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SIMフリータブレットとは?特徴と選び方|使用シーン別におすすめ機種を紹介


スマホの普及によりSIMフリーという言葉をよく耳にするようになった昨今、SIMフリーのスマートフォンについてご存知の方は多いかと思います。
しかしながら意外と知られていないのが「SIMフリータブレット」の存在です。
今回はキャリアに縛られずにインターネットの利用が可能になるSIMフリータブレットの特徴とおすすめ機種を、余すところなくご紹介していきます。
また、SIMフリータブレットを購入する際に留意すべき点や、キャリアタブレットからSIMフリータブレットへの乗り換え方法についても触れていきます。
目次
SIMフリータブレットの特徴

ひとくちにSIMフリータブレットといっても、端末によって様々な違いや特徴があります。
そもそもSIMフリータブレットとは何なのか、そして搭載されているOS別の特徴やどのような人にどのようなOSの端末がおすすめなのかを解説していきます。
SIMカードでモバイル回線使用可能になるタブレット
SIMフリータブレットとは、SIMフリースマートフォン同様「好きなSIMカードを差してモバイル回線によるインターネットが使用可能になる」タブレットのことを指します。
室内でタブレットやスマートフォン経由のインターネットを利用する場合は、WiFi完備の設備であればSIMカードは不要です。
しかし、WiFi設備のない室内や外でもタブレットやスマートフォンでインターネットを利用する場合は、モバイル回線が利用可能になるSIMカードが必要となります。
SIMフリータブレットとは大手キャリアにて契約・購入したSIMカードと違い端末にSIMロックがかかっていないため、キャリアとは無関係の好きなSIMカードを使用することができる端末です。
つまり、格安SIMとの併用によって月々の利用料金を安く抑えられる、スマートフォンでいうところの格安スマホのような立場のタブレットということになります。
格安SIMの速度・料金を比較した記事もありますので、ぜひ合わせてご覧ください。
SIMフリーについて
ドコモ・au・ソフトバンクのような大手キャリアの端末では、SIMカードが他の端末で利用できないようにSIMロックというものがかけられています。
そのため、SIMロックのかかった端末に他の会社から購入したSIMカードを入れて大手キャリアとは別の回線でモバイル回線のインターネットを利用することができませんでした。
ところが、2015年5月より総務省がSIMロックの解除を義務化したため、キャリアのタブレット端末やスマートフォン端末であってもSIMロックの解除が可能となり、他の通信会社のSIMカードも利用可能になったのです。
SIMフリーとはこのSIMロックが最初からかかっていない端末、またキャリアとの契約を解除してSIMロックも解除した端末、そしてLTE回線に対応している端末のことを指します。
格安SIMの利用で節約もできる
SIMフリー端末であれば、格安SIMの利用も可能になるため月額料金を大幅に節約することが可能になります。
昨今では月々のスマートフォンの利用料金の高さが問題視され始めていますが、スマートフォンやタブレットを含むモバイル回線のインターネットの利用料金は、格安SIMを選ぶという方法でいくらか解消が可能になってきました。
ただし、格安SIMの場合は安さだけで選んでしまうと、通信速度が遅くて後悔するという事例が後を絶ちません。
格安SIMはどこの会社もキャリアに比べたら非常に安い月額料金で利用可能ですので、格安SIM同士を比較するのであれば必ず、通信速度についても吟味・確認をしましょう。
格安SIMとタブレットをセットで使う方法をまとめていますので、気になる方はあわせてお読みくださいね。
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SIMフリータブレットのOSの種類

