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  • 更新日:2024年03月26日

戸建て向け光回線のおすすめ5社を比較!安いインターネット回線を選ぶ方法

戸建て向け光回線のおすすめ5社を比較!安いインターネット回線を選ぶ方法

※当記事はPRを含みます。詳しくはこちら
※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズの関連会社、株式会社MEモバイルが運営しています。

戸建て向けの光回線を検討しているなら、通信速度だけでなくスマートフォンがお得に使えるスマホセット割が利用できるかどうかも注目しましょう。

本記事では、光回線を契約するメリット・デメリット、そしておすすめの光回線を紹介します。

戸建てとマンションプランの違いなど、質問にも答えているので参考にしてください。

戸建てで光回線は契約すべき?

安定した通信で快適にインターネットを使いたいのであれば光回線がおすすめです。

ただし、工事に時間がかかるなどの注意点もあるので、下の表でメリット・デメリットを確認してください。

光回線のメリット 快適な速度でインターネットが使える
通信が安定している
通信制限がない
スマートフォンとのセット割が利用できる
アナログ電話よりも光でんわの基本料金が安い
アンテナ不要でBSデジタルや地上デジタルを視聴できる(光テレビ)
無線接続(WiFiルーター)でも快適にインターネットが使える
光回線のデメリット ホームルーターやポケット型WiFiと比較して金額が高い
開通工事に時間がかかる
契約期間の途中で解約すると解約金が発生する

月額1,408円~利用できるカシモWiMAXなどと比較して、光回線はNURO光の月額5,200円など、月額料金が高いのがデメリットです。

しかし、光回線はホームルーターよりも通信が安定しているため、オンライン会議のような大事な場面でもストレスなく使えるのがメリットです。

実際に近年光回線の利用者は増えています。

FTTH(光回線)契約数推移
2019年 3,167万契約
2020年 3,308万契約
2021年 3,502万契約
2022年 3,667万契約

参照:総務省「電気通信事業分野における市場検証(令和3年度) 年次レポート」

通信の安定性や速度を重視するなら、光回線の申し込みを検討してみてください。

なお、光回線には速度制限がなくホームルーターと比較して実効速度が速いメリットもあります。

例えば、カシモWiMAXのSpeed Wi-Fi HOME 5G L13(ホームルーター)の下り平均速度は113.64Mbpsですが、NURO光は609.46Mbpsとなり圧倒的な差です。

その他、光でんわを利用することで、月々1,595円~のアナログ電話の基本料金が月額550円に抑えられるのもメリットです。

ただし光回線には工事があるので、契約後すぐにインターネットを使いたい場合は、データ無制限で利用できるWiMAXをはじめとしたホームルーターの申し込みも検討してみてください。

「ホームルーターのおすすめ4社比較!無制限やレンタルの置くだけWiFiも紹介」の記事で、ホームルーターのメリット・デメリットやおすすめを解説しています。

光回線はスマホセット割で選ぶ

毎月のスマートフォンの通信料がお得になる、光回線のスマホセット割の魅力をお伝えします

利用できる人数に制限があるなど、注意点もあるので確認してください。

家族全員のスマホ代が割引される

下の表にスマホセット割のメリット・デメリットを記載しました。

家族全員のスマホ代がお得に使える点はスマホセット割の最大の魅力です。

スマホセット割のメリット 毎月のスマートフォン代(通信費)が安くなる
家族全員のスマホ代が割引の対象となる
離れている家族も割引の対象となる
スマホセット割のデメリット 対象のスマホプランに加入しないと利用できない
電話サービスなどのオプションに加入しなければならない
利用できる人数に制限がある
プロバイダによっては利用できない

スマホセット割は、光回線のドコモ光のように家族全員のスマホ代が毎月割引(最大1,100円)されるのがメリットです。

離れて暮らしている家族も割引の対象になります。

ただし、対象のスマホプランを利用していないと適用されない点や、光でんわのセット加入でないと適用されない点には注意してください。

また、割引の対象となる家族は20人(20回線)までなど上限が決まっているため、その点も注意すべきポイントです。

なお、GMOとくとくBB光のようにスマホセット割を扱っていないプロバイダもあるので、その点も気を付けてください。

格安SIMなら実質料金の安さが重要

基本的に格安SIMと光回線ではスマホセット割が適用されないため、スマートフォンとのお得な組み合わせを考えるなら、光回線のキャッシュバックや月額料金の安さを基準に選んでください。

