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テレワークにおすすめのポケットWiFiを紹介!レンタルWiFiや目安の通信量、ネット環境の整え方を解説します


この記事でわかること
働き方が変わりつつある昨今、オフィスに出勤せずに働く方が増えてきているのではないでしょうか。
IT関連の仕事をされる方にとって、切っても切り離せないのが「インターネット環境づくり」です。
「オフィスではネット環境が整っていたけど、自宅は・・・」と困っている方に向けて、テレワークでのネット環境の整え方を解説します。
おすすめのポケットWiFiや、テレワークをするにあたって必要な準備を徹底解説します。
目次
テレワークにぴったりなポケットWiFiの選び方

結論から言いますと、テレワークのネット環境づくりにおすすめなのは、ポケットWiFi(※)です。
ポケットWiFiと聞くと、たくさん種類があるイメージをされる方も多いと思います。実際、ポケットWiFiはたくさんの種類があります。料金はもちろん、通信速度や対応エリアも業者によって異なります。
たくさんの中からどんな基準でWiFiを選べばよいのか、ポイントをまとめましたのでぜひご覧くださいね。
※本記事では、持ち運べるWiFiルーターを総称して「ポケットWiFi」と定義します。
通信速度・容量|ビデオ会議に耐えうるか
テレワークでは、直接コミュニケーションがとれないため、ビデオ会議やチャットを使ったコミュニケーションが中心です。1日に3~4回のビデオ会議を実施している方もいるのではないでしょうか。
チャットやメール以上に通信量を消費するビデオ会議ですが、一体どれほどの通信量を消費しているのかを把握しておきましょう。
せっかくWiFiを買っても、電波が悪いとあまり意味がありません。購入の際にはチェックしておくべきポイントでしょう。
料金|安くて速い・法人プラン
契約するうえで、料金も重要な選択軸の一つです。
普段からあまり使用しないのに、多くの通信料を支払うのはもったいないですよね。自分に合った料金プランを見つけましょう。
料金を調べる際に見るべきポイントは以下の2つです。
- キャンペーンも含む実質価格がいくらか
- 契約年数に縛りがあるかどうか
適用されるキャンペーンの条件や、どれくらいの期間でWiFiを使うのか、しっかりと考えてから選ぶようにしましょう。
こちらは、安いポケットWiFiをまとめましたので、ぜひ合わせてご参考にしてください。
また、法人で契約を検討している方は、後ほども紹介するカシモWiMAXなら法人プランも用意しているので、格安料金で契約可能です。
カシモWiMAXご法人相談窓口対応エリア|住んでいる場所は利用可能か
せっかくWiFiを買ったのに住んでいる場所がWiFiの対応エリア外だった、なんて悲しいことも避けたいですよね。WiFiには光回線などの固定回線と異なり、対応エリアが存在します。
急いでいる方は特に見落としがちなポイントです。各WiFiサービスを提供する業者のHPなどで調べることが可能なので、忘れずに調べるようにしましょう。
壁や大きな建物などの障害物に弱いのがWiFiの特徴です。地下なども電波が入りにくいため、事前の確認はしっかりと行ってくださいね。
利用期間|短期契約と長期契約
ポケットWiFiは短期契約か長期契約の2種類の契約プランがあります。
テレワークがいつまで続くかわからない場合は、WiFiレンタルサービスがおすすめです。
WiFiのレンタルサービスなら解約金もかからないので、安心です。
今後、テレワークが長く続くことが決まっている場合はポケットWiFiを契約するのがおすすめです。
どちらもポケットWiFiなので、工事不要で簡単にインターネット環境が作れることができます。
テレワークにおすすめのポケットWiFi4選
テレワークにおすすめの実質無制限ポケットWiFiを4つご紹介します。
持ち運びができてすぐに使えるポケットWiFiですが、最近はあらゆる業者から販売されています。しっかりと情報を集めて、自分に合ったポケットWiFiを購入してくださいね。
カシモWiMAX

