ホームルーターを1か月無制限でレンタルする方法と料金相場
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引っ越し後の光回線開通待ちや短期出張など、1か月だけホームルーターが必要になる場面は意外と多いものです。ホームルーターは据え置き型のモバイルルーターで、コンセントに挿すだけで工事不要でWi-Fi環境を整えられます。
しかし、いざレンタルを検討すると以下のような疑問が出てきます。
- 「無制限」で使えるサービスは本当に制限なしなのか
- 1か月の料金相場はいくらか、日割りと暦月どちらで計算されるのか
- ポケット型Wi-Fiとどちらが向いているのか
本記事では、ホームルーターを1か月無制限でレンタルする方法と料金相場を解説します。据え置き型に特化した内容で、持ち運び用のポケット型Wi-Fiを探している方は「ポケット型WiFiを1か月無制限でレンタルする方法と料金相場」をご覧ください。
この記事のポイント
- 「無制限」はデータ量に上限なし、ただし短期大量通信で速度制限の可能性あり
- 1か月の料金相場は4,500円〜10,000円程度(方法により異なる)
- 2週間以内なら日単位レンタル、2週間以上なら縛りなしプラン契約がお得
目次
ホームルーターの1か月無制限レンタルとは
ホームルーターの短期レンタルとは、据え置き型のモバイルルーターを必要な期間だけ借りるサービスです。光回線のような開通工事は不要で、端末が届いたその日からWi-Fiを利用できます。
ポケット型Wi-Fi(モバイルルーター)との主な違いは、据え置き型のため同時接続台数が多く、通信が安定しやすい点にあります。自宅での在宅ワークや家族での共有利用に向いています。
| 項目 | ホームルーター(据え置き型) | ポケット型Wi-Fi |
|---|---|---|
| 設置場所 | 自宅に据え置き | 持ち運び可能 |
| 同時接続台数 | 30〜40台程度 | 10〜16台程度 |
| 下り最大速度 | 4.2Gbps(Speed Wi-Fi HOME 5G L13) | 3.5Gbps(Speed Wi-Fi DOCK 5G 01) |
| 電源 | コンセント接続 | バッテリー駆動 |
※最大速度は機種により異なります。
レンタルできるホームルーターの種類(WiMAX・ソフトバンクエアー)
日本国内でレンタルできるホームルーターは、WiMAX系とソフトバンクエアー系の2種類に限られます。
ドコモのhome 5GやRakuten Turboは、レンタル対応のサービスがほとんどありません。短期レンタルを検討する場合は、WiMAXまたはソフトバンクエアーが選択肢となります。
| 機種 | 回線 | 5G対応 | 下り最大速度 |
|---|---|---|---|
| Speed Wi-Fi HOME 5G L13 | WiMAX | 対応 | 4.2Gbps |
| Speed Wi-Fi HOME 5G L12 | WiMAX | 対応 | 2.7Gbps |
| Speed Wi-Fi HOME 5G L11 | WiMAX | 対応 | 2.7Gbps |
| Airターミナル6 | ソフトバンクエアー | 対応 | 2.7Gbps |
| Airターミナル5 | ソフトバンクエアー | 対応 | 2.1Gbps |
※最大速度は理論値です。実際の通信速度は利用環境や混雑状況により異なります。
レンタルサービスによって取り扱い機種が異なります。5G対応機種であれば通信速度は十分に速く、在宅ワークや動画視聴でストレスを感じることは少ないでしょう。
WiMAXとソフトバンクエアーの違い
WiMAXは、UQコミュニケーションズが提供する回線で、auの4G LTE・5G回線も併用できます。対応エリアが広く、地下や建物内でもつながりやすいのが特徴です。