例えばGMOとくとくBB光では、最大89,000円のキャッシュバックを行っています。

また、1ギガプランの月額料金は4,818円(税込)と5千円を切る金額のためお得です。

なお、UQモバイルの自宅セット割(auひかりが対象)など、一部格安SIMでもスマホセット割が適用されるケースもありますが、ひかり電話の加入が必須となるなど条件があるので注意してください。

以下の記事では、インターネットとスマホのセット割を比較しています。お得に契約したい方は、ぜひ参考にしてください。

戸建てにおすすめの光回線

高速通信やスマホセット割などのメリットから、戸建てにおすすめの光回線を紹介します。

各社、月額料金やスマホセット割の適用条件についても触れているので参考にしてください。

以下の記事では、光回線8社の料金を比較しています。こちらも参考にしてください。

ドコモ光

ドコモ光

戸建ての光回線を検討しているなら、ドコモのスマホセット割がお得なドコモ光がおすすめです。

下の表に月額料金や実効速度などを記載しました。

月額料金 ドコモ光1ギガ:5,720円/月~
ドコモ光10ギガ:6,380円/月~
事務手数料 3,300円
工事費 19,800円
初月料金 日割計算
契約期間 2年(2年定期契約)
違約金 5,500円
最大速度 ドコモ光1ギガ:最大1Gbps
ドコモ光10ギガ:最大10Gbps
実効速度 平均下り速度: 260.0Mbps
平均上り速度: 275.96Mbps
(ドコモ光1ギガプラン)
光回線の種類 光コラボ
スマホセット割(対象キャリア・プラン) スマホセット割:○
スマホセット割名称:ドコモ光セット割
対象キャリア:ドコモ
対象スマホプラン:eximo・irumo(※0.5GBを除く)・5Gギガホプレミアなど
スマホセット割適用範囲:最大20回線まで
※月額料金最大1,100円割引
対応エリア 全国
(※ただし、10ギガプランは関東・関西・東海・北海道・宮城・新潟の一部のみで利用可)

ドコモのeximoやirumo、5Gギガホプレミアムなどを契約中の人は、ドコモ光セット割(スマホセット割)が利用可能です。

対象となる家族のスマホ代が、それぞれ月額最大1,100円(税込)割引されます。

ドコモ光は、auひかりなどと異なりスマホセット割の利用にあたって光でんわなど、オプションサービスに加入する必要がないのがメリットです。

なお、ドコモ光は20社以上の中から好みのプロバイダを選べます。

月額料金やキャッシュバック額などから、好みのプロバイダを選択してください。

また、ドコモ光では定期的にdポイントがもらえるキャンペーンを行っています。

ドコモの利用者で、スマホ代やインターネットをお得に利用したいのであれば、ドコモ光がおすすめです。

【ドコモ光公式】詳細はこちら

以下の記事では、ドコモ光の評判を紹介しています。メリット・デメリットも解説していますので、こちらもあわせてお読みください。

auひかり

フルコミット

※内容は記事更新日時点の情報です。最新の情報については必ず公式サイトをご確認ください。

auスマートフォンを使用しているなら、auスマートバリューがお得なauひかりもおすすめです。

独自回線を使用するauひかりは速度にも定評があります。下の表に詳細を記載しました。

月額料金 ホーム1ギガ:1年目:6,160円/月・2年目:6,050円/月・3年目:5,940円/月
ホーム5ギガ:1年目:6,160円/月・2年目:6,050円/月・3年目:5,940円/月・4年目:5,940円/月
ホーム10ギガ:1年目:7,018円/月・2年目:6,908円/月・3年目:6,798円/月・4年目:6,798円/月
(※スマホセット割適用時の料金)
事務手数料 3,300円
工事費 41,250円
初月料金 日割計算
契約期間 3年(ずっとギガ得プラン)
違約金 4,730円
最大速度 ホーム1ギガ:最大1Gbps
ホーム5ギガ:最大5Gbps
ホーム10ギガ:最大10Gbps
実効速度 平均下り速度: 514.81Mbps
平均上り速度: 519.38Mbps
(ホーム1ギガプラン)
光回線の種類 独自回線
スマホセット割(対象キャリア・プラン) スマホセット割:○
スマホセット割名称:auスマートバリュー
対象キャリア:au
対象スマホプラン:使い放題MAX 5G/4G・auマネ活プラン 5G/4G・スマホミニプラン 5G/4Gなど
スマホセット割適用範囲:最大10回線まで
必須オプション:光でんわ
※月額料金最大1,100円割引
対応エリア 全国
(※ただし、5ギガプランと10ギガプランは東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の一部エリアに限る)

