歴代iPhoneの各種スペックを比較|チップ・カメラ・その他特徴の詳細

iPhone XRからiPhone 12 Proまでの5機種を中心に各スペックを比較します。求めるスペックさえ押さえておけば、あえて前の世代を購入するのも1つの手です。また、後半ではXS以前のモデルの比較表も掲載しています。
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毎年新モデルが登場するiPhoneですが、各モデルごとの違いがわかりづらいと感じている人も少なくないのではないでしょうか。

パフォーマンスを決定づけるチップの違い、カメラ性能、そのほか特徴も気になるところです。

そこでこの記事では、現在公式で販売されているiPhone 12 Pro、iPhone 12、iPhone SE(第2世代)、iPhone 11、iPhone XRの5機種について各スペックを比較します。

また後半では、中古品の購入を検討している人や格安SIMを利用中の人にも役立つ、iPhone X以前の機種についても紹介していきます。

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現行iPhoneのスペックの比較一覧表

Apple公式で販売している5機種の、サイズ・ストレージ・チップ・カメラ・機能(一部抜粋)についてみていきます。

項目 iPhone 12 Pro iPhone 12 iPhone SE(第2世代) iPhone 11 iPhone XR
サイズ 146.7×71.5×7.4mm 146.7×71.5×7.4mm 138.4×67.3×7.3mm 150.9×75.7×8.3mm 150.9×75.7×8.3mm
ストレージ 128、256、512GB 64、128、256GB 64、128、256 GB 64、128、256 GB 64、128、256 GB
チップ A14 Bionic A14 Bionic A13 Bionic A13 Bionic A12 Bionic
カメラ 超広角、広角、望遠 超広角、広角 広角 超広角、広角 広角
機能、その他 5G対応
超高速充電対応
防水防塵IP68
超高速充電対応
防水防塵IP68
ホームボタンが復活 防水防塵IP68 防水防塵IP67

このほか、iPhone 12 Proには大型のiPhone 12 Pro MAX、iPhone 12には小型のiPhone 12 miniがありますが、サイズ以外の技術仕様に大きな違いはないため今回は特集していません。

現行iPhoneのチップのスペックを比較

ここでは、各iPhoneに搭載されているチップのA12 Bionic、A13 Bionic、A14 Bionicのパフォーマンスの違いを解説します。

A12 Bionic

XRに搭載されているチップです。前代のA11 Bionicチップと比べてCPUパフォーマンスが40%向上し、グラフィックス性能も2倍になったことで、ゲームの操作性向上やカメラ性能のアップに貢献しています。

また、次世代のNeural Engineを搭載し、ARアプリへの対応やモーショントラッキングも強化されています。

A13 Bionic

iPhone 11・SE(第2世代)に搭載されているチップです。機械学習への対応が強化され、消費電力を抑えられるよう進化しました。

これにより、機械学習機能を用いるカメラの高画質化や、iPhone 11ではXRよりも最大1時間長いバッテリー駆動時間を実現しています。グラフィックスも向上しており、4Kビデオ撮影への対応力も増しています。

A14 Bionic

iPhone 12 ProとiPhone 12に搭載されたチップです。A13 BionicよりもCPUパフォーマンスが40%高速化、グラフィックス性能も30%向上しています。

さらに、これまでの2倍の処理速度を誇る16コアのNeural Engine、CPUには機械学習のアクセラレータを搭載しているため、機械学習における演算スピードも上昇しています。

大きなデータも高速で処理するため、4Kビデオの編集作業やイラスト制作などのクリエイティブな作業のスピードアップが可能です。

現行iPhoneのカメラのスペックを比較

続いて、5機種のカメラ性能と使用できる撮影モードやエフェクトについて詳細を解説します。

iPhone XR

出典:Apple

iPhone XRは広角のみのシングルカメラです。最大5倍のデジタルズームが可能で、パノラマ撮影にも対応しています。

また、あえて背景をぼかすことで被写体を際立たせるポートレートモードを搭載しており、自然光、スタジオ証明、輪郭強調照明の3つのエフェクトを備えているのも特徴です。

なおA13 Bionicを搭載したiPhone 11ほどの処理速度はありませんが、カメラ自体は4Kビデオ撮影に対応しています。

iPhone 11

超広角、広角のデュアルカメラシステムを搭載しています。広角カメラには新しいナイトモードが採用され、暗い場所でも自然な明るさの加減で撮影できます。

また、超広角、広角ともに60fpsの4Kビデオ撮影が可能になり、それまでよりも4倍多くのシーン(コマ数)をとらえられるように進化しました。

ポートレートモードのエフェクトは6種に増え、自然光、スタジオ照明、輪郭強調照明、ステージ照明、ステージ照明(モノ)、ハイキー照明(モノ)から選べます。

iPhone SE(第2世代)

iPhone SEは小型モデルであるため、iPhone 11よりも後に発売されていますが、広角のみのシングルカメラ システムです。

とはいえ、その性能に違いはなく、4Kビデオ撮影やポートレートモードの6種のエフェクトなど、iPhone 11と同様の利点は損なわれていません

iPhone 12

出典:Apple

先進的なデュアルカメラシステムを搭載したモデルで、超広角と広角のレンズを備えています。

またARアプリに使われるLiDARスキャナによって光を計算することで、広角カメラが取り込む光が27%向上しているのも特徴です。これにより、夜間でも鮮やかな色彩をとらえられます。

