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マスクをしたままFace ID認証する方法|追加の対処法も紹介

マスクをしたままではFace IDを認証できないという不満が続出しています。しかし、各国の専門家の試行錯誤によってその解決方法が提示され、実行できた人も増えてきています。こちらの記事ではその方法の詳しい手順と追加の対処法を紹介します。
楽天モバイル20220722 マスクをしたままFace ID認証する方法|追加の対処法も紹介

新型コロナウイルスの影響でマスクを着用するのが日常となった今、マスク着用中にiPhoneのFace IDが認証できないという不満の声も見られます。

Face ID以外のロック解除等がデフォルトでは設定されない機種の場合、一度Face ID認証に失敗しないとパスコード入力に移れないというのは手間がかかってしまいますね。

そんな中、中国のIT大手テンセントを始めとし、セキュリティ研究者たちが、マスクをしたままでFace ID認証を可能にする方法を編み出しました。

今回は、その方法をメインに、マスクとFace IDの相性の悪さを軽減する対処法を紹介します。

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マスクをしたままだとFace ID認証ができないという声が

iPhoneのFace IDは、マスクをしたままだと認証されず、ロック解除等ができないという不満の声が数多く上がっています。では、SNS上の実際の書き込みを見てみましょう。

マスクを着けたままでFace IDを使えないのは面倒

マスクをつけたままではFace IDの認証ができないという声はこのツイート以外にも多数みられました。コロナウイルスの影響で外出先でマスクをはずしづらい昨今、「困る」「面倒」「不便」と不満が続出しています。

マスクを着ける時期は不便

マスクをつけたままでFace IDを使えないという不便さは、コロナウイルスの影響を受けている今だけの話ではありません。

花粉症や鼻炎などマスクをつけるシーズンがある方、常時着けている方にとって、マスクをしたままでFace IDが使えないことは、解決したい問題です。

マスクしたままで使えないストレスで機種変更した

マスクとFace IDの相性の悪さによるストレスから、ついに機種変更する方も現れ始めています。

そんな中、指紋認証でロックを解除できるTouch IDを搭載した、第二世代のiPhone SEにも注目が集まっているようです。

マスクをしたままFace ID認証する方法

もはや機種変更をするしか解決の術はないのか、というところで、セキュリティ研究者たちの試行錯誤による斬新な解決策が編み出されました。その方法を紹介します。

マスクを半分に折った状態で着けている顔を登録する

解決策として提示されたのは、こちらのツイートのように、マスクを半分に折った状態で着けている顔を、Face IDとして登録する、という方法です。より具体的に手順を説明します。

  1. 「設定」を開く
  2. 「Face IDとパスコード」を開く
  3. パスコードを入力する
  4. 「Face IDをリセット」をタップする
  5. 「Face IDをセットアップ」をタップする
  6. マスクを左右半分に折り、左耳だけにマスクの紐をかける
  7. 手でマスクの下をつまみ、鼻先と唇の半分が隠れるところに持ってくる
  8. 6の状態をキープしながら顔を動かし、Face IDを登録する
  9. 「完了」をタップし「Face IDとパスコード」に戻る
  10. 「もう1つの容姿をセットアップ」をタップする
  11. マスクを右耳にかけたパターンを、同様の手順で登録する
  12. いつも通りにマスクをした状態で、ロックを解除できるか試してみる
  13. ロック解除できればそのまま、できなければ再登録

Face IDをリセットせず、片側分だけ「もう1つの容姿をセットアップ」で登録する方法もありますが、マスク着用状態の左右どちらも登録することで精度が上がります。

通常のマスクの着け方では登録できない

通常のマスクの着け方で、鼻と口を覆った状態で登録できるか試みた方もいるようです。しかし、この場合はマスクを外すように指示されてしまいます。そのため、左右半分ずつで登録するしかありません。

マスクを外すように指示されてしまうときのコツ

半分ずつで登録しようとしても、うまくいかないことがあります。その理由として考えられるのは、マスクの位置が鼻と唇を覆いすぎているということです。

「顔に障害物」というメッセージが「ゆっくりと頭を動かして円を描いてください」に変わるまで、マスクを顔の中心から紐をかけた耳の方へ、少しずつスライドさせてみましょう。

ちょうど切り替わったところをキープして登録すれば、うまく登録できる可能性があります。

マスク着用の顔を登録しても必ず認証できるとは限らない

せっかくマスク着用時の顔を登録しても、必ず認証がうまくいくわけではないようです。実際のユーザーの書き込みを見てみましょう。

マスクの位置によっては認証できない

マスク状態のFace IDの登録には成功しても、ロック解除等の認証には失敗するという場合、マスクの位置が高すぎる可能性があります。鼻筋はある程度出していなければ認証されません。

