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おすすめレンタカーアプリ12選|選び方のポイント・カーシェアについても解説!


レンタカーを利用するには一定の手続きが必要です。自分の希望する車格やタイプ、利用の時間や料金、オプシンの選択などなにかと時間のかかるものです。
店舗での手続きに思ったより時間がかかってしまい、予定していた時間に出発できなかったり、希望通りの車がなかったりという経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。
しかし最近ではスマホアプリの登場で、事前にアプリから簡単に予約の手続きができるようになっています。さらにアプリ予約限定のお得なプランも存在します。
この記事はスマホで利用できる人気のレンタカーアプリを紹介します。
目次
【全国対応】大手レンタカー会社の予約アプリ

レンタカーは店舗数が多く、車の選択肢が広い大手レンタカー会社がおすすめです。最近は気軽に利用してもらうため、各社予約アプリに力を入れています。
この項目では大手レンタカー会社4社の紹介と割引プランについて解説します。
ニッポンレンタカー
国内900カ所以上の店舗数を誇り、海外ではアメリカのグアムとハワイの空港にも拠点を構える業界大手です。
実施しているキャンペーンは、早めの予約でお得になる「早割プラン」や、営業所限定で料金が最大50%OFFとなる「休日キャンペーン」などバラエティ豊かで、そのうちの1つがアプリ利用限定キャンペーンです。
アプリ限定キャンペーンには次の3種類があります。
- 特割ナウ:直前予約でも最大50%OFFの短期間プラン
- 特割ワンウェイ:出発地と行先を指定し、手数料込み格安料金で乗り捨てできる片道プラン
- (サービス休止中)セルフレンタカー:手続き全てアプリで完了するセルフプラン
また入会費・年会費無料の新規ネット入会で、初回利用料金が20%OFFとなりさらにレンタカーポイントがもらえるキャンペーンも実施中です。
トヨタレンタカー
業界最大手のトヨタレンタカーも、早期予約割引の「早割」や、直前までお得に予約できる「直前割」などお得な割引プランを用意しています。
全国に1,200の店舗、主要な空港や駅の近くにも店舗があるため、初めての利用からビジネスなどを含めた頻繁な利用まで幅広いユーザーに支持されています。
トヨタレンタカーのアプリは、幅広いユーザーにもわかりやすく使いやすく作られています。たとえば予約画面ではトップ画面に必要な情報だけが表示され、手続きも驚くほど少ないステップで完了できます。
利用の日時・店舗・車種や装備品の指定はもちろん、よく利用する人は「利用履歴」から予約もできます。
また利用時は、アプリが常に出発から返却までの時間と距離を表示し、返却時間が近づくとベル通知で教えてくれます。返却店舗までのルート検索もできるので、返却間際に慌てることもありません。
ニコニコレンタカー
中古車を利用しており、フランチャイズ店舗が主にガソリンスタンドであることから、駐車場代・洗車代などを安く抑え、その分低料金でのレンタカーを提供しています。
専用アプリ「ニコパス」を使えば、「予約が1分、出発が3分」の打ち出しどおり、初めてでもかんたん操作で便利に予約手続きできます。
希望条件に沿ったレンタカーをアプリがすぐに検索してくれ、従来であれば出発に不可欠だった入会申込書の記入や免許証の提示、補償制度の説明などの手順をすべてパスし、キズチェックだけで出発が可能です。
ニコパスは初回利用時のみクレジットカードと運転免許証の登録が必要ですが、2回目以降はあっという間に出発できます。定期的、または頻繁に利用するユーザーには嬉しい仕組みです。
また通常料金からさらに割引される「ニコパス価格」は、ニコパスアプリ利用でしか適用されません。初めての人や費用を抑えたい人はニコパスアプリに登録してから利用することをおすすめします。
ワンズレンタカー
ワンズレンタカーは安全面にしっかりコストを投下しつつその他のコストを大幅に抑え、その結果レンタカーを格安料金で提供しています。
会員登録は入会費・年会費無料で、あらかじめ登録すればレンタカー予約や予約の変更、キャンセルなどをWebで手続きできるようになります。
ワンズレンタカーアプリでも同じ仕組みで、アプリであればアプリダウンロード特典も利用でき、定期的にお得情報が届きます。