スマホセット割(auスマートバリュー)が適用されると、auスマートフォンが毎月最大1,100円(税込)割引されます

対象となるプランは、使い放題MAX 5G/4Gをはじめ、Netflixパックやドラマ・バラエティパックなど多数です。

ただし、光でんわの加入が必須なのでその点は注意してください。

なお、auひかりでは独自回線を使用しているため実効速度が速いのも魅力です。

下り平均速度は514.81Mbpsとなり、同じく1ギガプランのドコモ光(下り261.52Mbps)よりも断然速いです。

1万円を超えるキャッシュバックキャンペーンや工事費の割引なども利用できるので、お得に使いたいauユーザーはぜひ申し込みを検討してみてください。

また、auひかりは同じくKDDIが運営するUQモバイルとのスマホセット割(自宅セット割)も利用できます。

UQモバイルを利用しているのであれば、同様に申し込みを検討してみてください。

【auひかり】詳細はこちら

以下の記事では、auひかりのキャンペーン18社を比較しています。お得に申し込みたい方は、ぜひチェックしてみてください。

ソフトバンク光

おうち割光セット(スマホセット割)が利用できるソフトバンク光も、戸建て向けの光回線としておすすめです。

月額料金やスマホセット割の対象プランなどを表に記載しました。

月額料金 1ギガプラン:6,270円/月
10ギガプラン:初月~6ヵ月目:1,013円・7ヵ月目以降:7,443円/月
(※スマホセット割適用時の料金)
事務手数料 3,300円
工事費 26,400円
初月料金 日割計算
契約期間 2年(2年自動更新プラン)
違約金 5,720円
最大速度 1ギガプラン:最大1Gbps
10ギガプラン:最大10Gbps
実効速度 平均下り速度: 306.54Mbps
平均上り速度: 329.43Mbps
(1ギガプラン)
光回線の種類 光コラボ
スマホセット割(対象キャリア・プラン) スマホセット割:○
スマホセット割名称:おうち割光セット
対象キャリア:ソフトバンク
対象スマホプラン:データプランペイトク無制限・データ定額50GBプラス・データ定額50GBなど
スマホセット割適用範囲:最大10回線まで 必須オプション:オプションパック(BBフォン+WiFiマルチパック+光BBユニットレンタル)
※月額料金最大1,100円割引
対応エリア 全国
(※ただし、10ギガプランは関東・関西・東海・北海道・宮城・新潟の一部のみで利用可)

