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ビデオ通話におすすめのアプリ10選!ビジネス・プライベートにわけて解説


ビデオ通話アプリの需要が高まりつつあります。遠く離れた人とも仕事の会議ができたり、顔を見ながら飲み会ができたりと、とても便利です。
今回はそんなビデオ通話アプリのおすすめをビジネス向けとプライベート向けに分けて紹介します。
また、アプリを選ぶ際のポイントも解説しています。自分に合ったサービスを探してみてください。
目次
ビデオ通話アプリを選ぶポイント

ここではビデオ通話アプリを選ぶときのポイントを4つ紹介します。
アカウント登録は必要か
通話アプリによって、インストールすればすぐに使えるものと、メールアドレス等を登録してアカウントを作る必要があるものに分かれています。
アカウント登録が必要なものでも、たとえばZoomではホストがアカウントを持っていればミーティングを開くことができます。一方でLINEは、利用するためにアカウント登録が必須となります。
大人数での会議だと全員のアカウント登録をするのが大変な場合もあるので、通話をする相手や人数に合わせてアプリを選ぶのもよいでしょう。
無料で使えるか
アプリが無料で使えるかどうかも事前に確認しておきたいポイントの1つです。
LINEやSkypeといったアプリは、基本無料で使うことができます。ZoomやSlackは、無料版と有料版でプランが違います。
有料のプランを使うと時間制限がなくなったり、人数の制限が緩和されることもあるので、インストールする前にプランを見ておきましょう。また、法人向けのプランが用意されているアプリもあります。
音質の良さ
通話アプリでは、音質の良さも重要です。
LINEは通常の通話での音質は良好ですが、通話中にほかのアプリを開くと音質が落ちることがあります。また、Discordはゲームに適した通話アプリで、ゲーム中に使っても音質が落ちにくいアプリです。
通話の用途や人数に合わせて、適したアプリを使うと良好な音質で使いやすくなります。また、Wi-Fi環境が悪いと音割れや音声の遅延が発生しやすいので、ネット環境も注意しておきましょう。
データ通信の軽さ
データ通信の軽さも大事なポイントです。ビデオ通話は、通常の音声の通話よりも通信が重くなりやすい機能です。
参加者が50人や100人といった大人数になるときは、各自のネット環境にも注意しましょう。
また、通話中に画像や動画を送受信すると、動作が重くなることがあります。通話中にそのようなアクションを多く行う場合は、LINEやDiscord、Slackなどチャット機能の充実しているアプリを選ぶとよいでしょう。
ビジネス用におすすめのビデオ通話アプリ6選
ひとくちにビデオ通話アプリといっても、用途によって向いているアプリが変わってきます。ここでは、ビジネスシーンで利用するのに向いているアプリを6つ紹介します。
ビジネスシーンで利用するアプリは、大人数で利用できるものや、ドキュメントファイルの共有や録画機能があるものがおすすめです。
Zoom