また海外ではグアム・ハワイ・ロサンゼルスにも店舗を開設しており、それらの予約も国内の場合と同じようにアプリで完結します。予約から出発、返却まですべて日本語で対応してくれるのも嬉しいポイントです。
レンタカー会社を選ぶときのポイント
次にレンタカー会社を選ぶときの3つのポイントと、その際に確認しておくことを紹介します。
出発・返却の時間や場所
出発・返却の時間や場所についてのチェックポイントは次の通りです。
- 自宅や職場から近い(利用しやすい)かどうか
- 乗り捨ての場合、目的地へ行きやすい返却場所があるか
- 出発・返却しやすい営業時間かどうか
- 早朝や深夜に出発・返却ができるか、24時間営業店舗があるか
- 1時間などの短時間プランや1週間など長期間プランが選べるか
荷物を運んだり雨天時のことを考えると、なるべく歩きたくないものです。そのため自宅や職場から近い場所から借りることがおすすめです。
またレンタカー会社によっては、朝8時から夜20時までしか営業していないところもあります。
営業時間内に返せない場合は1日分多く借りなければなりません。車を駐車場に停めておく料金も考えると割高になってしまいます。
そのため旅行などで早朝に出発したり、深夜に帰ってくるというケースでは、24時間営業している会社がおすすめです。
利用目的に沿った車種
車種についてのチェックポイントは次の通りです。
- 利用人数や旅程に合わせた車種が豊富にあるか
- ニーズによって「電気自動車」や「外国車」などめずらしい車種があるか
- 携帯オーディオが聞ける「Bluetooth」に対応しているか
- スキー・スノボなど雪・凍結に対応できるスタッドレス装備が付加できるか
なんとなくで借りてしまうと、想定していたより車が小さく荷物が乗り切らないという可能性があります。利用人数だけではなく、荷物の量も考慮して車種を選ぶとよいでしょう。
またウィンタースポーツで雪がある場所へ行くときは、雪や凍結でも運転可能な「スタッドレスタイヤ」が装備されているかは大切なポイントです。
標準タイヤで運転すると、滑って事故をおこす可能性が高く非常に危険です。借りる前に必ず雪のある場所へ行くことを伝えておきましょう。
お得なキャンペーンやエリア限定プラン
キャンペーンやエリア限定プランについてのチェックポイントは次の通りです。
- 通常より安く利用できるプランがあるか
- ポイント10倍プランなどのメリットはあるか
- 観光地の入場券やロードマップ付きプランがあるか
レンタカー会社では様々なキャンペーンや特典付プランを打ち出しています。
たとえば料金に免責補償が入っている「免責補償込プラン」や、ガゾリンを補充して返却する必要のない「ガソリン満タン不要返却プラン」などがあげられます。
また楽天トラベルでは利用料金に対してポイントが10倍になるプランもあるため、楽天ユーザーはこまめにチェックしておくとよいでしょう。
エリア限定プランでは、入場券の優待券や割引券がついていて、通常より安く施設を利用できるのでおすすめです。
レンタカー会社を比較するおすすめアプリ

レンタカー会社は大手だけではなく、本記事で紹介した会社以外にもたくさん存在します。
効率よくレンタカー会社を探したいときは「レンタカー会社を比較するアプリ」を利用すると便利です。
ここではおすすめのレンタカー会社比較アプリを紹介します。
Qeeq
時間の制限なくレンタカーが予約できるアプリです。eバウチャーという、アプリに表示される「予約した証明」だけでレンタカーを受け取れるなど便利な機能を備えています。
独自のシステムとして、レンタカーを予約した後、同プランの料金を追跡し続け、もし安い料金が出てくれば自動的に「再予約」してくれる「値下げプロテクター」があります。
値下げプロテクターによる料金の移り変わりはアプリに表示されます。予約後、どのように変動するかアプリで楽しみにチェックしましょう。
楽天トラベルアプリ
ホテルや旅館の宿泊予約はもちろん、国内線ANA・JAL航空券+宿泊のツアー予約や高速バス・夜行バスの予約、レンタカーも予約できます。
レンタカー予約では、コンパクトカーやミニバン、格安の中古車レンタカーなどの車種や、最短1時間前の当日予約、乗り捨て予約など、すべて画面で複数のレンタカー会社の料金を比較し、即時手続きが可能です。
レンタカーだけでなく、旅行全体をトータルで予約・管理・計画するには、このような総合旅行予約アプリをうまく利用して、万が一の予約漏れを防ぐのも1つの方法だといえます。
skyticketレンタカーアプリ