SIMフリータブレットは各OSの搭載された機種が用意されています。
OSの種類によってどのような人におすすめなのか、また、どのような用途におすすめなのかが異なり、世間での普及率も違ってきます。
SIMフリータブレットのおすすめの用途と普及率については、簡単にまとめると下記の表のとおりとなります。
OS | こんな人におすすめ | 普及率 |
---|---|---|
iOS | Mac愛用者・クリエイター | 中 |
Windows | 機能性重視・ビジネスで使う | 小 |
Android | 初心者・遊びで使う | 大 |
iOS
iPhoneの普及によってパソコンを利用しない層にも周知されるようになったiOSは、主にMacを愛用する人やApple製品を贔屓にしている人が利用しています。
しかしながら、iOS搭載のSIMフリータブレットはApple Storeでしか取り扱っていないため、普及率はAndroidなどに比べるとあまり高くありません。
機種がiPadしかない上に価格も高いため仕方がないと言えますが、Androidに比べるとウイルス感染のリスクがかなり低いという魅力があるため候補から外すのは非常にもったいないです。
iOSを利用するのに向いているのは主にグラフィック系のクリエイターです。
クリエイティブな場面で利用することが想定される場合は、Apple性のiPadを購入するのがおすすめです。
Windows
言わずと知れたWindows搭載のタブレットも普及しています。
Officeなどビジネスシーンで役立つソフトがあらかじめインストールされている機種が多く、さらに機能性も抜群なため仕事でタブレットを利用したい人におすすめのOSです。
ほとんどの機種にキーボードも搭載されているため、フリック入力が苦手な人にも使いやすい設計となっています。
ただし、Windows搭載のタブレットはSIMフリーに対応している機種が少ないのが難点です。
自分好みのWindows搭載のSIMフリータブレットが見付からない場合には、キャリアで購入してSIMロックを解除してから格安SIMなど好きなSIMカードを利用するという手段もあります。
Android
Android搭載のSIMフリータブレットはまず機種が豊富で、対応しているアプリの数も非常に多く、自分好みの機種を見付けられるのが最大の魅力です。
価格も高価な端末から安価な端末まで揃っているので、最初はあまり高い端末代を払いたくないという人にもおすすめできます。
まずは試しにタブレットを利用してみたいという初心者の方に向いているOSと言えるでしょう。
ひとつ気をつけたいのが、Apple製品と違ってインストールできるアプリが多いほどウイルス感染のリスクが高いという点です。
出所不明なおかしなアプリを入れなければほとんど問題はありませんが、いろいろなアプリを試したい、あるいはウイルス感染は絶対に防ぎたいという方はウイルス対策ソフトを併せて購入した方が安心して利用できます。
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LTEタイプとWiFi接続タイプを比較

タブレットで利用可能なインターネット回線にはLTEタイプとWiFi接続タイプの2種類が存在しています。
LTEタイプとWiFi接続タイプには下記の表のようなメリットとデメリットが存在するため、どのシーンでどちらの回線を接続して利用するか、またLTE回線を契約するメリットは何かを確認しましょう。
通信速度 | 安定度 | 利用制限 | |
---|---|---|---|
LTE回線 | 遅い | 大 | 有り |
WiFi接続 | 速い | 小~中 | 無し |
LTEタイプの特徴
LTEタイプの特徴は下記の通りで、外で使いやすいというメリットと、回線料金に関するデメリットを併せ持っています。

携帯用の回線を利用している
LTEとはLong Term Evolutionの略称で、携帯電話用の通信回線を指し主にスマートフォンやタブレットで利用可能なインターネット回線となります。
いわゆる「モバイル回線」といえば分かりやすいかと思います。
主に携帯電話会社が所有する基地局をアクセスポイントとして電波を飛ばしているので、WiFiのように親機などが必要ないため屋外でも利用が可能なのが特徴です。
通信速度は若干遅め
WiFiに比べると通信速度の速さは劣るため、回線の遅さにストレスを感じることも多いです。
ただし、契約している会社によって速度に差があるため、契約時点で自分のライフスタイルやネットの利用方法に合ったプランを提供している会社を選べればある程度回避可能な問題でもあります。
屋外でも電波が安定している
LTEの大きなメリットは、屋外でも電波が安定している点です。
LTEの基地局は多く設置されており、電波を飛ばす範囲も半径数100メートルから数キロメートルとかなりの広さであることから屋外でも快適に利用可能なのです。
タブレット端末を携帯して外でインターネットを使用する場合には、LTE回線は必須ともいえます。
データ通信量に制限がある
LTEの最大のデメリットと言えるのが、データ通信量に制限がある点です。
そもそもLTEは免許制で国から電波が割り当てられているため、データ通信量には上限が設けられており、上限を越えると一気に通信速度が遅くなってしまいます。
スマートフォンが普及したばかりの頃は、月末付近にWiFi環境なしでスマホを好きなように利用していたら、いきなり通信速度が遅くなってしまったという経験がある人も多かったはずです。
あらかじめ設けられていた通信容量を越えたら新たにデータ通信容量を購入する必要があるため、お金が余計にかかってしまうことがあります。
WiFi接続タイプの特徴
WiFi接続タイプの特徴は、下記の通りの特徴やメリット・デメリットが存在します。

