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  • 更新日:2023年11月08日

ポケット型WiFiの寿命は何年?バッテリー交換や買い替えのタイミングを解説

ポケット型WiFiの寿命は何年?バッテリー交換や買い替えのタイミングを解説

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持ち運びができるポケット型WiFiがあれば、場所を問わずにいつでもインターネット接続が可能です。

ポケット型WiFiの寿命が近付いてくるとインターネットに接続できなくなったり、通信が不安定になったりするなどの影響が出てくる場合があります。

この記事では、そんなポケット型WiFiの寿命の原因や症状、対処方法について解説します。

また、電力の消耗や長持ちに有効なポケット型WiFiの機能についても紹介します。

ポケット型WiFiの寿命

ポケット型WiFiの寿命には大きく分けて2つが挙げられます。搭載するバッテリーの劣化によるものと端末が最新の通信技術に非対応になってしまった場合です。

それぞれの特徴について解説します。

ポケット型WiFiのバッテリー寿命は約2年

ポケット型WiFiのバッテリーに用いられているリチウム電池は、日々放電と充電を繰り返すことにより消耗します。

フル充電から充電がなくなるまでを1回として約500回程で使用に影響が出るほど劣化します。そのため、ほぼ毎日使用するとすれば1年半から2年程度で寿命を迎えるでしょう。

バッテリー交換できないポケット型WiFiがある

ポケット型WiFiのバッテリーは、交換できるものとできないものがあります。また、交換が可能なポケット型WiFiでも、自分で交換できるものとメーカーで交換するものがあります。

バッテリー交換の可否などについては、メーカーや提供しているプロバイダに確認してください。

すでに生産中止のポケット型WiFiはバッテリー交換はできないため、機種変更を検討しましょう。

※壊れた場合は保証の対象外となりますので、あくまで自己責任のもと行ってください。

通信規格が要因の寿命は2年から6年

もう一つの寿命は端末を要因とする寿命です。

通信規格や方式、暗号化などの通信技術は常に進歩しており、およそ2年から6年の間に新しい通信技術が普及していきます。

新しい通信技術を利用することで通信速度の向上やセキュリティの強化などが見込めますが現在流通している端末が対応できない可能性があります。

端末の通信規格が非対応になった場合は機種変更をしましょう。

ポケット型WiFiのバッテリー交換時期の見極め方3つ

ポケット型WiFiのバッテリーが劣化すると、様々な症状があらわれます。

ここでは、交換時期を迎えているバッテリーの動作や症状について紹介します。

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1.バッテリーの減りが早い

バッテリーの減りが以前よりも早くなったと感じた時や、フル充電してもバッテリーが急になくなるなどの不具合が出た場合は、交換時期が近いでしょう。

バッテリーは約2年で寿命を迎えると言われていますが、使用環境によってはそれよりも早く影響がでることもあります。バッテリー持ちに支障を感じたら交換を検討しましょう。

2.バッテリーの充電に時間がかかる

バッテリーが劣化すると、「充電に時間かかる」、「蓄えられる最大容量が減る」という症状が出ます。このような症状が出たらバッテリー交換の目安となります。

ポケット型WiFiの充電はUSBタイプがあっていれば使用可能です。しかし、純正品以外を利用した場合は不具合がでる恐れがあるのでなるべく純正品を使用しましょう。

3.バッテリーが膨らんできた

ポケット型WiFiのバッテリーは長期間の使用による劣化で膨らむ場合があります。

バッテリーが膨らんできた場合は、すぐに使用を中止してポケット型WiFiのバッテリーや端末自体の交換を検討しましょう。

バッテリーが膨らむとポケット型WiFiの端末が故障したり、破裂して火災を招く恐れがあります。危険な状態なのでプロバイダかポケット型WiFiのサポート窓口に連絡しましょう

