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関東エリアでおすすめの電力会社は?新電力への乗り換え方法・料金比較

電力自由化に伴い、自由に電力会社を選べるようになりました。しかし、たくさんの新電力会社がある中、どこがおすすめなのか、どのように切り換えればいいのかわからない人も多いでしょう。この記事では、関東でおすすめの電力会社や選び方、乗り換えの手順について解説します。
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「新電力へ乗り換えると、電気料金が安くなる」と聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

電力自由化以来、東京電力など大手電力会社以外にも、様々な会社が小売電気事業に参入しました。

選択肢が急激に増えた一方で、どのような基準で会社を選べばよいのか、悩む人も少なくありません。

そこで、関東エリアを中心に、おすすめの電力会社や電力会社を選ぶ基準、新電力に乗り換える流れなどについて解説します。

目次

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どのエリアも「基本料金」は0円で、電力量料金も1段階でシンプルでわかりやすい!乗り換えも簡単!

最低契約期間や違約金もかからないので、突然の引っ越しや万が一の解約時にも安心です。

まずは、Looopでんきの公式サイトで今の電気料金からどのくらいおトクになるのか、料金シミュレーションをチェックしてみましょう!

関東エリアのおすすめ電力会社4選!料金や特徴を比較

関東エリアの数ある新電力の中から、おすすめの電力会社を4つ、厳選して紹介します。

次の表は、紹介する各社の東京における基本料金や、1kWhあたりの従量料金等をまとめたものです。

  ENEOSでんき Looopでんき auでんき ソフトバンクでんき
プラン名 東京Vプラン おうちプラン でんきMプラン おうちでんき
10Aあたりの基本料金(税込) 286円 0円 286円 286円
~120kWh(税込) 19.88円 26.40円 19.87円 19.68円
121kWh〜300kWh(税込) 24.54円 26.40円 26.47円 26.21円
301kWh〜(税込) 26.22円 26.40円 30.56円 30.26円
ガスとのセット割 なし あり あり なし
オール電化向けプラン なし なし なし なし
備考 ENEOS都市ガスはあるが、セット割はない 従量料金は使用量に関わらず一律 上記をもとに算出した月額料金から、毎月1~5%のPontaポイントを還元 「しぜんでんき」プランは基本料金0円/従量料金26.48円(税込)

※こちらで紹介した商品やサービスの価格は、編集部が独自に調査したものです。

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おうちでんき 出典:おうちでんき

「ソフトバンクでんき」は、個人向けに「おうちでんき」「しぜんでんき」「くらしでんき」の3つのプランを展開しています。

「おうちでんき」は大手電力会社の従量電灯プランA・B・Cに比べ、1%電気代が安くなるわかりやすいプランです。

ソフトバンクまたはワイモバイルユーザーの場合、スマホとのセット加入で「おうち割でんきセット」が適用され、月額料金から1回線あたり毎月100円が割引されます。

「しぜんでんき」は基本料金0円のプランで、再生可能エネルギーを使用しているのが特徴です。

「くらしでんき」は電気の使用量が多い人に向いたプランで、段階を追うごとに従量制料金が安くなります。

このように、それぞれの事情に合わせた多彩なプランから好きなものを選べるのが、ソフトバンクでんきの魅力です。

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ソフトバンクのおうちでんきは初月の電気代が無料

おうちでんきキャンペーン 出典:おうちでんき

今ならおうちでんきへの新規加入で誰でも初月のでんき代が全額0円になるキャンペーンを実施中です。キャンペーンの適用条件はこちらの2つです。

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  • キャンペーン実施期間中に新たに「おうちでんき」に申し込み
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基本料金/最低料金だけではなく、電力量料金やそのほかの料金を含めてすべて無料になります。このキャンペーンはソフトバンク・ワイモバイル以外のユーザーでも利用可能です。

ソフトバンクのおうちでんきに今のタイミングで新規加入をおすすめする理由を説明する前に、まずは以下グラフの総務省統計局の家計調査による2018年の電気代平均額の推移をご確認ください。