無線LANに分類される
WiFi接続タイプは、いわゆる無線LANに分類されます。
WiFiとはWireless Fidelityの略称で、パソコン・タブレット・スマートフォン・ゲーム機器などの子機へと親機から電波を飛ばす事でインターネットの利用が可能となります。
親機がないと使えないのも特徴で、外で利用する場合にはモバイルWiFiルーターを購入・レンタルする必要があります。
通信速度は速い
WiFi接続の大きなメリットが、LTE回線に比べて通信速度が速い点です。
インターネットを利用するにあたって、ストレスなく快適な環境で利用できるかどうかは大きな問題となります。
WiFi接続ならば回線の遅さにストレスを感じネットサーフィンやネット回線を利用した作業が捗らないなどの問題に直面することは大幅に減ります。
利用制限がない
WiFi接続における最大のメリットは、なんと言っても利用制限がないこと、この一点です。
通信容量などの利用制限がないということは、インターネットの利用時間やデータの容量を気にせずに自由に利用することが可能ということです。
タブレットやスマートフォンの主な使い道が、動画視聴など容量の大きな接続に用いることであるならば、少なくとも自宅にWiFi環境が整っていることは必須事項です。
LTE回線でストリーミングの動画サイトの視聴などをしていたら、あっという間に通信容量は尽きて制限がかかってしまい、まともな画質・速度での動画視聴すらできなくなってしまうのは、もはや周知の事実です。
LTE回線のネックである通信容量という問題を完全にクリアしている点は、WiFi接続の大きな強みといえるでしょう。
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シーン別おすすめSIMフリータブレット9選

SIMフリータブレットは屋外でタブレットを活用したい人におすすめであることが、お分かりいただけたと思います。
こちらではシーン別におすすめのSIMフリータブレット端末をご紹介していきます。
ビジネスシーンでおすすめのタブレット3選
まずご紹介するのは、ビジネスシーンでおすすめの機能性の高いSIMフリータブレットです。
外回りの多い営業職の方や店舗での利用に特におすすめの機種になります。
Microsoft Surface Pro(第5世代)LTE Advanced
マイクロソフトから発売されている「Surface Pro(第5世代)LTE Advanced」はビジネス向けに開発されたSIMフリータブレットで、まるでノートパソコンのように利用することが可能な端末になります。
最大12.5時間の長時間使える大容量バッテリーも魅力で、外回りの営業で利用することを想定しても非常に使いやすいモデルとなっております。
エイスース(ASUS) Trans Book Mini T103HAF SIMフリー
「エイスース(ASUS) Trans Book Mini T103HAF SIMフリー」は、タブレットとして兼用可能なノートパソコンになりますが、性質上SIMフリータブレットと言ってしまっても問題はないでしょう。
ビジネスシーンで役立つMicrosoft Office mobileも搭載されており、会社内で作ったデータを他社へ持ち運ぶ際などに便利です。
ノートパソコンとしての性質も併せ持ちながら、キーボードカバーをつけた状態でも約870グラムという軽量設計なのも魅力のひとつで、さらに液晶ディスプレイも最大輝度400cd/m2と美しい画面を採用しているのも特徴です。
外部端子の接続もたくさんできるので、役立つシーンがたくさんあります。
HUAWEI 10型SIMフリータブレット LTEモデル AGS-L09
こちらはOSがAndroidになる比較的カジュアルなSIMフリータブレットですが、ビジネスシーンでも利用できる大画面とスペックが売りとなっています。
