでラグが軽減されることもあります。
「回線が原因っぽいけど自分では変えにくい」という場合は、まず今の環境で何ができるかを整理するところから始めましょう。3分の診断で、住まいと回線の条件から現実的な選択肢を絞り込めます。
まとめ
Apexのラグは回線だけが原因ではありません。サーバー混雑・回線・設定やスペック・アプリ側の不具合の4パターンがあり、それぞれ対処法が異なります。
「他のサイト・他のゲームも同時に重いか?」の1問で回線起因かどうかを判定できます。回線起因でなければ、サーバー変更やグラフィック設定の見直しで改善する可能性があります。
Pingが低いのにラグい場合は、パケロス・jitter・上り帯域をチェックしてください。これらはPingだけでは見えない問題です。
回線を変える前に、まずはApex固有の対処を試してみてください。サーバー混雑が原因なら、回線を変えても解決しません。回線起因だと判定されて初めて、乗り換えを検討するのが無駄のない順序です。
回線を変えるなら ゲーミング回線の選び方、回線落ちが頻発するなら ゲーム 回線落ち 対策 も参考にしてください。