
- 電気
二人暮らし、カップル、夫婦の光熱費の平均はいくら?電気・ガス・水道代を節約したい


二人暮らしの家計の分担に悩むときや、今よりもっと節約できないかと考えているとき、光熱費にかかる金額が気になる人も多いでしょう。
しかし、一人暮らしでかかっていた金額を単純に2倍にすればよいというわけではないため、なにを基準に考えればよいかわかりづらいものです。
この記事では、二人暮らしにかかる光熱費と水道代の平均額と、それぞれの節約方法を解説します。
平均額を基準として、家計の分担や節約すべき項目を考えてみましょう。
目次
どのエリアも「基本料金」は0円で、電力量料金も1段階でシンプルでわかりやすい!乗り換えも簡単!
最低契約期間や違約金もかからないので、突然の引っ越しや万が一の解約時にも安心です。
まずは、Looopでんきの公式サイトで今の電気料金からどのくらいお得になるのか、料金シミュレーションをチェックしてみましょう!
二人暮らしの光熱費の平均額

まずは次の表で、電気、ガス、水道にかかる平均額(総務省統計局の家計調査結果より)と合計金額を二人暮らしと一人暮らしで比較します。
その上で、それぞれの項目について詳細を解説します。
一人暮らしの平均額 | 二人暮らしの平均額 | |
---|---|---|
電気代 | 5,700円 | 9,654円 |
ガス代 | 3,012円 | 4,488円 |
水道代 | 2,120円 | 4,098円 |
合計 | 10,832円 | 18,240円 |
参照元「家計調査結果」(総務省統計局)
家計調査 家計収支編 二人以上の世帯
家計調査 家計収支編 単身世帯
電気代
一人暮らしと比べて二人暮らしの方が、部屋数が多かったり1部屋が広かったりすることが多いため、エアコンをはじめとする「冷暖房器具」の金額が高くなりやすい傾向があります。
また、ゲームや音楽鑑賞などの個々の娯楽にも電気代はかかっています。
ただし、冷蔵庫をはじめとした家電の数が倍になるわけではないため、電気代も一人暮らしの倍以上にはならないことがほとんどです。
ガス代
ガス代は、一人暮らしでも二人暮らしでも大きな差はありません。
ガスファンヒーターやガス温水式床暖房などを使っていない限り、ガス代がかかるのはキッチンのコンロと湯沸し程度です。
料理やお風呂に湯を張る回数は、一人暮らしでも二人暮らしでもあまり違いがないため、シャワーの回数が増える分の金額差程度でおさまっています。
水道代
水道代は、一人暮らしの倍近い金額になる可能性が高い項目といえます。
これは単純にシャワーやトイレ、飲料水など1人が消費する量は二人暮らしになっても変わらないからです。
二人暮らしの光熱費を節約する6つの方法
ここでは、平均額よりも高かった世帯や今よりもっと光熱費を抑えたい人のために、電気・ガス・水道のそれぞれの節約方法を解説します。
エアコンの掃除や設定温度を調整する
環境省主導の温暖化対策サイトによれば、エアコンのフィルター掃除をするだけで冷房時4%、暖房時6%の節電ができるとしています。
埃や汚れでフィルターが目詰まりすると、エアコンのパフォーマンスは落ち、無駄な電力を消費しながら稼働します。
これらを掃除することでパフォーマンスが改善され、電気代を節約できるというわけです。
汚れがガンコなときやしばらく掃除していないときは、エアコン掃除業者に依頼して本格的な掃除をしてみましょう。
また、エアコンの設定温度の見直しも節電に効果的です。夏は1度上げることで13%、冬は1度下げることで10%節電できます。
さらに、電気代の安い扇風機やサーキュレーターを取り入れると、エアコンで調節された空気が循環しやすくなるため、設定温度を変えても体感温度は損なわずに済みます。
※参照元 環境省:COOL CHOICEより(https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/setsuden/office/saving01.html)
▼以下の記事では、冬の暖房器具の電気代を節約する方法を紹介しています。
LED電球に替えて照明の使い方を見直す
エアコンと比べると金額へのインパクトは小さいものの、照明を白熱電球からLED電球に変えるだけで、年間2,000~3,000円の節約ができる可能性があります。
LEDの消費電力は白熱電球の1/5程度であるため、毎日使えば金額差も大きくなっていきます。
LED電球自体は2,000~3,000円程度と高額ですが、1年間で元がとれる計算です。
一般的にLED電球は10年程度使えるため、白熱電球を交換するより金額も手間もかかりません。
さらに人感センサー付きの照明であれば、消し忘れを防げるため節電効果がさらにアップします。
また、照明に半透明の傘やカバーが付いているタイプであれば、掃除することで明るさが増します。
その分他の照明を点灯させる回数が減り、節電につなげることができます。
新電力に変える
2016年4月1日に開始された電力の小売り全面自由化によって、電力会社を消費者が選べるようになりました。この市場に参入した企業を「新電力」と呼びます。
電力自由化の目的は、それまで独占的だった電力の供給に競争をかけることであり、それまでの電力会社よりも安く電気を販売する新電力が増えてきています。
新電力への乗り換えは自由であり、電気の供給が不安定になることもなければ、手数料や工事費もかかりません。
メーターの交換が必要な場合はありますが、申し込みから数日で手配され、作業時間は10~20分程度で終わります。交換工事費も無料です。
宅内工事ではないため、在宅の必要がないというのもポイントです。
湯船のお湯が冷めない工夫をする
お湯につかるのを我慢してシャワーだけで済ませるという方法もありますが、お風呂好きにとってはストレスになるため長くは続かないでしょう。
浴槽に湯を張ることを前提とした場合、できれば湯が冷めないうちに二人続けて入るのが理想です。
しかし、仕事などの都合でそれが難しければ、蓋や保温シートを使って温度が低下するのを防ぐのが効果的です。
ガス会社を変える
ボンベに充填するLPガス(プロパンガス)はもともと販売店を選べましたが、2017年4月1日からは都市ガスも自由化されました。
そのため、これまで地域のガス会社と契約していた人も、乗り換えによって安くなる可能性があります。
また都市ガス自体は変更しなくても、新電力との提携によってセット価格が割り引かれたり、ポイントがついたりすることもあります。
節水シャワーヘッドを使う
水道は自由化されていないため、日々のこまめな節水が出費を抑えるカギです。
一般的なシャワーヘッドを節水シャワーヘッドに変えれば、普段通りにシャワーを浴びていても節水できます。
節水シャワーヘッドは、少ない水の量でも水圧をかけられるように工夫されているからです。
使うお湯の量を減らせるため、ガス代の節約としても有効といえます。
とはいえ、出てくるお湯の量が減ることに変わりはなく、強めまたは熱めのシャワーが好みの人にはもの足りなく感じられるかもしれません。
トイレで流す水の量を見直す
トイレは1日のうちに何回も大量の水を消費する場所です。とくに古いタイプのトイレの場合、1回で流す水の量が多い傾向にあります。
大と小を使い分けられるタイプのトイレで、大を使うのがクセになっているのであれば小も使ってみましょう。
メーカーや年式にもよりますが、少量のトイレットペーパーは小でも流せる可能性が高いといえます。
水を流しっぱなしにしない
節水を意識するなら、水を流しっぱなしにしないよう注意が必要です。
食器はすべて洗剤で洗い終えてから、洗い桶に溜めた水ですすいだり、お風呂や歯磨きでもこまめに止めたりしましょう。
また、食器を洗うときは必要以上に洗剤を使わないのもコツです。
少量の洗剤でも十分に汚れを落とせるにもかかわらず多く使うと、汚れではなく泡を流すための水が増えてしまいます。
二人暮らしの光熱費節約におすすめな新電力

