IPoEとは?PPPoE方式とIPoE方式の違い・メリット

インターネット接続方式のPPPoE方式とIPoE方式の違い、IPoEのメリットを解説します。IPoEへのプロバイダ切り替え方法や、IPv4 over IPv6対応のおすすめプロバイダをご紹介。ネット通信速度が遅い、IPoEが何かわからないという方必見です。
【公式】カシモWiMAX IPoEとは?PPPoE方式とIPoE方式の違い・メリット

以前より通信速度が遅くなってきた気がする、時間によって通信速度にバラつきが出てきたと思った経験はないでしょうか。

通信速度が遅くなると、PCや通信機器が原因かと心配になるかもしれませんが、そうとは限りません。

本記事では通信速度が遅くなる原因と、その正しい解決方法を紹介していきます。

場合によっては無料で今より10倍通信速度が上がるかもしれないので、通信速度が遅くて困っている方はぜひ参考にしてください。

速度が遅くなるのは回線の混雑が原因

通信速度というのは、通信回線の品質だけで決まるものではなく、その通信回線をどれくらいの人が使っているかにも影響されています。

どんどんネット環境のインフラが整っていて通信速度も速くなっていくように感じますが、インターネットを活用する人が増えていることにより混雑も生じています。

特に利用者の多いNTTの「フレッツ光」では、ここ1,2年で通信速度が落ちた気がするというユーザーの数が増えています。

どんな場面で混雑が起きてしまうのかも見てみましょう。

時間帯による混雑

夜にインターネットに接続したら、通信速度が遅く感じたという経験はないでしょうか。

日中は動画を見てもスラスラ読みこめていたのに、夜に動画を見たら数秒ごとに止まってしまうことはよくあります。

実は、夜間特に20~00時というのはインターネットを活用する人が多く、混雑が起きやすい時間です。

仕事が終わって寝るまでインターネットを使うというライフスタイルの人は多そうですね。

場合によっては夜は日中の10分の1もスピードが出ていないので、その遅さにイライラしてしまうこともあるでしょう。

利用エリアによる混雑

住んでいる地域によっても、混雑の度合いは変わってきます。

単純にユーザーの多い東名阪などの都心部は混雑が起きやすいです。フレッツの通信網は都道府県別になっているので、混雑具合にも地域差が生まれます。

混雑を解消するには接続方式を変えるのが効果的

通信速度が遅くなるという問題に対してNTTも黙っているわけではありません。

NTTは解決策として新しい接続方式を生み出しました。1本の道路が混雑してしまうため、もう1本新しい道路を作ったと考えればわかりやすいでしょう。

新旧それぞれどんな接続方式なのか見てみましょう。

従来の接続方式「PPPoE」

従来の接続方式というのは「PPPoE」と呼ばれる接続方式です。

NTTと「プロバイダー」と呼ばれる代理店を繋ぐ際に、「IPv4」という接続口を使っていました。

帯域が1Gbpsと細く、動画の視聴者などが増えると混雑が起きやすく速度の低下が起きてしまいます。

新しい接続方式「IPoE」

新しく使われているのが「IPoE」という接続方式です。

「PPPoE」では「IPv4」という接続口が使われていたのに対し、「IPoE」では「IPv6」という別の接続口が使われています。

こちらの接続方式だと100GbpsとPPPoEに比べて100倍太い上に、まだ利用者も少ないため混雑が起きず常に通信速度が速いままです。夜間では通信速度が10倍以上速くなります。

IPoEへの切り替えがおすすめな人、おすすめじゃない人

通信速度の低下を感じている人にはIPoEへの切り替えをおすすめしますが、全員が通信速度が上がるとは限りません。

通信速度が改善されるのは、混雑が起きているフレッツの回線を使っている人に限ります。

「フレッツ光ネクスト」を使っている人はわかりやすいですが、それだけでなく「ドコモ光」や「ソフトバンク光」など「光コラボレーションモデル」を利用している人も対象です。