▼関東地方の季節ごとの電気代平均額年間推移(2018年総務省統計)

関東地方の季節ごとの電気代平均額年間推移(2018年総務省統計) 出典:総務省

グラフをご覧の通り、関東地方の電気代平均額の年間推移を見ると、気候的に冷房も暖房も必要の少ない6月(5月使用分)が最も電気代が少なくなっています。

そこから冷房の必要な夏にかけて電気代がかかるようになり、秋に一度落ち着いたあとに暖房が必要となり、日照時間も短くなる冬にかけて電気代が多くなります。

冬は特に暖房や照明器具を長い時間利用することになり、グラフ上でも2月には最高額の13,442円となっております。

ソフトバンクのおうちでんきをおすすめする理由は、このタイミングで1か月分の全額の電気代が無料になるソフトバンクおうちでんきを新規で契約すれば、年間を通して高額となる時期の電気代を抑えることができるからです。

おうちでんきの1か月分の全額の電気代が無料になるのは今だけのチャンスです!

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auでんき | auユーザーはさらにお得!

auでんき 出典:auでんき

「auでんき」は、auスマホ・ケータイかauひかりを契約する、auユーザー向けの新電力です。

auでんきでは、使用料金や契約内容に応じて毎月1~5%のPontaポイントが貯まります。

新電力は大手電力会社に比べて料金が安くなるのが普通ですが、auでんきではその安くなった分の差額をポイントでもらえるのが特徴です。

auでんきでは、東電ガス、関電ガス、中電ガスとのセット割も実施しています。

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auでんきで年間最大13,200円(税込)割引のチャンス!

auでんき 出典:auでんき

今auでんきを新規契約すると、電気代が年間最大13,200円(税込)割引になるチャンスです!

キャンペーン適用条件を満たしていれば、au回線スマホを2回線以上契約していれば月々550円(税込)の割引適用で、電気代が1年間で6,600円(税込)割引となります。

au回線スマホを3回線以上契約していれば月々1,100円(税込)の割引が適用されて、1年間で13,200円(税込)割引となります。

auでんきスタート割のキャンペーン適用条件は以下の通りです。

  • auでんき新規加入時に「auでんきポイントで割引」に申し込む
  • 「家族割プラス」「auスマートバリュー」に加入しているau回線のスマホを所有している
  • 「auスマートバリュー」グループで「家族割プラス」カウント対象の料金プランに家族2人以上で加入している
  • 「エントリーするau回線」がauPAYに利用規約に同意している=auPAY利用開始している
  • 2人世帯の場合は月々550円(税込)、3人以上の世帯の場合は月々1,100円(税込)割引適用

さらに、auでんきを契約するともらえるau WALLETのPontaポイントの還元率最大5%のところ、今なら最大12か月間8%まで増量中です!

たとえば、1か月の電気代が13,000円の場合は通常650Pontaポイントの付与となりますが、今auでんきに申し込むと1,040Pontaポイントをもらうことができます。

総務省の調べによると、2人以上の世帯の冬シーズンの電気代は平均13,595円となっています。

キャンペーンを適用すると月々最大1,100円(税込)の割引と電気代の利用額によるPontaポイントの8%還元で実質利用額をぐっと抑えることができます。

auでんきのお得なキャンペーンは今だけのチャンスなので、まずはauでんきへの切り替えで電気代がどのくらいお得になるのか、公式サイトで料金シミュレーションをしてみましょう。

