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楽天モバイルとpovo 2.0を徹底比較!併用はあり?デュアルSIMの設定方法・乗り換え手順

楽天モバイルとpovoはどちらもお得にスマホを使えるので、どちらの回線を選んだらよいか迷っている人もいるでしょう。
そこで本記事では、楽天モバイルとpovoの違いを徹底比較。それぞれ、どんな人におすすめか解説します。
また、記事の最後には楽天モバイルとpovoを併用してさらにお得に活用する方法も紹介しています。
目次
【1分でわかる】楽天モバイルとpovoの違い
楽天モバイルと povoのもっとも大きな違いは、楽天モバイルがワンプランで提供されているのに対して、povoは自分にあったデータ容量をトッピングとして購入しながら使う点です。
楽天は、その月に使ったデータ容量に対して料金が決まっているため、シンプルでわかりやすい料金体系です。
一方povoは、24時間使い放題など、期間とデータ容量を幅広いトッピングの中から選べるため、柔軟に運用できます。
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楽天モバイルとpovoを比較!乗り換えにおすすめは?
楽天モバイルとpovoはどちらも費用を抑えてスマホを利用できますが、どちらがお得かは使い方によって異なります。
まずは、それぞれのプランの違いを確認しましょう。
料金プランを比較
まずは、povoと楽天モバイルの料金プランを比較します。
(税込) | povo | 楽天モバイル |
---|---|---|
0GB | 0円 | 1,078円 |
~1GB | 390円(7日間) | 1,078円 |
~3GB | 990円(30日間) | 1,078円 |
~20GB | 2,700円(30日間) | 2,178円 |
20GB〜 | 60GB:6,490円(90日間)
150GB:12,980円(180日間) データ使い放題:330円(24時間) |
無制限:3,278円 |
povoの料金プランは、基本料金無料です。高速データ通信を利用するためには、トッピングで必要な量を購入します。トッピングによって有効期限が異なる点に注意してください。
以前までは、楽天モバイルえお使うと1GBまでなら無料のため、データ通信量が少ない方は楽天モバイルを利用するのがお得でした。
毎月の使用量が1〜3GBの場合にはpovoの方がお得ですが、3GBを超える場合には楽天モバイルがおすすめです。
povoには、24時間データ使い放題で330円のトッピングがあります。基本的にはデータ通信をあまり使わないけれど、ときどき外出する際にはデータ通信量が増えるという場合には、povoの方がお得になる可能性もあります。
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楽天モバイルはエリアに注意
楽天モバイルを使用する場合、注意しなければならないのがサービスエリアです。
後の項目で詳しく解説しますが、楽天モバイルはpovoより提供されているサービスエリアが狭く、場所によっては楽天モバイル回線が使えない可能性があります。
楽天モバイル回線が使えない場所ではパートナー回線エリアで通信は可能です。しかし、パートナー回線エリアで高速通信できるのは5GBまでで、それを超えると速度が制限されます。
さらに、制限された速度で使用した分も通信量として加算され、料金に反映されます。そのため、楽天モバイルを選ぶ場合には、よく使う場所がエリア内に入っているか事前に確認しておきましょう。
オプションサービスを比較
次に、povoと楽天モバイルのオプションサービスを比較します。基本的なオプションサービスについて次の表にまとめました。
povo | 楽天モバイル | |
---|---|---|
キャリア決済 | 一部対応 | 一部対応 |
留守番電話 | 非対応 | 対応 |
キャッチホン | 非対応 | 対応 |
転送電話 | 非対応 | 対応 |
povoでは、auのキャリア決済である「auかんたん決済」のうち、通信量合算支払いと請求継続は利用できません。
しかし、au PAYカード支払い、au PAY残高支払い、WebMoney支払い、クレジットカード支払いは利用可能です。
楽天モバイルでは、GooglePlayストアでダウンロードしたゲーム内アプリでの課金や、電子マガジン、LINEコインなどの購入にはキャリア決済を利用可能。ただし、楽天モバイルの支払い方法をクレジットカードに設定しておく必要があります。
留守番電話・キャッチホン・転送電話のオプションは、povoではいずれも利用できません。しかし、楽天モバイルではいずれも利用可能です。
通話料金を比較
次に、通話料金や通話機能を比較します。次の表に、通話料金についてまとめました。
povo | 楽天モバイル | |
---|---|---|
国内通話 | 22円/30秒 | 22円/30秒
Rakuten Linkアプリを使えば無料 |
