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iPadにおすすめのアプリ20選|イラスト・ビジネス・ゲームなどジャンル別に紹介

iPadに標準搭載されているアプリだけでも様々な用途に使えますが、新たなアプリを追加することでさらに幅を広げて活用できます。
この記事では、スマホと比べて大画面のiPadだからこそ、入れておきたいおすすめのアプリを紹介します。
イラスト制作、画像・写真編集、動画編集といった制作にかかわるものから、ビジネスに役立つアプリ、ゲーム、セキュリティ、ニュースアプリなどカテゴリ別にわけています。
目次
イラスト制作が捗るiPadのおすすめアプリ4選

Apple pencilを使えば手書きのように作業ができるため、iPadはイラスト制作に向いています。中にはPCがメインだったハイスペックなアプリをiPad用に最適化したものも存在します。
メディバンペイント
漫画系イラストに便利なアプリです。ブラシや消しゴム、図形描画、バケツといった基本的なツールが揃っており、カラーも自由に変えられます。
漫画原稿キャンパスが用意されているのも特徴で、A5仕上がりの同人誌モードなどがあります。コマ割りやトーン貼り、テキスト挿入もおこなえるためサクサク作業できるでしょう。
またPCやAndroid端末とクラウド上で連携できるため、媒体問わず利用できます。チーム共有も可能で作業分担しやすい設計というのも便利なポイントです。
また日本ユーザーによる使い方講座や動画が公式に多くアップされており、勉強しながら取り組みやすいという魅力もあります。
無料ですが、一部App内に課金があります。

CLIP STUDIO PAINT
ワコムのペンタブなどに同梱されていたり、美術系専門学校をはじめとした教育機関でも導入されていたりする、イラストやデザイン、漫画制作ではなじみ深いアプリです。
油絵やパステルなどのアート表現もこなせる、カスタマイズ性の高いブラシもそろっています。静止画用としてだけでなく、アニメーション作成ツールとしても活用可能です。
さらに写真や3Dモデルから輪郭線や色面を抽出できたり、自動で手ブレ補正できたりと、作業の効率化に役立ちます。日本ユーザーが多いのも特徴で、ノウハウを共有しながら技術を高めていけるでしょう。
月額利用プランは480円(税込)~です。iPadアプリは初めての申し込みで最大3ヵ月無料になります。

アイビスペイントX
シンプルなUI設計で小学生や中学生など子供でも扱いやすいため、気軽にお絵かきを楽しんだり、SNSやWeb投稿でイラストをシェアしたい人におすすめなのが、このアプリです。
ただし、初心者向けのアプリかというとそうでもありません。ブラシだけでも380種類以上あり、レイヤー機能や定規ツールもあるため本格的なイラストや漫画の制作も可能です。
作成中の動画を保存してシェアできる機能が実装されており、アイビスペイントのサイトでは投稿作品が数多く並んでいます。YouTubeのお絵かき講座と合わせて絵の勉強になるでしょう。
アプリは無料ですが、有料版(プレミアム会員)もあります。プレミアム会員は初回のみ1ヵ月お試しが可能です。

Procreate
ディズニーやピクサーといったプロの現場でも使われているアプリです。有料にはなりますが、1,220円(税込)の買い切りでずっと利用できます。
数百のブラシや100以上のカスタム設定、Apple Pencilを活用できるエフェクト調整など便利ツールが多く、自作のテクスチャ登録も可能です。
アーティスト用に作られたハイパフォーマンスなアプリなので、より本格的にイラスト制作に取り組みたい人におすすめです。

写真・画像を編集できるiPadアプリ3選
写真や画像の編集もiPadなら大画面で作業できるため、細部まで調整しやすく完成度が高くなります。
PicsArt 写真&動画編集アプリ
3,000以上の機能を備えたアプリです。カラー変更やエフェクトなどワンタッチで画像全体を加工でき、人物の目や髪の色も変えられるので、SNSのアイコン用セルフィの調整にも役立ちます。
プリクラのように手書き風の文字を入れたり、写真サイズを変更したりすることもできるほか、移りこんだ不要な物を削除する機能も備わっています。
動画の切り抜きや写真のコラージュなども可能です。無料ですが、Gold会員の定期購入プランなら、さらに豊富なステッカーやテンプレートなどの会員限定コンテンツにアクセスできます。