(税込) | カシモWiMAX 縛りなしプラン |
---|---|
月額料金 | 4,378円 |
端末代(36回) | 605円/月 |
端末分割払い サポート(36回) |
-605円/月 |
合計 | 4,378円 |
カシモWiMAXの特徴は、以下の通りです。
カシモWiMAXの特徴
- 業界最安級
- シンプルな料金プラン
- すぐ届いてすぐ使える
カシモWiMAXは初月1,518円(税込)と安くWiFi環境を整えることができるのが魅力です。
WiMAXの多くは契約初期が安く、割引がなくなって後々料金が高くなるのに対し、カシモWiMAXは1ヵ月目以降の料金がずっと変わらないので安心です。
工事不要で使い始めることができるので、初期費用を抑えられすぐにインターネット環境を整えることができます。
法人プランを検討している方には、法人向けのプランを用意しております。詳しくは下記のリンクをご覧ください。
カシモWiMAXご法人相談窓口UQ WiMAX

UQWiMAXの特徴は、以下の通りです。
- キャッシュバックキャンペーンを実施している
- auのスマホユーザーは特にお得
- ギガ放題プランがある
UQ WiMAXはauのスマホを契約している場合に、スマホ代が月額最大1,100円(税込)安くなる「auスマートバリュー」というキャンペーンを行っています。
様々なキャッシュバックキャンペーンを行っているので、お得なタイミングで契約することをおすすめします。
料金プラン | ギガ放題プラン(無制限):4,268円(税込)~/月 ライトプラン無し |
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解約金 | 0か月目~12か月目までのご解約の場合:20,900円(税込) 13か月目~24か月目までのご解約の場合:15,400円(税込) 25か月目以降のご解約の場合:10,450(税込) ただし、契約更新月は解約金は無料(3年自動更新) |
取り扱い機種 | Speed WiFi NEXT W06(最大下りMbps:1,200Mbps) Speed WiFi NEXT WX06(最大下りMbps:440Mbps) |
GMOとくとくBB

GMOとくとくBBの特徴は、以下の通りです。
- 2年利用した場合の合計費用が業界最安級
- 月額300円で故障保証のオプションあり
- LTEオプション・端末代金無料
GMOとくとくBBは、利用期間を2年程度で考えている方におすすめのプロバイダです。
2年目以降は毎月の利用料金が他プロバイダに比べ割高になるので注意が必要です。
他にもオプションサービスが充実しており、安心して充実したサービスを選べる点がおすすめです。
料金プラン | ギガ放題プラン(無制限):3,969円(税込)~/月 ライトプラン(7GB):3,969円(税込)/月 |
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解約金 | 1~24ヵ月目までのご解約の場合:27,280円(税込) 25ヵ月目以降ご解約の場合:10,450円(税込) |
取り扱い機種 | Speed WiFi NEXT W06 (最大下りMbps:1,200Mbps) Speed WiFi NEXT WX06 (最大下りMbps:440Mbps) |
BIGLOBE WiMAX 2+

BIGLOBE WiMAX 2+の特徴は、以下の通りです。
- 解約金が最初の1年は1,100円(税込)で、それ以降は無料
- 機種代が毎月880円(税込)必要
BIGLOBE WiMAX 2+は、利用期間を1年程度で考えている方におすすめのプロバイダです。
他のプロバイダに比べて安く解約できる点が特徴です。しかし、毎月の利用料金は機種代を含めて4,780円と少し割高になっています。
料金プラン | ギガ放題プラン(無制限):5,148円(税込)~/月 7GBプラン無し |
---|---|
解約金 | 0か月目~12か月目までのご解約の場合:1,100円(税込) 3か月目以降のご解約の場合:無料(1年契約、自動更新無し) |
取り扱い機種 | Speed WiFi NEXT W06 (最大下りMbps:1,200Mbps) Speed WiFi NEXT WX06 (最大下りMbps:440Mbps) |
テレワークにおすすめなレンタルWiFi3選
「ポケットWiFiの良さはわかったけど、使ってみないと良さがわからない」と心配に思われる方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方にはレンタルをおすすめします。
WiFiのレンタルと聞くと、海外のWiFiをイメージされる方も多いですが、国内でも使えるWiFiをレンタルすることができます。
以下、おすすめの国内レンタルWiFiを取り扱う業者を紹介しています。ぜひ参考にしてくださいね。
短期レンタルできるおすすめポケットWiFiは、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
グローバルWiFi

その名の通り、海外のWiFiのイメージが強い「グローバルWiFi」ですが、国内レンタルサービスも提供しています。
4つのプランから選ぶことができ、自分が使うデータ量によってプランを選択できるので、無駄なくWiFiを使用することができます。
知名度の高いサービスのため、信頼度も高く安心ですね。
WiFiレンタルどっとこむ

累計1,400万人にレンタルされた実績をもつ「WiFiレンタルどっとこむ」は、業界最安水準の価格が魅力のレンタルWiFiサービスです。
15時までの申し込みなら当日発送で、急いでいる方も安心です。レンタル期間も1日単位で選べ、もちろん工事は不要です。
また返却する際、コンビニや宅配などで可能なので、返却コストが低いです。
Wi-Ho!