海外通話 | 国・地域別の従量課金 | 国・地域別の従量課金
Rakuten Linkアプリどうしなら無料 |
かけほうだいプラン | 5分以内の通話が何度でも550円/月
通話かけ放題 1,650円/月 |
10分以内の通話が何度でも1,100円/月 |
通常の電話アプリを使用しての通話は、楽天モバイルとpovoで料金に違いはありません。ただし、楽天モバイルではRakuten Linkアプリを使えば国内通話が無料です。
通常の電話アプリを使用するプランとして、楽天モバイルでは1回10分の国内通話が何度でもかけられるプランが月額1,100円で提供されています。
一方、povoでは1回5分以内の国内通話かけ放題のプランが月額550円、通話時間を問わずかけ放題のプランが月額1,650円で提供されています。
海外通話はどちらも国・地域別料金での従量課金制ですが、楽天モバイルの場合、Rakuten Linkどうしの通話であれば無料です。
Rakuten Linkアプリを使用した音声通話ではやや遅延が生じますが、通話に支障をきたすほどではありません。
電話の頻度が高く、通話の品質にこだわりたい方にはpovo、通話品質にこだわらない方には楽天モバイルがおすすめです。
通信速度・繋がりやすさを比較
次に、通信速度や繋がりやすさを比較します。次の表は、2022年4月13日に調査した、直近3ヵ月の通信速度の比較です。
povo | 楽天モバイル | |
---|---|---|
平均Ping値 | 59.6ms | 51.67ms |
下り平均速度 | 84.24Mbps | 54.76Mbps |
上り平均速度 | 16.46Mbps | 26.8Mbps |
出典:みんなのネット回線速度
地域によって差があることに加え、平均値であるため厳密なものではありませんが、参考にしてみてください。
povoの方が通信速度は速いものの、楽天もストレスを感じるほど速度が遅いわけではありません。
ただし、料金プランを比較する項目でも解説した通り、楽天モバイルはサービス提供エリアに注意が必要です。
povoは、auの回線を利用可能で人口カバー率は99.9%以上です。一方で、楽天モバイルの人口カバー率は96%。楽天モバイルの人口カバー率はだんだんと上がっているものの、よく使う場所で使えるかどうかの確認は必要です。
楽天回線のエリア外では、パートナー回線であるauの回線が利用可能ですが、パートナー回線で高速通信を利用可能なのは5GBまでです。
5GBを超えると通信速度が1Mbpsに制限されます。1Mbpsは、使い方によってはストレスを感じる速度です。
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端末の種類・対応端末を比較
楽天モバイルとpovoでは、セットで購入できる端末の種類や対応端末が異なります。回線契約とセットで購入できる端末を次の表にまとめました。
povo | 楽天モバイル | |
---|---|---|
iPhone | iPhone 14 Pro Max
iPhone 14 Pro iPhone 14 iPhone 13 Plus iPhone SE(第3世代) iPhone 13 Pro Max iPhone 13 Pro iPhone 13 iPhone 13 mini iPhone 12 Pro Max iPhone 12 Pro iPhone 12 iPhone 12 mini iPhone SE(第2世代) |
iPhone SE(第3世代)
iPhone 13 Pro Max iPhone 13 Pro iPhone 13 iPhone 13 mini iPhone 12 Pro Max iPhone 12 Pro iPhone 12 iPhone 12 mini iPhone SE(第2世代) |
Android | Google Pixel 6
Google Pixel 5 AQUOS wish SHG06 AQUOS sense6 SHG05 AQUOS zero6 SHG04 |
OPPO A55s 5G
OPPO Reno5 A OPPO A73 AQUOS wish AQUOS sense6 AQUOS zero6 AQUOS sense5G AQUOS sense4 lite Xperia 10 III Lite |
iPhoneは、povoと楽天モバイルでセット購入できる内容に差はありません。Androidは楽天モバイルの方が種類豊富ですが、販売されている端末が異なるため、使いたい端末が販売されているかも確認しておきましょう。
povoの端末はauのオンラインショップで、楽天モバイルの端末は楽天モバイルのオンラインショップでそれぞれ購入可能です。また、楽天モバイルは店舗での購入も可能です。
セット購入以外の端末も利用可能
上記で紹介したのは、回線契約とセットでの利用が可能な端末です。上記以外の端末でも、対応端末であればpovoや楽天モバイルを利用可能です。