おうち割光セットが適用されると、ソフトバンクの通信費が毎月最大1,100円(税込)割引されます

なお、割引は一時的ではなくスマホセット割が適用されている限り有効です。

ただし、おうち割光セットは、BBフォンやWiFiマルチパックなどが含まれるオプションパックの加入が必須条件なので、その点は気を付けてください。

オプション加入は注意点ですが、一方で新規契約者を対象とした月額料金割引や毎月の支払いでPayPayが貯まるなどのメリットもあります

特に、ソフトバンクユーザーにとってソフトバンク光はお得に使える光回線です。

また、ソフトバンク光はワイモバイルとのスマホセット割「おうち割光セット(A)」も利用可能です。

ワイモバイルを利用中であれば、併せてソフトバンク光の申し込みを検討してみてください。

【ソフトバンク光公式】詳細はこちら

以下の記事では、ソフトバンク光の評判を紹介しています。口コミを徹底調査していますので、こちらも参考にしてください。

ビッグローブ光

ビッグローブ光

auのスマホセット割が利用できるビッグローブ光も、戸建て向けのおすすめ光回線です。

ビッグローブ光の月額料金や速度、スマホセット割の対象プランなどを表に記載しました。

月額料金 1ギガプラン:6,028円/月
10ギガプラン:6,820円/月
(※スマホセット割適用時の料金)
事務手数料 3,300円
工事費 19,800円
初月料金 日割計算
契約期間 1ギガプラン:3年(ひかりコース3年プラン)
10ギガプラン:2年(10ギガタイプ2年プラン)
違約金 1ギガプラン:4,230円/月
10ギガプラン:4,950円/月
最大速度 1ギガプラン:最大1Gbps
10ギガプラン:最大10Gbps
実効速度 平均下り速度: 240.66Mbps
平均上り速度: 258.59Mbps (1ギガプラン)
光回線の種類 光コラボ
スマホセット割(対象キャリア・プラン) スマホセット割:○
スマホセット割名称:auスマートバリュー
対象キャリア:au
対象スマホプラン:使い放題MAX 5G/4G・auマネ活プラン 5G/4G・スマホミニプラン 5G/4Gなど
スマホセット割適用範囲:最大10回線まで
必須オプション:光でんわ
※月額料金最大1,100円割引
対応エリア 全国
(※ただし、10ギガプランは関東・関西・東海・北海道・宮城・新潟の一部のみで利用可)

ビッグローブ光では、auひかりと同じくauスマートバリューが利用できるのがメリットです。

auのスマートフォンを利用中であれば、毎月最大1,100円(税込)の割引が受けられます。

なおスマホセット割が適用されると、月額料金は6,028円(インターネット+電話)と上がりますが、auひかりの1年目は6,160円なので、比較するとビッグローブ光の方がお得です。

光回線と同時に、光でんわの申し込みも検討しているauユーザーは、コストが抑えられるビッグローブ光の申し込みも検討してみてください。

また、ビッグローブ光では新規契約者を対象とした7万円を超えるキャッシュバックも行っています。

工事費が実質無料となるキャンペーンもあるので、ぜひ活用してください。

なお、ビッグローブ光ではUQモバイルとのスマホセット割(自宅セット割)も利用できるので、対象の人は併せて申し込みを検討してみてください。

【ビッグローブ光】詳細はこちら

以下の記事では、ビッグローブ光の評判を紹介しています。速度について詳しくしたい方は、ぜひ参考にしてください。

NURO光

出典:NURO光

お得なスマホセット割が利用できるだけでなく、通信速度にも定評があるNURO光も戸建てでおすすめの光回線です。

スマホセット割適用時の月額料金や速度などに注目してみてください。

月額料金 2ギガプラン(3年契約):5,530円/月~
10ギガプラン(3年契約):6,030/月~
(※スマホセット割適用時の料金)
事務手数料 3,300円
工事費 44,000円
初月料金 日割計算
契約期間 3年(3年契約)
違約金 3,850円(3年契約)
最大速度 2ギガプラン:最大2Gbps
10ギガプラン:最大10Gbps
実効速度 平均下り速度: 608.31Mbps
平均上り速度: 617.65Mbps
(2ギガプラン)
光回線の種類 独自回線
スマホセット割(対象キャリア・プラン) スマホセット割:○
スマホセット割名称:NURO光のセット割
対象キャリア:ソフトバンク
対象スマホプラン:データプランペイトク無制限・データ定額50GBプラス・データ定額50GBなど
スマホセット割適用範囲:最大10回線まで
必須オプション:光でんわ
※月額料金最大1,100円割引
対応エリア 関東・東海・関西(和歌山除く)・北海道・広島県・岡山県・福岡県・佐賀県

NURO光は、ソフトバンクとのスマホセット割を利用できるのがメリットです。

光でんわの加入が必須ですが、毎月最大1,100円(税込)ソフトバンクの通信料が割引されます。

なお、NURO光は光でんわとのセット申し込みであっても、2GBが月額5,530円の格安料金で利用できるのがメリットです。

ドコモ光の1ギガプランが月額5,720円なので、それ以上にお得です。

そしてNURO光は実効速度が速いのも魅力です。

他社と異なりNURO光の最大速度は2Gbpsですが、下り平均速度は608.31Mbpsとなっており、auひかり(1ギガプラン)の514.81Mbpsを上回ります。