マスクをはずす必要はありませんが、やや下にずらして鼻筋を出してから試してみましょう。

眼鏡をかけると認証できない

眼鏡など、顔の面積を覆うアイテムを追加すると認証されなくなるケースはいくつかみられました。マスクをはずしがたい状況では、眼鏡を一度外して認証させるしかなさそうです。

帽子を被っていると認証できない

顔を覆っていないにも関わらず、帽子やヘルメットを被ると認証されなくなるという声もありました。

顔周辺にマスク以外のアイテムを着けているときは、認証しづらくなると考えましょう。

マスク姿を登録してもFace IDが認証されないときの対処法

上の項目で紹介したような例を除き、マスク姿を登録してもFace IDが認証されないという場合は、下記の対処法を試してみましょう。

数回解除を試すとFace IDの学習機能で認証率がアップ

Face IDには学習機能があるため、解除を繰り返すことで精度が向上する可能性があります。

最初の2~3回はマスクを下げて覆う面積を少なくし、回数を重ねてみましょう。

Face IDの「注視」設定をオフにする

Face IDの「注視」設定をオフにするというのも1つの手です。この機能はFace IDのセキュリティを向上させるための機能で、ユーザーが注視しているときだけ認証を実行します。

寝ている間に他者によってFace IDによる解除を防ぐなど、通常時ではオンにしておきたい設定です。しかし、安全性は高まりますが、認証へのハードルが高くなります。

マスク着用というイレギュラーなケースでは、このハードルを下げた方が認証させやすくなります。その分、安全性は落ちてしまうため、一時期だけの対処法として活用しましょう。

オフにする手順は以下の通りです。

  1. 「設定」を開く
  2. 「Face IDとパスコード」を開く
  3. パスコードを入力する
  4. 「Face IDを使用するには注視が必要」のバーをスライドしてオフにする

Face IDをオフにする

どうしてもうまくいかないときは、Face IDオフにして、パスコード入力によるロック解除に切り替えましょう。

セキュリティは下がりますが、一度Face ID認証を挟んで失敗する煩わしさはなくなります。

オンオフのスイッチのようなものはないため、オフにするためには「Face IDをリセット」を行うしかありません。手順は以下の通りです。

  1. 「設定」を開く
  2. 「Face IDとパスコード」を開く
  3. パスコードを入力する
  4. 「Face IDをリセット」をタップ

リセットが完了していれば、「Face IDをリセット」の場所に「Face IDを設定」が表示されています。なお、再びオンにするときは、再びFace IDを登録し直す必要があります。

ロック解除のみFace IDを使用しない設定に変える

Face IDは、「ロック解除」「Apple Pay」「iTunes StoreとApp Store」「Safari自動入力」に使われています。

この中で、日常生活で最も頻度が高いロック解除だけ、Face IDを設定しない、というのも選択肢です。

あるいは、マスク不要の自宅内で操作することが多い操作との紐付けのみオン、外出先で利用することが多い機能だけオフにもできます。手順は以下の通りです。

  1. 「設定」を開く
  2. 「Face IDとパスコード」を開く
  3. パスコードを入力する
  4. 「iPhoneのロックを解除」「Apple Pay」「iTunes StoreとApp Store」「Safari自動入力」の項目から、Face ID機能を切りたい項目だけバーをスライドさせてオフにする

開発者向け最新iOSではFace IDスキップが可能に

開発者向けiOS 13.5ベータ3では、マスク着用時にFace IDをスキップしてパスコード入力できるように、改良されました。

一度顔認証に失敗してからパスコード入力に遷移する、という面倒がなくなります。また、顔認証機能をオフにする必要はないため、セキュリティ保護は弱くならないこともメリットです。

詳しい仕組みが公表されているわけではありませんが、「マスクをしている」という状態を認識したときに、この動作に移るとみられています。

ただし、これはあくまでも開発者向けのベータ版に搭載された機能であり、ユーザー向けの正式リリースまで、この機能が残されるのかはわかりません。

当面はFace IDの新規登録や設定変更で乗り切ろう

コロナウイルスへの対策でマスクを着用せざるを得ないのであれば、当面は紹介したような方法を駆使して、Face IDのわずらわしい問題を解消しましょう。

とはいえ、マスクを半分つけた状態でのFace IDや、注視設定、ロック解除機能との紐づけのオフなどは、セキュリティレベルを下げてしまう方法です。

あくまでも一時的な措置として使い、難を乗り切った後は、通常のFace IDを登録し直し、各種設定を元に戻すことをおすすめします。

公開日時 : 2020年07月30日

菅野 辰則 ― ライター
菅野 辰則 ― ライター

最新ガジェット、家電、デバイスが大好物。秋葉原、ネットショップでコスパの高い中古端末に目を光らせている。iPhone・iPadを格安SIMとWiMAXで利用中。趣味はダンス、週4日のトレーニングを欠かさない。

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