格安SIMに端末保証は必要? 評判やおすすめの保証10個を紹介

格安SIMの端末保証概要やポイント、注意点、よくある質問をまとめました。格安SIMの端末保証への加入を検討している人は参考にしてください。格安SIM8社の端末保証詳細や、格安SIM以外の端末保証サービスも2つ紹介します。
格安SIMに端末保証は必要? 評判やおすすめの保証10個を紹介

格安SIMはキャリアに比べて割安な月額料金が魅力です。しかしスマホが壊れた時、保証があるのかどうか心配な人も多いでしょう。

「端末保証」に加入すれば、自然故障は画面割れ、水濡れといったトラブル被害からスマホが守られます。

そこで、端末保証のメリット・デメリット、おすすめできる人・できない人、端末保証選びのポイントや注意点、よくある質問をまとめました。

また、格安SIM8社の端末保証の具体的な内容や、保証サービスの紹介もします。

格安SIMの端末保証のメリット・デメリット

格安SIMの端末保証のメリットとデメリットを紹介します。

メリット

  • 画面割れや水濡れ、全損や部分破損といったトラブルに備えられる

最近のスマホはどんどん高機能になる反面、落として画面が割れたり、故障したりした場合の修理費が高額になる傾向にあります。

端末保証に入っていれば制限はあっても修理費用が無料になったり、交換費用が格安になったりします。

突然の高額出費が避けられるのは、大きなメリットでしょう。

デメリット

  • 月額料金がかかる

端末保証はサービスによっても異なり、月々500円~800円前後の料金がかかります。

端末保証利用中に保証対象のトラブルが発生しなければ、この料金は掛け捨てになります。

またトラブルが発生しても、それまでに払った料金の「元」が取れるとは限りません。

格安SIMの端末保証はどんな人に必要?

格安SIMの端末保証が必要なのはどんな人か考えてみましょう。

おすすめな人

  • 過去にスマホを壊したことがある
  • 普通より厳しい環境でスマホを使っている

過去にスマホを落として画面を割ったり、破損させたりしたことのある人は、同じことを繰り返す可能性があります。

また、車の乗り降りが多い、建設現場や工事現場などの足場が悪い場所に行く機会が多い、『灼熱の厨房』『激寒の冷凍倉庫』など温度変化の激しい環境に出入りする人にもおすすめです。

これらの環境はスマホを落とす可能性が普通の人・場所よりも高かったり、落とした場合の被害がより大きくなったりします。また、スマホを使う環境自体も水や埃が多い、温度変化が激しいなど厳しいことが多いです。