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ENEOSでんき | 発電施設を全国に持つ

ENEOSでんき 出典:ENEOSでんき

ガソリンスタンドでも有名なENEOSは、明治21年創業の、全国30ヶ所以上に自社の発電施設を持つ会社です。

北海道から九州まで、沖縄や離島を除いてほぼ全域に展開していますが、県によっては一部のエリアに対応していないので、事前に確認しましょう。

ENEOSでんきは、2段階、3段階の料金が低く設定されています。

また、2年縛りで契約すると電気料金が1kWhあたり0.2円安くなる「にねんとく2割」も実施しており、3年目以降は割引額が0.3円になります。

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Looopでんき | 基本料金0円が魅力

Looopでんき 出典:Looopでんき

「Looopでんき」は、基本料金0円で、使った分だけ支払うプランが特徴の新電力です。北海道から沖縄まで、全国に提供しています。

東日本大震災のときに、太陽光パネルを設置するボランティアからLooopでんきの設立にまで至ったというルーツから、風力や太陽光などの再生可能エネルギーを積極的に利用しているのが魅力です。

また、太陽光パネルを設置してLooopでんきに売ることで、従量料金を1円割引する特典もあります。

ガスとのセット割もあり、セットにすると2%従量料金が安くなるのも特徴です。

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あなたにおすすめの電力会社の選び方

どこの電力会社がおすすめかは、毎月の電気使用量で変わってきます。

今使っている電力会社の明細を見て月ごとの平均的な使用量を確認したら、次の5つを目安に選びましょう。

基本料金・契約アンペア数はいくらか

まず、電力会社の基本料金と、契約アンペア数を確認しましょう。基本料金は1,000円前後かかるところもあれば、無料のところもあります。

基本料金が無料の会社は、「使った分だけ払う」システムのため、ほとんど使わない月がある場合や、もともと使用量が少ない場合に、基本料金がかからない分お得になりやすいのが特徴です。

逆に、たくさん使用する人が基本料金無料の会社を選んだ場合、従量制の料金が高く、結果的に前より高くつくこともあります。

契約アンペア数に関しては、今のアンペア数と同じプランがあるか確認しましょう。

たとえば、普段20Aの契約をしている場合、乗り換え先の電力会社によっては最低30Aからしか契約できないことがあります。

10A多くなった分料金が高くなる場合があるので注意しましょう。

定額プランがあるか

1年を通して毎月の使用量がほぼ変わらない人や、毎月電気をたくさん使う人は、定額プランがある会社がおすすめです。

定額プランでは毎月300kWhなど、決められた使用量までは他のプランより安く使えるのが特徴です。

ただし定額なので、使用量が少ない月でも料金は変わりません。

決められた使用量を超えた分は追加料金が発生するので、毎月一定して定額の使用量前後を利用している人におすすめです。

オール電化向けのプランがあるか

自宅がオール電化住宅なら、オール電化向けのプランがある会社を選びましょう。

オール電化向けのプランは、深夜の電気料金が日中の料金より安くなるのが特徴です。

オール電化住宅では主に深夜に蓄電するため、夜に電力を多く消費します。

そのため、深夜に電気料金が安いプランの方がオール電化に向いています。

ただし、オール電化向けのプランを提供している会社は限られているので、選択肢が他より少なめです。

電気とガスをセット割引があるか

会社によっては、電気とガスのセット割引が適用になる場合があります。こうしたセット割のある会社を選ぶのも1つの方法です。

ただし、電気とガスのセット割に申し込めば、必ず安くなるとは限りません。

住んでいるエリアや加入するプランによっては、電気とガスそれぞれで安い会社を探して契約した方が、最終的な支払い額が安くなるケースもあります。

セット割に加入するときは、他に安い会社がないか念のため確認しましょう。

電気とガスをセットにすると、料金以外のメリットがいくつかあります。

たとえば、支払いを一本化できるので、毎月の請求をまとめて確認できます。

また、セット割に対して解約金や違約金を設定していない会社が多いので、途中で別の会社に切り換えたくなったときもスムーズに乗り換えられるでしょう。

電気とLPガスをセット割引があるか

都市ガスだけでなく、LPガスでもセット割引が利用できます。都市ガスと同じように、セットにすることで料金が安くなる可能性もあります。

プロパンガス会社は都市ガスに比べて、積極的に新電力とのセットプランを提供している傾向があります。

また、地域密着型の小規模な会社でも、セット割引が使える場合も多くあります。

電力会社を乗り換えると電気料金は本当に安くなるのか?