ソフトバンクエアーは、ソフトバンクの回線を使用します。ソフトバンク・ワイモバイルのスマートフォンとセットで割引が受けられる「おうち割」が適用される場合があり、対象プランを契約中の方はお得になる可能性があります。
どちらも5G対応機種であれば、動画視聴やWeb会議など日常的な用途で十分な速度が出ます。レンタルサービスによって取り扱う回線が異なるため、希望する回線があるか確認しておくとよいでしょう。
「無制限」の実態(データ量と速度制限は別)
「無制限」と表記されるホームルーターは、月間データ量の上限がないという意味です。1か月に100GB、200GBと使っても追加料金はかかりません。
ただし、「無制限」=「速度制限がまったくない」ではありません。多くのサービスでは以下のような条件で一時的に速度が落ちる場合があります。
- 一定期間内に大量のデータ通信を行った場合
- ネットワークが混雑する時間帯(夜間など)
WiMAXの場合、以前は「3日間で15GB」といった明確な制限がありましたが、2025年現在は撤廃されています。ただし、一時的に大量の通信を行った場合は、混雑回避のため速度制御がかかる可能性があります。
実質無制限で利用でき、速度制限は原則かからないと考えてよいでしょう。日常的な利用であれば制限を意識する場面はほとんどありません。
1か月レンタルの3つの方法
ホームルーターを1か月だけ使う方法は、主に3つあります。それぞれ料金体系と向いている利用期間が異なります。
| 方法 | 1か月の費用目安(税込) | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| 日単位レンタルサービス | 9,000円〜14,000円程度 | 期間を細かく調整できる | 長期だと割高 |
| 縛りなしプラン契約 | 7,000円〜9,000円程度 | 月額料金が安い | 契約手数料がかかる |
| お試し期間の活用 | 0円〜3,000円程度 | 無料または低コストで試せる | 1回限り、条件あり |
※費用は送料・手数料を含む目安です。
日単位レンタルサービス
日単位でレンタルできるサービスは、1日あたり700円〜1,200円程度の料金設定です。30日間利用すると9,000円〜14,000円程度になります。
特徴
- 1日単位〜31日間など、細かく期間を指定できる
- 端末の受取方法が豊富(宅配、空港、コンビニ、店頭など)
- 延長も1日単位で可能
向いている人
- 利用日数が明確に決まっている
- 2週間以内の超短期利用
- 空港や店頭ですぐに受け取りたい
日単位レンタルの料金は、30日間で9,000円〜14,000円程度が相場です。これに往復送料(1,100円程度)が加わります。2週間を超える利用では、縛りなしプラン契約のほうが割安になりやすい傾向があります。
受取・返却方法の選択肢
日単位レンタルサービスでは、受取・返却方法が豊富に用意されています。
- 宅配: 自宅や勤務先に届けてもらえる。最短翌日着が多い
- 空港カウンター: 到着ロビー付近で受け取れる。出張・帰国時に便利
- コンビニ受取: 24時間受け取れる。不在がちな方向け
- 店頭受取: 即日受け取りが可能な場合あり
返却時は、ポスト投函や宅配便での返送が一般的です。返却期限を過ぎると追加料金が発生するため、余裕を持って手続きしましょう。
縛りなしプラン契約(端末レンタル型)
「契約期間の縛りなし」かつ「端末レンタル」を選べるプロバイダであれば、解約時の違約金なしで1か月だけの利用が可能です。
特徴
- 月額料金がレンタルサービスより安い場合が多い
- 端末を購入せずレンタルできるプランあり
- いつでも解約可能(違約金0円)
向いている人
- 2週間以上、1か月以上使う可能性がある
- 月額料金を重視する
- 長期になっても問題ない
縛りなしプランの月額料金は4,500円〜5,500円程度です。ただし、契約手数料(3,300円程度)が初月にかかるため、1か月の総費用は7,000円〜9,000円程度になります。