おすすめしない人

  • 1円でも安くスマホを使いたい
  • スマホケースや画面保護ガラスなどでスマホをガードしている

月々のスマホ料金をなるべく安くしたいから格安SIMにした人も多いでしょう。それなのに端末保証で月々支払うお金が増えるのは嫌だという人にはおすすめしません。

また、スマホケースや画面保護ガラスでスマホを十分ガードしている場合も、落下時はスマホの破損する確率が下がるので、端末保証に入らなくても安心は得られるでしょう。

格安SIMの端末保証を選ぶポイント

格安SIMの端末保証を選ぶポイントを3つ紹介します。

1.月額料金

端末保証には月額料金がかかります。端末保証を選ぶ際には、月額料金と保証内容のバランスを考え、妥当だと思う月額料金の保証を選びましょう。

月額料金が高すぎると負担になり、安すぎると内容が貧弱でいざという時に頼りにならない可能性があります。

2.保証内容

保証内容とは、大きく分けると「保証の対象になるトラブルの範囲」と「1年間の保証の利用回数制限」「保証時の自己負担」です。

特にトラブルの範囲にあたる「紛失や盗難が保証の対象になるか」は大事なポイントになります。

3.保証期間

端末保証には、対象のスマホが保証される「保証期間」がある場合があります。

この保証期間が過ぎると、スマホがトラブルに遭っても保証されません。

端末保証に入る場合は自分のスマホがどの程度保証されるのか、よく確認をしておくようにしましょう。

格安SIM8社の端末保証サービス

格安SIM8社の端末保証サービスの具体的な内容を紹介します。

IIJmio

出典:IIJmio

IIJmioは、インターネットサービスプロバイダのIIJと同じ株式会社インターネットイニシアティブが運営する格安SIMです。

ISPとしても格安SIMとしても老舗なので、とても信頼性の高い企業といえます。

IIJmioが用意している端末保証は2つです。

【セット購入端末向け】新品用 端末補償オプション

IIJmioで回線とセット販売された新品端末に適用されます。

サービス名 IIJmio 新品端末補償オプション
保証範囲 自然故障
画面割れ
水濡れ
全損・部分破損
保証内容 交換
保証端末 対象端末一覧に掲載されているスマホ・タブレット
保証期間 オプション解約まで
月額料金 418円(税込)~550円(税込)
サービス利用料 1回目:5,500円(税込)
2回目:8,800円(税込)
申し込み 契約時のみ

IJmioの新品端末向けの端末保証は、自然故障・画面割れ・水濡れ・全損・部分破損に対応しています。盗難・紛失には対応していません

保証内容は交換のみで、修理はありません。交換機は故障機と同一機種・同一色です。

トラブル発生時はIIJmio端末補償受付センターへ電話をすると、2日以内に交換端末が自宅へ送られてきます。

故障機は交換機の配達と同時に回収されるので、あらかじめデータのバックアップ等は済ませておきましょう。

【セット購入端末向け】中古用 端末補償オプション

IIJmioで回線とセット販売された中古端末に適用されます。

現在までのところIIJmioでセット販売された中古端末はiPhoneシリーズ、iPadシリーズのみです。

サービス名 IIJmio 中古端末保証オプション
保証範囲 自然故障
画面割れ
水濡れ
全損・部分破損
保証内容 修理もしくは交換(原則として修理)
保証端末 対象端末一覧に掲載されているスマホ・タブレット
保証期間 自然故障:購入日から24ヵ月間
破損:オプション解約まで
貸出機 あり
月額料金 550円(税込)
サービス利用料 無料
申し込み 契約時のみ

IIJmioの中古端末向けの端末保証も、盗難・紛失には対応していません

保証内容には修理の他に交換も入ってはいますが、原則修理のみと明記されています。

トラブル発生時には中古端末故障取り扱い窓口に電話をしましょう。

その際にIIJmioの指定住所へ発送する「発送修理」と、スマホ修理業者「iCracked」の窓口に持ち込む「持ち込み修理」のいずれかを選択します。持ち込み修理は対象端末と修理内容が限定されているので注意してください。

発送修理

  1. 自宅に「センドバックキット」が送られてくる
  2. 故障機と修理同意書をセンドバックキットに同梱し、指定住所に送付
  3. 確認が取れ次第結果連絡が入る
  4. 修理完了機がセンドバックキットに入って戻ってくる
  5. 貸出機をセンドバックキットで返送する

貸出機を希望する場合は「センドバックキット」に貸出機が入っています。

持ち込み修理

  1. 中古端末故障取扱窓口で指定された店舗へ修理予約をする
  2. 予約した店舗へ故障端末を持ち込む
  3. 故障内容を確認
  4. その場で修理できる場合は最短30分程度で即日修理完了

その場での修理が困難な場合は「発送修理」が案内されます。

【持ち込み端末向け】つながる端末保証

サービス名 IIJmio つながる端末保証
保証範囲 自然故障
画面割れ
水濡れ
全損・部分破損
保証内容 修理もしくは交換(iPhoneは修理のみ)
保証端末 持ち込みも含めて全部(ただし発売から概ね2年以内)
保証期間 自然故障:発売日から36ヵ月間
破損:オプション解約まで
貸出機 あり
月額料金 550円(税込)
サービス利用料 修理:0円
交換1回目:4,400円(税込)
交換2回目:8,800円(税込)
修理保証上限 50,000円(不課税)
申し込み 契約時のみ

