おすすめの推理(ミステリー)漫画10選を紹介!電子書籍でお得に読もう

おすすめの推理(ミステリー)漫画を10作品紹介しています。推理漫画は古今東西根強い人気の作品がたくさんあるため、ぜひスマホやタブレット、kindleなどの電子書籍端末で読んでみることをおすすめします。
ブックライブ おすすめの推理(ミステリー)漫画10選を紹介!電子書籍でお得に読もう

推理漫画は「名探偵コナン」や「金田一少年の事件簿」などに代表されるように、読者の人気を集めて長年連載が続くものが数多くあります。

そこでこの記事では、電子書籍で読みたい推理漫画を10作品を紹介します。

併せて推理漫画の魅力や選び方、おすすめの電子書籍サービスなどについても紹介していますので、電子書籍で推理漫画を読みたいと考えている人はぜひ参考にしてください。

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推理漫画の魅力

漫画に限らず、小説や映画・ドラマに舞台と、「推理もの」は古今東西とても根強い人気があります。

そこでここでは「推理漫画の魅力はどこにあるのか」を考えてみたいと思います。

物語の先の展開を読む楽しさがある

一般的に、推理漫画はある事件や不思議な出来事をベースにして、その犯人や原因・背景などを明らかにする展開となっていきます。

犯人や原因・背景などは、冒頭の物語の中では隠された状態で話が進められるので、読者は作中の登場人物と一緒になって「犯人は誰なのか?」「なぜこのような出来事が起きたのか」を予想しながら漫画を読み進めることになります。

最初の展開からは予想もできなかった人物が犯人だったり、最後の最後で大どんでん返しが待っていてそれまでの予想が全て覆されることもありますが、この辺りは作者と読者の一種の駆け引きと言えるでしょう。

このような「先の展開を予想しながら読み進めていく」というのは、推理漫画の魅力のひとつです。 自分の予想通りの展開になったときは優越感を味わえる一方、よい意味で期待が裏切られる展開になったときでも「その手があったか!」と不思議な爽快感を体験することができます。

魅力的かつ個性的な主人公が多い

推理漫画は、原則として私立探偵や刑事などの「謎を解く役の主人公」を中心に物語が進められていきます。

そしてこの主人公は、頭脳明晰だったり推理をするとき以外とのギャップが大きかったりと、とても魅力的かつ個性的な人物であることが多いです。

また「抜群の推理力を持っているものの、それ以外はからっきしダメな主人公」と「その主人公を支える、総合力の高い相棒」というパターンの「バディもの」が多いのも推理漫画の特徴といえます。

そして推理漫画の読者は、主人公の推理と自分の推理を照らし合わせながら、主人公目線で話を読み進めることになります。推理漫画の主人公は魅力的であればあるほど、読者は主人公に自分自身を投影しつつ、物語に引き込まれて行きます。

そのため魅力的で個性的な主人公の存在は、推理漫画の必須条件とも言えるでしょう。

推理漫画の選び方

推理漫画は漫画のジャンルとしてはとても大きいため、過去に多くの作品が世に出ており、今現在連載が続いているものも多いです。

そこでここからは、「推理漫画の世界にどっぷりと漬かりたい!」と思ったときにどのように推理漫画を選べばよいのか、選び方を簡単に紹介します。

完結しているか

「物語が完結しているかどうか」は、とても大事な推理漫画の選び方のひとつと言えます。

物語が完結している推理漫画であれば、最終的に犯人やトリック、事件や出来事の背景や因果関係、張り巡らされた伏線の回収など、全てがスッキリした状態で読書を終えることができます。

しかし物語が完結していない、つまり今現在連載が続いているものや、続編がまだ発売されていないものは、発売されているものを全て読み終えてしまうと、「この後はどうなるのか」というドキドキやもやもやを抱えながら以降の日々を過ごすことになります。