端末がレンタルではなく分割購入になっているプランもあります。その場合、1か月で解約すると端末残債の一括払いが発生するため、契約前に支払い方式を必ず確認しましょう。
縛りなしプラン契約時の確認ポイント
- 端末の扱い: レンタル(返却で終了)か、分割購入(解約時に残債発生)か
- 初月の料金計算: 日割りか、1か月分満額か
- 解約手続きの期限: 解約申請は当月内か、翌月末適用か
- 支払い方法: クレジットカードのみか、口座振替に対応しているか
これらを申込前に確認しておくと、想定外の出費を防げます。
お試し期間の活用
一部のサービスでは、契約から2週間程度を「お試し期間」として設定しており、期間内に解約すれば費用を抑えられます。
特徴
- 返送料のみ、または月額料金免除で済む場合がある
- 実際の通信品質を試せる
- 気に入ればそのまま継続も可能
向いている人
- 費用を最小限に抑えたい
- 本契約前に通信品質を確認したい
- 1サービス1回限りでも構わない
お試し期間中のデータ使用量に制限がある場合や、所定の条件を満たさないと通常料金が発生するケースもあります。申込前に適用条件をよく確認しましょう。
お試し期間で確認すべきこと
お試し期間を活用する場合は、以下の点を確認しておくと失敗を防げます。
- 期間の起算日: 申込日からか、端末発送日からか、端末到着日からか
- 解約申請の方法と期限: Web・電話・郵送など、締切日までに手続きできるか
- 返送料の負担: 利用者負担か、事業者負担か
- 解約時に発生する費用: 返送料以外にかかる費用はあるか
お試し期間は1サービスにつき1回限りのことが多いため、本命のサービスで使うのがおすすめです。
料金の見方(日割りか暦月か・往復送料)
ホームルーターのレンタル料金を比較する際は、月額料金だけでなく総費用で判断することが重要です。見落としやすいポイントを整理します。
料金の比較ポイント
ホームルーターのレンタルでは、月額料金以外に以下の費用がかかることがあります。
| 費用項目 | 目安(税込) | 備考 |
|---|---|---|
| 送料(往復) | 1,100円程度 | 片道550円×2が一般的 |
| 契約手数料 | 3,300円程度 | 縛りなしプラン契約時 |
| 端末補償オプション | 300円〜700円/月 | 紛失・故障時の弁償金免除 |
| 端末損害金 | 10,000円〜30,000円 | 紛失・破損時に発生 |
「1か月」の起算方法
「1か月」がどこからどこまでなのかは、サービスによって異なります。
- 日単位レンタル: 受取日〜返却日までの日数で計算(経過日数ベース)
- 縛りなしプラン契約: 契約開始日〜月末、または契約開始日から1か月間(サービスによる)
「○時間プラン」など時間単位の課金がある場合は、暦日ではなく購入完了からの経過時間で計算されます。「その日だけ330円」と思っていたら、翌日の昼まで有効だった、というケースもあるため注意しましょう。
延長・解約時の注意
レンタル品の返却には期限があり、期限を過ぎると追加料金が発生します。
返却期限を過ぎた場合
- 自動延長となり、追加のレンタル料金が発生する
- 期限を大幅に超えると機器損害金(10,000円〜30,000円程度)を請求される場合がある
端末を紛失・破損した場合
- 機器損害金として弁償が必要
- 端末補償オプションに加入していれば免除される場合がある
- 付属品(充電器、SIMピンなど)の紛失も弁償対象になることがある
延長したい場合
日単位レンタルサービスでは、延長手続きをすれば1日単位で延長できることが多いです。縛りなしプラン契約の場合は、そのまま継続すれば翌月も利用できます。
返却期限や延長手続きの方法は、申込時に必ず確認しておきましょう。
ホームルーターの1か月無制限レンタルが向く場面
ホームルーターの短期レンタルが最適なケースと、他の方法を検討したほうがよいケースを整理します。
向いている場面
引っ越し後の光回線開通待ち