LTEで対応エリアが日本一の「Wi-Ho!」のレンタルWiFiです。
WiFiルーターだけでなく、スマートフォンのレンタルも行っています。テザリング可能で、発信10分以内であれば何度かけても無料です。
月間(30日間)100GBのプランもあるため、在宅勤務にももってこいですね。
テレワークにポケットWiFiがおすすめな3つの理由
どうしてテレワークにはポケットWiFiがおすすめなのでしょうか。
ここでは、テレワークにポケットWiFiをおすすめする3つの理由を詳しく説明します。納得できた方はぜひ、ポケットWiFiの契約を検討してみてくださいね。
1.工事が不要ですぐに使える
ネット環境を整える際に、固定回線を検討されている方もいるのではないでしょうか。
安定した速度が担保されている固定回線ですが、やっかいなのが回線工事です。
契約をして、そこから工事の予約を行い、回線工事に同席して、、、とやることが多い上に、申込をしてからインターネットを使えるまでに長くて約1ヵ月かかることもあります。引っ越しシーズンは特に申し込みが殺到します。
しかし、ポケットWiFiでは工事は一切必要ありません。申し込みの次の日に発送され、すぐに手元に届くサービスがほとんどです。
急いでネット環境を整える必要がある方にとって、簡単な申し込みだけでインターネットが使えるようになるのは、とてもありがたいことですよね。
2.通信費が抑えられる
光回線などの固定回線に比べて、月々の通信費を安く抑えることができるのがポケットWiFiの魅力の一つです。
光回線とポケットWiFiの月々の料金を比べると、光回線が4,000~5,000円なのに対し、ポケットWiFiは2,000~3,000円と、約2,000円の違いがあります。
たかが2,000円と思われるかもしれませんが、塵も積もれば山となる、年間で2万4,000円も差が生まれます。
少しでも通信費を抑えて、テレワーク環境を整える際に必要な備品などを購入してくださいね。
3.自宅以外でも使用できる
ポケットWiFiは持ち運びが可能なWiFiルーターです。外出先でも対応エリアであればどこでも使用することができます。
光回線などの固定回線の場合、自宅のみでしかインターネットを使用することができません。ずっと自宅でテレワークをしていると、たまには息抜きにカフェなどで作業をしたくなる時もあるかと思います。
手のひらサイズなので、軽く持ち運びも楽です。さまざまな働き方を可能にしてくれるポケットWiFiを購入して、ぜひいろんな場所で仕事を楽しんでくださいね。
テレワークでポケットWiFiを使う際によくある疑問・注意点

テレワークでポケットWiFiを使う際に、いくつか注意しておきたいポイントがあります。
より良いテレワークを行うためにも、気をつけておくべきことを抑えましょう。
公共WiFiは使ってもよい?
ポケットWiFiは充電式のため、外で作業していたときに電源が切れてしまう場合もあるかと思います。
そんなときに便利なのが公共WiFiです。誰でも無料で使えるので、つい使ってしまいます。
しかし、公共のWiFiになりすまして、悪意を持った攻撃者がインターネットのアクセスポイントを提供している可能性があります。もしそのまま接続して、インターネットを使用してしまうと、様々なデータをそこから盗まれてしまうかもしれません。
できる限り使用を控えることをおすすめします。モバイルバッテリーなどを持ち歩いていれば、ポケットWiFiの充電が切れた場合でも安心です。
以下の記事では、無料のWiFiスポットの探し方や利用時の注意点を紹介しています。
ポケットWiFiが遅い、つながらなくなった
ポケットWiFiが繋がらなくなった場合は、一度電源を切り再起動しましょう。
また、屋内の場合は窓際などに移動したり、周波数の切り替えが可能な場合は切り替えてみたりしてみてください。
対象のエリアであるかどうかも確認してみてください。対象エリアでない場合は、電源が入っていたとしても「圏外」表示になることがあります。
以下の記事では、ポケットWiFiの速度が遅い・繋がらない原因と対処法を紹介しています。
ポケットWiFi使用時の注意点
接続する際に必要なパスワードは、定期的に変えるようにしましょう。できる限り外部から推測されにくいものを設定することをおすすめします。
また、ルーターのソフトウェアバージョンのアップデートも忘れずに行ってくださいね。
テレワークをするために必要な準備