povoの場合には、auオンラインショップで対応端末の購入とpovo以外のプランの申し込みを行い、その後povoの契約に切り替えれば購入できる端末の幅が増えます。また、オンラインショップでのキャンペーンを利用できる可能性もあります。
SIMフリーもしくはSIMロックが解除された動作確認端末であれば、上記以外の方法で購入したものでもpovoや楽天モバイルを利用可能です。
povoも楽天モバイルも、動作確認端末の種類は豊富です。povoの対応端末はpovoのおすすめスマホランキングをご覧ください。
楽天モバイルの対応端末は楽天モバイルのおすすめスマホランキングをご覧ください。
キャンペーンを比較
次に、povoと楽天モバイルで実施されているキャンペーンを比較します。
povo
- 新規加入で10日分データ使い放題(終了日未定)
楽天モバイル
- 他社からの乗り換えもしくは新規申し込みで最大24,000円分お得
povoはデータ使い放題、楽天モバイルは値引きやポイント還元で最大24,000円分お得になるキャンペーンを開催しています。
キャンペーンの内容は、楽天モバイルがお得です。ただし、楽天モバイルのキャンペーンは購入する端末やオプション加入の有無によって還元額や値引き額が異なるので注意してください。
povoのキャンペーンでは、申し込みと同時に指定のオプションに加入すれば、最大30日までデータ使い放題になります。
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支払い方法を比較
povoと楽天モバイル、それぞれの支払い方法を次の表にまとめました。
povo | 楽天モバイル | |
---|---|---|
支払い方法 | クレジットカード | クレジットカード デビットカード 口座振替 |
ポイントによる支払い | 不可 | 可能 |
povoはクレジットカードでのみ支払い可能。それ以外の支払い方法はありません。ポイントでの支払いもできません。
楽天モバイルでは、クレジットカードの他にデビットカードや口座振替を利用可能で、ポイントによる支払いもできます。
サポート・問い合わせ対応を比較
povoと楽天モバイルの、サポートや問い合わせの対応は次の表の通りです。
povo | 楽天モバイル | |
---|---|---|
申し込み方法 | オンライン | オンライン 店舗 |
サポート体制 | チャット | チャット 電話 店舗 |
povoの申し込みはオンラインのみであるのに対して、楽天モバイルはオンラインと店舗で申し込みが可能です。
また、問い合わせ対応はpovoがチャットのみであるのに対して、楽天モバイルはチャットの他に電話や店舗での問い合わせもできます。
サポート体制は、楽天モバイルの方が充実していると言えるでしょう。
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【結論】楽天モバイルとpovoおすすめはどっち?
povoと楽天モバイルでは、プランやサポート体制に違いがあります。どんな人におすすめか、それぞれまとめました。
楽天モバイルがおすすめな人
楽天モバイルがおすすめなのは次のような人です。
楽天モバイルがおすすめな人
- データ使用量無制限で利用したい
- お得なキャンペーンを利用したい
- 毎月のデータ使用量が3GB以上
- 通話料金を無料にしたい
- 店舗や電話でのサポートを受けたい
楽天モバイルは、3GB以上であれば、格安で利用できます。また、3GB以上利用する場合はpovoより安いので、こちらも楽天モバイルがおすすめです。
povoでは、クレジットカード以外での支払いができないため、デビットカードや口座振替での支払いを利用したい人は楽天モバイルを利用しましょう。
店舗や電話での問い合わせ受付はpovoでは行なっていないため、これらを利用したい人にも楽天モバイルがおすすめです。
また、お得なキャンペーンが多く、無制限でスマホを利用したい人は楽天モバイルが断然おすすめだと言えます。
povoがおすすめな人
povoがおすすめなのは次のような人です。
povoがおすすめな人
- 毎月のデータ使用量が1〜3GB
- 24時間の使い放題のトッピングを使いたい
- 通信速度にこだわりたい
- 通話品質にこだわりたい
- よく使う場所が楽天回線エリア外
毎月のデータ使用量が1〜3GBの場合、楽天モバイルよりもpovoの方が料金が安く済みます。また、povoには24時間の使い放題で330円のトッピングが用意されているため、遠出するときだけデータ通信量が増えるような使い方にぴったりです。
また、楽天モバイルよりpovoの方が通信速度が速く、標準の電話アプリでのかけ放題プランがあるため高い通話品質での電話料金はpovoの方がお得です。そのため、通信速度や通話品質にこだわりたい人にもpovoがおすすめです。
povoは楽天モバイルよりもサービス提供エリアが広いため、よく使う場所が楽天回線のエリア外であればpovoを選びましょう。
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楽天モバイルとpovoの併用はあり?
