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月々のスマホ携帯料金の平均金額|月額費用の抑え方やポイント

「できるだけスマホ携帯料金を抑えたい」「大手キャリアは月額料金が高いのか」などと困っていませんか。
結論から先に述べると、月額料金を抑えたい人は大手キャリアよりも格安SIMがおすすめです。
キャリアと今話題の格安SIMの月額料金は異なりますので、このページで比較検討しましょう。それだけではなく、携帯の月額料金を抑える方法や格安SIMのメリット・デメリットも紹介します。
目次
キャリアと格安SIMの月額料金の平均を比較

大手キャリアと格安SIMの月額料金は異なります。キャリアの種類、格安SIMの種類によっても違いますので、詳しく紹介します。
キャリア利用の場合の月額の平均
大手キャリアであるドコモ、au、ソフトバンクの「毎月5~7GB程度のデータ通信量プラン」と「5分かけ放題の通話オプション」の平均月額料金は次の通りです。
ドコモ | 「ギガライト」+「5分通話無料オプション」=7,535円(税込) |
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au | 「ピタットプラン 4G LTE」+「通話定額ライト2」=7,645円(税込) |
ソフトバンク | 「ミニフィットプラン+(~3GB)」+「準定額オプション」=6,358円(税込) |
キャリア平均 | 約7,179円 |
キャリア平均に端末代の支払いを含めると、もっと月額料金は高くなります。
格安SIM利用の場合の月額の平均
格安SIMでスマートフォンを利用する場合の平均月額料金は、次の通りです。
- 端末代の支払いが残っている場合:月額4,600円程度
- 端末代の支払いが終わっている場合:月額2,300円程度
このように、キャリアと比較すると大幅に月額料金を抑えられます。
ただし、格安SIMによっては電波接続が不安定になりやすかったり、通信スピードが遅かったりする可能性がありますので、注意してください。
格安SIMを検討している方は、格安SIMとキャリアの違いを参考にしてください。
男女別の平均金額
男女別でもスマホ料金の平均金額は違い、男性は5,700円程度、女性は7,500円程度です。女性の方が平均金額が高いのは、アプリの使用時間の長さが関係しています。
アプリの使用時間が長いため、課金する機会も多い、あるいは通信量をオーバーするため容量の多いプランに加入しているなど、理由は1つではありません。
もちろん、男性でも平均以上の料金を使っている人は当然いるため、男女差よりも使い方に目を向けたほうが賢明でしょう。
スマホの月額料金の平均を下げる方法
スマホを使用するなら、当然毎月料金を支払わなければなりません。
しかし、必ずしも平均、あるいはそれ以上の金額がかかるわけではなく、契約の仕方や使い方次第で料金は下げられます。
スマホの契約の方法は選択肢が多いため、どの方法が良いのか悩むことも多いでしょうが、1つ1つを見直すと大幅に料金が下げられる場合もあります。
1,000円でも料金が違うと、年間で12,000円の違いになり、長く使うほどお得になるでしょう。
スマホは契約の更新や機種変更はするものの、継続して使用することは確かなため、少しでも料金を下げて使うことが大切です。
料金プランを見直す
不要なオプションは解約し、基本料金プランを見直せば、携帯の月額料金を抑えられます。
以下の記事では、携帯料金が高いとき見直ポイント・節約法を紹介しています。こちらも併せて参考にしてみて下さい。
不要なオプションは解約する
最初に確認するのは、オプションです。利用していないオプションがあった際は、解約手続きを進めましょう。
音楽や映像などのコンテンツ系サービス、容量追加オプションなどであれば、解約してキャリアのサービス以外を使用しても問題ありません。
サポート系オプションを解約した場合、故障やトラブル発生時、自身で対応しなければなりません。
オプションのどれが必要で何を解約すればよいのかしっかりと考えてから手続きしましょう。
基本料金プランを見直す
オプションを解約するだけではなく、基本使用料、パケット定額料などの基本料金を見直すことで、大幅な節約につながります。
パケット通信をあまり利用しないのにもかかわらず、月額料金の高い大容量プランを契約している場合は、損をしてしまいます。
容量の少ないプランであれば、その分月額料金は安くなり、パケット通信をあまり利用しない人はお得です。また、通話をほとんどしないけれども、無料通話が含まれるプランを契約している場合も同様です。
このように、プラン内容をチェックして、より最適なプランに変更すれば、携帯の月額料金を抑えられるでしょう。
▼ドコモ最安プランの組み方とプランの見直し方
▼ソフトバンクおすすめの料金プランと見直し方
▼auのおすすめ料金プランと見直し方
スマホの購入方法を選ぶ
スマホ料金には、月々の通信料だけではなく、端末代金が含まれていることも多いです。端末代金は選ぶ機種はもちろん、購入方法によっても異なります。
SIMフリーの機種なら、キャリアを通さず購入できますが、キャリアの割引特典が使えないため、場合によっては割高になる可能性もあります。
また、一括と分割の支払い方法によっても、料金が変わることもあるため、契約時に確認しておくとよいでしょう。
スマホの端末代金の割引サービスは契約会社によって異なるため、セット特典も含めて利用できる割引はないか聞いておくことが大切です。
機種変更の場合は、持っているスマホを下取りに出すことで、その分の金額を月々の料金から差し引いてもらえる場合もあります。