テレワークでネット環境を整えるためにはどんな準備が必要なのでしょうか。
ここでは、テレワークをするために必要な準備について説明していきます。
いまさら聞けないテレワークについても解説していますので、ぜひお読みくださいね。
そもそもテレワークとは
テレワークとは、「tele=離れた所」と「work=働く」を合わせた造語で、場所や時間にとらわれない働き方を指します。
一般的には会社のオフィスに出社して業務を行いますが、テレワークの場合は会社に出社せずに自宅やカフェ、コワーキングスペースなどで仕事をします。
IT関係など、パソコンを使った仕事がテレワークに向いた業種と言えるでしょう。
テレワークのためのネット環境の種類
テレワークのためにインターネット環境は必須です。パソコンとインターネット環境があれば、誰でもテレワークが可能です。
ネット環境は以下の4つの方法で作ることができます。
- 固定回線
- ポケットWiFi
- VPN
- テザリング
一つずつ見ていきましょう。
固定回線
光回線のように、家の外に通っているインターネット回線を引っ張って接続できるようにするのが固定回線です。
有線はもちろん、ルーターを設置すれば無線での利用もできます。
一番の特徴は電波の安定度と速さです。壁などの障害物に邪魔されることなく、快適にインターネットを楽しむことができるでしょう。
ポケットWiFi
ポケットWiFiとは、持ち運びができるWiFiルーターを指します。
料金が月々1,000円~4,000円とリーズナブルで、セキュリティも暗号化技術により守られています。
大きさが手のひらサイズのため、持ち運びも楽にできます。場所を選ばずに仕事ができるのが魅力です。
同時接続もできるので、スマホとPCを一緒に接続することも可能です。
VPN
VPNとは「Virtual Private Network」の略で、直訳すると「仮想専用線」です。公衆のフリーWiFiなどは、データを改ざんさせられたり、盗まれたりする可能性があり脆弱です。
そこで、仮想の専用線をインターネット上に作成し、安全なルートを確保した上でデータや情報のやりとりをするVPNが誕生しました。
様々なリスクを回避しながら業務できるのは安心ですね。
ただし、完璧なセキュリティではないため過信は禁物です。また、通信速度が安定しない場合もあります。
テザリング
テザリングとは「tether=つなぐ」を元にした用語です。普段スマホで利用している3Gや4Gなどの携帯電話の通信網に、別のスマートフォンやスマートフォン以外の機器を接続することをテザリングと言います。
スマートフォンの電波エリア内であればどこでも利用することができます。
持ち運びできる点ではポケットWiFiと変わりありませんが、携帯電話のデータ量を使用するという点で異なります。
スマートフォンのデータ容量が多い場合は良いですが、少ない場合はテザリングですぐに容量を使い切ってしまい、通信制限に悩まされること場合があります。
Bluetoothなどの無線での接続、USBケーブルなどを使用した有線接続の2種類の方法で接続が可能です。
テレワークに必要な通信速度
テレワークで多くのインターネット通信量を使用するのがビデオ会議です。1日に3〜4回使用する方もいるかと思います。
そこで、ビデオ会議によく使われるツールの目安の通信消費量や必要な通信速度を表にまとめました。ぜひ購入する際の参考にしてくださいね。
数値はあくまでも目安です。その場にいる人数や、エリアによって通信速度や消費量は変わります。
ビデオ会議ツール | 下り速度 上り速度 |
1時間当たりの データ通信容量 |
1日2時間使用した場合の 1ヵ月の通信容量目安 |
---|---|---|---|
Zoom (映像+音声) |
0.6~1.2Mbps 0.6Mbps |
約0.4GB | 約16GB |
Googleハングアウト (映像+音声) |
3.2Mbps 3.2Mbps |
約0.7GB | 約28GB |
Skype (映像+音声) |
1.5~4Mbps 0.5~1.5Mbps |
約1GB | 約40GB |
まとめ

さまざまな働き方が推進されていく中で、切っても切り離せないインターネット環境づくりについて解説してきました。
正しい方法で、お得に、そして安全にインターネットを使うには、しっかりとした情報収集が大切です。
ぜひ本記事を参考に、快適なインターネットを利用して仕事を楽しんでくださいね。
公開日時 : 2022年03月08日