ビジネスシーンでも持ち歩けるシックなデザインで、Microsoft Office mobileも搭載されており仕事でも遜色なく利用可能なモデルです。
グラフィック・デザイン作成におすすめタブレット3選
こちらはグラフィックやデザイン作成など、クリエイティブなシーンで利用しやすいおすすめのSIMフリータブレットとなります。
クリエイターとして活躍している人はもちろん、個人でクリエイティブな活動をしている人にもおすすめの機種です。
iPad mini 7.9インチ 第5世代
iPadは基本的にほぼ全ての端末が、スケッチやメモがピクセルレベルの精密さで可能な、グラフィッククリエイター向けモデルとなります。
WiFi+CellularモデルなためLETの利用も可能で、外でもインターネットを快適に利用することができます。
iPad miniはコンパクトなモデルなため、持ち運びに便利なのも特徴です。
カメラ機能も充実しており、資料の撮影などでも真価を発揮すること間違いなしです。
こちらの記事では、iPad種類の違いと選び方を解説しています。iPad・Pro・Air・miniに迷う方は参考にしてみてください。
Lenovo Tab4 8 Plus LTEモデル
64GBの大容量ストレージ搭載のSIMフリータブレットで、たくさんの画像や音声を保存して持ち歩ける点がクリエイターにとって嬉しいモデル。
高画質な液晶と、臨場感のあるサウンド再生が可能な点も魅力のひとつで、作品のプレゼンテーションにも一役買ってくれそうな上質なタブレットです。
TECLAST M30 4G LTE対応タブレット
美しい映像が楽しめる高精度ディスプレイが魅力のモデルとなっています。
こちらもグラフィック作品のプレゼンテーションや、高性能カメラを使った資料撮影におすすめの端末です。
また、スタイリッシュで洗練されたデザインを採用しており、端末のデザインにもファッション性やデザイン性を求める最先端クリエイターに特におすすめです。
初めて持つのにおすすめ!操作が簡単なタブレット3選
こちらではタブレット自体初めて購入するという人におすすめな、操作が簡単なタブレットを紹介します。
価格帯も、初めての購入でもとっつきやすい安価で高性能なものを厳選しました。
Media Pad M5 lite 8
映像とサウンドにこだわりがあり、室内で動画視聴などを楽しむならこちらのモデルがおすすめ。
子供も安心して使えるキッズモード搭載で、有害なネットワークを遮断したい人にも使いやすい仕様となっています。
もちろんLTE対応なので、屋外でも利用可能です。
ALLDOCUBE IPlay 7T 6.98インチ タブレット
最初のタブレットは安価で手に入れたいという人におすすめなモデルはこちら。
Android9.0との組み合わせによりゲームや動画の読み込み速度が非常に速くなっており、マルチタスクの処理もなめらかなのが特徴です。
画面は6.98インチと小さめだが、高精細画像を楽しめる美しい液晶画面を採用しているのも魅力です。
HUAWEI T3 8 8.0インチ SIMフリー タブレットLTEモデル
こちらのモデルもキッズモード搭載で、お子様がいるご家庭でも安心して使えるモデルとなっています。
薄く、軽く、使いやすいメタルボディを採用しており、タブレット初心者だけどデザイン性にもこだわりたいという人にはこちらのモデルがおすすめ。
マルチタスク画面も利用可能で、一度にふたつのアプリを起動して同時に使用することも可能なため、慣れてきたらビジネスの手助け役として利用することも可能です。
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キャリアで契約しているタブレットを格安SIMで利用するには