IIJmioのつながる端末保証は、画面割れ・水濡れ・全損・部分破損と保証範囲が広範囲です。ただし紛失や盗難は保証されません

トラブルが発生した場合の流れ

  1. 修理受付センターに電話をする
  2. 自分で用意した箱に故障端末と修理同意書を同梱して発送
  3. 修理受付センターでトラブル内容を確認
  4. 修理可能な場合はそのまま修理
  5. 修理可能でも保証上限金額の50,000円を超える場合や、修理不可で交換対応の場合は連絡が入る
  6. 修理された端末が返送されてくる

iPhoneは修理のみで交換はできません

修理期間中は貸出機(Android)が貸し出されるので、不自由はないでしょう。

保証される端末はセット購入の端末以外に、持ち込みの端末でもOKです。Android/iPhoneのどちらでも、キャリアのスマホでもSIMフリーのスマホでもOKですが、発売から概ね2年以内のスマホに限られます。

保証期間は自然故障の場合は発売日から36ヵ月、破損の場合はつながる端末保証を利用している期間中です。

これだけの保証内容で、月額料金は550円(税込)です。

保証の利用は1年に2回までで保証金額の上限は50,000円(不課税)なので、これを上回る場合は差額が請求されます。

交換の場合、あくまでもIIJmioの指定する同一OSの端末になります。故障品と同じものへの交換ではない点に注意してください。

IIJmioつながる端末保証の口コミ・評判

【IIJmio公式】詳細はこちら

OCNモバイルONE

出典:OCNモバイルONE

OCNモバイルONEは、NTTコミュニケーションズが運営する格安SIMです。

ドコモのエコノミーMVNOでもあるので、ドコモショップでの申し込み、初期設定サポートが受けられたり、dポイントが貯まったり使えたりするのが強みでしょう。

OCNモバイルONEが用意している端末保証は「あんしん補償」です。

【セット購入端末・持ち込み端末共通】あんしん補償

サービス名 OCNモバイルONE あんしん補償
保証範囲 自然故障
画面割れ
水濡れ
全損・部分破損
保証内容 修理もしくは交換(iPhoneは修理のみ)
保証端末 持ち込みも含めて全部
保証期間 自然故障:発売日から36ヵ月間
破損:オプション解約まで
貸出機 なし
月額料金 550円(税込)
サービス利用料 修理:0円
交換1回目:4,400円(税込)
交換2回目:8,800円(税込)
修理保証上限 50,000円(税込)
申し込み いつでも可

OCNモバイルONEのあんしん補償の内容は、IIJmioのつながる端末保証とほぼ同じです。

異なるのは、OCNモバイルONEの保証端末は「発売から概ね2年以内」の条件がなく、申し込みがいつでもできます。

セット購入端末でも持ち込み端末でも、このオプションを付加できます。

またOCNモバイルONEは、修理時に貸出機がない点に注意してください。

OCNモバイルONEあんしん補償の口コミ・評判

【OCNモバイルONE】詳細はこちら

BIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイルは、ビッグローブ株式会社が運営する格安SIMです。

BIGLOBEモバイルが用意している端末保証は2つです。

【セット購入端末向け】端末あんしんサービス

BIGLOBEモバイルで回線とセット販売された新品端末に適用されます。

サービス名 BIGLOBE 端末あんしんサービス
保証範囲 自然故障
画面割れ
水濡れ
全損・部分破損
保証内容 交換
保証端末 対象端末一覧に掲載されているスマホ・タブレット
保証期間 24ヵ月間
月額料金 418円(税込)~814円(税込)
サービス利用料 1回目:5,500円(税込)
2回目:11,000円(税込)
3回目:16,500円(税込)
4回目:16,896円(税込)~85,536円(税込)
申し込み 契約時のみ