楽天モバイルとpovoのどちらかを選ぶのではなく、併用するのもひとつの方法です。併用するメリットや、併用した場合の月額料金について解説します。
併用するメリット
楽天モバイルとpovoを併用するメリットは、次の2つです。
楽天モバイルとpovoを併用するメリット
- トッピングの活用で格安運用が可能
- 楽天エリア外でも安定した通信を利用できる
楽天モバイルは1GBまで無料で利用できます。毎月の使用量が1GB前後の人はメインを楽天モバイルで運用し、1GBを超えてしまいそうなときだけpovoのトッピングを利用すれば、トッピング代だけで運用できます。
また、毎月3GB前後の使用量の人は、povoの3GBを30日間利用可能なトッピングを購入し、不足分は楽天モバイルを活用するのがお得です。
povoには24時間データ使い放題のプランがあるので、普段は楽天をメインにし、必要なときだけ使い放題プランを追加する方法もあります。
楽天モバイルとpovoを併用すると、楽天エリア外でも安定した通信を利用できます。
自宅では快適に楽天モバイルが使えるけれど、実家に帰るとパートナー回線に切り替わって高速データ通信の上限に達してしまうというような場合は、必要なときだけpovoを使うと便利です。
※現在は楽天モバイルの無料運用はできません
併用した場合の月額料金
楽天モバイルとpovoはどちらも通信量無料なので、持っているだけなら料金はかかりません。それぞれ、使った分だけの料金を合計したものが併用した場合の月額料金です。
例えば、上記で紹介したお得な使い方での、具体的な料金は次の通りです。
組み合わせ | 料金 |
---|---|
楽天1GB+povo1GB(7日間) | 0円+390円=390円 |
楽天1GB+povo3GB(30日間) | 0円+990円=990円 |
楽天1GB+povo使い放題(24時間) | 0円+330円=330円 |
この表を見るとわかる通り、楽天モバイルがお得な部分とpovoがお得な部分を上手に組み合わせることが、併用して安く運用するコツです。
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楽天モバイルとpovoを併用する方法
それでは、楽天モバイルとpovoを併用するにはどうすればよいのでしょうか。具体的な手順を解説します。
楽天モバイルとpovoを併用する2つの方法
楽天モバイルとpovoを併用するには大きく分けて次の2つの方法があります。
- どちらかをeSIM、どちらかを物理SIMで契約する
- 両回線ともeSIMで契約し、eSIM2つ有効にできるスマホを使う
片方がeSIM、片方が物理SIMの場合、同時に待ち受け状態にしておくことができます。つまり、楽天モバイルの電話番号、povoの電話番号どちらに電話がかかってきても通知を受け取れます。
また、povoの回線で通話をしながら楽天モバイルの回線で通話をするという使い方も可能です。ただし、2種類の回線で同時にデータ通信を利用することはできません。
eSIMを2つ使う場合は、利用するSIMを指定する必要があります。つまり、2つ同時に使用することはできません。
データ通信量や通話時間などを、それぞれの回線で厳密に管理したい場合はこちらのやり方がおすすめです。
手順1.必要なものを用意する
まずは、必要なものを用意しましょう。どちらのやり方でも、デュアルSIM対応端末が必要です。
eSIMを利用する場合には、Wi-Fi環境とQRコードを表示できる端末も必要です。パソコンやタブレットなどの端末があれば問題ありません。
手順2.楽天モバイルとpovoに申し込む
必要なものが用意できたら、楽天モバイルとpovoに申し込みをします。どちらもオンラインで申し込みが可能です。楽天モバイルは店舗での申し込みもできるので、必要であれば利用してください。
申し込みの際には、SIMの種類を間違えずに選ぶよう注意が必要です。
手順3.デュアルSIMの設定をする
申し込みが完了したら、もしくはSIMカードが届いたらデュアルSIMの設定をします。楽天モバイルの場合、eSIMの登録は「myモバイル楽天アプリ」から行います。
ログインしたら、メニューから申し込み履歴を開いて、eSIMの申し込みをした際の履歴を開きます。あとは、アプリに表示される手順に従って作業を進めてください。
povoの場合は、QRコードを表示させるための端末でpovoの公式サイトにアクセスして設定を行います。アクセスしたら、povo2.0ログインを開いて契約時に登録したメールアドレスを入力してください。
入力したメールアドレスあてに届いた認証コードを使ってログインします。「eSIMを発行する」を選んで、画面の指示通りに手続きを進めてください。
eSIMを2つ登録する場合、それぞれ別の場所にeSIMをダウンロードする必要があります。設定の途中で、eSIMをダウンロードする場所を問われますので、間違えずに選びましょう。
物理SIMを利用する場合は、SIMカードと一緒に手順を説明する用紙などが同封されているので、それを見ながら端末にSIMカードをさしてください。
これで、2つの回線が使えるようになります。使う回線を切り替える方法は端末によって異なりますが、設定アプリから「ネットワーク」や「モバイル通信」などの項目を確認すると、切り替えが可能です。
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楽天モバイルとpovo比較結果まとめ
povoと楽天モバイルの比較結果
- 楽天モバイルはエリア内であればおすすめ
- povoは通信速度や通話品質にこだわる人におすすめ
- お得を追求するなら併用も
それぞれどちらもお得な回線ですが、デュアルSIM対応端末を利用して併用するとさらにお得に利用できる可能性があります。
自分にあった回線や運用方法を選んで、賢く利用してみてください。
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公開日時 : 2023年03月13日