最後に、電力とガスをセットにできる、二人暮らしの光熱費節約におすすめな新電力を2社紹介します。
参考として、大手の東京電力と東京ガスの料金を次の表で記載します。おすすめの新電力2社の料金と比較してみましょう。
東京電力 | 東京ガス | |
---|---|---|
基本料金 | 10A:286円 15A:429円 20A:572円 30A:858円 40A:1,144円 50A:1,430円 60A:1,716円 |
0㎥から20㎥まで:759円 20㎥をこえ80㎥まで:1,056円 80㎥をこえ200㎥まで:1,232円 200㎥をこえ500㎥まで:1,892円 500㎥をこえ800㎥まで:6,292円 800㎥をこえる場合:12,452円 |
単位料金 | 最初の120kWhまで(第1段階料金):19.88円 120kWhをこえ300kWhまで(第2段階料金):26.48円 上記超過(第3段階料金):30.57円 ※1kWhあたり |
0㎥から20㎥まで:129.80円 20㎥をこえ80㎥まで:114.95円 80㎥をこえ200㎥まで:112.75円 200㎥をこえ500㎥まで:109.45円 500㎥をこえ800㎥まで:100.65円 800㎥をこえる場合:92.95円 ※1㎥あたり ※月ごとに原料費調整がおこなわれるため2020年11月分としての金額 |
auでんき

