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povoのメリット・デメリットと評判を解説!キャリアメール・家族割は使える?


auの新料金ブランド「povo」は、今までになかった料金プランを提供することで、大きな注目を集めています。
月額料金の安さや各種手数料がかからない点など魅力的なプランですが、契約する際にはいくつか注意点があります。
本記事では、povoのメリット・デメリットや注意点、povoに関する質問をまとめました。契約を考えている方は、ぜひ最後までお読みください。
povo4つのメリットを解説
はじめに、povoのメリットについて解説します。デジタルネイティブ世代がターゲットのpovoは、どのようなメリットがあるのでしょうか。
メリット1.料金が安い
格安スマホにしようと思ったけど、踏みとどまってpovo先行エントリー🤟
— 育休(ランナー)のやなぎ~ (@workwork_boy) March 8, 2021
安いぜ。。
povoで提供するプランは、月額料金2,728円(税込)でデータ容量が20GBのプランです。auの場合、大容量プランを選択すると月々7,000円ほどかかるので、かなりお得な料金プランといえます。
また、格安SIMの料金プランと比較しても、povoの方が安くサービスが充実しているため、月額料金を安く抑えたい方はpovoの契約を検討しているようです。
メリット2.通信品質が高い
格安スマホにしたいけど、まだキャリアに縛られてる民&速度大切民なので、povoに乗り換え予定……。サブスクしてるからもろもろ入れて、ちょっと安くなる予定。
— 猫好き@かたい (@nz_claris) March 11, 2021
povoはauの高品質な通信回線を利用できるため、スマホ代を節約したけど通信速度も妥協したくないという方におすすめです。
povoなら通勤時間帯やランチタイムなど、回線が混みやすい時間帯でもストレスなくネット通信ができます。これまでauや他キャリアの回線を利用していた方でも、十分に満足できます。
格安SIMの通信速度に不安を感じている方は、キャリアの安定した回線を使えるpovoを契約してみてはいかがでしょうか。
メリット3.データ使い放題が1日単位で付けられる
povoのトッピングはおもしろい。
— 大輔@フリーランス1年生 (@my9note) March 6, 2021
200円で「データつかい放題・24時間」は、使いどころがあると思います。
Wi-Fiのない自宅や友人宅、出先などで、「今日は映画見まくる!」てことは、フツーにありそう。
週3で使っても、200円×3回×4週間=2400円。
基本料金(2480円)と合わせ、4880円。
アリ。
povo魅力は、「トッピング」と呼ばれるオプションサービスが充実している点です。povoでは、サービス開始当初、以下のトッピングを提供します。
povoトッピング
- 5分通話かけ放題:550円(税込)/月
- 通話かけ放題:1,650円(税込)/月
- データ追加1GB:550円(税込)/1GB
- データ使い放題24時間:220円(税込)/日
中でも注目したいトッピングは、「データ使い放題24時間」です。他社の料金プランではあまり目にしないトッピングですが、今日だけデータ容量をたくさん使いたいという日に役立ちます。
「データ使い放題24時間」は、その名の通り24時間だけデータ容量が無制限になるトッピング。1日あたり220円(税込)で提供しており、月に何度でも使用できます。
データ容量無制限のプランを契約するほどではないけど、月に何度かデータ容量を多く消費するというユーザーに向けたトッピングです。
通話料に関しては従量制なので、希望する方は通話オプションに加入してください。通話オプションは、2種類用意されています。
短い通話をよくする場合は、月額550円(税込)の「5分通話かけ放題」をつけましょう。povoの通話料は30秒ごとに22円(税込)なので、ひと月あたりで考えると月平均12.5分以上電話をかける方に適しています。
通話時間を気にせず長電話を楽しみたい場合は、月額1,650円(税込)/月の「通話かけ放題」が向いているでしょう。同じくひと月あたりで考えると、月平均37.5分以上電話をかける方におすすめです。
メリット4.手数料・違約金がかからない
3月になったらUQからAUのPOVOに切り替えようかな〜
— MasashiAgena aka Lawless (@MasashiAgena) February 24, 2021
仕事がらデータ容量は多い方がいいし、安くなるし!
事務手数料なども実質ゼロになるみたいだし、applewatchとの相性も考えるとauだな!
povoは、乗り換え時にかかる手数料や違約金がかかりません。具体的には、契約事務手数料・契約解除料・au/UQモバイルからの移行手数料が無料です。
そのため、格安SIMなど他社の料金プランに乗り換えるよりも、お得に手続きできます。