機種の状態によって下取りの可否や金額は異なりますが、画面割れや目立つ傷もなく、普通に使えるなら問題なく下取りしてもらえるでしょう。
無料通話アプリを活用する
月々の料金で意外に使っていることが多いのが電話料金であり、これを減らすことも大切です。
キャリアの回線を使うとお金がかかるため、無料通話アプリがおすすめです。
LINEやSkypeなら何時間話しても無料で使えるため、電話利用が多い人なら、これだけでも費用を抑えられます。電話かけ放題のプランも用意されていますが、これは別途加入でお金が必要です。
電話をすべて無料通話アプリで行うなら、かけ放題のプランは不要であり、これを外すだけでも料金は抑えられます。
通常の電話に比べると電波が不安定になることもありますが、エリアによっては全く問題なく使えることも多いです。
WiFiを上手に使う
自宅でWiFiが使えるなら、家にいる間は必ず接続しておきましょう。WiFiに接続している間は、通信量がかからないため、どれだけ使っても通信制限に引っかかることはありません。
通信量をそれほど必要としないなら、データ容量の小さいプランに変更することも可能です。毎月のデータ使用量が少ないプランほど、料金は安く、これだけでも1,000~2,000円程度料金を下げられる可能性があります。
通信量を抑えるにはWiFiの活用は欠かせないため、自宅はもちろん、外出先でもWiFiがあるなら積極的に使うことが大切です。WiFiを契約している場合、月々の費用は固定のため、使わないと損をします。
また、ポケットWiFiの料金を見直すこともおすすめです。こちらの記事は安いポケットを比較しましたので、ぜひご参考ください
全く使わない場合でも、大容量の通信をした場合でもWiFiの料金は同じため、スマホの通信量を抑えて料金を節約するなら、どんどん使いましょう。
また、自宅で契約しているWiFiを全く使わない場合は料金がもったいないため、解約を検討することも大切です。
ポケットWiFiの解約方法は、こちらで解説しています。
中古のスマホを利用する
スマホの端末は中古でも購入が可能です。中古なら端末の購入金額は非常に安く、場合によっては半額程度に抑えられることもあります。
もちろん、安すぎる場合は故障や不良品の危険性もあるため注意が必要ですが、選び方さえ間違えないなら問題はありません。また、中古の端末だとキャリアでの2年縛りがないため、自由に解約ができます。
通常なら契約更新のタイミング以外での解約は高額な違約金が発生しますが、中古ならその心配がありません。料金を抑え、かつ自由に使えるため、金銭面以外のメリットも大きいでしょう。
キャンペーンを利用する
キャンペーンを利用して契約するのも、料金を下げるには大切なことです。契約会社ごとにキャンペーンの内容や打ち出す時期は違い、利用できる条件も異なります。
例えば学生限定の学割や機種変更や乗り換えだけに適用できるプランなどがあり、まずは適用条件を満たしているか確認が必要です。
キャンペーンを適用すると、通常よりもお得に契約できる場合が多いため、念入りにチェックしておきましょう。キャンペーンは期間限定で行われるのが基本ですが、終了後は別のキャンペーンが始まる場合も多いです。
キャンペーン中だからと焦って契約せずに、内容をしっかり確認して、本当にお得に使えるか吟味して選ぶことが大切です。
こちらの記事は、ソフトバンク乗り換えで高額キャッシュバックをもらう方法を紹介しています。ぜひ合わせてご参考にしてください
携帯の月額料金を大幅に節約できる格安SIM
格安SIMを利用すれば、キャリアでプランを変更したり、オプションを外したりするよりも、大幅に月額料金を節約できる可能性が高いです。
ここでは、携帯の月額料金を大幅に節約できる格安SIMの特徴や注意ポイントを紹介します。
格安SIMとスマホで月額を大幅に節約
格安SIMは、大手キャリアに回線を借りているサービスです。そのため、アンテナなどの通信設備を整える必要がなく、しかも人件費も削減できます。
だからこそ、通信費を安く設定でき、月額を大幅に節約できるでしょう。通話プラン・データ通信専用プランなど様々なプランもあるため、自分に合ったプランを選べることも特徴です。
また、料金プランが非常にシンプルであり、選びやすいことも格安SIMの特徴です。
契約後の2年縛りがなく、自分の好きなタイミングで解約しても、違約金などは発生しないでしょう。キャリアの場合、2年間の縛りがあり、契約期間外の解約は、違約金が発生してしまいます。
繋がりやすさは大手キャリアとほぼ変わらない
大手キャリアから回線を借りている格安SIMは、通信速度などのつながりやすさはほとんど変わりません。
ただし、大手キャリアから借り受けた帯域の分しか使用できないため、混雑する時間帯に利用する場合、通信速度が遅くなります。
格安SIMの会社によっては安定した通信を実現可能ですが、昼休憩時や会社帰りなどの混雑する時間帯は、避けるようにしましょう。
キャリアメールは使えないので注意
格安SIMでは、キャリアメールを利用できません。
キャリアメールとは、ドコモであれば「@docomo.ne.jp」、auは「@ezweb.ne.jp」、ソフトバンクは「@softbank.ne.jp」といったメールアドレスのことです。
格安SIMによっては、独自のメールアドレスもあります。
また、キャリアメールがなくても、Gmailなどフリーメールサービスを利用すれば、メールを使えます。
おすすめの格安SIMを紹介
料金が安く、通信速度が安定しているおすすめの格安SIMをご紹介します。
詳しくは、格安スマホはどこがいいのかおすすめを解説した記事をご覧ください。