また、昼の明るさでも被写体の質感や彩度、ディテールをとらえた撮影が可能で白飛びしにくいのも特徴です。

iPhone 12 Pro

出典:Apple

超広角、広角、望遠のトリプルカメラを搭載しており、望遠以外の2つのカメラでナイトモードを使用可能です。夜間でも細部までシャープに撮影できます。

暗い場所でのオートフォーカスも最大6倍の速さです。先述のA14 Bionicの性能によって環境光などを演算するため、光源が1つしかなくても色や質感を自動でレンダリングし、はっきりと映し出します。

さらにデジタル一眼レフレベルの光学式センサーシフト手ブレ補正機能を搭載しており、動く被写体や自分自身が動いているときでも鮮明な撮影を可能としています。

現行iPhoneの特徴的な性能・機能を比較

5機種に関しては最後となる、チップとカメラ以外の特徴を解説します。

iPhone XR

iPhone XRはもともと、iPhone XSの廉価版という位置づけで発売されたモデルで、廉価版が登場したのは5c以来約5年ぶりです。

XSがデュアルカメラなのに対しXRはシングルカメラボディがステンレスではなくアルミ、3D touchではなく代替機能のHaptic Touchである、といった違いはありますがパフォーマンスはXSとほぼ同じです。

むしろバッテリーのパワーはアップしており、バッテリー駆動時間は最大5分長くなっています。

iPhone 11

iPhone XRの防水防塵性能はIP67で、防塵は完璧ながら水中で使用した場合の浸水に対しては不完全でしたが、iPhone 11ではIP68に向上し、水深2mなら最大30分間耐えられるようになりました。

また、公共交通機関での利用に関してXRまではSuicaのみ対応でしたが、PASMOへの対応もサポートされています。

iPhone SE(第2世代)

iPhone X以来姿を消していたホームボタンが復活したモデルです。それにともない、Face IDではなくTouch IDが採用されています。

ディスプレイが4.7インチと小型ながら、バッテリーはパワフルで1回の充電で13時間のビデオ再生が可能です。また、高速充電アダプタを使用した場合は、30分で0%から最大50%まで充電できます。

iPhone 12

iPhone 12でいよいよ5G対応に対応しました。とはいえ対応したのは4Gと似た周波数帯を転用する、Sub6とよばれる5Gで、より高速な通信ができるミリ波にはまだ非対応です。

iPhone12は耐久性が向上したのも特徴です。ガラスよりも強いCeramic Shieldの素材が使われており、擦り傷、引っかき傷、摩耗からも画面を保護します。

また、カバーとボディエッジの高さを同じにしたこともあわせて、これまでよりも耐落下性能が4倍向上しています。さらに防水防塵性能がIP68等級であることはもちろん、水深6mで最大30分間の耐水性を誇ります。

なお、iPhone12からはイヤホンと電源アダプタが同梱されなくなりました。

iPhone 12 Pro

iPhone 12 Proも5G対応(Sub6)です。また充電はマグネット式のワイヤレス充電に対応しており、超高速充電を実現しています。

また、ベゼルが削られてボディサイズはそれほど大型化していないにもかかわらず、ディスプレイが大きくなったのも大きな特徴です。

Ceramic Shieldの画面などはiPhone 12と同様ですが、ボディにはアルミではなく、医療に使われるレベルのステンレススチールを採用しています。

その金属の輝きを活かし、カラーはパシフィックブルー、ゴールド、 シルバー、グラファイトの4種類を展開しています。

iPhone X以前のスペックの比較一覧表

最後に、上記では解説しなかったiPhone6sからXSまでのサイズ・ストレージ・チップ・カメラ・そのほかの特徴を表で比較します。

項目 iPhone 6s iPhone 7/7 Plus iPhone 8/8Plus iPhone X iPhone XS
サイズ 138.3×67.1×7.1mm 138.3×67.1×7.1mm
158.2×77.9×7.3mm
138.4×67.3×7.3mm
158.4×78.1×7.5mm
143.6×70.9×7.7mm 143.6×70.9×7.7mm
ストレージ 32GB
128GB
32GB
128GB
64GB
128GB
64GB
256GB
64GB
256GB
512GB
チップ A9 A10 Fusion A11 Bionic A11 Bionic A12 Bionic
カメラ 広角 広角、望遠 広角/広角、望遠 広角、望遠 広角、望遠
その他 カラバリにPRODUCTレッドを展開
防水防塵IP67
カラバリにPRODUCTレッドを展開
防水防塵IP67
防水防塵IP67 防水防塵IP68

なお、これまで概ね発売の順番通りにナンバリングされてきましたが「iPhone 9」は存在しません。この欠番には諸説あるようですが、シリーズ10周年記念ということで「X」になったというのが有力です。

また、「iPhone 4s」に始まり、「s」は基本的に小文字でしたがXシリーズでは大文字の「S」に変わっています。当初はApple公式サイトでも「s」が使われるなど表記揺れがあったため、謎を呼びました。

そして、この謎は現在も明かされていないようです。

iPhoneの各種スペックを比較して最適な1台を手に入れよう

iPhoneはシリーズ展開される商品ではありませんが、最新機種より数世代前までのモデルはApple公式や大手キャリアでも購入できます。

新モデルが出ることで前のモデルが値下げされることも少なくありません。また、さらに前のモデルは格安SIMを提供する事業者でも取り扱われることがあります。

最新機種にこだわりがなければ、あえて数世代前のモデルを購入するのも選択肢の1つです。自分の使い方にぴったり合うスペックの1台を選びましょう。

iPhoneの機種変更を検討されている方は、iPhoneの買い替え時期や方法をまとめた記事を読んで、スムーズに機種変更を行ってくださいね。

公開日時 : 2020年12月18日

iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター
iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター

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