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iOS 14対応機種一覧|アップデート方法紹介!iPhone 7はいつまで使えるの?


9月17日にAppleの最新OS「iOS 14」が配信されました。
今回は、iOS 14のアップデート対象機種とiOSのサポート終了時期について紹介していきます。
後半ではiOSのアップデート方法を解説しているので、まだ最新バージョンにアップデートしていない方は、参考にしてください。
目次
iOS 14がリリース開始

Appleは、例年9月頃に数字を変えてiOSの最新バージョンをリリースしています。今年も、9月17日に最新バージョンであるiOS 14が正式にリリースされました。
iOSは、正式なリリースの前に開発者向け、一般向けの順番でβ(ベータ)版が配信されます。
そのため、以前よりiOS 14のウィジェットやピクチャ・イン・ピクチャなど、様々な新機能に注目が集まっていました。
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iOS 14のアップデート対象機種

iOSにはサポート期間があるため、発売時期が古い機種は最新バージョンにアップデートできない場合があります。
iOS 14のアップデート対象機種は以下の通りです。
- iPhone 11
- iPhone 11 Pro
- iPhone 11 Pro Max
- iPhone XS
- iPhone XS Max
- iPhone XR
- iPhone X
- iPhone 8
- iPhone 8 Plus
- iPhone 7
- iPhone 7 Plus
- iPhone 6s
- iPhone 6s Plus
- iPhone SE(第1世代)
- iPhone SE(第2世代)
- iPod touch(第7世代)
2020年秋から冬にかけてiPhone 12シリーズの発表・発売が予想されているため、この中にiPhone 12 シリーズが加わる可能性が高いです。
iOS 13と同じ機種が対象に
iOS 14のアップデート対象機種は、2019年にリリースされたiOS 13のアップデートがサポートされている機種と同じです。
そのため、使用している端末がiOS 13にアップデートできた場合は、iOS 14へのアップデートが可能です。
iOS 14にアップデートできるかわからない場合は、現在のバージョンがiOS 13かどうかを確認してみましょう。
iOSのサポート期間はどれくらい?
前述したように、iOSにはサポート期間があります。Statistaによる、歴代iPhoneがそれぞれiOSサポートの対象となっていた期間のグラフを見てみましょう。

上記のグラフを見ると、4年から5年を基準としてサポート期間を設けていることがわかります。
初代iPhone SE・iPhone 7はいつまで使える?
2015年に発売されたiPhone 6sがiOS 14のサポート対象であることから考えると、2016年発売の初代iPhone SEとiPhone 7は2021年もしくは2022年まで使えるのではないかと予想されます。
また、iPhoneの修理にもサポート期間があり、公式の販売が終了してから約5年でサポートが終了します。初代iPhone SEは2018年9月に販売終了しているため、この先2023年9月には修理サポート終了が予想されます。
2020年4月にiPhone SE(第2世代)が発売されたので、初代iPhone SEを使用している方はサポート終了する前に買い替えを検討してみましょう。iPhone SE(第2世代)のデザインやスペックについては、こちらの記事を参考にしてください。
iPhoneを安心して使用するためにも、iOSのサポート期間や修理のサポート期間が終了する前に買い替えることをおすすめします。
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iOSのサポートが終了するとどうなる?デメリットは?

結論から言うと、iOSのサポートが終了してもiPhoneを使い続けることは可能です。
しかし、使い続けることによって問題が生じてしまい、予期せぬトラブルにつながることがあります。
アプリの最新版を使えない
古いiOSをそのまま使っていると、アプリの最新版を使えなかったり、場合によってはアプリ自体を使えなくなってしまうことがあります。
定期的にアップデートが行われているアプリの場合、新バージョンのiOSが普及すると古いiOSでのサポートを終了するため、このようなことが起きるのです。
iOSをアップデートすることによって、最新版のアプリに対応できて、アプリのバグなどトラブルを防ぐことができます。
セキュリティに問題が生じる
iOSをアップデートすることメリットとして、セキュリティが強化されることが挙げられます。
ネットに存在しているコンピューターウイルスやハッキングプログラムは、日々更新されて強くなっています。内部データの破損や個人情報流出などの被害は、このような問題に古いiOSが対応できなくなることが原因です。
ウイルスやハッカーなどからiPhoneを守るために、新しいiOSが定期的にリリースされているので、被害に遭わないためにもアップデートが可能な機種を使いましょう。
バグなどのトラブルが生じる
iOSをアップデートすると、バグや不具合の修正を行ってくれます。古いiOSを使っていると、iPhoneの動作が重く感じたり、誤作動が起きてしまうなどのトラブルが生じることがあります。
そのようなバグを防ぐためにも、iOSのアップデートは必須です。
アップデートしなくてもiPhoneを使うことはできる
前述したように、iOSのサポート期間が終了してもiPhoneを使えるため、最新バージョンに対応している機種でも古いiOSのまま使い続けることが可能です。
アップデートすると操作方法が変更されて使いにくくなってしまうことがあるので、アップデートしたくないという方もいるでしょう。
しかし、セキュリティなどの面で考えると、常に最新バージョンのiOSにした方が安心してiPhoneを使うことができます。
iPhoneの操作に自信がない方にとっては、使い慣れていた機能が今まで通りではなくなるというデメリットはありますが、iOS 14にすることをおすすめします。
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iOS 14にアップデートする方法・時間はどれくらいかかる?