なお、auまたはUQモバイルからpovoに乗り換える場合、当面は契約解除料・番号移行手数料・契約事務手数料が一度請求されます。
ただし請求された手数料は、翌月以降に移行先の利用料金から同額が減額されるので安心してください。
povo4つのデメリット・注意点を解説
前章で紹介したように、povoには様々な嬉しいメリットがあります。しかし、契約するユーザーによっていくつかデメリットや注意点があるので、申し込み前に確認しておきましょう。
デメリット1.申し込み・問い合わせがオンライン限定
ahamoやpovoはオンライン専用で店頭で対応はしてくれないので、自分で出来なくてキツいなぁ…と感じたら店舗多いUQやY! mobile、楽天行こうぜ…!!
— グルン (@DCR_gurun) February 24, 2021
povoは、新規申し込み受付や各種手続きが、すべてオンラインに限定されます。店舗・電話でのサポートは受け付けていません。
そのため、店舗スタッフに直接相談しながらプランを決めたい方や、料金プランについてあまり詳しくない方にとっては、難しいプランかもしれません。
しかし、ドコモの「ahamo」やソフトバンクの「LINEMO」、格安SIM各社はオンラインが主流なので、この機会にオンラインでの契約を試してみてはいかがでしょうか。
デメリット2.キャリアメールが使えない
携帯会社を
— さゆ (@0124sa_yu) March 11, 2021
auからpovoにしようかと
思ってるけど
安くなるの嬉しいけど
キャリアメール使えなくなるのが
やだなぁ
メール変更めんどくさい😭
auの既存プランと比べて月額料金が圧倒的に安いため、povoへの乗り換えを検討している方も多いのではないでしょうか。
auでは、キャリアメール(@ezweb.ne.jp)を無料で利用できますが、povoではキャリアメールが使えません。これまでキャリアメールを使用していた方は、注意が必要です。
現在キャリアメールを使用しているユーザーがpovoに乗り換える場合、GmailやYahoo!メールなどのフリーメールを取得しておきましょう。
なお、ahamoやLINEMO、格安SIMでもキャリアメールを用意していません。フリーメールは無料で利用できるので、早めの移行をおすすめします。
povoには、キャリアメール以外にも使えないサービス、反対に継続して利用できるサービスがあります。povoで使えるサービス・使えないサービスは、以下を参考にしてください。
使えるサービス | ・テザリング ・5G通信(2021年夏提供開始予定) ・国際電話/国際SMS ・国際ローミング ・かえトクプログラム ・auかんたん決済 |
---|---|
使えないサービス | ・キャリアメール ・留守番電話サービス ・家族割プラス(2021年夏までの申し込みでカウント対象) ・auスマートバリュー ・家族割 ・スマイルハート割引 |
デメリット3.家族割・auスマートバリューが対象外
povoの詳細来た。スマートバリューと家族割が使えない、のは仕方ないかな?auの契約期間は引き継げませんてどゆことだろ。長年優待がなくなるってことかな?
— 𝔼𝕞𝕞𝕪 (@eminanoka) March 9, 2021
povoは月額料金が安いためか、auで実施中の「家族割プラス」や「auスマートバリュー」などの割引サービスが適用されません。なお、2021年夏までに申し込むと家族割プラスのカウント対象に含まれます。
割引サービスは適用外ですが、auの既存プランよりもpovoの方が安い場合があります。たとえば、auのピタットプランで1GBを超えると、家族割プラスとauスマートバリューを利用しても、月額料金は3,278円(税込)です。
povoの月額料金は2,728円(税込)なので、povoの方が安いことがわかります。つまり、データ使用量1GB未満の場合を除くと、各種割引サービスが適用されなくてもpovoの方がお得に契約できるでしょう。
また、auの契約期間も引き継ぎできないことがわかりました。auを長年利用している方は、この点についても注意が必要です。
デメリット4.端末のセット販売がない
やっぱりpovoで機種変の販売はなしか😵
— ドンすけ (@don_suke_1971) March 11, 2021
iPhone12欲しいからワイモバイルに変更するかな🤔
povoは、サービス開始当初、端末とのセット販売がありません。そのため、自分でpovo対応端末を用意してから契約する必要があります。
auのオンラインショップやAppleストアで契約すると、SIMロック解除の手続きが必要ないので、そのままpovoで使用可能です。
詳しくは、povo対応機種・端末のおすすめを解説した記事があります。自分で端末を用意する方法や、povo対応のおすすめスマホを紹介しているので、povoの契約を考えている方はぜひ参考にしてください。
【結論】povoはどんな人におすすめ?

