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ポケットWiFiのパスワードを忘れた時の対処法・パスワード変更方法

どれほど高性能なパソコンやスマートフォン・タブレットであっても、インターネットに接続できなければ、その真価を発揮することができません。
もはや現代人にとって、日常生活とインターネットは切り離せない存在となっているのです。いつでも・どこでもネットに接続するための手段として、高い人気を集めているのが「ポケットWiFi」です。
各社から配布される小型のルーターを持ち歩くことで、あらゆるデジタル端末をインターネットに接続することができます。
そんなポケットWiFiですが、使用する中で「パスワードを忘れてしまう」人が意外と多いようです。
本記事では、WiMAXのポケットWiFiの使用に伴うトラブルや、その対処法についてご紹介します。
目次
ポケットWiFiの使用に伴うトラブルとは?

WiMAXなどのポケットWiFiは非常に便利なツールであり、ネット環境が欠かせない現代人にとっては必需品ともいえる存在です。
それだけに、万が一のトラブルが起こると困ります。WiMAXの使用に伴う具体的なトラブルを見ていきましょう。
WiFiのパスワードを忘れてしまった!
基本的にポケットWiFiは、ロックをかけた状態で使用するのが一般的です。
誰でも自由に接続できるとセキュリティ上の問題がある上、その回線を悪用される恐れもあります。安全のためにも、パスワードを設定してロックをかけておくべきです。
基本的に普段から使用している端末は、一度パスワードを設定すると記憶されます。何度もパスワードを入力する必要がないので、特に不便に感じることもないでしょう。
しかし、滅多に入力することがないだけに、新しい端末などでWiFiに接続すると、ついついパスワードを忘れてしまうもの。どうしても思い出せず、ネットに接続できなくなる人が多いようです。
忘れてしまったのがWiFiパスワードの場合、慌てる必要はありません。手元にルーターがあれば、画面上でパスワードを確認することが可能です。
ポケットWiFiルーターの機種によって確認方法は違いますが、基本的には「情報」の中にある「WiFi情報」または「SSID情報」を選択すれば表示できるはずです。
WiFiのパスワードの確認方法を解説している記事を参考にして、しっかり把握しましょう。
なお、頻繁に端末を切り替える必要がある方は、パスワードをスマートフォンのメモに入力しておくといいでしょう。
また、WiFiパスワードではなく、様々な設定などに必要な「My UQ」のパスワードを忘れてしまうこともあります。
これは専用ページからパスワードの再発行・再設定を行ってください。WiFiパスワードのように端末から確認できるわけではりませんので、必ずメモしておきましょう。
パスワードを入力しているのにネットに接続できない
パスワードを入力しているはずなのに、なぜかWiFiが接続できないトラブルも多いようです。
この場合、いくつかの原因が考えられますので、一つひとつ確認していきましょう。
圏外になっている
意外と多いのが、ポケットWIFIの利用場所が圏外になっているケースです。
WiMAXは日本全国のほとんどのエリアをカバーしているものの、地下や山間地域の一部エリアなどでは、どうしても圏外になることがあります。現在いるエリアが圏外かどうかは、公式サイトで確認可能です。
また、建物中でも場所によって電波状況が悪くなり、ネットにアクセスできないケースがあります。同様に電波の受信状況を確認してみましょう。
その上で、場所を変えて接続できるかどうかも確認してください。<一部エリアで接続障害が発生している可能性もあるので、公式サイトで確認することをおすすめします。
長時間の使用後もしくは立ち上げ直後
長時間にわたって使用していたり、電源を入れた直後だったりすると、ルーターの動作が不安定になることもあります。その多くが一時的なものですが、端末自体が故障している恐れもあるので要注意です。
しばらく待つと正常に接続できることもありますし、電池パックを脱着した上で再度電源を入れなおすと改善できるケースもあります。これは通信速度が遅いと感じられる際にも有効です。
そもそもWiFiに接続できない
そもそも、スマートフォンやタブレットがWiFiに接続できないケースもあります。
この場合、まずは端末側の設定を確認するべきです。何らかの操作をした際、気付かない内にWiFi接続がオフになっていることがあります。
また、端末側の設定でWiFiがオンになっているにも関わらず、ネットに接続できない場合、WiFiが混雑していると考えられます。この場合、WiFiの周波数を変更することで改善可能です。
周波数の変更方法については、ルーターの機種によっても異なりますが、基本的に「設定」の「LAN側設定」または「通信設定」で行えます。この設定が見つからない場合は、付属の取り扱い説明書を確認してみましょう。
また、WiFiが接続できない時の対処法は、こちらの記事で解説しているので、ぜひ合わせてご覧ください。
バッテリーの持ちが悪い
ポケットWiFiにはバッテリーが搭載されているため、電源がない場所でも使用可能です。
近年リリースされた専用端末ほど、大容量のバッテリーが搭載されており、すぐに電池切れを起こすこともなくなりました。
しかし、何の前触れもなくバッテリーの減りが突然早くなるケースがあるようです。
最初に考えられるのが電波状況。受信エリアでも電波が悪い場所や電波が不安定な場所で使用すると、その分多くの電力を消費します。
結果として、バッテリーの持ちが悪くなってしまうのです。そして、既にポケットWiFiを使用しはじめてから2年以上が経過している場合、バッテリーの寿命が近づいている可能性もあります。
電池パックを取り外せる機種であれば、WiMAXの取扱店などでバッテリーを購入できます。仮に内蔵型の機種であっても、バッテリーの交換を依頼することができるのです。
電池の減りが早いだけでなく、充電中や使用中に熱を発するようになった場合も、WiMAXのバッテリー寿命が近い証拠です。
そのまま使用を続けると、熱によってポケットWiFiルーターが破損する恐れもあります。早めに対処するようにしてください。
また、アダプターの故障などから、正しく充電できていないケースもあります。アダプターも繰り返し使用していると劣化するので、気になる方は確認してみましょう。
もちろん、アダプターもWiMAXの店舗やアクセサリーショップで購入可能です。アダプターも予備があると便利ですから、いざという時のために備えておくとよいでしょう。
WiMAXのバッテリーの寿命に関して、こちらの記事で解説しています。
ポケットWiFiルーターの電源が入らない
しっかりと充電しているはずなのに、ポケットWiFiルーターの電源が入らない時があります。
バッテリーの脱着が可能なモデルであれば、一度取り外した上で、再度しっかりと取り付けてみてください。それでも改善しないのであれば、ルーター自体が故障しているかもしれません。
個人で修理するのは難しいため、WiMAXの店舗に持ち込んでください。ルーターは精密機械なので、自分で分解するのは絶対に避けましょう。
症状を悪化させる可能性があるだけでなく、サポートが受けられなくなる恐れもあります。
WiMAXのポケットWiFiルーターの便利な使い方