参考として東京エリアでの金額を次の表で記載します、()内は東京電力と東京ガスとの差額です。
電気 | ガス | |
---|---|---|
基本料金 | 10A:286円(±0円) 15A:429円(±0円) 20A:572円(±0円) 30A:858円(±0円) 40A:1,144円(±0円) 50A:1,430円(±0円) 60A:1,716円(±0円) |
0㎥から20㎥まで:736.23円(-22.77円) 20㎥をこえ80㎥まで:1,024.32円(-31.68円) 80㎥をこえ200㎥まで:1,195.04円(-36.96円) 200㎥をこえ500㎥まで:1,835.24円(-56.76円) 500㎥をこえ800㎥まで:6,103.24円(-188.76円) 800㎥をこえる場合:12,078.44円(-373.56円) |
単位料金 | 最初の120kWhまで(第1段階料金):19.87円(-0.01円) 120kWhをこえ300kWhまで(第2段階料金):26.47円(-0.01円) 上記超過(第3段階料金):30.56円(-0.01円) ※1kWhあたり |
0㎥から20㎥まで:129.80円(±0円) 20㎥をこえ80㎥まで:114.95円(±0円) 80㎥をこえ200㎥まで:112.75円(±0円) 200㎥をこえ500㎥まで:109.45円(±0円) 500㎥をこえ800㎥まで:100.65円(±0円) 800㎥をこえる場合:92.95円(±0円) ※1㎥あたり ※月ごとに原料費調整がおこなわれるため2020年11月分としての金額 |
auでんきは、電気料金こそほぼそのままですが、auスマホまたはauひかりに加入している場合は利用額に応じたPontaポイントが貯まるのが魅力です。ポイント還元率は1%、3%、5%の3段階に分けられます。
実際の電気料金は表に記載している金額のほかに、「燃料費調整額」や「再生可能エネルギー発電促進賦課金」も加算されますが、その金額もポイントの対象です。
ガスは東電ガスと提携しており、東京ガスの金額よりも3%安い基本料金に設定されています。
auスマホのユーザーであれば、ガスも含めてお得に利用できる新電力です。
auでんきで年間最大12,000円割引のチャンス!
出典:auでんき
今auでんきを新規契約すると、電気代が年間最大12,000円割引になるチャンスです!
キャンペーン適用条件を満たしていれば、au回線スマホを2回線以上契約していれば月々500円の割引適用で、電気代が1年間で6,000円割引となります。
au回線スマホを3回線以上契約していれば月々1,000円の割引が適用されて、1年間で12,000円割引となります。
auでんきスタート割のキャンペーン適用条件は以下の通りです。
- auでんき新規加入時に「auでんきポイントで割引」に申し込む
- 「家族割プラス」「auスマートバリュー」に加入しているau回線のスマホを所有している
- 「auスマートバリュー」グループで「家族割プラス」カウント対象の料金プランに家族2人以上で加入している
- 「エントリーするau回線」がauPAYに利用規約に同意している=auPAY利用開始している
- 2人世帯以上で、2人世帯の場合は月々500円、3人以上の世帯の場合は月々1,000円割引適用
さらに、auでんきを契約するともらえるau WALLETのPontaポイントの還元率最大5%のところ、今なら最大12か月間8%まで増量中です!
たとえば、1か月の電気代が13,000円の場合は通常650Pontaポイントの付与となりますが、今auでんきに申し込むと1,040Pontaポイントをもらうことができます。
総務省の調べによると、2人以上の世帯の冬シーズンの電気代は平均13,595円となっています。
キャンペーンを適用すると月々最大1,000円の割引と電気代の利用額によるPontaポイントの8%還元で実質利用額をぐっと抑えることができます。
auでんきのお得なキャンペーンは今だけのチャンスなので、まずはauでんきへの切り替えで電気代がどのくらいお得になるのか、公式サイトで料金シミュレーションをしてみましょう。
Looopでんき
出典:Looopでんき
参考として東京エリアでの金額を次の表で記載します。
Looopでんきは、電気の使用量にかかわらず電気もガスも一律料金で、非常にシンプルな料金プランです。
電気 ガス 基本料金 なし 1,000円 単位料金 一律26.4円/kWh 一律128円/㎥
Looopでんきは基本料金がなく、従量課金のみというわかりやすい料金体系です。
最初の120kWh分までの従量課金は東京電気と比べて高いものの、基本料がない分、総額は安くなります。
ガスについては基本料金が一律1,000円で、0㎥から20㎥までの使用量なら東京ガスよりも高い基本料金です。
しかし、従量課金分の金額はすべての使用量で東京ガスよりも安い、一律128円/㎥でお得です。
また、電気とガスをセットにした場合、電気代は2%割引になるため、さらに光熱費をおさえられます。
節約術を駆使して二人暮らしの光熱費を抑えよう
二人暮らしの光熱費と水道代は、一人暮らしの倍額になるわけではないことがわかりました。
しかし、1人1人が消費する量も多いため、節約するためにはお互いの意識が大切です。
日々意識することは難しくても、LED電球や節水シャワーヘッドへの交換、エアコンの掃除など1度の手間で済むことから始めれば節約を続けられます。
新電力に変えて電気代とガス代を抑えることも検討しつつ、節約で浮いたお金で楽しめることを考えてみるのがおすすめです。
▼以下の記事では、おすすめの新電力・電気会社を紹介していますので、ぜひご覧ください。
![]()
公開日時 : 2021年01月07日

関連キーワード