電力会社の乗り換えにあたって気になるのは、やはり「本当に乗り換える価値があるのか」という点ではないでしょうか。

料金の安さはもちろん、切り換えにかかる手間や時間など、不安になる人も多いでしょう。

そこで、乗り換えるか悩んでいる人のために、新電力切り換えをおすすめする理由や、実際の節約例について紹介します。 

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電力会社の切り替えは効果が高い

電力会社を切り換えることで、料金を今より安くできる可能性は高いです。電力自由化に伴い、各社は自由に電気を販売できるようになりました。

新電力各社は大手電力会社から顧客を奪うため、大手電力会社より安いプランを打ち出しています。

また、多くの会社が参入したことにより新電力各社が価格競争をしているため、より安い値段で契約しやすいのもポイントです。

もし、「乗り換えたのに効果がなかった」「かえって高くなった」という人がいたなら、それはプランが合っていない可能性があります。

新電力とは

2016年の電力自由化以降、新たに電力を小売りするようになった電力会社のことを「新電力」と呼びます。

一方、電力自由化前に契約していた、東京電力や関西電力などのことは、「大手電力会社」と呼んで区別します。

つまり、「新電力」は電気そのもののことではなく、電力会社を指す言葉です。

新電力の提供する電気の質は、従来の大手電力会社が提供しているものと、まったく変わりません。

電力自由化では、あくまで発電した電気を他の会社も売れるようになったというだけなので、発電自体は以前と同じ設備で行っています。

新電力への切り替えにかかる時間

新電力への切り換えは、申し込み手続きの他にスマートメーターの設置が必要です。

スマートメーターの設置は数十分程度で済み、立ち会いもいりません。ただし、作業中に15分ほど停電することがあります。

スマートメーターはもともと、普及率100%を目指して大手電力会社でも無料で取り替えを進めているものです。

そのため、新電力と契約するのがはじめてでも、既にスマートメーターが設置されている場合もあります。

大手電力会社と新電力のアンペア数比較

新電力を契約する際、現在のプランと同じアンペア数で契約できるか気になる人もいるでしょう。

そこで、大手の電力会社である東京電力と、各電気事業者とで、アンペア数別の基本料金を比較しました。

大手電力会社はあらゆる世帯に対応するため、アンペア数が細かく分かれているのが特徴です。

一方、新電力ではターゲットを絞ることで設備などへのコストを抑え、価格を安くしていることから、一部のアンペア数の契約を扱っていないことがあります。

各事業者で契約できるアンペア数と基本料金は次の通りです。

【東京エリア】

電力会社 10A 15A 20A 30A 40A 50A 60A
東京電力[従量電灯B] 286円 429円 572円 858円 1,144円 1,430円 1,716円
Looopでんき[おうちプラン] 0円 0円 0円 0円 0円 0円 0円
ENEOSでんき[東京Vプラン] 286円 429円 572円 858円 1,144円 1,430円 1,716円
auでんき[でんきMプラン] 286円 429円 572円 858円 1,144円 1,430円 1,716円
ソフトバンクでんきおうちでんき 出典:おうちでんき 286円 429円 572円 858円 1,144円 1,430円 1,716円

※価格はすべて税込

大手電力会社と新電力の電気使用料金の節約額を比較

次に、大手電力会社と新電力では、どのくらい電気の使用料金に違いがあり、どのくらい節約できるのか、具体例を見てみましょう。

節約額は次の条件のもと計算しています。

世帯人数 契約A 1ヶ月あたりの使用量(kWh/月) 
単身世帯 30A 185kWh
2人世帯 40A 320kWh
3人世帯 50A 370kWh
4人世帯 60A 400kWh