BIGLOBEモバイルの端末あんしんサービスは、自然故障・画面割れ・水濡れ・全損・部分破損に対応しています。盗難・紛失には対応していません

月額料金は端末によって異なり、基本的には本体価格と比例します。サービス利用料は1回目から3回目までは全機種共通で、4回目以降は差があります。

保証内容は交換のみで修理はありません。交換機は原則として故障機と同一機種・同一色ですが、提供困難な場合は別の機種・色になる場合もあるので注意してください。

トラブル発生時は受付センターへ電話をすると、交換機と返却キットが自宅へ送られてきます。

故障機は10日以内にBIGLOBEモバイルに返送すればよいので、故障機を手元においた状態で交換機へデータの以降を行うこともできます。

【持ち込み端末向け】SIM端末保証サービス

BIGLOBEモバイルのSIM端末保証サービスは、BIGLOBEモバイルのSIMのみ契約時のサービスです。

サービス名 BIGLOBE SIM端末保証サービス
保証範囲 自然故障
画面割れ
水濡れ
全損・部分破損
保証内容 修理もしくは交換(iPhoneは修理のみ)
保証端末 対象端末一覧に掲載されているスマホ・タブレット
保証期間 自然故障:発売日から36ヵ月間
破損:オプション解約まで
貸出機 あり
月額料金 550円(税込)
サービス利用料 修理:0円
交換1回目:4,400円(税込)
交換2回目:8,800円(税込)
修理保証上限 40,000円(税込)
申し込み いつでも可

保証対象は、対象端末一覧に掲載されているスマホ・タブレットに限られます。

修理保証上限が40,000円(税込)と、他社より低くなっています。そのため、差額の自己負担が発生する可能性がやや高くなります。

修理期間中の貸出機は提供されるので安心でしょう。

BIGLOBE SIM端末保証サービスの口コミ・評判

【BIGLOBEモバイル】詳細はこちら

NifMo

NifMoは老舗ISPとして有名なニフティ株式会社が運営する格安SIMです。

NifMoは3つの端末保証を用意しています。

【セット購入端末向け】あんしん保証プラス/あんしん保証プレミアム

NfMo あんしん保証プラスとNifMo あんしん保証プレミアムの違いは、保証範囲に盗難・紛失が含まれるかどうかです。

サービス名 NifMo あんしん保証プラス NifMo あんしん保証プレミアム
保証範囲 自然故障
画面割れ
水濡れ
全損・部分破損
盗難・紛失
自然故障
画面割れ
水濡れ
全損・部分破損
保証内容 交換
保証端末 セット購入端末のみ
保証期間 オプション解約まで
貸出機 あり
月額料金 550円(税込) 1,078円(税込)
サービス利用料 端末カテゴリB:1回目5,500円(税込)/2回目11,000円(税込)
端末カテゴリA:1回目16,500円(税込)/2回目22,000円(税込)
端末カテゴリS:1回目33,000円(税込)/2回目38,500円(税込)
申し込み 端末購入時のみ

NifMo あんしん保証プレミアムは、盗難・紛失が含まれます。月額料金が1,078円(税込)とやや割高ですが、その分安心感は大きいでしょう。

いずれも申し込みは契約時のみです。

【持ち込み端末向け】あんしん保証 for SIMフリー

NifMoのあんしん保証 for SIMフリーの保証内容は交換のみです。修理対応はありません

サービス名 NifMo あんしん保証 for SIMフリー
保証範囲 自然故障
画面割れ
水濡れ
全損・部分破損
保証内容 交換
保証端末 持ち込みのみ(セット購入端末は不可)
保証期間 オプション解約まで
貸出機 あり
月額料金 550円(税込)
サービス利用料 端末カテゴリB:1回目5,500円(税込)/2回目11,000円(税込)
端末カテゴリA:1回目16,500円(税込)/2回目22,000円(税込)
端末カテゴリS:1回目33,000円(税込)/2回目38,500円(税込)
申し込み いつでもOK

