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  • 更新日:2023年04月20日

パソコンのブルーライトをカットする方法!設定やフィルムシート・アプリを紹介

パソコンのブルーライトをカットする方法!設定やフィルムシート・アプリを紹介

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「ブルーライト」という言葉を聞くと、目に悪かったり寝つきを悪くしたりなど、あまりよいイメージがない人もいるのではないでしょうか。

ブルーライトは、紫外線に近い強いエネルギーを持つ光線で、パソコンやテレビ、スマホなどの液晶画面に多く使われています。

浴びることで目が覚める効果がある反面、夜に浴びすぎると寝つきが悪くなる場合があります。

また、ブルーライトを浴び続けると眼精疲労やドライアイを招くなどのデメリットがあるため、なるべく避けることが望ましいです。

パソコンのブルーライトをカットするには、設定を変更したり、ブルーライトを軽減するための製品を利用する方法があります。

本記事では、パソコンのブルーライトをカットする設定方法や、ブルーライトカットにおすすめのフィルムシートやアプリなどを紹介しています。

パソコンのブルーライトが体に与える影響

ブルーライトは、太陽光にも含まれる光線で、パソコンやスマホ、テレビといった電子機器のディスプレイからも発生しています。

  • よい影響:体内リズムを整える
  • 悪い影響:浴びすぎると睡眠に影響を与える場合がある

比較的強いエネルギーを持っており、体内リズムを整える効果があるため、健康を維持するために必要です。しかし、ブルーライトは長時間浴びると人体に悪影響を及ぼす可能性があります。

例えば、夜にパソコンやスマホのブルーライトを浴びると脳がメラトニンという成分を抑制し、交感神経の働きが活発になります。

それが原因で寝つきが悪くなるなど睡眠に悪影響を与える可能性があります。

したがって、パソコンやスマホを長時間使用するときは、なるべくブルーライトをカットした方がよいでしょう。

パソコンのブルーライトカットの設定方法

ブルーライトをカットする方法といえば、「ブルーライトカット機能をもった製品を購入する」という選択肢が浮かぶ方も多いのではないでしょうか。

しかし、製品の購入以外にもパソコンの設定を変更することでブルーライトによる影響が軽減できます。

  • 画面設定で色を調整する
  • フォントの調整を行う
  • 夜間モードに変更する
  • ブルーライトがカットできるアプリを利用する
  • ブルーライトカットメガネを利用する

すぐに試せる方法から効果の大きい方法まで、ブルーライトカットの方法を1つずつ解説します

画面設定で色を調整する

画面設定で画面の色を暗めにすることで、ブルーライトによる目への負担を軽減できます。

この方法であれば金銭面の負担がなくパソコンのブルーライトを簡単にカットできます

色の調整方法はWindowsとMacで異なり、Windowsの場合は「カラーバランスの調整」で、Macだと「Night Shift」を調整します。

Windows 10の場合

  1. 画面の左下にあるスタートアイコンを右クリック
  2. 表示された選択肢の中から「コントロールパネル」を選択
  3. 画面の中から「デスクトップのカスタマイズ」を選択
  4. 選択肢の中から「ディスプレイ」を選択
  5. 画面の左側にある「色の調整」を選択
  6. 「画面の色調整」という画面が表示される
  7. 画面右下の「次へ」をクリック
  8. 「カラーバランスの調整」の画面から色の調整を行う

設定次第では、スタートアイコンを右クリックした選択肢の中に「コントロールパネル」がない場合もあります。

そのようなときは、スタートアイコンの右にある検索バーに「コントロールパネル」と入力すると表示されるはずです。

Macの場合

Night Shiftを使用するには、「macOS Sierra 10.12.4」のインストールが必須です。

また、2015年以前のMac製品だと使用できない端末もあるため、自身の使用している端末がNight Shiftに対応しているかを確認しましょう。

上記2つの条件が整っていれば、次の手順でNight Shiftを使用できます

  1. トップ画面の左上にあるアップルアイコンをクリック
  2. 「システム環境設定」を開く
  3. 一覧の中から「ディスプレイ」を選択
  4. 4つのタブの中から「Night Shift」を選択
  5. 「色温度」を調整することで画面の色を変更

フォントの調整を行う

パソコンの画面に表示される文字が見づらいと、自然とパソコンと顔の距離が近くなってしまい、目にも悪影響です。また、姿勢が悪くなる原因にもなります。

フォントの種類や大きさを自分が見やすい書体に変更しましょう

文字が読みやすくなると、文字が見づらくて画面を凝視する必要がなくなり、目への悪影響を抑えられます

夜間モードに変更する

夜間モードとは、Windows10に標準搭載されている機能です。Mac製品では「Night Shift」という機能で、どちらもブルーライトを減らす効果があります

また、使用する時間帯を設定すると時間によってオンとオフの変更が可能です。

ディスプレイの光を抑えられるので、ブルーライトのカット効果だけでなく、眼精疲労から目を保護する効果も期待できるでしょう。

夜間モードのオンとオフの切替え手順

夜間モードの設定手順は以下の通りです。

  1. デスクトップ上の何もないところで右クリック
  2. 「ディスプレイの設定」を選択
  3. 「ディスプレイ」の欄で夜間モードのオン・オフボタンを切り替えて設定