次に、iOS 14にアップデートする方法とかかる時間を解説していきます。
アップデート前にバックアップをとる
iOSをアップデートする際には、事前にiPhoneのバックアップをとっておきましょう。
万全な準備をしていても、iOSのアップデートが何らかの原因で失敗するリスクは常に存在します。例えば、アップデートに失敗してリンゴループが発生していまいデータの初期化が必要になってしまう場合があります。
iOSのバックアップ方法やできないときの対処法については、こちらの記事を参考にしてください。
所要時間はどれくらい?
iOSのアップデートは、大きなデータをダウンロードした後に、そのアップデートデータをiPhoneにインストールするため、少し時間がかかります。
通信環境によりますが、約30分~60分程度かかるため、時間に余裕があるときに行いましょう。
また、アップデート中はiPhoneを操作することができません。アップデート中の操作でわからないことがある場合は、パソコンやタブレットを使える環境で行うと安心です。
終わらないときは中止して大丈夫?
iOSのアップデートが終わらないとき、途中で中止することが可能です。しかし、データの破損や不具合が発生してしまう場合があるので注意してください。
iOSのアップデートは、iPhone単体で行う場合WiFiに接続されているときに開始します。そのため、WiFiの接続を解除するとアップデートが中断されます。
また、ダウンロードしたiOSアップデートソフトウェアを削除することで、アップデートを中止することもできます。
アップデートソフトウェアを削除する
- 「設定」アプリから「一般」を開く
- 「iPhoneストレージ」をタップする
- 「アップデートを削除」をタップして削除完了
iPhoneには、夜間に充電器およびWiFiに接続している場合、自動でiOSのアップデートをしてくれる機能があります。
勝手にアップデートしてくれるので便利な機能ですが、自分のタイミングでアップデートしたい場合は、設定をオフにしましょう。
自動アップデートをオフにする
- 「設定」アプリから「一般」を開く
- 「ソフトウェア・アップデートを選択して「自動アップデート」をタップする
- 「iOSアップデートをダウンロード」と「iOSアップデートをインストール」をオフにする
エラーや不具合が出る場合は?
アップデート中にエラーや不具合が出る場合は、以下の原因が考えられます。
- ストレージ容量が不足している
- WiFiが安定していない
- ダウンロードしたアップデートデータが破損している
iOSのアップデートの際に、アップデートに必要なデータをインストールするためのストレージ容量が不足していると、自動的に容量を確保する仕組みになっています。
これは、再ダウンロードが可能なアプリをアップデート前に一時的に削除して、アップデート後に再インストールするものです。アプリを一時削除して空き容量が確保できた場合は、そのままアップデートすることが可能です。
しかし、アプリの一時削除でも空き容量が不足している場合は、エラーがでてしまうことがあります。
また、ダウンロードしたアップデートデータが何らかの原因で破損している場合も、アップデートができずにエラーが出てしまいます。
その場合は、一度ダウンロードしたアップデートデータを削除して再インストールしましょう。
アップデート中にエラー番号もしくはエラーメッセージが出たときの対処法は、Appleの公式サポートページを参考にしてください。
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iOS 14と同時にiPadOS 14もリリース開始

iOS 14のリリースと同時に、iPad用のOS「iPadOS 14」がリリースされました。
iOSとiPadOSにはどのような違いがあるのでしょうか。
iOSとiPadOSの違い
もともと、iPadにはiPhoneと同じiOSが入っていました。しかし、iPadが進化してiOSの中にiPadだけの機能が増えてきたため、iPadに最適化されたiPadOSが誕生したのです。
2019年9月にリリースが開始されたiPadOSですが、最新バージョンのiPadOS 14が2020年9月に配信されました。
こちらもiPhoneのiOSと同じく、古いiPadOSを使用しているとセキュリティなどに問題が生じる可能性があるので、最新バージョンにアップデートしましょう。
iPadOSのアップデート方法や主な新機能については、こちらの記事を参考にしてください。
iPadOS 14のアップデート対象機種
iPadOS 14のアップデート対象機種は以下の通りです。
- 12.9インチiPad Pro(第4世代)
- 11インチiPad Pro(第2世代)
- 12.9インチiPad Pro(第3世代)
- 11インチiPad Pro(第1世代)
- 12.9インチiPad Pro(第2世代)
- 12.9インチiPad Pro(第1世代)
- 10.5インチiPad Pro
- 9.7インチiPad Pro
- iPad(第8世代)
- iPad(第7世代)
- iPad(第6世代)
- iPad(第5世代)
- iPad mini(第5世代)
- iPad mini 4
- iPad Air(第4世代)
- iPad Air(第3世代)
- iPad Air 2
2020年10月予定のiPad Air 4も対象に含まれています。
2013年以前に発売されたモデルと2014年発売のiPad mini 3は、iPadOS 14のサポート対象外です。アップデートがサポートされていない旧モデルを使っている方で、新しい機種の購入を検討している方は、iPadの違いや選び方についての記事を参考にしてください。
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iOS14は便利な新機能がたくさん

iOS 14では、今までiPhoneになかった様々な新機能が追加されています。
ホーム画面おしゃれにできるウィジェットや、他の作業をしながらビデオ通話ができるピクチャ・イン・ピクチャなどの便利機能をぜひ試してみてください。
セキュリティ対策としても、iOSのアップデートは重要です。iOS 14にアップデートして、iPhoneを安全に使いましょう。
サムネイル出典:Apple公開日時 : 2020年10月08日