保証は1年に2回まで利用でき、利用料は交換端末によって変わります。高性能な端末に交換をしようとすると交換時の利用料が高額になるので注意してください。

NifMo あんしん保証 for SIMフリーの口コミ・評判

LIBMO

出典:LIBMO

LIBMOは静岡県の株式会社TOKAIコミュニケーションズが手掛ける格安SIMです。

LIBMOはセット販売されている端末が1円になることがあるなど、乗り換えと同時にスマホを購入したい人におすすめです。

LIBMOが用意している端末保証は2つです。

【セット購入端末向け】LIBMO端末保証

LIBMO端末保証の保証期間は36ヵ月間、申し込みは契約時のみです。

サービス名 LIBMO端末保証
保証範囲 自然故障
画面割れ
水濡れ
全損・部分破損
保証内容 交換
保証端末 対象端末一覧に掲載されているスマホ・タブレット
保証期間 36ヵ月間
貸出機 あり
月額料金 418円(税込)
サービス利用料 修理:0円
交換1回目:5,500円(税込)
交換2回目:8,800円(税込)
申し込み 契約時のみ

【持ち込み端末向け】つながる端末保証

LIBMOのつながる端末保証では、保証端末は持ち込み端末の他、LIBMOで購入した「iPhone SE(第2世代)64GB(未使用品)」が対象です。

サービス名 LIBMO つながる端末保証
保証範囲 自然故障
画面割れ
水濡れ
全損・部分破損
保証内容 修理もしくは交換(iPhoneは修理のみ)
保証端末 持ち込み
LIBMOで購入したiPhone SE(第2世代)64GB(未使用品)
保証期間 自然故障:発売日から36ヵ月間
破損:オプション解約まで
貸出機 あり
月額料金 550円(税込)
サービス利用料 修理:0円
交換1回目:4,400円(税込)
交換2回目:8,800円(税込)
修理保証上限 50,000円(税込)
申し込み 申し込み時のみ

【LIBMO公式】詳細はこちら

J:COM MOBILE

J:COM MOBILEは、ケーブルテレビでおなじみJCOM株式会社が運営する格安SIMです。

J:COM MOBILEの端末保証は2種類あります。

【セット購入端末向け】安心端末保証48

J:COM MOBILEの安心端末保証48は、「J:COM MOBILE Aプラン ST」と「J:COM MOBILE指定の端末」の組み合わせ時のみに申し込める端末保証です。

保証内容は交換のみで、修理はありません。

交換機は原則として故障機と同一機種・同一色ですが、製造中止などで調達困難な場合はJ:COM MOBILE指定の同等もしくはそれ以上の端末との交換になります。交換機の代金は、端末と交換回数によって変わります。

サービス名 J:COM MOBILE 安心端末保証48
保証範囲 自然故障
画面割れ
水濡れ
全損・部分破損
保証内容 交換
保証端末 J:COM MOBILE指定端末のみ
保証期間 48ヵ月間
貸出機 あり
月額料金 550円(税込)
サービス利用料 1回目:1,100円(税込)~5,500円(税込)
2回目:1,100円(税込)~8,800円(税込)
3回目以降:3,960円(税込)~21,780円(税込)
申し込み 「J:COM MOBILE Aプラン ST」申し込み時のみ

【中古iPhone購入時】端末保証 for iPhone

J:COM MOBILE Aプラン STでau Certified iPhone(認定中古品)を購入時には、月額660円(税込)の「端末保証 for iPhone」が別途用意されています。

サービス名 J:COM MOBILE 端末保証 for iPhone
保証範囲 自然故障
画面割れ
水濡れ
全損・部分破損
保証内容 交換
保証端末 J:COM MOBILE指定端末のみ
保証期間 48ヵ月間
貸出機 あり
月額料金 660円(税込)
サービス利用料 1回目:11,000円(税込)
2回目:16,500円(税込)3回目以降:21,780円(税込)
申し込み 「J:COM MOBILE Aプラン ST」契約時のみ

「J:COM MOBILE Aプラン ST契約時に購入したau認定中古品のiPhoneのみ」にしか適用されません。中古のiPhoneを購入して持ち込んだりした場合には適用されないので、注意してください。

J:COM MOBILE 安心端末保証48の口コミ・評判

イオンモバイル

イオンモバイルは、スーパーの「イオン」やショッピングモールの「イオンモール」を運営するイオンリテール株式会社が手掛ける格安SIMです。

イオンやイオンモールの中にショップを構えていることが多く、困ったことがあればショッピングのついでに気軽にショップに立ち寄れるのが、他の格安SIMにはないイオンモバイルのメリットです。