どちらがよくてどちらが悪い、ということではありませんが、自分自身のニーズにどちらが合っているのか、を考えた上で読む推理漫画を決めるのがおすすめです。

例えば年末年始や夏の長期休暇中に、ある程度の日数を掛けて大作の推理漫画を読み切りたい、という場合は物語が完結しているものがおすすめでしょう。

一方で、先々展開される物語を少しずつ味わいながら読み進めて行きたい、という場合は現在進行形で連載されている推理漫画を読むことをおすすめします。

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巻数はどれくらいか

「巻数はどれくらいか」というのも、読む推理漫画を選ぶ際のひとつの目安になります。

人気のある推理漫画ほど連載が長期に渡り、巻数も多くなる傾向にありますが、限られた期間に読み切りたい場合は読み切れない可能性があります。

短い期間で推理漫画を読み切りたい場合は、3巻や5巻程度で物語が完結する作品を選んで読むようにするとよいでしょう。

あるいは「●●編」「✕✕シリーズ」などのように、長い物語の中でもある程度の区切りがある作品を選ぶのもおすすめです。

逆に、ある程度長い期間推理漫画の世界に浸りたい、という人は、巻数の多い作品に挑戦すると、楽しみを長く味わうことができます。

それぞれのニーズに合わせて選ぶようにしましょう。

著者から選ぶ

推理漫画に限らず、漫画を選ぶ際には「誰がその作品を書いたか」が重要な要素となります。すなわち「著者から選ぶ」というのも、選び方のひとつです。

気に入った著者が見つかったら、その著者の作品を片っ端から読んでみる、というのも楽しいと思います。

推理漫画おすすめ10選

ここからは、おすすめの推理漫画を10作品紹介していきます。

「推理漫画を読みたいけどどれを読んだらよいのかわからない」という人は、ぜひ参考にしてみてください(巻数などのデータは2020年12月現在のものです)。

名探偵コナン

出典:amazon
出版社 小学館
連載開始年 1994年
巻数 98巻(連載中)
著者 青山剛昌

漫画に興味のない人でも、名探偵コナンの名はどこかで耳にしたことがあると思います。

名探偵コナンの連載が週刊少年サンデーではじまったのは1994年、つまり2020年時点で26年が経過しています。

1996年からはテレビアニメ化もされており、1997年以降は毎年劇場版作品も上映されています。

名探偵コナンの主人公・江戸川コナンこと工藤新一は、ある日幼馴染の毛利乱と遊園地に遊びに行った際に謎の組織の取引現場を目撃してしまいます。

そしてその口封じのために、「APTX4869」という通常は死に至る毒薬を飲まされます。

しかし新一は死ぬことなく、その代わりに神経を除いた全ての組織が退化して小学校1年生の体になってしまうのです。

この「見た目は子ども、頭脳は大人」という点が名探偵コナンの面白さのひとつといえます。

そして謎の組織の正体を突き止めて自分の身体を元に戻すべく、新一は本来の正体を隠して「江戸川コナン」として蘭の父で探偵の毛利小五郎の元に居候し、持ち前推理力を活かして小五郎や自分の周囲で起きる数々の事件を次々と解決しつつ謎の組織の陰謀を追う・・・というのが名探偵コナンの大まかなあらすじです。

つまり全体を通しては新一(コナン)と謎の組織の関わり・戦いがありつつ、物語の中では「数々の事件」(エピソード)が発生から解決までを通して描かれる、という流れになっています。

そのため、長編漫画でありながらも比較的どの巻から読み始めても違和感なく読み進めることができる上、ひとつのエピソードを区切りにすれば、一旦読むのを中断しても先が気になってそわそわすることもあまりありません。

ある意味では、時間が限られている社会人にとてもおすすめの推理漫画である、ともいえます。

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金田一少年の事件簿 File

出典:amazon
出版社 講談社
連載開始年 1992年
巻数 34巻(完結)
著者 原作:天樹征丸・金成陽三郎、作画・さとうふみや

金田一少年の事件簿は、週刊少年マガジンで1992年から2001年まで連載されていました。

その後2004年から再び不定期連載が開始され、2012年の1年間通年連載期間を経て、2013年から2017年までは「金田一少年の事件簿 R」として連載が続き、完結しています。

そして2018年からはイブニングで新シリーズ「金田一37歳の事件簿」が連載されており、2020年12月時点でこちらの連載はまだ継続中です。

金田一少年の事件簿は「講談社コミックス版」「KCデラックス版」「講談社漫画文庫版」など、様々な形態でコミックスや電子書籍が発売されていますが、おすすめなのは講談社漫画文庫版です。