テレビCMなどでおなじみの「UQモバイル」は、KDDIグループの格安SIMです。
auの通信回線を使っているため、通信速度がとても速く、またキャリアショップを運営しているため、安心して利用できます。
こうした特徴があるからこそ、「安定した通信速度を求めている」「直接相談したい」という人におすすめです。
UQ家族割を利用すれば毎月550円(税込)割引となり、データ容量を翌月まで繰り越せるだけではなく、SNSのデータは消費ありません。
また、キャッシュバックキャンペーンを利用すれば、お得に契約できるでしょう。
ウルトラギガMAXプランもあり、これはスマホとネットがセットになったプランで、スマホの月額基本料金から毎月減額されます。
スマホの携帯料金の平均を知って上手に抑えよう

スマホ携帯料金はキャリアだと月々7,000~9,000円程度かかることが多く、年間で考えるとかなりの出費です。
さらにスマホは長期間にわたって使用するため、10年、20年と考えると、スマホ料金だけでも膨大な金額になるでしょう。
スマホ料金は生活に必須な固定費とも言えるため、少しでも安く抑えることが大切です。料金を削減するには、まずは平均を知って、現状の金額を見直しましょう。
平均以下の場合でも、契約内容や使い方を見直すことで、さらに料金を下げられる場合はあります。工夫次第で料金は大幅に変動するため、自分に合った方法で契約して、平均よりも安い金額でスマホを使いましょう。
公開日時 : 2022年03月01日

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