イオンモバイルの端末保証は2つあります。

【セット購入端末向け】イオンスマホ安心保証

イオンスマホ安心保証は、契約から14日以内であれば申し込めます。

契約と同時に申し込む必要がないので、加入するかどうか十分に考える時間があるのが特徴です。

サービス名 イオンスマホ安心保証
保証範囲 自然故障
画面割れ
水濡れ
全損・部分破損
保証内容 交換
保証端末 対象端末一覧に掲載されているスマホ・タブレット
保証期間 オプション解約まで
貸出機 あり
月額料金 385円(税込)/495円(税込)
サービス利用料 4,400円(税込)/7,700円(税込)
申し込み 契約から14日以内

【持ち込み端末向け】イオンモバイル持ちこみ保証

イオンモバイルの持ちこみ保証は、文字通り持ち込み端末のみが対象です。

サービス名 イオンモバイル 持ちこみ保証
保証範囲 自然故障
画面割れ
水濡れ
全損・部分破損
保証内容 修理もしくは交換
保証端末 持ち込みのみ(セット購入端末は不可)
保証期間 オプション解約まで
貸出機 あり
月額料金 Android:605円(税込)
iOS:715円(税込)
サービス利用料 Android・iOS 修理:0円
Android 交換1回目:4,400円(税込)
Android 交換2回目:8,800円(税込)
iOS 交換:13,200円(税込)
修理保証上限 設定なし
申し込み 申し込み時のみ

月額料金はAndroidが605円(税込)、iOSが715円(税込)でiOSが若干高いです。サービス利用時の負担額も、Androidの交換1回目は4,400円(税込)、2回目は8,800円(税込)なのに対し、iOSはどちらも13,200円(税込)です。

ただし、他の端末保証ではiPhoneは修理のみで交換はしませんので、交換対応をしてくれるイオンモバイルの持ち込み保証は良心的といえるかもしれません。

イオンモバイル持ちこみ保証の口コミ・評判

イオンモバイルのお申込みはこちら

ワイモバイル

ワイモバイル 出典:ワイモバイル

ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドです。

格安SIMに比べると月額料金はやや割高ですが、ソフトバンクが直接運営していること・全国至るところに設置されたワイモバイルショップでサポートが受けられることなどから、料金の安さと安心感を両立させたい人におすすめといえます。

ワイモバイルの端末保証は3つです。

【セット購入端末向け】故障安心パックプラス

ワイモバイルの故障安心パックプラスは、盗難や紛失も含めて広範囲な保証を受けられます。

サービス名 故障安心パックプラス
保証範囲 盗難・紛失
自然故障
画面割れ
水濡れ
全損・部分破損
保証内容 交換・修理
保証端末 セット購入端末
保証期間 オプション解約まで
月額料金 759円(税込)
サービス利用料 故障交換サービス:8,250円(税込)~13,750円(税込)
故障保証サービス:0円(iPhoneは対象外)
破損保証サービス:最大1,650円(税込)(iPhoneは対象外)
水濡れ・全損保証サービス:5,500円(税込)(iPhoneは対象外)、もしくは会員価格機種代金
盗難・紛失保証サービス:会員価格機種代金
電池パック無料サービスまたは内蔵型バッテリー交換修理割引サービス:1年以上の同一機種・故障安心パックプラス利用で電池パック1個サービス、もしくはバッテリー交換修理料金を一律3,300円割引
データ復旧支援サービス:0円
修理保証上限 設定なし
申し込み 契約時のみ(オンラインは利用開始日または契約日の10日後のいずれか早い方の当日を含む14日間まで)