高額キャッシュバックや、プレイステーション5などのプレゼントもあります。

キャンペーンにも魅力を感じるようであればNURO光の申し込みを検討してみてください。

その他、NURO光は格安SIMのNUROモバイルとのスマホセット割も利用できます。

NURO光の月額料金(インターネット代)が、1年間毎月最大1,100円割引されるため併せて検討してみてください。

【NURO光公式】詳細はこちら

以下の記事では、NURO光の評判を紹介しています。口コミが気になる方はこちらもあわせてお読みください。

戸建てで光回線を契約する手順

光回線の申し込みから開通までの流れ(戸建て)を3ステップで解説します。

1.光回線事業者を決める

まずは光回線事業者を決めましょう。下の表に各光回線の種類と特徴を記載したので参考にしてください。

光回線の種類 特徴
NTT東西日本(フレッツ光) 自由にプロバイダを選べる
全国47都道府県で利用できる
NTTが運営しているためサポートの質が高い
光コラボ(ドコモ光やソフトバンク光など) フレッツ光よりも安い
スマホセット割が利用できる
キャッシュバックなど魅力的なキャンペーンが多い
独自回線(NURO光やauひかりなど) フレッツ系と比較し通信が安定している
スマホセット割が利用できる
キャッシュバックなどの魅力的なキャンペーンが多い

どれを選ぶかは好みの問題ですが、スマホセット割を利用したいのであれば光コラボや独自回線を使用した光回線がおすすめです。

また、速度にこだわりたいのであれば、NURO光やauひかりのように独自回線に対応した光回線を選んでみてください。

フレッツ光はNTTが運営しているため、回線トラブルなどが発生した際に詳しく原因を教えてもらえるなどのメリットはありますが、スマホセット割がありません。

そのため、ドコモやソフトバンクなどの通信費を抑えたいと考えている場合に不都合です。

光コラボや独自回線であれば、高額なキャッシュバックや、月額料金割引などのキャンペーンも利用できるのでよりお得に使えます。

2.光回線を契約する

光回線の契約ができる窓口には、家電量販店やWebなどがありますが、最もおすすめなのは24時間申し込みできるWeb(各社公式ページ)での手続きです。

契約にあたり下記の情報を確認・入力します。

  • 利用住所の確認
  • 1ギガや10ギガなどのプランの選択
  • 契約者情報や支払方法の設定
  • 工事日の設定

NURO光のように全国で利用できない場合もあるため、まずは利用住所の確認が必要です。

問題ないようであれば、プランの選択や契約者情報そして支払方法などを入力していきます。

なおスマホセット割を利用する際は、auひかりのように光でんわの加入が必須の場合があるので忘れず申し込んでください。

その他、開通工事については基本的に立ち合いが必要なので、確実に時間が取れる日を設定しましょう。

3.開通工事

契約手続きが完了すると、数日後にインターネット接続に必要な契約書類や機器(ONUなど)が送られてきます。

契約内容に間違いがないか、改めて確認しておきましょう

その後開通工事がはじまります。

光回線の開通工事には光ファイバーケーブルを屋内に引き込む屋外工事と、光コンセントの設置およびONU(光回線終端装置)と接続する屋内工事があります。

開通工事は1~2時間程度で終わると考えてください。工事完了後、ONUやWiFiルーターの簡単な初期設定を行えばインターネットが使えます。

初期設定は自分で行う必要がありますが、難しい場合はソフトバンク光の光セットアップサポート(9,900円)のように、別料金を支払えば対応してもらえます。

戸建てで光回線を契約する際によくある質問

最後に戸建てとマンションプランの違いや、工事費用や工事期間など、戸建てで光回線を契約する際によくある質問に答えます。

戸建てとマンションプランの違いは?

戸建てとマンションプランでは、速度や月額料金などが異なります。下の表に詳細を記載しました。

メリット デメリット 工事期間
戸建てプラン マンションと比較して速度が安定して速い 月額料金が高い 2週間~1ヵ月程度
(工事時間は1~2時間程度)
マンションプラン 月額料金が安い 戸建てと比較して速度が遅い 1~1ヵ月半程度
(工事時間は1~1.5時間程度)

通信の安定性や速度は、マンションプランよりも戸建てが上です。

マンションプランの場合、建物内に引き込んだ1本の光回線を複数戸でシェアするため、回線の混雑状況によっては速度低下が考えられます。

ただし、月額料金は戸建てよりもマンションプランの方がお得です

例えばドコモ光(1ギガ)の場合、戸建ては月額5,720円~ですがマンションプランは4,400円~です。

開通工事は、マンションの場合共用部分まで回線が来ているのであればすぐに終わります。

ただし、そうでない場合は、大規模な工事となり状況によっては戸建てよりも時間がかかるでしょう。

なお、マンションで戸建てプランを申し込むことも可能ですが、場合によっては壁に穴をあけなければいけないため、事前に大家さんや管理会社に確認しておきましょう。

戸建てプランが最も安い光回線は?