また、設定画面への移動は下記の方法でもできます。自身のやりやすい方法で夜間モードのオンオフを切り替えてください。

  1. デスクトップ上の左下にある、Windowsアイコンをクリック
  2. 選択肢の中から「設定」を選ぶ
  3. 設定一覧の中から「システム」を選ぶ
  4. システム一覧の中から「ディスプレイ」を選択して夜間モード設定画面に移る

夜間モードを使用するには「Creators Update」のアップデートを行っている必要があります。もし使用できない場合は、Creators Updateの有無を確認しましょう。

夜間モードの設定手順

夜間モードのオン・オフ切り替え手順では、「ディスプレイ」の設定欄で夜間モードのオン・オフの切り替えを設定しました。夜間モードは、そこからさらに細かく設定できます

夜間モードの設定方法は次の通りです。

  1. 夜間モードのオン・オフボタンの下にある「夜間モードの設定」リンクをクリック
  2. 「色温度」のバーを移動させてブルーライトの強さ調節を行う

ブルーライトカットを時間指定する手順

夜間モード設定画面の「スケジュール」という欄から、ブルーライトカット効果を使用する時間帯を指定できます

時間帯指定の手順は次の通りです。

  1. 「夜間モードのスケジュール」をオンにする
  2. 「日没から朝まで」と「時間の設定」の欄が現れたら「時間の設定」を選ぶ
  3. 「オンにする」・「オフにする」の欄でタブ内の数字をクリックし時間帯の指定を行う

ブルーライトカットアプリを利用する

ブルーライトカット専用のパソコンアプリを使用することで、ブルーライトの影響を大きく軽減できます

アプリには無料と有料の製品があり、有料の製品だと、本来の半分以上のブルーライトをカットすることも可能です。

ただし、アプリだけではブルーライトを完全に防げません。そのため、他のブルーライトカットアイテムと併用して使用することをおすすめします。

ブルーライトカットメガネを利用する

ブルーライトカットメガネは、メガネをかけるだけで、ブルーライトや紫外線をカットできます

ブルーライトカットメガネは、レンズがうっすらと茶色や青色に着色しているのが特徴です。

製品によってカット率が変わり、ブルーライトを多くカットできるレンズは色味が濃い傾向にあります。

スマホやパソコンを長時間使用する場合は、カット率が50%以上の製品がおすすめです。

また、常にメガネをかけていると日光から受けるメラトニンが抑制されるため、いつもより早い時間帯に眠くなる・夜に眠れないなどの影響が出る可能性もあります。

そのため、ブルーライトカットメガネは、スマホやパソコンの端末からブルーライトを浴びているときのみに使用するのがおすすめです。

ブルーライトをカットするフィルムシートを貼る

ブルーライトをカットするフィルムシートは、パソコンのディスプレイに直接貼りつけるだけで、手軽にブルーライトの量が低減できます。

ブルーライトカット機能のないパソコンやスマホを利用している人には、フィルムシートの使用がおすすめです。

ただしフィルムシートを貼るときは、ディスプレイとの間に空気が入って気泡ができることがあるので注意しましょう。

パソコンのブルーライトカットにおすすめのフィルムシート

パソコンのブルーライトカットにおすすめの商品を紹介します。

ブルーライトカット率や値段など、自分の条件にあうフィルムシートを選ぶとよいでしょう。

商品名 サイズ ブルーライトカット率 タッチパネル操作
エレコム 液晶保護フィルム ブルーライトカット EF-FL156WBL

15.6W

42% 対応
サンワサプライ ブルーライトカット液晶保護指紋反射防止フィルム LCD-SF7BCAR 12.3W 26% 対応
ナカバヤシ SF-FLGBK156W ロアス Digio2 液晶保護フィルム 15.6W 対応
Agrado ブルーライトカット 液晶フィルム 極上シリーズ 15.6W 32% 非対応
BELLEMOND(ベルモンド) ブルーライトカットフィルム 11.6W 48% 対応

エレコム 液晶保護フィルム ブルーライトカット EF-FL156WBL

ブルーライトを42%大幅にカットできる製品です。反射防止機能もついているので、パソコン作業が多く目への負担が気になっている方におすすめです。

フィルムといえば、貼るときに気泡が入ってしまうことがありますが、こちらの商品は気泡が入ってしまっても貼り直しができる加工が施されているので安心です。

色調を極力変えずに自然に見えるように設計されていたり、ジャストサイズにカットできたりと万能な商品です。

サンワサプライ ブルーライトカット液晶保護指紋反射防止フィルム LCD-SF7BCAR

ブルーライトカット機能はもちろん、それ以外にも指紋や光の反射を防止する効果がもついた高性能フィルムです。タッチパネル対応のパソコンを使用している方におすすめです。