※東京エリアの世帯人数別の料金は「基本料金+電力量料金×kWh」で算出

※価格はすべて税込

世帯数に応じた年間の電気使用料金の節約額

【東京エリア】

電力会社 基本料金(税込) 東京エリアの従量料金(税込) 1人世帯(税込)
(30A・185kWh)
2人世帯(税込)
(40A・320kWh)
3人世帯(税込)
(50A・370kWh)
4人世帯(税込)
(60A・400kWh)
東京電力[従量電灯B] 30A:858円
40A:1,144円
50A:1,430円
60A:1,716円
〜120kWh:19.88円
120kWh〜300kWh:26.48円
300kWh〜:30.57円
4,964.8円 8,907.4円 10,721.9円 11,925円
Looopでんき
[おうちプラン]
0円 1kWh:26.4円 4,884円
(-80.8円)
8,448円
(-459.4円)
9,768円
(-953.9円)
10,560円
(-1,365円)
ENEOSでんき[東京Vプラン] 30A:858円
40A:1,144円
50A:1,430円
60A:1,716円
〜120kWh:19.88円
120kWh〜300kWh:24.54円
300kWh〜:26.22円
4,838.7円
(-126.1円)
8,471.2円
(-436.2円)
10,068.2円
(-653.7円)
11,140.6円
(-784.2円)
auでんき[でんきMプラン] 30A:858円
40A:1,144円
50A:1,430円
60A:1,716円
〜120kWh:19.87円
120kWh〜300kWh:26.47円
300kWh〜:30.56円
4,837.5円
(-127.3円)
8,470円
(-437.4円)
10,067円
(-654.9円)
11,139.6円
(-785.4円)
ソフトバンクのおうちでんき 30A:858円
40A:1,144円
50A:1,430円
60A:1,716円
〜120kWh:19.68円
120kWh〜300kWh:26.21円
300kWh〜30.26円
4,923.25円
(-41.55円)
8,828.6円
(-78.8円)
10,627.6円
(-94.3円)
11,821.4円
(-103.6円)

※()は東京電力との差額

※こちらで紹介した商品やサービスの価格は、編集部が独自に調査したものです。

新電力に乗り換えると変わること

乗り換えたときに変わる部分、変わらない部分をまとめました。 

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電気料金が安くなる

主な変更点として電気料金が安くなることが挙げられます。

電力自由化はもともと、多数の会社が新たに参入することにより、価格競争が起こって電気料金が下がることを狙って導入されました。

同じようなプランを比べてみると、大手電力会社よりも新電力の方が電気料金を安く設定しています。

ただし、毎月120kWh未満など使用量がもともと少ない場合、新電力のプラン次第では大手電力会社の方が料金が安い可能性もあるので、本当に安くなるか料金表を確認してから申し込みましょう。

支払い先が変わる

新電力へ乗り換えると、今まで大手電力会社へ支払っていた料金を新電力に支払うことになります。

そのため、明細が出る会社や支払い先の会社、場合によっては支払い方法なども変わります。

インフラ設備のメンテナンスは不要

新電力は基本的に、工事やメンテナンスが不要です。

新電力に切り換え後は今ある送電設備をそのまま流用できるので、新たに工事をしなくてもそのまま書類の手続きだけで変更できます。

例外として、スマートメーターが未設置の場合は従来のアナログメーターから交換作業を行います。

電気の種類は今までと同じ

新電力の中には、風力発電や太陽光発電を利用して作られた電気を売りにしている会社もあります。

しかし、そのような会社に変えたとしても、実際に自宅に届く電気の品質はこれまでとまったく変わりません。また、新電力同士で比べても電気の品質は同じです。

「新電力に切り換えたら電気の質が悪く、家電の電源が入らなくなった」「停電ばかりして困る」などのトラブルは一切ありません。

新規・乗り換え別!新電力に切り替える方法

では、実際に新電力に切り換える方法を、新規契約と乗り換えそれぞれのケースに分けて解説します。通常は書類上の手続きだけで済みます。

新電力に切り替える方法|新規編

まずは、引越しなどで新規に新電力を導入するケースを解説します。引越しの流れは次の通りです。

  1. 引越し先で契約する新電力を探し、契約する
  2. 今まで使っていた電力会社へ連絡し、引越しに日程を合わせて解約する
  3. 引越し当日、引越し先の物件でブレーカーを上げて電気がつくか確認