ポケット型WiFiの寿命を長持ちさせる方法7つ

ポケット型WiFiの寿命を長持ちさせるために、日頃からできることを紹介します。

ポケット型WiFiは毎日使うものなので少し意識するだけで寿命に大きな差が出ます。負担にならない範囲で取り組みましょう。

1.充電の回数を減らす

一番簡単な方法は充電回数を減らすことです。

ポケット型WiFiのバッテリーに用いられるリチウム電池は、500サイクルの放電と充電を繰り返すことで寿命を迎えるといわれています。

500サイクルを迎えると、充電してもバッテリーの減りが早いといった症状が出てくるようになります。

使用しない時間帯は充電ケーブルを抜いておくとよいでしょう。また、十分に容量が残っている状態での充電や充電しっぱなしは、バッテリー劣化を早める原因となります。

バッテリーの容量が少なくなってから充電するなど、充電回数を減らしましょう。

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2.Bluetoothテザリングの使用

BluetoothテザリングはWiFiテザリングよりもバッテリーの減りが少なくできです。バッテリーの減りを抑えることで、充電回数を減らし長持ちさせることに繋がります。

Bluetoothテザリングの設定方法

  1. 親機のBluetooth機能をONにする
  2. 子機側で親機のBluetoothに接続する
  3. ペアリングの表示が出てくるのでともに承諾する
  4. 接続確認をして完了

長時間の外出や残りの充電が不安な時にもBluetoothテザリングは役立ちます。活用して劣化を防ぎましょう。

3.高温の状態にしない

ポケット型WiFiのバッテリーは、高温状態に弱いという特性があります。高温状態ではバッテリーに影響を及ぼし、劣化を早める原因となります。

高温状態となる要因

  • 直射日光のあたる場所や熱がこもる場所での保管
  • 風通しの悪い場所での保管
  • 充電をしながらの利用
  • 長時間に及ぶ大容量のデータ通信

特に保管場所に気を付けましょう。炎天下の車内のような熱がこもる場所や、窓際など直射日光の当たるところでの保管は特にバッテリーを劣化させる原因になります。

同様にバッグや袋、衣類のポケットなど風通しの悪い場所での保管もなるべく避けてください。

4.不使用時はポケット型WiFiや接続端末のWiFiを切る

ポケット型WiFiに接続している機器がなくても、電源がONの状態であればバッテリーを消耗しています。

ポケット型WiFiを利用しないときはこまめに電源をOFFにすることでバッテリーの消耗を軽減できます。

また、接続している側のスマホやパソコンのWiFiをOFFにすることも有効な手段となるでしょう。

各端末のWiFi設定の解除方法を紹介します。

WindowsのWiFi解除

  1. 画面右下の「Wi-Fiアイコン」をクリック
  2. 「Wi-Fi」を無効にする

MacのWiFi解除

  1. 画面上部の「Wi-Fiアイコン」をクリック
  2. 「Wi-FiをOFFにする」を選択

AndroidのWiFi解除

  1. ホーム画面から「設定」をタップし「Wi-Fi」を選択
  2. 「Wi-Fi」をOFFにする

iPhoneのWiFi解除

  1. ホーム画面から「設定」をタップし「Wi-Fi」を選択
  2. 「Wi-Fi」をOFFにする

5.バッテリー残量なしのままにしない

バッテリーの容量が0の状態で放置するには劣化を早める原因になります。このことを過放電といいます。

長期に渡って使用しない場合でも、月に1度は充電し、過放電を避けましょう。可能ならば残量が0になる前に充電をすることが効果的です。

6.ソフトウェアの更新を行う

ソフトウェアの更新とは、ポケット型WiFiのアップデートを指します。

ポケット型WiFiのアップデートは定期的に行われており、機器の不具合の調整などが含まれている場合もあります。

ソフトウェア更新の通知が来ていたら必ずアップデートするようにしましょう。ポケット型WiFiの不具合を減らし、バッテリーの劣化軽減につながります。

7.ポケット型WiFiの設定方法を変更する

ポケット型WiFi自体の設定によって、バッテリーの消耗を軽減可能です。ここでは、バッテリーの消耗を軽減する2つの方法を紹介します。

省電力設定に切り替える

ポケット型WiFiには、省電力設定機能が備わっているものがあります。

省電力設定を行うことで、ポケット型WiFiを通常よりも長く使用することができます。ただし、通信速度のなどに影響が出る恐れがありますので使い分けすることがおすすめです。