ブルーライトカット率は26%と特別高いわけではありませんが、その分フィルムの使用によるディスプレイの色味の変化を避けられます

ブルーライトカットはもちろん、パソコン画面が光を反射して見えづらくて悩んでいる方によいでしょう。

ナカバヤシ SF-FLGBK156W ロアス Digio2 液晶保護フィルム

15.6インチワイド液晶対応で、画面の大きいノートパソコンなどにおすすめです。

ブルーライトカットフィルムの中でも珍しいグレー色のフィルムで、画面の光を抑える働きも期待できます。

フィルムには、気泡が入りにくい特殊なシリコン層が使われており、貼り付けるときに気泡が入っても、時間が経つごとに気泡が分散し目立たなくなります。

また、シートの粘着部分をはがすところが2か所に分かれており、貼り付けるときに位置がずれないように工夫されています。

Agrado ブルーライトカット 液晶フィルム 極上シリーズ

Macbook Pro13・Air13用に作られた、MacBookユーザーのブルーライトカット対策におすすめな商品です。

購入から365日間は交換保障がついています。万が一、フィルムの貼りつけに失敗したり、数日たっても気泡が抜けないなどといった際にも商品の交換が可能です。

また、フィルムの浸透率が90%と高く、ブルーライトカット製品特有の画面の色の変化が極力抑えられる点も魅力の1つです。

こちらの記事では、Macをブルーライトカットする方法を紹介しています。Macをお使いの方は、ぜひチェックしてください。

BELLEMOND(ベルモンド) ブルーライトカットフィルム

ブルーライトカット率が48%と高く、フィルムシートを貼るだけでブルーライトを大幅に低減できます

貼りつけに失敗しても、最長24ヵ月以内であれば無料で交換可能なので、フィルムの貼りつけに自信がない方でも安心して使用できます。

指紋の付着による画面の反射を防止できるうえ、タッチパネルにも対応している高スペックな製品です。

パソコンのブルーライトカットにおすすめアプリ3選

パソコンやスマホのアプリの中には、ブルーライトをカットするアプリも存在します。

ブルーライトがカットできるアプリは、有料のものやブルーライトカット以外の機能を備えているものなど様々です。

パソコンのブルーライトカットにおすすめのアプリを紹介します。

f.lux

「f.lux」は、時間帯に合わせてブルーライトカット機能を設定できるアプリです。WindowsとMacOSどちらにも対応しており、無料でダウンロードできます。

アプリの使用には、郵便番号と住所の入力が必要です。

また、ブルーライトカットを担う色温度設定を行うと、画面の色がうっすら黄色になることがあります。デザイン作業などを行う方が使用するときは注意しましょう。

設定表記がすべて英語なので、設定するのに戸惑うこともあるかもしれません。しかし多機能なので、使用方法に慣れると便利なアプリです。

f.luxのダウンロードはこちら

如意スクリーン

「如意スクリーン」は、ブルーライトカットと画面の明かり調整の機能がついています。画面の明るすぎる光で眼精疲労を感じている方におすすめのアプリです。

インストール後、タスクトレイに如意スクリーンのアイコンが表示されるので、簡単に設定できます。

パソコンの設定機能でできるブルーライトカット対策では、満足できない方におすすめのアプリです。

如意スクリーンのダウンロードはこちら

超ブルーライト削減

「超ブルーライト削減」は、ブルーライトを削減する際の色合いを4種類から選べます。ショートカットキーでブルーライト機能のオン・オフを設定できる便利なアプリです。

パソコンの起動と同時にアプリも自動で起動する設定や、就寝時間などの時間に合わせたアラームを設定する機能も搭載されています。

ブルーライトカット機能だけでなく様々な機能が備わっているため、効率よく使えるアプリをお探しの方におすすめです。

有料ですが、使用してからの7日間は無料で使用できるので、本格的に使い始める前に使い勝手を確かめることも可能です。

超ブルーライト削減のダウンロードはこちら

目のためにパソコンのブルーライトをカットしよう

パソコンのブルーライトをカットする方法は、大きく分けて以下の3つです。

  • ブルーライトカットメガネを使用する
  • ブルーライトカットフィルムを使用する
  • ブルーライトをカットできるアプリを使用する

パソコンのブルーライトカット設定が面倒な方には、一度貼るだけのフィルムシートの使用がおすすめです。また、様々な端末から目を守りたい方にはブルーライトカットメガネをおすすめします。

使用する端末や使用用途により、おすすめのブルーライトカット方法が異なるため、自身に合った方法でパソコンのブルーライトをカットしてください。

こちらの記事では、スマホのブルーライト対策について紹介しています。スマホのブルーライトをカットしたい方は、ぜひご覧ください。

iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター
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