名前にフレッツはついていませんが、同じ回線を使っているため混雑に巻き込まれています。

逆に「auひかり」や「NURO光」は独自の通信網や通信方式を利用しているため、そもそも混雑の影響を受けていないでしょう。

IPoEへの申し込みはプロバイダーへ

では実際にどのようにIPoEへの切り替えを行っていくのか見ていきましょう。

申し込みは電話でもオンラインでも可能

IPoEへ申し込みをするのは電話かオンラインで可能ですが、電話では繋がるのに時間がかかることもあるので、時間を選ばないオンライン申し込みがおすすめです。

多くのプロバイダがオンラインでの申し込みに対応しているので、Webサイトで確認してみましょう。

ひかり電話を利用しているなら、レンタルしているホームゲートウェイ(光回線の接続装置)で接続可能なので特に準備もいりません。

仮に家のホームゲートウェイが対応していなくても市販されているので、すぐに対応機器を手に入れられるでしょう。

切り替え料金は無料

申し込みをするとなると費用が発生すると思うかもしれませんが、無料で切り替え可能です。

工事も必要ありませんし、難しい設定も必要ありません。

一部のウェブサイトが開けなくなることも

メリットばかりのIPoEですが、唯一デメリットは一部のWebサイトが見れない可能性があることです。

IPoEに接続に切り替えるということは、Webサイトへのパケット通信方式も変わることになります。

ただし、Pv6に対応しているWebサイトというのは実は多くはありません。

YoutubeやNetflixといった大手のサイトであれば対応していますが、Huluほどのサービスでも対応しています。

IPv4 over IPv6を活用しよう

通信速度が速くなるとはいえ、Webサイトが見れなくなるのは困るでしょう。

そのため多くのプロバイダでは、IPv6にもIPv4にも対応している「IPv4 over IPv6」というサービスです。

このサービスを使えばIPv4のサイトも見れますし、混雑しないIPv6の出口が使えるため通信速度が遅くなりません。

ぜひおすすめしたいのですが、この「IPv4 over IPv6」はプロバイダによって追加の月額料金が違いますし、プロバイダによってはサービスを提供していない場合があります。

プロバイダによってサービス名も違うので、自分が使っているプロバイダでサービスを提供しているのか、月額がいくらなのか確認しておきましょう。

接続機器も確認が必要

IPv6を利用するのに必要な機材はプロバイダによって異なります。

どの接続機器を使うかはプロバイダが提供しているIPoE接続サービスによって変わってきます。

大きく「v6プラス」と「DS-lite」というIPoE接続サービスがあるのですが、「v6プラス」であればひかり電話のホームゲートウェイだけで十分です。

しかし、ひかり電話を使っていない人や「DS-lite」を利用しているプロバイダの場合には市販のIPoE対応Wi-Fiルーターが必要になってきます。

場合によってはプロバイダが対応ルーターを格安でレンタルしている場合もあるので、市販のもの買う前に必ず確認してみましょう。

IPv4 over IPv6に対応しているプロバイダ

具体的にどのプロバイダがIPv4 over IPv6に対応しているのか見ていきましょう。

ソフトバンク光

ソフトバンクはIPv6高速ハイブリッドIPv6IPoE+IPv4という名前でサービスを提供しています。

対応ルーターのレンタル料金として月額467円発生します。

ソフトバンク光を契約する

ドコモ光

ドコモ光では無料でIPv4 over IPv6がご利用できます。

設定もレンタルでしているドコモ光ルーターがあればご自宅で可能なため、気がるにご利用頂けます。

ドコモ光を契約する

So-net光

So-netではDS-Liteという名前でIPoEサービスを提供しており、「IPoE(IPv6)オプションIPoE無線LAN機器レンタル」という名前でIPv4 over IPv6に対応しています。

対応ルーターのレンタル料金として月額400円かかりますが、申し込みから最大7ヶ月間は無料です。

So-net光を契約する

@nifty光

@nifty光ではv6プラスという名前でIPoEのサービスを提供しており、同じくv6プラスでIPv4 over IPv6のサービスを提供しています。

追加の費用は発生しないので、実質無料でIPv4 over IPv6を利用できます @nifty光を契約する

ビッグローブ光

ビッグローブ光は自社でIPv4 over IPv6のサービスを提供しており、利用しても特別追加料金が発生することはありません。

ビッグローブ光を契約する

IPoEで快適な通信環境を手に入れよう

IPoEとはどういうものか、どこのプロバイダで契約できるのかをご紹介しました。

インターネットで調べものをしたり動画を視聴したりするときは、できるだけ快適な通信速度で楽しみたいもの。

IPoEへの切り替えはインターネットから簡単にできますので、ぜひこの記事を参考に切り替えてみてはいかがでしょうか。

【公式】カシモWiMAX
鈴木光平 ー ライター
鈴木光平 ー ライター

フリーのライター、趣味は料理とダンス。たまに公園で踊ってます。見かけたら声かけてください。喜びます。結婚してからは料理男子。妻の美容と健康のために頑張ったらハワイでモテる身体に近づけてしまいました。

関連キーワード