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WiMAXから光回線に乗り換える方法!違約金負担のおすすめ回線はこれ!選び方・解約手順

導入の手軽さなどメリットも多いWiMAXですが、インターネットを使う家族や利用時間が増えてきたなどの理由で、光回線への乗り換えを検討している人もいるでしょう。
そこで本記事では、WiMAXから光回線への乗り換えに関する情報をまとめました。失敗しない光回線の選び方に加え、おすすめの光回線を紹介するほか、気になる解約の違約金や解約手順についても紹介します。
出費を抑えてお得に乗り換えるため、ぜひチェックしてみてください
乗り換えにおすすめの光回線はこちら
目次
WiMAXから乗り換える光回線の選び方

まずは、乗り換え時の光回線の選び方をチェックしていきましょう。
1.住んでいる場所が対応エリア内か確認する
どんなに気に入った光回線サービスであっても、提供エリア外からは利用できません。そのため光回線を選ぶときは、自身の住まいがサービスの提供エリアに入っているかどうかをまず最初に確認しましょう。
対応エリアの県であっても、一部対象外の地域が含まれる場合もあります。自身の住まいが確実に対応しているかをしっかり確認しましょう。
光回線サービスの多くが、郵便番号や住所からWeb上で対象エリアを判断できるサービスを提供していますので、簡単に確認できます。
また、地域によっては「戸建てのみ」「マンションのみ」など、建物のタイプによって対応の可否が分かれる場合も。住所に加え、自宅の建物で利用できるかも確認しておきましょう。
2.スマホとのセット割引があるか確認する
光回線サービスの多くが、特定のスマホを合わせて使うユーザーに向け、スマホとのセット割引を提供しています。
例えば、ドコモの提供する「ドコモ光セット割」は、ドコモ光とドコモのスマホをセットで利用すると、スマホ1台あたり月額最大1,100円(税込)がスマホ料金から割引かれます。家族のスマホも対象となるため、利用人数によっては月額数千円の割引になることもあり大変お得です。
同じようなセット割は、ソフトバンクやauなど他の多くのスマホでも提供されています。また、ソフトバンク光、auひかりなど、キャリア自体が運営している光回線以外でも、スマホのセット割が利用できる場合もあります。
光回線とスマホを合わせた毎月の通信費を大きく割引できる可能性があるので、自身が利用しているスマホでセット割が利用できる光回線サービスがあるかは、ぜひチェックしてみましょう。
3.特典・割引・初期費用などを反映した実質料金を比較する
利用料金もサービスを選ぶ上で欠かせないチェックポイントの1つです。特に光回線選びの場合、単純な月額料金だけでは比較が不十分な点に注意しましょう。
実質料金を比較する上でしっかり確認したいのが、以下の4点です。
- キャッシュバックなどの特典による還元
- スマホのセット割などの割引
- 工事費などの初期費用
- 解約違約金など乗り換えにかかる費用
何年利用することになるかは最初の時点ではわからないので、ひとまず3年など一定期間利用した場合を想定して計算しましょう。基本となる月額料金と乗り換え時に発生する費用などの必要経費、割引など差し引ける金額を計算し、実質料金を算出してみるのがおすすめです。
長期に渡り利用する予定の場合、その後数年利用した場合も想定してみると、より失敗を避避けられます。
月額料金から差し引いて考えるべきなのが、光回線契約時に受けられるキャッシュバックなどの特典と、スマホのセット割などの利用料の割引です。
光回線サービスは、契約時にキャッシュバックを提供しているサービスも多く、特に申し込み窓口として代理店利用した場合、数万円などの高額のキャッシュバックが受けられる場合もあります。
一方、割引は、先に紹介したスマホのセット割のほか、電力などとのセット割、光回線が独自に提供している割引などがあります。
これらを考慮するとしないでは月額料金はだいぶ変わってきますので、しっかり確認しましょう。
反対に月額費用に上乗せすべきなのが、解約時に支払うべき違約金や、光回線の引き込み工事費など必要な初期費用です。これらの費用は、WiMAXの契約プランや新たに契約する光回線によって異なります。
さらに光回線によっては、乗り換え時に生じた違約金を負担しているサービスもあり、こうしたサービスを選ぶ場合は月額料金に上乗せの必要はありません。
月額料金を検討する際は、事前に特典や割引、初期費用として生じる金額を把握し、各サービスの利用料金を正しく比較することが大切です。
4.実際の通信速度を比較する
光回線が公開している「下り最大1Gbps」などの最大通信速度は、いつでも必ず保証されている速度ではありません。ある一定の条件においてその速度を出すことが理論上可能な数値のため、最大通信速度は出ない場合がほとんどです。
実際に利用を開始してから、「遅すぎて乗り換えを後悔した」とならないよう、光回線の選択時には実際の通信速度も比較しましょう。
インターネット上には、「みんなのネット回線速度」に代表されるような、速度測定サイトがあります。こうしたサイトを使い、目当ての光回線で実際にどの程度の速度が出ているかをチェックしてみましょう。
光回線の速度は、地域や近隣の利用状況、建物の状況などによっても左右されるため、測定サイトと同じ速度が自身においても必ず出るとは言えませんが、自身と似た環境の人の測定値などを参考にしてみるのは有効な手段です。
【違約金負担】WiMAXからの乗り換えにおすすめの光回線
続いて、乗り換えのハードルの1つ、解約時の違約金負担においておすすめの光回線をピックアップします。ここでは、光回線の公式特典として解約時に生じる費用を負担しているサービスの中で、内容が充実しているサービスを選びました。
なお、こうした乗り換え費用の還元特典は、使用中の回線を解約する前に、乗り換え先の光回線への申し込みが必要なサービスが多くあります。乗り換え前の回線を先に解約してしまうと、違約金還元の特典が受けられなくなるので注意しましょう。
※以下に紹介するキャンペーン・特典は、2022年12月時点のものです。予告なく終了となる場合もあるので、申込時には公式サイトで確認してください。
ソフトバンク光