講談社漫画文庫版は、原則として「1冊1事件」という載せ方をしています。これが講談社コミックス版だと、巻を跨いでひとつの事件が描かれることがあるため、読む方としては「キリが悪い」ということにもなりかねません。

そのため、「次の休みの日に1冊だけ読もう」や「お正月休みに5冊まとめて読もう」のように、計画が立てやすい講談社漫画文庫版の方が読みやすいわけです。

そして講談社漫画文庫版は、タイトルが「金田一少年の事件簿 File」(File●● △△殺人事件)のようになっていますので、購入時には間違えないように注意してください。

あらすじとしては、名探偵・金田一耕助を祖父に持つ高校2年生の金田一一(きんだいちはじめ)が、幼馴染の七瀬美雪や仲間の刑事である剣持勇らとともに遭遇する難事件を解決していく・・・というものです。

「少年探偵もの」として名探偵コナンと比較されることが多いですが、名探偵コナンは謎の組織との闘いという物語を貫く支柱の存在、蘭と新一(コナン)との恋愛模様、そして1人1人のキャラクターがよく立っている点が魅力といえます。

そして金田一少年の事件簿は、名探偵コナンに比べるとミステリーのストーリーやトリック自体がより本格的である、ということが特徴です。

漫画で骨太なミステリーを楽しみたい、という人に金田一少年の事件簿の方がよりおすすめになります。

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Q.E.D. 証明終了

出典:amazon
出版社 講談社
連載開始年 1997年
巻数 50巻(完結)
著者 加藤元浩

Q.E.D. 証明終了は1997年から2014年まで月刊少年マガジン+で連載していました。現在は続編の「Q.E.D. iff -証明終了-」が少年マガジンRで連載されています。

ストーリーは、MIT(マサチューセッツ工科大学)の数学科を弱冠15歳の若さで主席卒業したにも関わらず、なぜか日本の私立高校に通う主人公の燈馬想と、高校の同級生である水原可奈の2人が様々な難事件を解決して行く・・・という内容で、ある意味では名探偵コナンや金田一少年の事件簿と同じスキームといえます。

ただし、Q.E.D. 証明終了は、想がそのプロフィールからも想像させられるように完璧主義者な上に人間的な感情の機微に疎いキャラクター、一方で可奈は男勝りに行動力を持つ超おてんば健康優良児、というキャラクターで、「陰と陽」のようなコントラストを描いている点が非常に面白いです。

「勝ち気な女の子に振り回される気弱な男の子」という構図が好きな人に特におすすめですが、もちろん推理漫画の本質であるべき事件や謎解きといったストーリーの部分も非常によくできています。

また、主人公が数学に長けているという特徴を持つことから、クラッキングやハッキングといった現代的な犯罪の手口の描写が多い印象です。

そして本作は、月刊誌に連載していたために1話のページ数が長く、原則としてひとつの事件が2話で完結する上、コミックスではほぼ「1冊1事件」となっています。

そのため金田一少年の事件簿 Fileのように、どこから手をつけても読みやすいという特徴があります。

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C.M.B. 森羅博物館の事件目録

出典:amazon
出版社 講談社
連載開始年 2005年
巻数 45巻(完結)
著者 加藤元浩

C.M.B 森羅博物館の事件目録は、2005年から2020年まで月刊少年マガジンで連載されていました。

先に紹介したQ.E.D. 証明終了と同じ作者の作品で、両者は姉妹作品という位置づけになります。設定上も両者は「同一世界における出来事」となっており、「Q.E.D.」の主人公である燈馬想と、「C.M.B.」の主人公である榊森羅は従弟同士という関係です。

ストーリーとしては、都内の「森羅博物館」に1人で住む不思議な少年・榊森羅と、その同級生の七瀬立樹が数々の難事件を解決していく、というもので、「一般常識に欠けるが雑学や博学については天才的な少年」と「正義感が強く元気いっぱいな下町娘」という組み合わせは、「Q.E.D.」の燈馬想と水原可奈のコンビを彷彿とさせます。

ただ、「C.M.B.」は幽霊や人体発火といった怪奇現象や、遺跡や文明などの伝説、動植物や化石といったジャンルの不思議な現象を元に起きる事件を調査する、という話が多く、この「博物学的なストーリー展開」が「C.M.B.」の大きな特徴です。