先述した通り、キャリアで契約しているタブレットもSIMロックを解除すれば格安SIMにそのまま乗り換えが可能となります。
キャリアタブレットを格安SIMへ移行する手順について解説します。
端末購入より101日目以降
まず、タブレットをキャリアから格安SIMへ乗り換えるタイミングは端末購入より101日以降となります。
これは端末購入代金の支払いが分割払いの場合に限りますが、分割払いで端末を購入した場合はSIMロック解除が購入から101日以降でないとできない仕組になっているからです。
ちなみに、端末購入が一括払いだった場合は即日SIMロックの解除が可能となります。
キャリア解約から100日以内にSIMロックを解除
次に格安SIMへの契約のし直しですが、キャリア解約から100日以内にSIMロックを解除する必要があります。
キャリアとの契約を解除してから100日以上経過してしまうと、SIMロックの解除ができなくなってしまうので注意が必要です。
キャリアとの契約解除から100日以内にはSIMロックを解除し、格安SIMとの新規契約を進めましょう。
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失敗しないためにタブレット購入前に確認しておこう

スマホやパソコンでもありがちな「買ってみたら使い勝手が違って少し後悔した」ということが、タブレットでも起こりがちです。
SIMフリータブレット購入で失敗しないために、購入前に確認すべきことをまとめました。
タブレットが安価で手に入りやすくなっているとはいえ、やはり大きな買い物であることに変わりはありませんし、せっかく購入したタブレットが思った通りの商品じゃなくてがっかりした、なんてことにならないため、事前に必ず確認しましょう。
SIMフリーに対応しているか
一番注意したいのが、SIMフリーに対応しているかどうかです。
タブレットの中にはLTE非対応でSIMフリータブレットとして利用できない端末が多く存在するので、ここで買い間違えをしてしまわないよう、LTE対応との記載があるかを必ず確認しましょう。
ネット通販で購入する場合は、LTE対応の記載があるかどうかを調べれば間違いないのですが、どうしても不安な場合は店頭まで行ってショップ店員の説明を受けながら購入するのがおすすめです。
WiFi対応の端末が多い中、LTE対応のSIMフリー端末は数が少ないため、ひとりで見付けるのは若干困難かもしれません。
迷ったら店舗で購入してしまうのがよいでしょう。
ストレージ容量とその他付属を確認
次に確認したいのが、ストレージ容量とその他液晶などの装備です。
ストレージ容量はファイルやアプリを保存できる容量のことを指しますが、例えば32GBのタブレットを購入したとなると、写真を多く保存する人にとっては容量が足りなく感じられます。
おすすめのストレージ容量は64GB以上ですので、こちらも要確認です。
また、メモリ容量が大きいほどアプリの動作やマルチタスクの際の動きがなめらかになるため、Windowsならば4GB以上、Androidなら2GB以上のメモリを搭載している端末がおすすめです。
ちなみに、iOSはメモリ容量が公表されていないため、iPadを購入する際はメモリ容量によって端末を選ぶことはできませんので注意しましょう。
タブレット選びで最も気になるのが、液晶画面の美しさです。
画面の美しさや臨場感は画面の解像度が大きいほど増し、低いほど劣化していきます。
解像度については用途によっておすすめの解像度が変わってきますが、基本的にきれいな画面にこだわりがあるなら解像度の高い機種を選ぶのがおすすめです。
ネット検索やSNSをメインに活用するなら1280×800程度あれば充分ですが、写真や動画などの利用が主で高画質な画面を楽しみたいなら1920×1200以上のものがよいでしょう。
写真・動画メイン | SNS・ネットメイン | |
---|---|---|
ストレージ容量 | 64GB以上 | 32GB程度 |
メモリ容量 | OSによる | OSによる |
解像度 | 1920×1200以上 | 1280×800 |
用途に合ったOSを使おう
用途に合ったOSを選ぶことも重要なポイントです。
- 仕事で使うならば機能性の高いWindows
- クリエイティブなことに使うならクリエイターに愛用者の多いiOS
- 様々なアプリで遊びたいならインストール可能なアプリが最も多いAndroid
以上のような選び方もおすすめです。
特にAndroidは使いやすさやカスタマイズのしやすさに定評があるため、タブレット初心者に向いているとも言えます。
ライフスタイルに合った大きさを選ぶ
実は、ライフスタイルや目的に合ったインチ数の端末を選ぶことも重要になってきます。
- 電車などで利用することが多いならば7~9インチの小型
- 小さい文字が苦手で文字を拡大表示して使いたいなら9~11インチ
- 写真や動画を楽しみたいなら11インチ以上の大画面
以上のような端末の選び方がおすすめとなります。
電車で利用することが多いのにやたら大きなタブレットを買ってしまうと、邪魔になって後悔する可能性も高くなります。
端末の大きさについても、自身のライフスタイルやタブレットの用途を考えて吟味して選ぶとよいでしょう。
防水機能はついているか
タブレットを使用するのが屋外や水場の場合は、防水機能がついているかも選ぶポイントになります。
浴室などで湯船に浸かりながら使うことがあるなら、防水等級5以上の防水機能は必須となります。
また、キッチンなどで使うならばある程度防水性のある端末を選ぶか、防水機能がなくても防水性のあるカバーを利用するなどの工夫が必要です。
外で使うことが多い場合でも、突然雨が降ってきたときのことを考えて防水機能付きのタブレットを選ぶのがおすすめです。
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外でタブレットを利用するならSIMフリータブレットがおすすめ

WiFi環境の整った室内でタブレットを利用するならばSIMカードは不要ですが、そもそもタブレットはパソコンと違って持ち運び可能なところが大きな利点のひとつです。
外でタブレットを利用するならば、月々の利用料金が家計を圧迫する大手キャリアのものよりも、格安SIMを契約して利用するのがよいです。
SIMロックの解除は個人でも可能ですが意外と難しく手間もかかるため、キャリアで購入したロックありの端末よりもSIMフリータブレットを購入するのが断然おすすめです。
タブレット購入を検討されている方は、一度格安でインターネット契約が可能なSIMフリータブレットを試してみませんか。
公開日時 : 2020年11月14日