- 最大還元金額100,000円で実質満額還元
- 解約金・撤去費用・端末の残債まで対象
- 代理店のキャッシュバックと併用可能
違約金などを負担する特典において、まずおすすめしたいのが光回線がソフトバンク光です。
乗り換えにかかる負担を還元する「あんしん乗り換えキャンペーン」を実施していて、他社サービス解約時に発生する違約金・撤去費用・他社モバイルブロードバンド端末代金の残債と、違約金以外の費用も負担してくれます。
「満額還元」と掲げているだけあり、キャッシュバック金額は合計で最大100,000円までと、他のサービスに比べて非常に高額な点も魅力です。
他社のモバイルブロードバンド端末代金の残債に対するキャッシュバック金額は、42,000円が上限という縛りはありますが、多くの光回線の違約金が数千円から2万程度なことを考えると、ほとんどのケースが「満額還元」になるでしょう。
また、独自のキャッシュバックキャンペーンを設定している代理店も多くあり、それらを利用すると、代理店のキャッシュバックと公式のキャンペーンを併用できるというメリットもあります。
NURO光

- 最大還元金額20,000円
- 解約金・撤去費用・端末の残債まで対象
- NUROの公式キャッシュバックと併用可能
NURO光では、他社からの乗り換え時に発生する費用を最大20,000円まで還元するキャンペーンを実施しています。
対象は、乗り換え前のサービス解約時に発生する解約違約金、工事費残債額およびテレビアンテナ設置費用、他社モバイルブロードバンド端末の残債と、こちらも違約金以外もOKです。
NURO公式の入会特典とも併用でき、下のボタンで開くキャンペーンページでは、入会特典として45,000円のキャッシュバックも受けられます。
GMOとくとくBB×GMO光アクセス