その手の話に関心が高い人に、「C.M.B.」はおすすめといえます。

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ハロー張りネズミ

出典:amazon
出版社 講談社
連載開始年 1983年
巻数 24巻(完結)
著者 弘兼憲史

ハロー張りネズミは「課長島耕作」などでお馴染みの弘兼憲史の作品で、1983年から1996年まで週刊ヤングマガジンで連載されていました。

本作は「あかつか探偵事務所」を経営する私立探偵の七瀬五郎が主人公で、同事務所のメンバーである木暮久作、風かほる、梓夢子、四俵蘭子も含めた5人を中心に話が展開されます。

ここまでに紹介したおすすめ作品を含め、推理漫画というと殺人事件などの大型犯罪が題材になることが多いですが、ハロー張りネズミは殺人事件はもちろん、浮気や蒸発、超常現象から企業による汚職事件まで、非常に幅広いジャンルの事件を題材にしているのが特徴です。

この意味においては、正直なところ「正統派推理漫画」とは言い難いと思います。

また、他の弘兼憲史作品に同様、ホロリと泣ける人情話がとても多いです。

青年誌に連載されていたこともあり、全体的な内容としてはやや大人向きと言え、人生に疲れたときに読みたくなる作品といえます。

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探偵学園Q

出典:amazon
出版社 講談社
連載開始年 2001年
巻数 22巻(完結)
著者 原作:天樹征丸、作画・さとうふみや

探偵学園Qは、先に紹介した金田一少年の事件簿と同じく原作:天樹征丸・作画:さとうふみやのコンビによる作品です。

週刊少年マガジンでの金田一少年の事件簿の定期連載は2001年に終了しましたが、その終了の半年後から同誌で探偵学園Qの連載が始まり、一時中断を経て2005年まで連載されました。

なお、金田一少年の事件簿に探偵学園Qの登場人物が登場している回があり、このことから両作品は同一の世界を描いていることがわかります。ただし「Q.E.D.」と「C.M.B.」のような直接的な関係性はありません。

本作は「伝説の名探偵」こと団守彦が設立した探偵養成学校「DDS」の中で、団守彦の持つ「警視庁特別公認探偵」の称号を受け継ぐ資格を与えられた通称「Qクラス」の一員である「キュウ」こと連城究を主人公とし、同級生である美南恵、天草流、鳴沢数馬、遠山金太郎たちと切磋琢磨し合いながら様々な殺人事件に挑んで行く、というのが大まかなストーリとなります。

金田一少年の事件簿と同じ原作者・作画者のコンビによる作品ということで、両者はよく比較されます。様々な意見はあると思いますが、大雑把に言うと推理作品としてのリアリティの強さは金田一少年の事件簿に軍配が挙がります。

しかし「拳銃の携帯が許された警視庁特別公認探偵」と「その後継者を養成する探偵学校」などの設定はいかにも漫画的なもので、このような非現実的な世界観の楽しさ、という点が探偵学園Qにはあります。この楽しさは金田一少年の事件簿にはなく、ある意味では「身体は子ども、頭脳は大人」の名探偵コナン的な楽しさとも言えるでしょう。

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スパイラル ~推理の絆~

出典:amazon
出版社 スクウェア・エニックス
連載開始年 1999年
巻数 15巻(完結)
著者 原作:城平京、作画:水野英多

スパイラル ~推理の絆~は1999年から2005年まで、月刊少年ガンガンで連載されていました。

月刊少年ガンガンは「ファイナルファンタジーシリーズ」や「ドラゴンクエストシリーズ」を制作・販売しているスクウェア・エニックスが出版している月刊漫画誌で、主に中学生をターゲットにしています。つまり週刊少年ジャンプや週刊少年マガジンと同じような位置づけと考えればよいと思います。

ストーリーは、ある日主人公の月臣学園1年・鳴海歩は校舎の屋上から1人の少女が転落する事件を目撃してしまったことから、同じ学園の先輩である結崎ひよのとともに「ブレード・チルドレン」という常人外れの知力や体力を持つ少年少女たちの謎を追うことになる・・・というものです。