省電力設定は各端末のマニュアルを参考にしてください。

ポケット型WiFi長く使用することでバッテリーの充電回数が減らすことに繋がります。また、長時間の外出時にWiFi利用をしたい場合にも省電力設定は役立ちます。

ポケット型WiFiのディスプレイを調整する

使っているポケット型WiFiに液晶画面がある場合には、ディスプレイを暗くしたり自動消灯時間を短くしたりすることでバッテリーの消耗を軽減できます。

カバンに入れて持ち歩いていると、中でポケット型WiFiに触れて画面が点灯してしまう事があります。余分な点灯時間を減らすことでバッテリー持ちを長くできます。

ポケット型WiFiが充電できないなら買い替えがおすすめ

ポケット型WiFi

ポケット型WiFiが寿命を迎えた場合、バッテリーを交換する以外に新しいポケット型WiFiへ買い替えるのもおすすめです。

最新式のポケット型WiFiはバッテリー面、通信速度、セキュリティ面でも優れています。

新たにポケット型WiFiを購入する場合には、バッテリーの容量や機能性など自分の用途に合ったものを選びましょう。

バッテリー容量や連続通信時間の長いポケット型WiFi

ポケット型WiFiによっては省電力設定機能が搭載されている端末があります。活用することでバッテリーの消耗を軽減し、結果的に充電回数を減らすことが可能です。

それ以外にも自動で電源やWiFiをOFFにする機能が搭載されているものもあります。

自動電源OFFは端末に接続されていない状態が一定時間続くと、自動で電源を消してくれる機能です。

外出先で端末を別のWiFiに切り替えたりしたときに自動でオフになり、バッテリーの消耗を軽減してくれます。こまめに電源をオフにする手間がかからずとても便利な機能です。

各通信会社が提供するポケット型WiFiのバッテリー容量や連続通信時間についてまとめました。

通信会社 端末名 バッテリー容量 連続通信時間
カシモWiMAX Speed Wi-Fi 5G X11 4,000mAh 約8時間
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi 5,000mAh 約16時間
Speed Wi-Fi NEXT WX06 3,200mAh 約14時間
Speed Wi-Fi NEXT WX06 3,200mAh 約14時間
Speed Wi-Fi NEXT W06 3,000mAh 約9時間
Speed Wi-Fi NEXT WX05 3,200mAh 約14時間
Speed Wi-Fi NEXT W05 2,750mAh 約9時間
ワイモバイル Pocket WiFi® 5G A102ZT 5,300mAh 約9時間
Pocket WiFi® 803ZT 3,000mAh 約13.5時間
Pocket WiFi® 801HW 3,000mAh 約10時間
楽天モバイル Rakuten WiFi Pocket 2C 約2,520mAh 約10時間
Rakuten WiFi Pocket 2B 約2,520mAh 約10時間
Aterm MP02LN 約1,670mAh 約10時間
Aterm MR05LN RW 約2,500mAh 約14時間

※連続通信時間は省電力設定ONの場合。通信時間は使用環境や条件によって異なります。

稼働時間がもっとも長いのはカシモWiMAXの「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」の約16時間です。

バッテリー容量こそワイモバイル「Pocket WiFi® 5G A102ZT」の方が大きいですが稼働時間は約9時間と2倍近くの差があります。

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ポケット型WiFiの寿命はバッテリーが大きく影響

ポケット型WiFiの寿命は、スマホや携帯と同様にバッテリーの消耗が大きく影響しています。

経年劣化は避けられませんが、本記事で紹介したポケット型WiFiの設定や保管方法を見直すことでバッテリーの消耗の軽減できます。

この記事でわかったこと

  • ポケット型WiFiの寿命はバッテリーと通信技術が要因
  • バッテリー寿命に注意
  • ポケット型WiFiの使用環境を整える

WiFiでの通信は、アンテナとの距離が遠いほど消費電力が大きくなります。使用環境を変えるだけでも、バッテリーの消耗を軽減できるかもしれません。

ポケット型WiFiを買い替えた場合でも使用環境や接続方法を気にしながら、バッテリーを長持ちさせる使い方を試してみましょう。

こちらの記事ではおすすめのポケット型WiFiを紹介しています。買い替えや乗り換えを検討している方はぜひ参考にしてください。

iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター
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