- 最大還元金額20,000円
- 解約金・撤去費用・端末の残債をはじめ、対象が幅広い
GMO光アクセスは、大手プロバイダのGMOとくとくBBが提供する光回線サービスです。フレッツ光回線とプロバイダのセットのため日本全国から利用でき、大手キャリアの光回線に比べて月額料金が安い点も特徴です。
他社からの乗り換えで生じる費用を還元するキャンペーンを実施していて、最大20,000円の還元を受けられます。
還元の対象には、インターネット回線、テレビ、電話等の施設撤去に関わる費用や解約金・違約金、利用中のインターネットの回線工事費・端末の残債、プロバイダ解約にかかる解約料、他社固定電話からNTTアナログ回線への切り替え時発生する工事料が含まれます。
代理店、公式ともに併用可能なキャッシュバックはありませんが、公式では別途プレゼントキャンペーンなども実施されています。
【速度重視】WiMAXからの乗り換えにおすすめの光回線
続いて、回線速度を重視した場合のおすすめ光回線を紹介します。
NURO光

1つ目は、ソニーネットワークコミュニケーションズの光回線サービスNURO光です。
最大の特徴は、下り最大2Gbpsの高速回線で、一般的な光回線は下り最大1Gbpsなことを考えるとその速度は注目に値します。
最大回線速度が倍なのに対し、月額料金は他のサービスに比べてずば抜けて高額ということはありません。3年契約プランであれば、戸建て・マンションともに5,200円(税込)というコスパの良さも魅力です。
公式の「お申し込み特典」が充実していて、申し込み時に45,000円のキャッシュバックまたは、1年間の月額利用料金980円(税込)のどちらかを選択できるので、実質月額料金はさらに抑えることができます。
auひかり

auの提供するauひかりも、その速度に定評のある光回線です。NTTの回線とは異なる光ファイバーと独自の回線網を利用しており、光コラボ系の回線より速さが期待できます。
対応エリアの広さや、スマホとのセット割「auスマートバリュー」の提供など、大手キャリアの光回線ならではの充実ぶりも魅力です。
また、高額なキャッシュバックを実施している代理店が多い点も特徴です。数万円のキャッシュバックを受けられる代理店もあり、スマホとのセット割などと合わせると、実質の利用料金はだいぶ安くなるケースも多くあります。
WiMAXから光回線に乗り換えるときの解約手順

ここでは光回線に乗り換えるときのWiMAX解約手順を紹介します。主な解約手順は3つです。
なお、先にも言及した通り、乗り換え先の光回線で解約違約金還元の特典を使いたいときは、解約のタイミングに注意が必要です。乗り換え先のサービスを申し込む前に解約してしまうと、解約違約金還元の対象にならない場合があるので、乗り換え先の特典の条件をよく確認し、解約のタイミングを調整しましょう。
1.必要なものを準備する
まずは解約に必要なものの準備から始めましょう。解約に必要なものは、主に以下の通りです。
- 会員IDとパスワード
- 契約者名
- 生年月日
- 契約住所
- 登録連絡先電話番号
- 暗証番号
契約しているWiMAXプロバイダによっては必要ないものもありますが、Webから解約する場合には会員ID・パスワードは必ず必要です。こうした情報は、契約時に送られている書類に記載されているので、事前に確認しておくとスムーズに手続きできます。
2.プロバイダに連絡する
解約に必要な情報をまとめたら、契約中のWiMAXプロバイダに解約する旨の連絡をします。
連絡方法は、プロバイダにより異なりますが、電話、Web、チャットや郵送などの手段が設けられています。公式サイトや契約時に受け取った書類で解約時の連絡先を調べましょう。
プロバイダによっては「当月解約のためには〇日までの申請が必要」といった条件が定められているので、申請日には注意してください。
3.レンタルしている端末を返却する
端末を購入している場合は解約後の返却は不要ですが、レンタルの場合は返却しなくてはなりません。
返却先や返却の期限を確認し、きちんと手配をしましょう。
WiMAXから光回線に乗り換えるときの注意点