名探偵コナンや金田一少年の事件簿のような単純な推理モノというよりも、歩の兄である天才少年・清隆と歩の心理的な葛藤が描かれたり、SF的な要素が入って来たりと、やや違った趣を持つ作品といえます。

そして最後には、あっと驚く結末が控えています。

いかにもゲーム制作会社が発行する月刊誌で連載される作品、という気がしますが、少し現実離れした、ゲーム的な世界観が好みだ、という人にはスパイラル ~推理の絆~はおすすめです。

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掟上今日子の備忘録

出典:amazon
出版社 講談社
連載開始年 2015年
巻数 5巻(完結)
著者 原作:西尾維新、作画・浅見よう

掟上今日子の備忘録は、元々は小説家・西尾維新による小説「忘却探偵シリーズ」の中のいち作品のタイトルです。

忘却探偵シリーズには、他に「掟上今日子の推薦文」や「掟上今日子の挑戦状」「掟上今日子の遺言書」などがあり、その数は2020年12月時点で12作品にのぼります。

これら忘却探偵シリーズを原作にして漫画化した作品に「掟上今日子の備忘録」というタイトルがつけられ、月刊少年マガジンで2015年から2017年まで連載されていました。

忘却探偵シリーズのあらすじは、寝ると記憶がリセットされる「忘却探偵」こと掟上今日子が、依頼人から持ち込まれる様々な事件をほぼ1日で解決していく(記憶がなくなるので)、というものです。

このSF的かつコメディ的な設定からもわかるように、全体的にはライトなタッチで物語は進んでいきます。おどろおどろしく残忍な事件などは基本的に出てきません。西尾作品および忘却探偵シリーズがいわゆる「ライトノベル」に分類されるかどうかは議論の分かれるところですが、これを原作とする本作が、少なくとも肩肘張らずに読めるのは間違いありません。

本作は前述のように小説を原作とするものですが、小説版と比べると漫画版は様々な作品の設定の説明が端折られている印象を受けます。そのため、小説版を読まずにいきなり漫画版から読み始めると、若干の唐突感に違和感を感じることがあります。

そのため、まずは小説版を読んだ後に、世界観を気軽に楽しむべく漫画版を読む、というのがおすすめの読み方ではありますが、細かい点にこだわらない人であれば気軽に読める漫画版から入る、というのも悪くないと思います。

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虚構推理

出典:amazon
出版社 講談社
連載開始年 2015年
巻数 13巻(連載中)
著者 原作:城平京、作画:片瀬茶柴

虚構推理は、先に紹介したスパイラル ~推理の絆~と同じく、城平京が原作者です。

ただし、スパイラル ~推理の絆~は先に漫画、後から小説が出版されたのに対して、この虚構推理は最初に小説、後に漫画が出版された、という違いがあります。

つまり城平京にとって、スパイラル ~推理の絆~は漫画原作者としての作品、虚構推理は小説家としての作品、ということになります。

なお、漫画版の虚構推理は2015年から少年マガジンRにて連載されており、2020年12月現在連載が続いています。

内容としては、社会秩序維持のために「怪異」たちの知恵の神になるという契約を交わし、日々怪異に関するトラブル解決に奔走する大学生・岩永琴子と、その恋人であり、不死身の身体と「未来を自分の望むものに決定できる能力」を有する大学院生・桜川九郎、そして九郎の元彼女であり、女性警察官である弓原紗季の3人を中心に様々な不思議な事件を解決していく・・・のようになっています。

しかし虚構推理が他の推理漫画と比べて大きく異なるのは、真実を暴いて事件を解決するというよりも、「どのように人々を納得させて事件を丸く収めるか」ということにフォーカスしている点です。

ネタバレになってしまうのであまり詳しくは書けないのですが、キーワードはまさに「虚構」という二文字です。気になる人はぜひ本作を読んでみてください。

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ミステリと言う勿れ

出典:amazon
出版社 小学館
連載開始年 2016年
巻数 7巻(連載中)
著者 田村由美

ミステリと言う勿れは、2016年から月刊フラワーズで連載されており、2020年12月時点で連載中です。なお、月刊フラワーズは今回紹介しているおすすめの推理漫画の掲載誌の中では唯一の少女漫画誌です。