ポケットWiFiルーターの使用に伴うトラブルは、所有者なら一度は経験したことがあるはず。
トラブル毎に対処法がありますので、焦らずに対応することが大切です。
ポケットWiFiは自宅の固定回線の代わりになる?
ポケットWiFiは外で利用するためのもの、というイメージを抱いている方も多いのではないでしょうか。
しかし、WiMAXには使い放題のプランが用意されており、通信速度も優れていることから自宅の固定回線の代わりになります。
WiMAXの使い放題プランの詳しく詳細は、こちらの記事をご覧ください。
ポケットWiFiさえあれば、固定回線の契約が不要となるのです。毎月の通信コストもカットできるため、引っ越しなどで固定回線の契約を検討している方は、ポケットWiFiも選択肢に入れておきましょう。
スマートフォンのネット接続はポケットWiFiで
スマートフォンとポケットWiFiを常に持ち歩くのであれば、各キャリアのモバイル回線ではなく、ポケットWiFiに接続するのがおすすめです。
毎月の通信量を大幅にカット可能できるため、速度制限に悩まされることもなくなります。
それこそ、毎月のデータ容量が1GB程度の低額プランに変更してもいいでしょう。毎月の通信コストも大幅にカットできるので一石二鳥です。
トラブルに対処してポケットWiFiを活用しよう!

とても便利なWiMAXのポケットWiFiですが、トラブルに悩まされることもあります。
しかし、対処法をしっかりと頭に入れておけば、万が一のトラブルでも慌てなくて済むでしょう。
今回ご紹介した対処法を確認し、快適かつ安全なWiMAXライフを送ってくださいね。
公開日時 : 2022年12月12日