Adobe Photoshop iPad版
本格的に編集作業をおこなうならPhotoshopがおすすめです。芸能人の写真のレタッチなどにも使われるプロ向きのツールで、肌を綺麗に見せたりブラシを使って毛量まで調整できたりします。
また新規のイラスト作成にも使えるほどブラシやエフェクトが充実しているため、このアプリさえあれば静止画全般に対応できます。写真合成や細部のレタッチなど、訓練すれば思いのままの編集が叶うでしょう。
なおこのアプリはサブスクリプション型のCreative Cloudフォトプラン(980円/税込 1,078円:7日間の無料体験有)でお得に利用可能です。PhotoshopほかLightroomとLightroom Classicも利用でき、PCでも使えます。

Adobe Photoshop Express 写真補正&加工アプリ
写真編集に特化した機能揃えるPhotoshopの派生アプリで、完全版のPhotoshop CCと比べると機能が限定されている分、UIがスマートで一般ユーザーでも使いやすいのが特徴です。
コントラストや露光量をワンタッチで自動補正して調整でき、レタッチやコラージュ、エフェクト加工にも対応しています。また、こちらは無料で使えるというのもポイントです。

動画編集に役立つiPadアプリ3選

モデルにもよりますが、iPadはフルHDや4Kビデオも再生できるプロセッサを搭載しているため動画編集作業も可能です。プロレベルの編集ができるアプリからSNS用に適した手軽なアプリまでを紹介します。
LumaFusion
プロレベルの動画編集を可能とするハイレベルなアプリです。動画とタイムラインを同時に表示でき、静止画やテロップ、音声の挿入タイミングを細かく調整できます。
クロマキーやぼかし、色調補正などのエフェクトも豊富で、さらに無料で使用できるロイヤリティーフリーの音楽や背景まで揃っています。
またプロジェクト管理機能がついており、メモを追加できるため、長期化する作業でも計画的に進められます。
料金は3,680円(税込)です。その他、ビデオ・音楽素材の使い放題は月間1,100円・年間7,800円で利用できます。

Adobe Premiere Rush
プロが使うAdobe Premiere Proを携帯端末用に最適化したバージョンです。動画の縦横比を調整しやすく、タイトルのカスタマイズなどができるため、YouTubeや各種SNS用動画の編集に向いています。
タイトル画面のテンプレートが用意されており、魅力的なサムネイルを作る作業も捗るでしょう。
なお無料プランは動画の書き出しは3回までという制限があり、利用できるクラウドストレージは2GBまでですが、月額980円(税込 1,078円)のプランであれば無制限に書き出せて、100GBのクラウドストレージを使えます。

VITA – 超簡単!動画編集
友だちへの送付やSNSで共有するための動画を作成するには十分な機能を揃えています。
テキスト挿入やテンプレート、エフェクト、音楽まで全ての機能を完全無料で使えるという手軽さも魅力です。
また倍速や逆再生といった動画の再生スピードの調節もできます。動画編集初心者でも扱いやすい設計なので、本格的な作業を学ぶ前に編集の感覚を掴みたい人にもおすすめです。

iPadの大画面を活かせるゲームアプリ3選
携帯端末用のゲームアプリは数えきれないほどありますが、ここではスマホで楽しむ以上の魅力を発揮するアプリを3つ紹介します。
どれも基本は無料ですが、App内に一部課金があります。
FIFA MOBILE
実在の有名選手が数多く登場する、FIFA公式ライセンスのサッカーゲームです。世界36のリーグ、650以上のクラブのライセンスを持っており、登場する選手の人数は17,000人を超えています。
ルールやテクニックなども本格的で、まさに試合をしている感覚でプレイできます。スマホでも遊べますが、iPadだとリアルなグラフィックがより一層鮮明に見えるため、臨場感を感じられるでしょう。

Call of Duty Mobile
リアルなグラフィックで迫力の戦闘を楽しめるFPS、Call of Dutyのモバイル版です。大画面のiPadなら敵を発見しやすく、好みにカスタマイズした武器や装備の細部まで楽しめます。
プレイステーションシリーズで人気のあったマップが揃っており、プレイヤー100人で生き残りをかけて戦うバトルロイヤルモードと、5対5で戦うマルチプレイヤーモードを選べるのも特徴です。
ただし戦闘がリアルなため、17歳以上という年齢制限が設けられている点は注意しましょう。

ライフアフター
「終末オープンワールドサバイバルゲーム」と称したゲームで、現在はシーズン3まで登場しています。未知のウイルスが蔓延したことで荒廃した世界が舞台です。
基本的にはゾンビシューティングゲームですが、自由に冒険できる広大なマップで探索の要素もふんだんに盛り込まれています。
また単純に戦闘や逃走を繰り返すだけではなく、他のユーザーと協力して陸海空の全方位作戦を立てたり、シェルターを建設したりとできることの幅が広いのも魅力です。