人数 | 時間 | |
---|---|---|
無料版 | 100人まで | 40分まで※1 |
有料版 | 500人まで | 制限なし |
※1 1対1の場合は時間制限なし。
Zoomの特徴は、アカウント登録をしなくてもミーティングを開けることです。ミーティングのホストがアプリをインストールしておけば、参加者はURLをクリックするだけで参加が可能になります。
無料版では3人以上の場合40分という時間制限があります。有料版には【プロ】、【ビジネス】、【企業】の3つのプランがあり、人数が500人にまで増え時間制限もなくなります。
プロ | アカウントごとに最大9名のホストを購入 |
---|---|
ビジネス | 29,700円(税込)/月に対して10ホストから開始 |
企業 | 297,000円(税込)/月に対して100ホストから開始 |
ミーティングの録画機能、画面共有機能、ホワイトボード機能、チャットや絵文字の反応機能が利用できます。ビジネスシーンに加え授業やセミナー、プライベートでも活用できるアプリです。
Zoomの料金プランと無料版・有料版の違いは、こちらで解説しています。
Skype
人数 | 時間 | |
---|---|---|
無料版 | 25人まで | 制限なし |
有料版 | 250人まで | 制限なし |
Skypeは2004年に解説された老舗のサービスで、世界で最も有名なビデオチャットサービスと言われています。アカウント登録は不要で、時間制限はありません。
有料版はビジネスパーソン向け、法人向けが用意されており、登録するとSkype固有の番号が支給されます。海外とのやり取りを頻繁に行う人は、固定電話や通常の携帯電話を利用するより割安です。
ミーティングの録画機能、リアルタイム字幕、画面共有機能が備わっています。データの通信がやや重く、Wi-Fi環境が整っていないと使いづらいことがあります。
Google Meet
人数 | 時間 | |
---|---|---|
無料版 | 100人まで | 60分まで |
有料版 | 250人まで | 制限なし |
Google MeetはGoogleが運営するビデオ会議サービスで、利用にはGoogleアカウントが必要です。これまでG-suiteに有料で登録している人のみ利用できましたが、2020年5月から無料版が解放されました。
Googleのメールやカレンダーといった機能と連携し、会議や資料の作成が簡単にできます。有料版ではダイヤルインが可能で、Wi-Fiやデータ通信が整っていない環境でも会議に参加できます。
PCではアプリをインストールしなくてもブラウザから参加でき、3種類のレイアウトにカスタマイズすることが可能です。
また、G-suiteに登録している場合、かわいらしいオリジナルのイラスト背景が登場します。
Cisco Webex Meetings
人数 | 時間 | |
---|---|---|
無料版 | 100人まで | 40分まで |
有料版 | 200人まで | 制限なし |
Cisco Webex Meetingsでは、ユーザー登録が必要なのはホストのみです。他の参加者はURLを踏めばすぐ会議に参加できます。
ノイズが軽減された聞き取りやすい音声を特徴としており、無料版でも通信内容は暗号化され、セキュリティ機能が備わっています。有料版は3種類用意されており、オプションで最大1000人まで参加者を増やせます。
ドキュメントの共有、録画機能、アプリケーションの共有、アンケートといった機能が利用できます。マニュアルレスで使いやすいアプリです。
Starte | 1,639円(税込) 主催者(ホスト) 1名につき月額 |
---|---|
Plus | 2,178円(税込) 主催者(ホスト) 1名につき月額 |
Business | 3,278円(税込) 主催者(ホスト) 1名につき月額 |
Slack
人数 | 時間 | |
---|---|---|
無料版 | 2人まで | 制限なし |
有料版 | 15人まで | 制限なし |
Slackはビジネス向けに特化したコミュニケーションサービスで、近年日本でも普及が進んでいます。
無料版では1対1のビデオ通話のみです。有料版はスタンダードとプラスの2つが用意されており、最大15人でのビデオ通話が可能です。
Slackの特徴は、チャンネルをプロジェクトごとに開設して円滑なコミュニケーションを行えることです。通話アプリとしての機能は多くありませんが、テキストでの情報交換も重視する場合にはおすすめです。
スタンダード |
1人当たりの月額料金 |
---|---|
プラス | 1人当たりの月額料金 1,760円(税込)(年払い) 1,980円(税込)(月払い) |
Enterprise Grid | 担当者問い合わせ |
プライベートにおすすめのビデオ通話アプリ5選
ここでは、プライベート向けにおすすめのビデオ通話アプリを5つ紹介します。
プライベートで使えるおすすめの無料通話アプリは、こちらでご紹介しています。
LINE
人数 | 時間 |
---|---|
200人まで | 制限なし |
LINEは無料のチャットと通話が利用できるサービスです。利用には電話番号を使ったアカウント登録が必要になります。
通話の時間制限はなく、最大200人まで同時に通話できます。スマホの画面には同時に4人まで、PCからでは16人までが表示されます。
LINEのビデオ通話の特徴として、スタンプやフィルターを使って、通話中の自分の顔に加工が施せます。オンライン飲み会の際にスタンプでメイクを施したり、面白いフィルターで遊んでみるのもいいかもしれません。
通話アプリの中でもインストールしている人が多く、プライベートで気軽に使えます。
たくのむ
人数 | 時間 |
---|---|
7人まで※2 | 制限なし |
※2 8人以上は有料で利用可能。
たくのむは「オンライン飲み会」に特に適したサービスです。
Zoomと同様にアカウントの登録は不要で、ホストが共有したURLにアクセスするだけですぐに参加できます。
連休中や19~21時台は利用者が多く、アクセスが集中し通信が遅くなることがあるようです。しかし、URLを共有さえすればアカウント不要で参加できるので、ちょっとした飲み会を開きたいときには便利です。
参照:たくのむ 公式ページ
Messenger
人数 | 時間 |
---|---|
8人まで | 制限なし |
MessengerはFacebookと連携できる通話サービスで、SMSや通話を無制限に楽しめます。
ビデオ通話だけでなく、テキストによるチャット、音声通話、SMS、ボイスメッセージとオールマイティに利用できます。
Messengerの特徴として、Facebookの友達であれば電話番号を知らなくてもSMSを送ることができます。そのため、海外の友人と多くやりとりをする人に便利です。
Google Duo
人数 | 時間 |
---|---|
12人まで | 制限なし |
Google DuoはGoogleが運営する通話サービスです。
大企業が運営しているため音声の質がよく、シンプルな操作で使えることが特徴です。普段通話アプリをあまり使わない人でも手軽に使いやすい設計になっています。
チャット機能や、動画や画像の送信機能もあり、通話以外のコミュニケーションも充実しています。ローライトモードが搭載されており、暗い場所での通話も快適です。
Discord
人数 | 時間 |
---|---|
10人 | 制限なし |
Discordはゲームに特化した通話アプリです。テキストチャットとボイスチャット、およびビデオ通話を使い分けて自由に利用できます。
Discordの特徴は、複数のサーバーを開設し自由にチャンネルを作れることです。
ビデオ通話用のチャンネルを作ったり、ゲーム中のボイスチャットや、情報交換用のテキストチャットなど、用途に応じて使い分けられます。
PCでも利用できるので、違うデバイスでゲームをしている人とも通話がしやすくなっています。注意点として、音声の質はLINEと比べるとやや劣っています。
シーンに応じて合うアプリを見つけよう
ビジネス向けとプライベート向けに分けて、ビデオ通話におすすめのアプリを紹介しました。
遠く離れた人とも気軽に会話ができる通話サービスは需要が高まっており、アプリの数も増えてきています。人数や時間の制限、通話以外のオプション機能など、アプリによって内容も様々です。
ビジネスではZoom、オンライン飲み会はLINE、ゲーム中のチャットはDiscordというように、シーンに応じて使い分けてみるのもよいでしょう。
有料版があるアプリでは、まずは無料版で使い勝手を確認してみてから、自分に合うものを探してみるのがおすすめです。
公開日時 : 2021年07月14日

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