光回線の開通工事には2週間〜1か月程度かかることが多いです。繁忙期(3〜4月)は工事の予約が取りづらく、1か月以上待つケースもあります。その間のつなぎとしてホームルーターをレンタルすれば、工事完了まで自宅でインターネットを利用できます。
ホームルーターは端末が届いたその日から利用開始できるため、光回線の開通を待たずにWeb会議や動画視聴が可能です。
短期出張・一時帰国
1〜2か月の短期出張や一時帰国では、滞在期間だけネット環境が必要です。端末を購入する必要がなく、返却するだけで済むレンタルが便利です。
モバイルルーターではなくホームルーターを選ぶ利点は、同時接続台数の多さと通信の安定性にあります。パソコン・スマートフォン・タブレットなど複数端末を接続しても、ストレスなく使えます。
リフォーム中の仮住まい
自宅のリフォーム中に仮住まいへ引っ越す場合、一時的なネット環境としてホームルーターが役立ちます。仮住まい先に光回線を新規契約するより、レンタルで済ませるほうが手続きも費用も少なく済みます。
光回線やホームルーターのお試し利用
本契約の前に「自宅で本当に快適に使えるか」を確認したい場合、お試し期間のあるサービスを利用して通信品質を試せます。建物の構造や周辺環境によって電波の入り具合は異なるため、実際に使ってみないと分からない面があります。
入院・療養中のネット環境
入院や自宅療養で一定期間ネット環境が必要になることもあります。病院によってはWi-Fiを提供していますが、容量制限がある場合や、個室でしか使えない場合があります。そのようなときにホームルーターを持ち込めば、快適にインターネットを利用できます。
※病室での電子機器の使用は、病院の規則に従ってください。
向かない場面
4か月以上の長期利用
4か月以上使うことが確定しているなら、端末購入型の長期契約プランのほうが総費用は安くなりやすいです。キャンペーンで端末代が実質無料になるケースもあります。
外出先でのインターネット利用がメイン
ホームルーターは据え置き型のため、自宅以外では使えません。外出先での利用がメインの場合は、持ち運び可能なポケット型Wi-Fiが向いています。詳しくは「ポケット型WiFiを1か月無制限でレンタルする方法と料金相場」をご覧ください。
登録住所以外での利用(ソフトバンクエアーの場合)
ソフトバンクエアーは、契約者本人の自宅住所を登録する必要があり、登録住所以外では利用できません。実家など別の場所で使いたい場合は、設置場所住所を別に登録できるサービス(ドコモhome 5Gなど)を検討する必要がありますが、これらはレンタル対応が限られます。
対応エリア外
ホームルーターはモバイル回線を使うため、対応エリア外では利用できません。契約前に必ず自宅がサービス提供エリア内かどうかを確認しましょう。
- WiMAXのエリア確認: UQ WiMAX公式サイト
- ソフトバンクエアーのエリア確認: ソフトバンク公式サイト
まとめ
ホームルーターを1か月だけ使いたいなら、日単位レンタルサービス、縛りなしプラン契約、お試し期間の3つの方法から選べます。
「無制限」と表記されるホームルーターは月間データ量の上限がなく、日常的な利用では速度制限を意識する場面はほとんどありません。ただし、一定期間内に大量の通信を行った場合は、混雑回避のため速度が一時的に落ちる可能性があります。
1か月の料金相場は、日単位レンタルで9,000円〜14,000円程度、縛りなしプラン契約で7,000円〜9,000円程度です。2週間を境に最適な方法が変わるため、利用期間を明確にしてから申し込みましょう。
料金を比較する際は、月額料金だけでなく送料・契約手数料・端末補償オプションを含めた総費用で判断することが大切です。返却期限を守り、必要に応じて端末補償に加入しておけば、トラブルを避けられます。
自分の利用期間と用途を整理して、最適な方法を選んでみてください。外出先での利用がメインの場合は、ポケット型Wi-Fiも検討してみましょう。