WiMAXから光回線に乗り換える際には、いくつか注意したい点があります。ここではそれをまとめて紹介します。
ポイントとなるのは、WiMAXの解約手続きと、光回線の申し込み手続きのタイミングです。できるだけ出費を抑えつつ、特典を活用できるタイミングで手続きするため、以下の点に注意しましょう。
1.更新月以外は違約金がかかることがある
2年契約、3年契約など、契約期間が決まったプランでWiMAXを利用している場合、契約期間中の解約は一般的に違約金が発生します。
違約金の額は、WiMAXプロバイダや利用しているプラン、契約した日によっても異なりますが、数千円で済む場合もあれば、2万円ほどかかるケースもあります。「自分の場合、今解約したらどれくらいの違約金が発生するのか」は、しっかり把握したいポイントです。
なお、契約期間のあるプランは、契約期間を満了した時点から1~2か月程度期間、解約しても違約金が発生しない更新月が設定されています。この更新月を狙って解約するのがおすすめです。
2.光回線は開通までに時間がかかる
光回線は、申し込んでから実際に利用可能になるまでに時間がかかります。一般的に、2週間~1か月程度はかかるうえ、光回線の引き込み工事の混雑具合によっては開通までに2か月以上かかることもあります。
WiMAXを解約してから光回線が開通するまで、ネットを使えない期間が何日もあり不便だったなどの事態を避けるため、WiMAXの解約と光回線申し込みのタイミングはよく検討しましょう。
WiMAXの更新月を狙って解約したいのに、光回線の開通が間に合わないというトラブルもあり得ます。乗り換え先の光回線を決めたら、早めに連絡し、開通までにかかる日数を確認するのがおすすめです。
また、申し込みから回線開通までの期間にインターネットが使えない状態を避けるため、無料のWiFiを貸し出している光回線も多くあります。こうしたサービスをうまく活用し、ベストなタイミングで乗り換えましょう。
3.違約金還元特典はWiMAX解約前に手続きが必要な場合がある
先にも記した通り、光回線サービスによる乗り換え時の違約金還元特典は、申し込み時点で乗り換え前のサービスを解約していると適用されない場合があります。
せっかくの特典を受け取り損ねることのないよう、WiMAXを解約する前に、乗り換え先の光回線のサイトで違約金還元特典の適用条件をしっかり確認しておきましょう。
4.解約月の料金は日割り計算されないプロバイダもある
解約月の料金の計算方法は、WiMAXプロバイダによって異なります。解約日により日割りになるプロバイダもありますが、いつ解約しても月末分までは料金が発生するプロバイダも多くあります。
日割りにならないプロバイダの場合、解約日が数日ずれるだけで1か月分の利用料が発生することもあるので、解約月の料金の計算方法は事前に確認しましょう。
5.購入した機器の残債が一括請求される
乗り換え検討時には違約金に目が行きがちですが、WiMAXの機器を分割払いで購入していて残債がある場合、翌月などに一括請求されます。
払い込んだ期間が短いとまとまった金額が請求されることもあるので、思いがけない出費に困ることのないよう念頭に置いておきましょう。
WiMAXから光回線への乗り換えまとめ

WiMAXから光回線へ乗り換える場合、違約金など解約時に発生する費用を抑え、お得に乗り換えたいものです。
違約金の発生しない更新月を利用する、違約金など乗り換えに生じる費用を負担する特典のある光回線を利用するなどの工夫で、出費を回避しましょう。
その際に重要となるのが、WiMAXの解約と光回線の申し込みのタイミングです。出費を最小限に抑える、光回線の開通までにネットの使えない期間のないようにする、乗り換え特典の適用条件を満たすなどのポイントを踏まえつつ、手続き日を決めましょう。
乗り換え先の光回線を選ぶ際は、スマホとのセット割や入会時のキャッシュバックなどの条件も反映し、実質料金で比較することが大切です。
違約金や機器の残債などWiMAXの解約にかかる費用が大きい場合は、乗り換え費用を負担してくれる光回線を選ぶことも、実質月額料金の下げることになります。
「満額還元」を掲げる乗り換え費用負担キャンペーンのあるソフトバンク光は、違約金対策においてもっともおすすめの光回線となっています。
公開日時 : 2022年12月29日

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