会員登録なしで予約可能な「借りたいときにすぐ借りられる」アプリです。観光ガイドやツアーなど旅行にまつわる情報も満載のため旅行時に役立ちます。
レンタカー予約アプリとして便利な点が、プランを入力すれば30社以上のレンタカー会社をまとめて比較できることです。
また、同時にプラン内容も比較できるので、最安ではなくても最もバランスのよい会社も選べます。
もちろんワゴン車やハイブリッド車などの車種や禁煙車かどうか、オートマ車など細かいこだわりも指定できます。観光ガイドも参考に快適なレンタカーをお得に予約して旅行を大いに楽しみましょう。
レンタカー比較・予約 たびらい
日本全国のレンタカーをすべて比較し即予約できるアプリです。車種も現在地だけでなく駅や空港といった施設近辺で探すことができます。
厳選した大手レンタカー会社が提供している豊富なプランから一括検索して表示するので、料金やプラン内容を幅広く比較して予約できます。
人気車種を指定したり、ガソリン満タン返却不要プラン限定にしたりと、目的や予算に合わせて自由に選べます。
さらに嬉しいのは、全プランがカーナビ・ETC車載器を装備している上、免責補償料・消費税込みでの格安料金であることです。そのため、旅行先や出張での急なレンタカー利用にぴったりなアプリです。
レンタカードットコムアプリ
日本全国のレンタカーを取り扱う予約サイト「レンタカードットコム」のアプリ版です。
日産レンタカーやニッポンレンタカー、タイムズなど全国170社、2,500以上の店舗のレンタカーを掲載しており、急な利用でも車種など幅広く選べます。
GPSと地図機能から、貸出場所だけでなく今いる場所に近い店舗、乗り捨てできるレンタカーもアプリに表示できます。
すぐに問い合わせできるよう「チャット方式画面」も取り入れられ便利です。
カーシェア向けのおすすめアプリ

レンタカーと同じように「車を借りる」ということであれば、「カーシェア」という選択肢も検討する価値があります。
カーシェアは「車を複数のユーザーで共有して使う」仕組みで、ここ数年で急速に拡大しています。
しかし、カーシェアもレンタカーと同様企業には「急な利用に素早く柔軟に対応できる」ことが求められます。ここではカーシェア向けのアプリのうちおすすめの3つを紹介します。
タイムズカーシェア検索
コインパーキングで有名な「タイムズ」が展開しているカーシェアサービスです。全国11,000カ所以上に車両を配備し、会員数も100万人以上という業界最大手です。
アプリ「タイムズカーシェア検索」では、地図上に異なる色のアイコンで車の空き状況が表示されるので、乗りたい車をどこでもすぐに選ぶことができ、その場で予約することもできます。
ほかにも利用中に返却時間を変更したり、返却ステーションの位置をカーナビに設定したりと便利な機能も搭載しています。通知機能をONにすれば新サービスやキャンペーンなどのお得な情報も受け取れられます。
カーシェアマップforオリックスカーシェア
最寄りのオリックスカーシェアのステーションを地図から手元で検索し、最短20秒で予約、5分後に車で出発するのも可能なアプリです。
それ以外にも地図上でステーションや好みの車を探したり、近くのガソリンスタンドを探したりと利用をしっかりサポートする機能も満載です。
新規入会キャンペーンを開催しています。
期間 | キャンペーンの概要(新規入会の特典) |
---|---|
~2020年9月30日 | 月あたりの時間料金2,520円(税込)分を2カ月分もらえる ICカード発行手数料(通常1,050円(税込))が無料 月額基本料(個人Aプランで840円(税込))が2カ月分無料 |
Anyca
Anyca(エニカ)は「シェアする車が個人所有」というカーシェアサービスで、車を使いたい利用者と使ってもらいたい利用者をマッチングする、新しい「共有しよう」を支えるアプリです。
Anycaサービスの流れは次の通りです。
- 使いたい日時の豊富な車種から希望する車を決める
- 車のオーナーへメッセージ機能を使って問い合わせる
- 了承されたら正式に予約登録
- 当日は申し合わせた場所にて免許証で本人であることを確認
- 車の使い方やキズなどを確認し利用開始
- 約束の時間・場所で返却
- 後日、お互いの評価を登録
料金はアプリ画面に「△△時間〇〇円」と表示されます。利用の際は1日自動車保険へ自動的に加入することになり、万が一返却時間に間に合わなくても自動的に延長されます。