作者の田村由美は、過去に「BASARA」や「7SEEDS」といった名作を書いており、根強いファンが多いことでもよく知られています。

本作は主人公の大学生・久能整が、次から次へと自分の周辺で起きる様々な事件や不思議な現象をいわゆる安楽椅子探偵(現場に出向かず書斎や取調室などの室内にいるまま、与えられた情報のみを手がかりに事件を推理していく探偵を指すミステリー用語)然と解決に導いて行くのが最大の見どころです。

例えば1巻で描かれる「寒河江健殺人事件」では、整は容疑者として連日警察署の取調室に呼ばれて事情聴取を受けますが、その際に刑事同士が交わす雑談や、発見される証拠・犯人に繋がる手掛かりなどの情報をきっかけに推理を働かせ、結果的に真犯人と、真犯人が犯行に至るきっかけとなった事件の真実までをも暴いてしまいます(真犯人はあっと驚く人物です)。

この整の記憶力や観察力、推理力は圧巻です。

女性漫画家が書く少女漫画、ということで、絵のタッチに抵抗感がある男性もいるかもしれませんが、それだけの理由で本作を敬遠するのは損です。推理漫画好きであればぜひとも1度読んでほしい作品と言えます。

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推理漫画読むなら電子書籍サービスがおすすめ

漫画は小説などに比べて手軽に手に取って読めるのがメリットですが、名探偵コナンのような長編漫画になると非常にたくさんの巻数になってしまい、本棚の大半のスペースを占めてしまうのが悩ましいところです。

そこでおすすめしたいのが「電子書籍サービス」です。

電子書籍で漫画を読むことには、以下のようなメリットがあります。

電子書籍で漫画を読むメリット

  • 物理的な場所をとらない
  • スマホやタブレットなどで手軽に読める
  • スマホやライト付きのデバイスなら暗い場所でも読める
  • 気軽に本にメモを書いたり線を引いたりすることができる
  • 紙版に比べると安い価格で購入できることが多い
  • 退色や破損といった物理的な劣化がない
  • 書店に出向く必要がない
  • 売り切れがない

何と言っても最大のメリットは「物理的な場所を取らない」という点でしょう。

例えばAmazonのKindle PaperWhiteの32GBモデルであれば、小説なら約440冊~1,700冊、漫画なら約310冊も入れておくことができます。

同じAmazonのFireシリーズならmicroSDカードを挿入することができますので、例えば32GBのFire HD 8 Plusに64GBのmicroSDカードを入れて使えば、小説なら約1,320冊~5,100冊、漫画なら約930冊も保管可能です。

これだけの本を本棚に入れて保管するのは大変ですし、地震や引っ越しのときのことを考えると、ある意味ではゾッとします。

せめて一部の本だけでも電子書籍に置き換えることができれば、保管はずいぶんラクになるはずです。

また、漫画に限っていえば、最近は様々な作品を無料で読むことができるサービスがたくさん出ています。

これらのサービスは無料で漫画を読むのに必要なポイントを貯めるのに一定に時間が必要だったり、広告やCMの閲覧が必要だったり、という手間は掛かりますが、何といっても無料で漫画が読めるのは非常にありがたいです。

また、少しお金を払えば数万冊の漫画が読み放題になる、というサブスクリプションサービスも充実してきました。

これらのサービスは有料とはいえ、月に2、3冊漫画を購入することを考えると十分元は取れるので、色々な作品を幅広く読みたいという人にとってはおすすめです。

当サイトではおすすめの電子書籍サービス11社を徹底比較した記事を用意していますので、併せてご一読ください。

推理漫画を楽しもう

ここまで、推理漫画の魅力と選び方、そしておすすめの推理漫画を10作品と電子書籍のメリットについて紹介しました。

推理漫画は漫画の中でも一大ジャンルを築いており、古い作品から新しい作品まで、読む価値のある質の高い作品が山のようにあります。

読書にぴったりの秋の夜長や、年末年始や夏休みなどの長期休暇は、ぜひ長期連載されている(されていた)推理漫画の読破に挑戦してみてはいかがでしょうか。

最近は電子書籍サービスや、対応するアプリ・デバイスが充実しているので、まだ電子書籍サービスを使ったことのない人は、思い切って使ってみることもおすすめします。

公開日時 : 2020年12月14日

二階堂卓也 ― ライター
二階堂卓也 ― ライター

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