意外に見落としがちなのが「電池パック無料サービスまたは内蔵型バッテリー交換修理割引サービス」と「データ復旧支援サービス」です。

同一機種を1年以上使い、なおかつ1年以上故障安心パックプラスを継続していれば、電池パックなら無料でもらえ、内蔵型バッテリーなら3,300円引きで交換できます。

バッテリーは使っていくうちに劣化していくので、1年ごとに新しくできるととても便利です。

また、水没・水濡れ・破損時はデータをあきらめざるをえないことが多いですが、データ復旧支援サービスを使えば無料でデータの復旧を試みてくれます。

データが復旧する可能性は未知数ですが、何もしてくれないよりは頼りになるでしょう。

【持ち込み端末向け】故障安心パックライト

ワイモバイルの故障安心パックライトは、ワイモバイルをSIMのみで申し込んだ人が対象です。

サービス名 故障安心パックライト
保証範囲 自然故障
画面割れ
水濡れ
全損・部分破損
保証内容 交換
保証端末 持ち込みのみ(セット購入端末は不可)
保証期間 オプション解約まで
月額料金 550円(税込)
サービス利用料 8,250円(税込)~96,220円(税込)
修理保証上限 設定なし
申し込み 契約時のみ(オンラインは利用開始日または契約日の10日後のいずれか早い方の当日を含む14日間まで)

トラブルが発生した時は、ワイモバイルの指定機種を「取り替え手数料」で購入できます。

手数料はオプション加入から6ヵ月以内と7ヵ月以降で多少変わりますが、簡単にいえば指定機種を割引価格で購入できる、というイメージです。

【持ち込み端末向け】持込端末保証 with ApplecareServices

ワイモバイルの持込端末保証 with ApplecareServicesは、2022年1月25日から開始された新しい端末保証サービスです。

対象者はワイモバイルにiPhoneを持ち込むSIMのみ契約者で、保証対象はiPhone 7以降です。

サービス名 持込端末保証 with ApplecareServices
保証範囲 自然故障
画面割れ
水濡れ
全損・部分破損
保証内容 交換・修理
保証端末 持ち込みのiPhoneのみ(iPhone 6s以前は対象外)
保証期間 オプション解約まで
月額料金 950円(税込)~1,250円(税込)
サービス利用料 自然故障(バッテリー交換含む):無料
画面修理:3,700円(税込)
背面ガラスの修理:3,700円(税込)(iPhone 12以降に限る)
画面修理 + 背面ガラスの修理:7,400円(税込)(iPhone 12以降に限る)
その他の損傷に対する修理:12,900円(税込)
修理保証上限 設定なし
申し込み 契約時のみ(オンラインは利用開始日または契約日の10日後のいずれか早い方の当日を含む14日間まで)

保証内容は、この後紹介するAppleCare+ for iPhoneとほぼ同等です。違いはワイモバイルでは保証対象のiPhoneの購入日の指定がありません

「中古のiPhoneに保証をつけた上で格安SIMで使いたい」という人には、ワイモバイルがおすすめです。

【ワイモバイル公式】詳細はこちら

格安SIMの端末保証の注意点

格安SIMの端末保証の注意点を紹介します。

加入するタイミング

端末保証には「契約時のみ加入できる場合」と「いつでも加入できる場合」があります。

持ち込み端末の端末保証はいつでも加入できることが多く、SIMとセット購入した端末は契約時のみしか加入できないことが多いです。

特にセット購入時は、後から端末保証がつけられるのかどうかを確認しておきましょう。

iPhoneは原則として修理対応が多い

格安SIMの端末保証は修理か交換、もしくは交換のどちらかを保証内容としています。ただし「iPhoneは修理のみ」としていることが多いです。

iPhoneは「全部品交換」といって、ほぼ「全取り替え」に近い修理がされることはありますが、「修理のみ」としているところは交換をしてくれません。

LINEMO

格安SIMの端末保証に関するQ&A

格安SIMの端末保証に関するQ&Aを紹介します。

端末保証に必要なIMEIはどこで確認する?

端末保証に加入する際は、保証する端末のIMEI(製造番号)が必要になります。

IMEIの確認方法はAndroid・iPhone共通で、電話アプリを起動して「*#06#」と入力するだけでOKです。画面に表示される15ケタの数字がその端末のIMEIです。

上記方法で表示されない場合、Androidは「設定」 → 「デバイス情報」(機種によって多少異なる)、iPhoneは「設定」 → 「一般」 → 「情報」で確認できます。

SIMカードは保証の対象になる?