ビジネスに活用できるiPadアプリ3選

メールやプロジェクト管理ツールなど会社指定されていることが多いアプリではなく、個人で活用できるビジネス向けアプリを3つピックアップしました。
Jorte
好みのデザインにカスタマイズできる、システム手帳型のスケジュール管理アプリです。無料で利用できます。
紙の手帳のように自由に書き込めるほか、ユーザーが事前に登録した興味のあるイベントについて、各種メディアやチケットショップなどと連動することで、自動的に予定を追加する機能を搭載しています。
さらに、進研ゼミと連携しており、中学生の保護者を対象に行事予定表のデジタル化するサービスも展開しているため、家庭と仕事の両立を考えたい人におすすめです。

Microsoft Office Lens|PDF Scan
紙の資料やホワイトボードに書いた文字をスキャンして、PDF、Word、PowerPointファイルに変換できる画期的なアプリです。無料で利用できます。
ある程度斜めで撮影しても、その後のトリミング作業で平面化できます。また画像内のテキストをOCR(高額式文字認識)によってテキストデータ化し、単語の検索や編集も可能とします。
会議の議事録作成やプレゼンの資料まとめなどで役立つでしょう。

Qyur2
レトロなカセット風のデザインですが、録音した音声を文字に起こせるという機能的なアプリです。
打ち合わせや会議などの音声を録音しておけば、メモを取りきれなかった部分も含めて議事録作成できます。
なお音声データの文字化はAI技術でおこなわれる仕様で、第3者が音声を聞いているわけではありません。録音自体は最大120分可能です。
ただしダウンロード自体は無料ですが文字起こしは有料で、音声データ1分あたり5~12円かかります。
また「TOEICテスト基本例文700選」や「起きてから寝るまで英語表現700 完全改訂版」といった英語学習に役立つオプションも展開されています。

セキュリティを強化するiPadアプリ2選
重要なデータを取り扱う場合や外出先での使用が多い場合は、セキュリティアプリの導入も大切です。
PC用ウイルス対策ソフトをはじめとして実績のある企業の有料アプリを2つ紹介します。
ノートンモバイルセキュリティ iOS 版
ウイルス・サイバー脅威への対策に使えるセキュリティアプリです。
詐欺または悪質なWebサイトを検出してアクセスを回避したり、デバイスのオペレーションシステムが古いときは警告したりします。
また危険なWiFiを検出して通知する機能があるため、外出先での思わぬ情報漏えい対策としても有効です。
2,800円(1年版/税込 3,080円)で、14日間無料体験があります。

ウイルスバスター モバイル
ネット詐欺や危険なSMSの検出とアクセスの回避、AI技術を活用した不正アプリのブロックなど各種トラブル対策に使えます。さらに盗難や紛失時は、遠隔で端末をロックやデータの消去まで可能なアプリです。
端末の位置を地図表示してアラームを鳴らすこともできるため、発見も早くなるでしょう。
また365日年中無休の国内を拠点としたサポート体制があり、設定や操作について問い合わせられるのも特徴です。
月額250円(税込 275円)、30日間無料体験があります。

日々のニュースをチェックできるiPadアプリ2選

最後に、数あるニュースアプリの中からiPadの大画面を活かせるものを1つと、幅広いジャンルの情報をチェックできるものを1つ紹介します。
日経VR
通常のニュース記事だけでなく、日経が用意したVRコンテンツを楽しめる無料のアプリです。美術館や酒蔵、桜の風景などさまざまな場所の情報とともに、ジャイロ機能を活用して360度見渡せる画像がアップされています。
まだコンテンツの数は少ないためこれからの発展に期待というところですが、ニュースを新感覚で楽しめるアプリです。

スマートニュース
日米で5,000万ダウンロードを突破した、完全無料のニュースアプリです。1,000以上のチャンネルから、よくチェックする内容に関連したものだけをピックアップして並べられます。
世間のニュースだけでなく、地域の天気がわかる雨雲レーダーや店舗のチラシまとめ、クーポンの配布など日常生活でも大いに役立つ機能が満載です。

便利なアプリを活用してiPadを使いこなそう
PC用と同レベルの作業ができる加工編集系アプリやiPadならではの大画面を活かせる臨場感あふれるゲーム、ビジネスシーンの助けとなるアプリなどジャンル別に紹介しました。
iPad自体が毎年進化を続けており、それに応じてアプリの質も高くなっています。既に似たようなアプリを入れている人も、求める内容により近いアプリを検討してみましょう。
公開日時 : 2021年01月09日
