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2023年ゲーミングスマホおすすめランキング!サクサク動くSIMフリー・キャリアモデル

様々なスマホゲームが次々リリースされている中、より本格的にプレイしたい人にはゲーミングスマホがおすすめです。
ゲーミングスマホは一般的なスマホよりも高価格な傾向にあります。その分高性能で、機種によってはゲームに特化した機能がいくつも搭載されています。
しかし、初めてゲーミングスマホを購入する場合、どのスペックや機能に注目して選べばよいのかわからないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、具体的なゲーミングスマホの選び方やおすすめ機種について解説します。
目次
ゲーミングスマホの選び方

ゲーミングスマホを選ぶ際はスペックが重要です。
ゲーミングスマホと呼ばれる機種は、各パーツの性能がどれも一定水準を満たしています。どれか1つのパーツだけでも性能が見合っていない場合、うまくゲームをプレイできない可能性があります。
そこで、まずはスペックの見方や、選び方について解説しましょう。
スペックで見るべきポイント
ゲーミングスマホを選ぶときは、それぞれのパーツについて、最低限の条件を満たしているものを購入しましょう。
おすすめのスペック | |
---|---|
SoC | 8コア/1.8GHz~ |
リフレッシュレート | 70Hz~120Hz |
メモリ(RAM) | 最低6GB~12GB |
本体ストレージ | 128GB~256GB |
バッテリー容量 | 3,000mAh~6,000mAh |
その他 | 通知の遮断機能 メモリの解放機能 録画・配信機能 など |
SoC性能
SoCは、簡単にいえばCPUやGPUが1つになったパーツです。スマホで高負荷のゲームを遊ぶためには、命令を処理するため脳の役割を果たすCPUと、グラフィックボード(GPU)が欠かせません。
SoCにはいくつか種類がありますが、ゲーミングスマホで有名なのは「Snapdragon」や、HUAWEIスマホにのっている「Kirin」のシリーズです。
基本的に、後発になるほど性能もぐんと上がるため、予算の許す限り新しい型番のSoCを選ぶとよいでしょう。
SoC性能の目安としては、8コア以上、動作周波数1.8GHz以上がおすすめです。コア数が多いほど一度にたくさんの処理ができるようになります。
また、動作周波数が大きいほど、1秒あたりに処理できる回数が増えるのが特徴です。
ディスプレイ・レスポンスのよさ
なめらかな動きやストレスのない操作を求めるなら、レスポンスのよさもチェックしましょう。リフレッシュレートが高いほど、よりなめらかな映像を楽しめます。
ゲーミングスマホなら、70Hz~120Hzくらいが目安です。リフレッシュレートの数値は、1秒あたり何枚の画像を映すかということなので、低すぎるとパラパラ漫画のような動きになってしまいます。
特にアクションやFPSなど、一瞬の動きが重要なゲームを楽しむなら、できるだけリフレッシュレートの高いスマホを選びましょう。
また、リフレッシュレートとあわせて、「タッチサンプリングレート」も高いものを選んでおくと、タッチ感度が上がり、音ゲーやアクションなどですばやく精度の高い入力ができます。
例えばタッチサンプリングレートが「240Hz」なら、1秒間に240回のタッチを検知ができます。
この他、ディスプレイにこだわるのもおすすめです。画面のサイズは大きいほど見やすく、迫力もあります。
7インチ近くになると携帯性が落ち、通話もしにくくなります。できれば店頭で実際のサイズを確認し、好みのサイズ感を把握しておくとよいでしょう。
サイズの他に重要なのは解像度で、高いほど精細な映像を映せます。1,280×720のHD、1,920×1,080のフルHDが定番です。より美しさにこだわるなら、2Kや4Kに対応したモデルを探すとよいでしょう。
メモリ・ストレージ容量
メモリとスマホ本体の容量は、できるだけ大きいものを選ぶとよいでしょう。
メモリは、よく作業するときの机の広さに例えられます。広ければ広いほど、つまり容量が多いほど、たくさんの作業を平行して行えます。
メモリは最低でも6GB、標準で8GB、できれば12GBほどあると多くのゲームで快適です。機種によっては、16GBのメモリが搭載してある、PC並の製品もあります。
また、本体のストレージは、128GB~256GBほどあるとどんなゲームでも遊びやすいでしょう。
そもそもゲーミングスマホを必要とするような高グラフィックのゲームは、それだけ必要容量も多いので、余裕を持って見積もるのが大切です。
特に、スマホゲームは定期的なアップデートを重ねていくうち、数GB単位でどんどん必要容量が増えていくこともあります。
Google Playでは外部のSDカードなどにインストールできない仕様になっているので、後から容量を拡張できません。一度に複数タイトルを遊ぶ場合は特に、ストレージは多めに確保しておきましょう。