一般的に、端末保証でSIMカードは保証の対象になりません。

何らかの理由でSIMカードが破損した場合、所定の手続きにのっとって再発行をする必要があります。

メーカーの保証とどちらを優先する?

多くのスマホは、購入から1年間のメーカー保証期間が設けられています。

格安SIMの端末保証とメーカーの保証が重複している場合、まずはメーカーの保証が適用されるかどうかを確認しましょう。

メーカーの保証が適用されない場合や、メーカーの保証が切れている場合は格安SIMの端末保証を利用してください。

なお、メーカーの保証と格安SIMの端末保証は範囲が異なるので、メーカーの保証があるからといって格安SIMの端末保証が不要ということには必ずしもなりません。

格安SIM以外の端末保証サービス

格安SIMの端末保証以外の保証サービスについて紹介します。

さくら少額短期保険株式会社が提供「モバイル保険」

さくら少額短期保険のモバイル保険は、月額700円(非課税)で、モバイル通信端末3台までが保証可能です。

故障や外装破損、損壊、水濡れ、盗難による修理費用(主端末:最大100,000円、副端末:最大30,000円)や保険金(主端末:最大25,000円、副端末:最大7,500円)が支払われます。

多くのモバイル機器を持ち歩いて使っている人に特におすすめです。

【モバイル保険】サービス詳細はこちら

AppleCare+

全てのiPhoneには、購入後1年の「ハードウェア製品限定保証」と「90日間の無償サポート」がついています。これらとは別に「AppleCare+ for iPhone」と「AppleCare+ 盗難・紛失プラン」があります。

AppleCare+ for iPhoneに加入していると、iPhoneの自然故障や過失・事故による故障を格安で修理できます。AppleCare+ 盗難・紛失プランは、AppleCare+ for iPhoneの保証対象に盗難と紛失が加わります。

例)iPhone 13 Pro Maxの画面修理費用

  • 通常:42,680円(税込)
  • AppleCare+ for iPhone加入時:3,700円(税込)

例)iPhone 13 Pro Maxの画面修理以外の修理費用

  • 通常:77,480円(税込)
  • AppleCare+ for iPhone加入時:12,900円(税込)

盗難・紛失の場合は1年に2回まで、12,900円(税込)で新しいiPhoneを手にできます。ただし適用には、「iPhoneを探す」機能が有効になっている必要があるなど条件があります。

AppleCare+ for iPhone AppleCare+ 盗難・紛失プラン
月額 480円(税込)~1,250円(税込) 600円(税込)~1,350円(税込)
2年間の一括購入 9,680円(税込)~24,800円(税込) 11,800円(税込)~26,800円(税込)

格安SIMの端末保証への加入を検討しよう

スマホを壊しても、すんなり修理代を出せる・すぐに新しいスマホに買い替えられる人には格安SIMの端末保証は必要ないでしょう。

しかし高額な修理代を払ったり買い替えができない人で、過去にスマホを壊したことがある人や、壊しやすい環境にいる人・壊しやすい使い方をする人は、端末保証がおすすめです。

月々の負担は多少増えますが、格安SIMは月額料金自体が安いので、端末保証を加えてもキャリアの月額料金よりは月々のスマホ代は安く抑えられるでしょう。

ぜひ積極的に加入を検討してみてください。

格安SIMの端末保証のポイント

  • 画面割れや水濡れ、全損や部分破損といったトラブルに備えられる
  • 月額料金がかかる
  • 「過去にスマホを壊したことがある人」「普通より厳しい環境でスマホを使っている人」におすすめ
  • 端末保証選びのポイントは「月額料金」「保証内容」「保証期間」
  • 「契約時のみ加入できる」ものと「いつでも加入できる」ものがある
  • iPhoneは原則として修理対応のみになることが多い
  • 「モバイル保険」や「AppleCare+」もぜひ検討を

公開日時 : 2018年10月12日

二階堂卓也 ― ライター
二階堂卓也 ― ライター