WiMAX 5Gギガ放題プラスSとは?料金・制限・向いている人を解説
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WiMAXの「ギガ放題」を検索すると、複数のプラン名が出てきて混乱する方は多いでしょう。
- 「ギガ放題」「ギガ放題プラス」「ギガ放題プラスS」の違いがわからない
- 3日で15GBの速度制限がまだあるのか気になる
- 実際に月額いくらかかるのか把握したい
本記事では、2026年7月時点で契約できる現行プラン「WiMAX +5G ギガ放題プラスS」の料金体系・通信仕様・向いている人を解説します。
この記事のポイント
- 旧「ギガ放題」は2022年3月に終了、現行は「ギガ放題プラスS」
- 3日15GB制限は2022年2月に撤廃済み、実質データ無制限
- 月額5,280円(税込)が基本、プロバイダ選びで実質料金が変わる
目次
WiMAX +5G ギガ放題プラスSとは
WiMAX +5G ギガ放題プラスSとは、UQコミュニケーションズが提供するWiMAXの現行プランです。5G通信に対応し、月間データ容量の制限がないことが特徴です。
従来の「ギガ放題」という名称で検索される方が多いですが、旧プランはすでに終了しています。ここでは、プラン名の変遷と現在契約できるプランの位置づけを整理します。
プラン名の変遷と現行プランの位置づけ
WiMAXのプランは以下のように変遷してきました。
| プラン名 | 提供期間 | 特徴 |
|---|---|---|
| ギガ放題 | 〜2022年3月 | WiMAX 2+対応、3日10GB制限あり |
| ギガ放題プラス | 2021年〜2023年頃 | 5G対応、3日15GB制限あり(後に撤廃) |
| ギガ放題プラスS | 2023年〜現在 | 5G SA対応、実質データ無制限 |
2026年7月時点で新規契約できるのは「ギガ放題プラスS」のみです。「ギガ放題」で検索してこの記事にたどり着いた方は、現行プランはギガ放題プラスSであると認識してください。
なお、旧プランを契約中の方は現行プランへの移行が可能です。速度制限の条件が改善されているため、乗り換えを検討する価値があります。
月額料金と割引の仕組み
ギガ放題プラスSの基本月額料金は5,280円(税込)です。この金額は2026年7月時点のUQ WiMAX公式による情報です。
UQ WiMAX公式では「WiMAX +5G割」として、契約から3か月間は月額682円が割引されます。割引適用後の料金は以下のとおりです。
| 期間 | 月額料金(税込) |
|---|---|
| 1〜3か月目 | 4,598円 |
| 4か月目以降 | 5,280円 |
ただし、UQ WiMAX以外のプロバイダ経由で契約すると、料金体系が異なります。プロバイダによっては独自の月額割引やキャッシュバックがあり、実質的な負担額が変わります。詳しくは「プロバイダ別の料金比較」で解説します。
端末代金は別途かかります。UQ WiMAXでは端末代金5,940円(税込)を一括または36回払いで支払います。プロバイダによっては端末代金が実質0円になるキャンペーンを実施している場合もあります。
ギガ放題プラスSの通信仕様
ギガ放題プラスSを検討する際、通信速度や制限の有無は重要な判断材料です。ここでは、速度制限・エリアモード・対応端末について事実ベースで整理します。
3日15GB制限は廃止された
かつてWiMAXには「3日間で15GBを超えると速度制限がかかる」というルールがありました。しかし、2022年2月1日にこの制限は撤廃されています。この情報はUQ WiMAX公式のお知らせによるものです。
現在のギガ放題プラスSでは、月間データ容量に上限はありません。動画視聴やWeb会議を日常的に使う方でも、容量を気にせず利用できます。
ただし、完全に無制限というわけではありません。以下の点には注意が必要です。
- ネットワーク全体が混雑する時間帯(夜間など)は一時的に速度が制御される場合がある
- 短時間に極端な大容量通信を行った場合、一時的に速度が抑えられることがある
実際の利用では、一般的な動画視聴やWeb会議で支障が出るケースは少ないでしょう。ただし、24時間連続で大容量ファイルをダウンロードし続けるような使い方は想定されていません。
プラスエリアモードの30GB制限
WiMAXには2つの通信モードがあります。
| モード | 使用回線 | データ容量 |
|---|---|---|
| スタンダードモード | WiMAX 2+ / au 5G | 無制限 |
| プラスエリアモード | au 4G LTE(プラチナバンド) | 月30GB |
プラスエリアモードとは、auの4G LTE回線(プラチナバンド)を使って通信するモードです。建物の奥や地下など、WiMAX電波が届きにくい場所でも通信できます。
ただし、プラスエリアモードには月30GBの上限があります。30GBを超えると、プラスエリアモードでの通信速度が最大128kbpsに制限されます。
重要なのは、スタンダードモードには影響しないという点です。プラスエリアモードで30GBを超えても、スタンダードモードは引き続き無制限で使えます。普段はスタンダードモードを使い、電波が弱い場所でのみプラスエリアモードを使う、という運用がおすすめです。
対応端末と最大速度
ギガ放題プラスSで使える端末は、モバイルルーターとホームルーターの2タイプがあります。
| 端末タイプ | 機種名 | 下り最大速度 | 用途 |
|---|---|---|---|