新規の場合、契約方法としては次の2パターンがあります。

  • 新規契約に対応している会社に申し込み、そのまま契約を進める
  • いったん大手電力会社と契約してから、すぐに新電力に申し込み、乗り換えとして手続きを進める

新電力の中には、一部引越しに対応していない会社もあります。

たとえば、新築物件に引っ越す場合、引越し先の供給地点特定番号が発行されていないと引越し当日から新電力に切り換えられません。

近隣地域の事業者からの乗り換えのみで、北海道から九州など長距離の引越しに対応していないケースもあります。

事業者によって引越しにどこまで対応しているかは異なるので、事前に新電力へ対応可能か問い合わせておくとスムーズです。

もし対応していない場合には、大手電力会社と契約する必要があります。

大手電力会社は解約しても解約金はありません。しかし、もし新電力から新電力へ乗り換える場合、会社によっては違約金が発生します。

引越しでも契約可能な場合は、後述する必要なものを用意し、公式ホームページから申し込みましょう。

申し込みが完了すると、新電力から連絡が来て新電力が使えるようになります。

解約手続きをしていないと、前の物件からも請求が来てしまうので、忘れずに解約手続きもしておきましょう。

新電力に切り替える方法|乗り換え編

乗り換えの場合は、新規契約より簡単です。申し込む新電力会社を決めたら、公式ホームページのフォームから申し込めば、新電力に切り換えられます。

乗り換えにあたって、現在使っている電力会社への連絡は不要です。

新電力会社に申し込めば、切り換えと同時に以前使っていた電力会社の解約手続きが自動的に行われます。

新電力に切り替わるのは、原則として次回の検針日です。

電力会社の切り替えに必要なもの

電力会社の切り換えがスムーズにできるよう、申し込みの際には次の情報を用意しておきましょう。

【共通して用意するもの】

  • 住所
  • 氏名
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • 支払いに使うクレジットカードや口座番号
  • 本人確認書類のコピー(運転免許証等)
  • 供給地点特定番号(検針票に記載された22桁の数字)

【乗り換えの場合に必要なもの】

  • 現在契約中の大手電力会社でのお客様番号
  • 現在契約中のプラン名
  • 検針票のコピー

新規の場合は、引越し先の供給地点特定番号が不明なことが多いですが、わからないままでも申し込みには問題ありません。

どうしても知りたい場合は、不動産会社や引越し先の管理者に連絡してみましょう。

お客様番号など、申し込みにあたって調べる必要がある情報は、すべて検針票に記載されています。

そのため、過去の検針票を1枚手元に用意しておけば、それだけで申し込み可能です。

乗り換え先の電力会社によっては後日、本人確認書類や検針票のコピーを郵送することがあります。

新電力切り替え時のよくある質問

新電力切り換えを検討するときに、よくある質問と答えをまとめました。 

新電力はどうして安いのか?

新電力が安く電気を供給できるのは、大手電力会社と違って設備にコストがかからないからです。

大手電力会社は自前で設備を用意していますが、新電力はこれらの設備を流用して電気を提供しています。

新電力会社は大手電力会社と違い、ターゲットを絞って展開できるのもコストをかけずに済む一因です。

たとえば、地域密着型の会社が地元でのみ展開するなら、それより広いエリアを管轄する大手電力会社よりも運営に必要なコストは少なくなります。

新電力は環境に優しいのか?発電元は?