バッテリー持ち
家の外で遊ぶことが多いなら、大容量のバッテリーを持つゲーミングスマホを選びましょう。3,000mAh~6,000mAhが目安です。
また、ディスプレイサイズが大きい場合、それだけバッテリーを消費しやすくなるため、多めに見積もるとよいでしょう。ただし、バッテリーが大きくなるほど、本体の重量も重くなる傾向にあります。
携帯性を重視するなら、ゲーミングスマホ本体ではなく、外付けの充電用バッテリーを確保してバッテリーの問題を解決する方法もあります。
冷却システム
スマホの性能に直結する部分ではないために、意外と見落としがちなのが冷却性能です。
高スペックを必要とするゲームはそれだけスマホに負荷をかけるため、長時間遊んでいるとスマホの部品を傷めたり、故障の原因になったりします。
ゲーム中、スマホが熱くなって困った経験のある人も多いのではないでしょうか。スマホを長持ちさせるためにも、冷却システムに優れた機種を探しましょう。
冷却ファンが外付け、あるいは内蔵している機種がおすすめです。また、遊びたいゲームが決まっているなら、ゲームアプリのレビューもチェックしましょう。
「○○の機種を使っていますが、スマホが熱くなります」のような特定の機種に関するレビューは、機種選びに役立ちます。
ゲームモードの有無
ゲーミングスマホとして売られている機種のほとんどは、ゲーム向けに「ゲームモード」の機能が搭載されているので、好みの機能がついているか確認しましょう。
例えば、動画サイトで実況配信する予定があるなら、録画配信機能がついている機種がおすすめです。
他にも、ゲーム中にメモリを解放できる機能や、ゲーム中の通知をシャットアウトし、操作が妨害されないようにする機能などがよく搭載されています。
ゲームの推奨環境も確認する
ゲーミングスマホを購入する上で重要なのは、プレイしたいゲームの推奨環境を公式サイトであらかじめ確認しておくことです。
スマホゲームにはそれぞれ推奨環境が設定されており、必要なストレージ容量やCPUの性能などが細かく決まっています。
特に高負荷のかかるゲームでは、適当にゲーミングスマホを購入するとあと一歩のところでスペックが足らず、あまり快適でない動作になる可能性もあるので、事前の確認が大切です。
できれば推奨環境ぴったりではなく、少し余裕のある機種を選ぶとよいでしょう。
海外モデルは技適マークがあるか確認
技適マークは、技術基準適合証明と技術基準適合認定のいずれか、あるいは両方の認証を受けていることを示すマークです。
このマークがないスマホを日本国内で使用すると、電波法違反にあたり、罰則も設定されています。
しかし、ゲーミングスマホは海外製品も多く、よく確認せずに購入すると日本向けの製品でないために、技適マークがない場合もあるのです。
技適マークはスマホの設定画面から確認できるほか、バッテリー本体の裏にも記載があります。また、購入前なら「総務省 電波利用ホームページ」でスマホの型番を入力して検索するのが確実です。
国内メーカーのモデルなら心配は不要ですが、海外モデルを購入するなら必ずチェックしておきましょう。
高性能!ゲーミングスマホおすすめランキング
おすすめのゲーミングスマホを、高性能なものから順にランキング形式で紹介します。
スペック・性能比較
紹介する各機種のスペックを比較しました。
ASUS ROG Phone 3 | Xperia 5 II | Xiaomi Black Shark 3 | Nubia Red Magic 5S | AQUOS zero5G basic | |
---|---|---|---|---|---|
SoC | Snapdragon 865 PLUS | Snapdragon 865 | Snapdragon 865 | Snapdragon 865 | Snapdragon 765 |
メモリ | 12GB/16GB | 8GB | 8GB/12GB | 8GB/12GB | 6GB |
ストレージ | 512GB | 128GB | 128GB/256GB | 128GB/256GB | 64GB |
リフレッシュレート | 144Hz | 120Hz | 90Hz | 144Hz | 最大240Hz |
ディスプレイ | 6.59インチ | 約6.1インチ/有機EL | 6.67インチ/有機EL | 6.65インチ/有機EL | 約6.4インチ/有機EL |
バッテリー容量 | 6,000mAh | 4,000mAh | 4,720mAh | 4,500mAh | 4,050mAh |
価格 | 120,780円 (税込) ※12GBモデル |
109,425円(税込) ※auモデル |
69,800円(税込)(RAM8GB/ROM128GB) | 65,967円(税込)~ | 52,560円(税込)~ |
※こちらで紹介したランキングは、編集部が独自に調査したものです。
1位:ASUS ROG Phone 3