登録されている車は軽自動車から高級車までバラエティに富んでいます。日頃は乗れない大型ワンボックスカーや外国車などを自由に選び、貴重なドライブ体験を満喫しましょう。
レンタカーを利用するときの注意点
最後に、実際にレンタカーを利用するにあたって注意点を紹介します。とくに初めてレンタカーを利用する場合にはしっかり押さえておきましょう。
レンタカー会社の制限はクリアできるか
運転の経験年数について各社次のような制限を設けています。
ニッポンレンタカー | 免許取得後1年未満の運転者は、免許取得後3年以上の経験者の同乗が必要、免許取得後1年未満または満21歳未満の運転者は免責補償制度に加入できないなど利用には制限がある |
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トヨタレンタカー | 原則として利用可能だが一部店舗では年齢制限を設けている場合もある |
ニコニコレンタカー | 免許取得後3カ月未満の運転者は免許取得後3年以上の経験者の同乗が必要、免許取得後1年未満の運転者は免責補償制度に加入できない |
ワンズレンタカー | 免許取得後1年未満または21歳未満の運転者は免責補償制度に加入できない |
上記の通り各社で少しずつ対応は異なります。店舗によって設けられている制限の基準が異なることもあるため、該当する人は事前に店舗へ確認しましょう。
免責補償制度でもしもの事故に備える
レンタカーの料金には原則として、事故を起こした際の保険料が含まれており、そのため事故に関して高額な金額を請求されることはなく、最大10万円程度の自己負担が必要になる場合がほとんどです。
免責補償制度とは、保険対象者が被った「最大10万円程度の自己負担」が免除される制度です。加入には1日1,080円の保険料が必要で、加入するかどうかは任意です。
ただし万が一に備えたいユーザーや、運転に不慣れな初心者にとっては、安心のためにも加入しておきましょう。
またレンタカーとして利用できない期間は、休業補償として2〜5万円請求されるのが一般的です。多くのレンタカー会社は補償制度のオプションとして500〜1,000円程度支払うと免除する制度を用意しています。
乗り慣れていない車を運転するため、思わぬ事故に備えておくことも大切です。少しでも安心して利用するためにも、免責補償のオプション加入はしっかりと検討しましょう。
レンタル前に傷の有無をチェック
車についてしまった小さな傷でも修理費用が高額になる場合があります。
たとえ自分がつけていない、出発前からついていた傷だったとしても、それを証明できない限り支払い義務が生じます。
こうしたトラブルを防ぐためにも、レンタルする前に店舗スタッフと一緒に車体の傷やヘコミはしっかりチェックしましょう。
ドアのエッジや下部、バンパー、ナンバープレート周辺は特に念入りにチェックしておきましょう。
高速を使うならETC付きの車・ETCカードを作っておくと便利
遠出する場合は、高速道路を利用することもあるでしょう。レンタカーはETC車載器を搭載しているものが多いのですが、実際にETCを利用するにはETCカードがなくてはなりません。
もし自分で持っていなければ、レンタカー会社が自社のカードを有料で貸し出してくれる場合もあります。ただし今後も利用するようなら先にカードを作っておく方が便利です。
ETCカードは、クレジットカードに付帯する形で作ることができます。ETCカードは年会費や発行手数料がかかるものもあるため、自身のクレジットカード会社を事前に調べたうえで申し込むとよいでしょう。
お得にレンタカーを利用するならアプリを利用しよう

レンタカー会社やアプリに多少の違いはあるものの、アプリには独自の割引サービスなどお得な利用と、予約から返却までを通しての便利さをサポートしてくれるものがほとんどです。
レンタカー利用には万が一のために、免責補償制度へ加入しておくと安心です。また事前に車体についた傷がないか念入りに確認しましょう。
ちょっとしたお買い物に短時間でレンタカーを使いたい、旅行で長距離の移動に使いたいなどレンタカーは実に様々なニーズに合わせて利用できるようになっています。
自分の都合にあわせてアプリから手軽に予約して、便利にレンタカーサービスを利用しましょう。
▼下記の記事では、空いている駐車場を探せる駐車場アプリを紹介しています。ぜひご覧ください。
公開日時 : 2020年08月21日

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