新電力会社の中には、風力など再生可能なエネルギーを扱っている会社もありますが、そうした会社と契約したとしても100%すべての電気が再生可能なエネルギーで作られるわけではありません。

日本のほとんどは火力発電で、全国に提供される電気は、火力や風力、太陽光発電などあらゆる設備で作られたものが混ざっています。

発電した電気は長期間貯めておけないため、そのとき作った電気をそのまま送っているのです。

自宅に送られる電気について、どんな割合で作られているのかは、契約している電力会社の公開する電源構成を確認すればわかります。

再生可能なエネルギーを売りにしている会社の電源構成を見ると、風力発電などの再生可能なエネルギーの割合が他の会社よりも高めに設定されていることが多いです。

そのため、契約前に電源構成を確認することで、できるだけ環境に優しいエネルギーを提供している会社を選ぶことはできます。

停電や供給ストップの可能性はないのか?

新電力を選んでも、新電力だからという理由で停電したり、供給ストップしたりする可能性は限りなく低いといえます。

そもそも、新電力が担当するのはあくまで電気の小売りに関する部分で、電気を作っている大元や送電インフラはまったく変わらないため、品質や安定性もこれまで通りです。

もし災害や電力会社の倒産などで供給がストップした場合でも、東京電力など別の会社からすぐに電力が送られるようにバックアップ体制が整えられており、そのためのルールも国によって定められています。

そのため、いきなり電気が使えなくなることはないでしょう。

新電力への切り替えには時間がかかるのか?

申し込みから実際に使えるようになるまでの期間の目安は、数日~2ヶ月ほどです。新電力の切り換えは、申し込んでから次の検針日に行われます。

スマートメーターが設置していない場合は交換作業が必要ですが、もしも工事の予定が混み合っているとその分遅れる可能性もあります。

これらを考慮すると、申し込みのタイミングによっては切り換えまで長引くこともあるでしょう。

たとえば、ソフトバンクでんきでは申し込みから切り換えまでに10~45日かかるとしています。

マンションやアパートでも新電力に切り替えられるのか?

マンションやアパートでも、戸建てと同じように新電力に切り換え可能です。新電力の乗り換えに、戸建てか集合住宅かの区別はありません。

ただし、集合住宅の場合、その建物全体で特定の電力会社と契約している場合があります。この場合は残念ながら、電力会社を自由に選択できません。

あらかじめ大家さんなどに、新電力に乗り換え可能な物件か確認するとよいでしょう。

自分が住んでいる地域別におすすめの事業者を知りたい!

新電力の料金やサービスはエリアごとに異なるため、住んでいる地域によっておすすめの事業者が異なります。

まず、 関東、中部の愛知・岐阜・三重、関西にお住まいの場合は、「auでんき」がおすすめです。auでんきでは、これらのエリアに住んでいると、ガスとのセット割が可能になります。

場合によってはガス会社を変更する必要はあるものの、料金が1つにまとまって便利です。

また、北海道や北陸に住んでいる場合には、「Looopでんき」がよいでしょう。Looopでんきは北海道や北陸エリアでの料金の安さに定評があります。

沖縄にお住まいなら、ソフトバンクでんきがよいでしょう。沖縄に電気を提供している会社が少ないことから、沖縄在住だと選択肢が絞られます。

その点、ソフトバンクなら沖縄対応の「くらしでんき」プランがあるのでおすすめです。

その他のエリアにお住まいなら、「ENEOSでんき」が料金も安く、使いやすいでしょう。

新電力で電気代は安くなる!生活スタイルに合ったプランを選ぼう

新電力へ乗り換えると、今までとまったく同じ品質の電気を、今までよりも安く使えます。

新電力への乗り換え手続きそのものも、インターネットから申し込むだけで手軽にでき、前の会社の解約手続きなども不要です。

電力会社は数多くありますが、重要なのはプランが自分の生活スタイルに合っているかどうかです。

どんなに低料金の会社でも、たくさん使うのに従量制料金の高いプランに申し込むなど、生活スタイルとプランが合っていないと、かえって料金が高くなります。

自分がいつ、どれだけ電気を使用するのかを改めて確認し、セット割なども加味して電力会社とプランを決めましょう。

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公開日時 : 2021年04月05日

iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター
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