SoC | Snapdragon 865 PLUS |
---|---|
メモリ | LPDDR5 12GB/16GB |
ストレージ | 512GB |
リフレッシュレート | 144Hz |
ディスプレイ | 6.59インチ 2,340×1,080 |
バッテリー容量 | 6,000mAh |
高性能なゲーミングスマホを探している人におすすめなのがこのASUS ROG Phone 3です。
SoCには最新の「Snapdragon 865 PLUS」を採用し、メモリもより高速なLPDDR5規格のものを使用しています。
ストレージにも余裕があり、リフレッシュレートも高くなめらかな動作が期待できるでしょう。
スマホとしてはディスプレイがかなり大きく、6.59インチもあるので、迫力ある画面を楽しめます。どちらかというとスマホとタブレットの中間である「ファブレット」に該当する機種です。
また、外付けの冷却クーラースタンドが付属しています。
2位:Xperia 5 II

SoC | Snapdragon 865 |
---|---|
メモリ | 8GB |
ストレージ | 128GB |
リフレッシュレート | 120Hz |
ディスプレイ | 約6.1インチ/有機EL Full HD+/HDR対応 |
バッテリー容量 | 4,000mAh(内蔵) |
SONYの「Xperia 5 II」は、音ゲーなどサウンド重視のゲームを楽しむ人におすすめです。
もともと音質に定評のあるSONYだけあり、「Xperia 5 II」のサウンドに関する性能は他のスマホと比べても頭一つ抜けています。
内蔵スピーカーはDolby Atmos対応で、ハイレゾにももちろん対応しているので、スピーカーでもイヤホンでも迫力あるサウンドが楽しめます。
また、サウンド面以外の性能も優秀です。特にディスプレイが魅力的で、240Hzの高速タッチ検出ができるため、繊細なタッチタイミングが求められる場合や、ボタン連打の際も安定したプレイができるでしょう。
ゲームモードも搭載されています。ドコモ、au、ソフトバンクで販売中です。
3位:Xiaomi Black Shark 3

SoC | Snapdragon 865 |
---|---|
メモリ | メモリ8GB+容量128GB メモリ12GB+容量128GB メモリ12GB+容量256GB |
ストレージ | 128GB/256GB |
リフレッシュレート | 90Hz |
ディスプレイ | 6.67インチ/有機EL |
バッテリー容量 | 4,720mAh |
「Xiaomi Black Shark 3」は、ゲームに特化したスマホがほしいときにおすすめのSIMフリースマホです。
SoCやメモリ、ストレージにリフレッシュレートなど、どれもゲーミングスマホとしては必要十分なラインにまとまっています。
また、画面が6.67インチと大きめなので、長時間のプレイでも見やすく快適です。
さらに、「Shark Space 3.0」というゲーミングモードを備えていて、ゲーム1本1本に合わせた細かい設定ができます。
省エネ機能や通知のシャットアウト、録画など定番の機能は一通り揃っているので、ゲームモードを多用する人でも使いやすいでしょう。
ストレージは最低でも128GBあります。外部ストレージには非対応のため、普段microSDカードなどを積極的に使用している人は1つ上の256GBがおすすめです。
4位:Nubia Red Magic 5S

SoC | Snapdragon 865 |
---|---|
メモリ | 8GB/12GB/ |
ストレージ | 128GB/256GB |
リフレッシュレート | 144Hz |
ディスプレイ | 6.65インチ/有機EL 1,080×2,340(フルHD+) AMOLED |
バッテリー容量 | 4,500mAh |
できるだけ価格を抑えながらも、高性能なものがほしいときにおすすめのSIMフリースマホです。
実売価格約6.5万円と安価ながらも、性能は高水準でまとまっています。目立った欠点がなく、メモリやストレージの容量も選択可能です。
また、冷却性能にも優れていて、前のモデルよりも冷却用のプレートを大きくしたり、追加したりしています。オプションの「Ice Dock」という外付けのクーラーを利用できるのも特徴です。
ただし、この機種は海外製品のため、内部のソフトウェアなど完全に日本語対応しているわけではありません。万一壊れた場合も日本語のサポートは期待できないでしょう。
5位:AQUOS zero5G basic