| モバイルルーター | Speed Wi-Fi DOCK 5G 01 | 3.5Gbps | 持ち運び・外出先 |
| ホームルーター | Speed Wi-Fi HOME 5G L13 | 4.2Gbps | 自宅据え置き |
※最大速度はUQ WiMAX公式より(2026年7月時点)
最大速度は理論値であり、実際に出る速度ではありません。5Gエリアで条件が良い場合の理論上の上限です。
5Gの対応エリアは通信会社によって異なり、エリア内でも電波状況によっては4G LTE接続になる場合があります。4G接続時の実測値は下り50〜100Mbps程度になることが一般的です。契約前にUQ WiMAX公式サイトでエリア確認を行うことをおすすめします。
なお、5Gエリア外でも4G LTEで接続できるため、「まったく使えない」というわけではありません。ただし、5G対応を期待して契約する場合は、自分の生活圏が5Gエリアに入っているか事前に確認してください。
プロバイダ別の料金比較
WiMAXは、UQ WiMAX以外にも複数のプロバイダから契約できます。どのプロバイダで契約しても、使う回線はすべてUQコミュニケーションズのWiMAX回線です。そのため、通信速度やエリアに違いはありません。
違いが出るのは、料金・キャンペーン・契約期間・サポート体制です。
実質月額で見るプロバイダ選び
プロバイダを比較する際は、月額料金だけでなく実質月額で判断することが重要です。
実質月額とは、以下の要素を含めた1か月あたりの平均負担額のことです。
- 月額料金
- 端末代金
- 契約事務手数料
- キャッシュバック(マイナス要素)
- 月額割引
たとえば、月額料金が安くても端末代金が高額だったり、キャッシュバックの受け取り条件が厳しかったりすると、総額では割高になる場合があります。
以下は、主要プロバイダの料金傾向を整理したものです(2026年7月時点の参考情報)。
| プロバイダ | 特徴 |
|---|---|
| UQ WiMAX | 契約期間縛りなし、解約金0円、実店舗サポートあり |
| GMOとくとくBB | キャッシュバック重視、ネット申し込みのみ |
| Broad WiMAX | キャッシュバック+端末代実質0円キャンペーン |
| BIGLOBE WiMAX | キャッシュバック受け取りが比較的早い |
| カシモWiMAX | 月額固定でわかりやすい料金体系 |
プロバイダ選びのポイントは以下のとおりです。
- 実質月額で比較する(月額料金だけで判断しない)
- キャッシュバックの受け取り条件と時期を確認する(申請を忘れると0円になる)
- 契約期間の縛りがあるか確認する(途中解約で違約金が発生する場合がある)
- サポート体制を重視するなら実店舗の有無も考慮する
なお、本記事では特定のプロバイダを1位として推奨することはしません。ご自身の優先事項(料金重視か、サポート重視か、受け取りの手間を減らしたいか)に合わせて選んでください。
ギガ放題プラスSが向いている人・向いていない人
ギガ放題プラスSは便利なサービスですが、すべての人に最適というわけではありません。自分の使い方に合うかどうか、以下の判断軸で確認してください。
向いている人
以下に当てはまる方は、ギガ放題プラスSが適しています。
- 工事不要ですぐに使いたい人: 端末が届けばすぐにインターネットが使えます。光回線のように開通工事を待つ必要がありません。
- 引っ越しが多い人: 端末を持っていけば引っ越し先でもそのまま使えます。光回線のように都度解約・再契約の手間がかかりません。
- 月100GB以上使う人: 動画視聴やWeb会議を日常的に行い、月間100GBを超える使い方でも容量を気にせず使えます。
- 5Gエリア内に住んでいる人: 生活圏が5Gエリアに入っていれば、高速通信のメリットを享受できます。
また、賃貸住宅で光回線の工事許可が下りない場合や、短期間だけインターネット環境が必要な場合にも適しています。
向いていない人
一方、以下に当てはまる方は別の回線を検討したほうがよいでしょう。
- 通信の安定性を最優先する人: 在宅ワークでWeb会議が途切れると困る、株取引など遅延が許されない用途がある、という場合は光回線のほうが適しています。
- オンラインゲームを重視する人: WiMAXはモバイル回線のため、光回線に比べてPing値(応答速度)が高くなりがちです。FPSや格闘ゲームなど反応速度が重要なゲームには向きません。
- 地方・山間部に住んでいる人: 対応エリアは通信会社によって異なり、地形や建物の影響で電波が届かない、または弱い場合があります。契約前に必ずエリア確認を行ってください。
- 固定電話を使いたい人: WiMAXでは固定電話サービスは利用できません。固定電話が必要な場合は光回線を検討してください。
自分がどちらに当てはまるかわからない場合は、利用シーンや優先事項を整理したうえで、診断ツールを活用するのもひとつの方法です。
まとめ
WiMAX +5G ギガ放題プラスSは、データ容量を気にせず使いたい方に適したプランです。
2022年2月に3日15GB制限が撤廃され、現在は実質データ無制限で利用できます。月額料金は5,280円(税込)が基本ですが、プロバイダによって実質月額が異なるため、比較検討が大切です。
ギガ放題プラスSは工事不要・端末到着後すぐに使えるメリットがある一方、通信の安定性やPing値を重視する方には光回線のほうが適しています。
自分に合う回線がわからない場合は、診断ツールで利用シーンに応じたおすすめ回線を確認してみてください。