戸建てプランが最も安い光回線について知りたい場合は「[2024年]安い光回線おすすめはこれ!戸建て・マンション/アパート別に比較」の記事で解説している内容を参考にしてみてください。

また、戸建てプランの料金を抑えたい場合は下記の内容も覚えておいてください。

  • 2年や3年などの契約期間が設けられているプランを選ぶ
  • キャッシュバックや月額料金割引など、キャンペーンがお得な事業者を選ぶ
  • 月額料金を抑えたいなら不要なオプションを契約しない

各事業者では契約期間なしのプランを扱っていますが、2年や3年などの契約期間がある方がお得に使えます。(例.ドコモ光:契約期間なし月額7,370円・2年契約月額5,720円)

また、ソフトバンク光のように高額キャッシュバック+月額料金割引などの特典を利用できる場合もあります。

コストを抑えたいならキャンペーンがお得な光回線を選びましょう

その他、シンプルに光回線の月額料金を抑えたいのであれば、不要なオプションを契約しないことです。

とはいえ、auひかりのように光でんわに加入しないとスマホセット割が適用されない場合もあるので、その点は慎重に決断しましょう。

速度が最も速い光回線は?

実効速度が速い光回線を選びたいなら、独自回線を使用しているNURO光がおすすめです。

NURO光やauひかりは、NTTが保有する光回線のうち未使用の回線(ダークファイバー)を使用してサービスを提供しています。

ダークファイバーであれば、フレッツ光や光コラボと比較して回線の使用率が低めです。

つまり、混雑しにくいため安定した速度でインターネットが利用できます。

特に最大速度2Gbpsに対応したNURO光は、実効速度が500Mbpsを超えるため高速です。

「[2024年]高速インターネット回線おすすめ20社比較!マンション・戸建て別」の記事でも詳しく解説しているので参考にしてください。

工事費用や工事期間はどれくらい?

光回線(戸建て)の工事費は2~4万円程度、また、期間は2週間~1ヵ月程度です。

工事費は高額ですが、ドコモ光のように新規工事料無料特典などを利用できる場合もあるので活用しましょう。

なお、開通工事は通常長くても1ヵ月程度ですが、NURO光のように屋外工事と屋内工事が別日に行われるケースだと、3ヵ月以上待つ場合もあります。

光回線の工事については「光回線の工事内容を解説!工事済みか確認する方法や工事が不要になる条件も」の記事でも解説しているので、本記事と併せて参考にしてください。

開通までのネット環境はどうすればいい?

開通工事が終わるまで1ヵ月程度時間がかかるので、申し込み先の光回線事業者からWiFiルーターをレンタルできるようであれば貸してもらいましょう

本記事で紹介した各光回線事業者は、すべて開通までの期間WiFiルーターを貸してくれます。

光コンセントはどこに設置すべき?

光コンセントの設置場所は自由ですが、通常下記の場所に設置されるケースが多いです。

  • 電話機の近く
  • エアコンダクト周辺
  • インターネット環境を整えたい場所

光ファイバーケーブルを屋内に引き込む際に電話線の配管を使用するのであれば、電話機(光でんわ)の近くに設置するとよいでしょう

また電話線の配管が使用できないのであれば、エアコンダクトの周辺に設置するのも1つです。

その他、リビングなどインターネット環境を整えたい場所に設置するのもありです。

ONUやWiFiルーターがPCなどの近くにあれば、距離が離れているため電波が弱く通信が不安定になる、ということはありません。

まとめ

ここまで、光回線のメリット・デメリットや戸建てでおすすめの光回線を紹介してきました。

屋内で快適にインターネットを楽しみたいのであれば光回線がおすすめです。

光回線であれば、実効速度200Mbps以上の高速通信が無制限利用できます。

特に、NURO光やauひかりなどの独自回線であれば、より快適な通信が期待できるでしょう。

一方でコストを抑えたいのであれば、スマホセット割が利用できる光回線も注目してみてください。

ドコモやソフトバンクなどのセット割を利用すれば、毎月の通信料が最大1,100円お得になります。

スマートフォン代は毎月発生するものなので、少しでも固定費を削減できるメリットは大きいです。

今回お伝えした内容を参考に、コスト面(スマホセット割)や速度から自分にふさわしい光回線を選んでみてください。

iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター
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