SoC | Snapdragon 765 |
---|---|
メモリ | 6GB |
ストレージ | 64GB |
リフレッシュレート | 最大240Hz |
ディスプレイ | 約6.4インチ/有機EL フルHD+(2,340×1,080) |
バッテリー容量 | 4,050mAh |
カメラや動画閲覧など、ゲーム以外にもスマホを活用したいという人におすすめの1台です。
「ゲーミングメニュー」機能では、通知のシャットアウトやタッチ感度設定、録画機能などを設定できます。
最大240Hzのリフレッシュレートを持つなど、性能はゲーム向けですが、ゲームに特化しているわけではありません。
トリプルカメラ搭載や防水・ 防塵(ぼうじん)性能など、他の面でも優れています。Dolby Atmos対応、ハイレゾ対応とサウンド面も優秀です。
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安い!ゲーミングスマホおすすめランキング

できるだけ安くゲーミングスマホを入手したい人のため、ゲーミングスマホとして最低限のスペックを満たしている機種をいくつか、ランキング形式で安い順に紹介します。
※こちらで紹介したランキングは、編集部が独自に調査したものです。
1位:HUAWEI P40 lite 5G

SoC | Kirin820 |
---|---|
メモリ | 6GB |
ストレージ | 128GB |
リフレッシュレート | – |
ディスプレイ | 約6.5インチ TFT 2,400×1,080ピクセル |
バッテリー容量 | 約4,000mAh(一体型) |
高級・高性能な機種から、安価でお手軽な機種まで幅広くラインナップする、HUAWEIのSIMフリースマホです。「P40 lite 5G」は、5Gに対応したミドルレンジモデルにあたります。
実売価格は約32,000円からと安価ながら、性能的には最低限のゲーミングスマホとしての機能を備えているのが魅力です。メモリは6GBと低めですが画面は約6.5インチで比較的大きく、プレイしやすいでしょう。
毎日、少し負荷のあるゲームを短時間プレイする程度なら十分な性能です。また、4眼レンズを搭載しているため、写真をよく撮る人にもおすすめします。
2位:HUAWEI nova 5T

SoC | Kirin 980 |
---|---|
メモリ | 8GB |
ストレージ | 128GB |
リフレッシュレート | – |
ディスプレイ | 約6.26インチ/FHD+ 1,080×2,340ピクセル/TFT |
バッテリー容量 | 約3,750mAh(一体型) |
2019年11月に発売された「HUAWEI nova 5T」は、安価なのが特徴の「nova」シリーズです。しかし、性能的にはより上位のシリーズである「HUAWEI P30」を超える1台です。
SoCにはHUAWEI独自の「Kirin 980」を搭載しており、「Snapdragon」シリーズには劣るもののゲームに向いた性能に仕上がっています。
メモリが8GBあるので、よほど高負荷のかかるゲームを除いて快適にプレイできるでしょう。
「AppAssistant」という、ゲーム中に通知を切ったり、パフォーマンスを上げたりする機能も搭載しています。安価なのに5眼レンズを搭載しているのも特筆すべき点です。
3位:ASUS ZenFone 4 Pro

SoC | Snapdragon 835 |
---|---|
メモリ | 6GB |
ストレージ | 128GB |
リフレッシュレート | – |
ディスプレイ | 5.5インチ 1,920×1,080 AMOLED |
バッテリー容量 | 3,600mAh |
2017年10月に発売された当時はZenFoneシリーズにおけるハイエンドモデルとして、10万円近い価格で登場しました。現在は年数が経っていることもあり実売価格が下がっているため、お得に購入できます。
型落ちしても性能的には十分で、SoCにSnapdragon 835を採用しているのが特に魅力的です。
ゲーミングスマホはスペックが重要!ゲームに合わせて選ぼう

ゲーミングスマホは高いグラフィックの処理性能が必要なため、SoCやメモリ、リフレッシュレートなどそれぞれの項目について、バランスのよい性能を持った機種を選びましょう。
ゲームにはそれぞれ推奨環境があるため、遊びたいゲームの推奨環境を最低限満たしたスマホを選んで購入することも大切です。
ゲーミングスマホ級のスペックを持った機種は、国内外問わず各メーカーからたくさん発売されています.性能を重視するのか、価格を重視するのかも考えて選びましょう。
公開日時 : 2023年01月03日

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