iPhoneで音を楽しむ!日本の技術が詰まった木製無電源スピーカー!

iPodに変わり、最近ではiPhoneで音楽を楽しむ人が増えています。しかし、いまいち音の迫力に欠けるという人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、クラウドファンディングで紹介されていあるおすすめの木製無電源スピーカーについて紹介します。
新作iPhone先行予約方法 iPhoneで音を楽しむ!日本の技術が詰まった木製無電源スピーカー!

iPhoneの音楽を多人数で楽しみたい時、Bluetooth接続機能の付いたスピーカーを用意するという手段があります。

実際にクラウドファンディングにも、そうした新型スピーカーが続々出ています。

しかし、『Kickstarter』や『Indiegogo』などの海外サービスを使ってBluetooth製品を取り寄せる際、注意したいのが認証問題です。

Bluetoothとは通信規格ですから、それを組み込んだ機器を日本で使用するとしたら総務省発行の技適マークを取得しなければなりません。

また、電気で動くスピーカーには充電という一手間があります。それが煩わしいと思う人は、決して少なくないかもしれません。

この記事では、国内クラウドファンディング『Makuake』から電源を必要としないiPhone用スピーカーをご紹介します。

MUKUNE

山形県に所在する杉山木工は、大手家具メーカーの下請け製造拠点です。

従業員数は5名です。小規模の町工場ですが、最近Makuakeに出展したある製品が大ヒットしました。

それが『MUKUNE』という木製の無電源スピーカーです。

見た目は何の変哲もない、ただのiPhoneスタンドに見えます。

しかしその側面は5軸NCルーターを使って彫り出し、ホーン形状の穴を構築しています。

クラリネットやサックスのベルと仕組みは一緒です。この形状は、周囲に音を拡張してくれます。

見た目だけのコピー品を作ることはできるかもしれませんが、一切の継ぎ目がないMUKUNEの木工技術は簡単に再現できるものではありません。

日本の中小企業は、それだけのテクノロジーを有しているのです。

この製品は、使用木材を厳選しています。Makuakeに出展されたのはブナ、パドーク、ウォールナット、チークの4種類です。

そのうち、チーク材のMUKUNEはあくまでもMakuake限定製品で、先着20名の出資者のみに提供されます。

iPhone Stick Speaker

次にご紹介するのは『iPhone Stick Speaker(以下ISS)』です。

これもやはり木製の無電源スピーカーですが、ここではそのバージョンのひとつ『Piano Black』をご紹介します。

このISSは、もはやiPhone用スピーカーの域を超えているかもしれません。表面はまるで新品のピアノのような輝きです。

というのもこのISSは、静岡県浜松市のピアノ塗装企業が表面処理を行っています。「ピアノのようなもの」ではなく、「ピアノそのもの」と表現すべきでしょう。

使用木材はカエデです。カエデはピアノの材料に使用されています。

これはMUKUNEにも言えることですが、木の選定は相当な手間暇がかかります。

木の種類や加工の仕方により、音の拡張度合いも大きく違うのです。

しかも木というものは限りある資源ですから、今と同じクオリティーの製品を数十年後に生産できるかどうかは分かりません。

ISSは現在、MakuakeのECページで販売されています。価格は税込1万4904円。正直に言ってしまうと、かなり高価な製品です。これよりも安いBluetoothスピーカーはたくさんあります。

しかし、その値段の根拠は、世界最高峰のピアノ製造技術に基づくものであるということは言うまでもありません。日本の中小企業の持つテクノロジーが、売値以上の付加価値を製品に与えています。

まとめ

以上、この記事では木製の無電源スピーカーをご紹介しました。

こうして見ると、日本の中小企業の底力がよく理解できます。

日本はその歴史上、モノづくりの職人を常に厚遇し続けました。ポルトガル人が持ってきた火縄銃や、ペリー艦隊からもらったボートホイッスル砲を日本の職人はたったの1年ほどで自己生産しています。

日本の製造技術は、類稀な応用力に支えられていると言ってもいいでしょう。

日頃我々が享受する豊かなiPhoneライフは、職人の技術力によって支えられています。

【公式】カシモWiMAX

公開日時 : 2018年10月29日

澤田真一 ― ライター
澤田真一 ― ライター

各メディアで最先端テクノロジー、経済情報などを執筆。クラウドファンディング発の製品情報も取り扱う。現役グラップラーで、国際大会出場も経験。

関連キーワード