ここまで解説したメリット・デメリットをふまえて、povoがどんな人におすすめなのかまとめてみました。
povoはこんな人におすすめ!
- スマホ代を節約したい人
- 通信速度にこだわりたい人
- 新規申し込みや問い合わせがオンライン限定でも問題ない人
- 月に何日かデータ容量をたくさん使いたい人
- 使いたいスマホを自分で用意できる人
上記にあてはまる方は、現在の契約状況を見直して、この機会にpovoを契約してみましょう。
povoの先行エントリー手順
povoは、2021年3月23日より提供を開始するサービスです。提供開始前日まで先行エントリーを実施しており、事前にエントリーしておくと契約後に特典がもらえます。
ここでは、先行エントリーの概要やエントリー方法・流れについて解説します。
【〜3/22】au Pay3000円相当プレゼント

専用サイトで先行エントリーをして、期間内にpovoを契約すると、au PAY残高3,000円相当がプレゼントされるキャンペーンです。
- エントリー期間:2021年3月22日まで
- povo契約期間:2021年3月23日~2021年5月31日
- au PAY残高受け取り手続き期間:別途案内予定
エントリーの有無にかかわらずpovoへの申し込みは可能ですが、povoは割引サービスの適用などが発表されていないのため、お得に契約できる最後のチャンスかもしれません。
povoを契約しない場合でも取り消し手続きは必要ないので、少しでも契約を検討している方は、この機会を見逃さないようにしましょう。
先行エントリー方法・流れ
povo先行エントリーの流れは、以下を参考にしてください。
- povo先行エントリー専用サイトから電話番号・連絡用メールアドレスを入力し、先行エントリー手続きを行う
- 提供開始日から2021年5月31日までにpovoを契約する
- au PAY残高の受け取り手続きを行う
登録した電話番号またはメールアドレスに、電話・SMS・メール等でキャンセルに必要な手続きの案内や、povo提供開始のお知らせが届く場合があります。
入力した情報が間違っている場合は、再度正しい情報でエントリー手続きをしてください。
なお、エントリー完了メールは届きません。必要な方は、エントリー手続き中の画面をスクリーンショットなどで保管しておきましょう。
また、エントリーした情報については問い合わせができないので、内容に間違いがないか確認してください。
povoに関するQ&A

最後に、povoに関する質問をまとめました。povoの契約を考えている方は、申し込み前にこちらを確認しておきましょう。
Q.auから乗り換えた場合、分割機種代金はどうなる?
auでは、端末を購入する際に一括払いまたは分割払いを選択できます。最近では10万円を超える高価な高性能スマホも増えているため、分割払いをしている方も多いでしょう。
スマホを分割払いしているauユーザーは、povoに乗り換えても分割払いを継続できます。乗り換え時に、残債を一括払いする必要はありません。
なお、一括で精算してから乗り換えたい場合はMy auから手続きを行ってください。
Q.auのかえトクプログラムはpovoでも継続される?
auでは、「かえトクプログラム」という残価設定型のスマホ購入プログラムを実施しています。「かえトクプログラム」は、端末代金を分割払いした場合、25か月目以降にスマホを返却すると、代金の残債が免除される仕組みです。
この「かえトクプログラム」を利用しているauユーザーは、povoへの乗り換え後もサービスが継続されます。
なお、現時点では「かえトクプログラム」以前に提供されていた「アップグレードプログラム」や「アップグレードプログラムEX」の適用に関しては、発表されていません。
Q.povoは5Gに対応してる?
povoは、5Gの高速通信に対応しています。追加料金や、5G利用のための手続きなども不要です。
auの通信回線を利用した料金プランを提供するので、5G対応エリアに関してもauと同じエリアだと思われます。
ただし、2021年夏提供開始予定となっており、詳細な日程については明かされていません。povo公式からの案内を待ちましょう。
サムネイル出典:povo
公開日時 : 2021年03月15日

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