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Zoom飲み会のやり方を徹底解説|飲み会で盛り上がるアプリも紹介

居酒屋やレストランでは「三密」が問題視され、今までのように「飲み会」をするのも容易ではなくなりました。
そんな中、自粛期間中に「オンライン飲み会」という新しい形式の飲み会が流行し、SNSにハッシュタグができるほど、多くの人が新しい形の飲み会を楽しんでいます。
「Zoom飲み会」という言葉を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
ここでは「Zoom飲み会」とは何か、実際の始め方や操作方法、注意点を網羅的に解説していきます。
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目次
ZOOMの基本的な機能

「Zoom飲み会」とは、Zoomというビデオ通話アプリを使って離れた友人や同僚と飲み会をするものです。 Zoom飲み会には3つのメリットがあります。
- 密を作らずにお酒を楽しめる
- 費用を気にせず好きなお酒を楽しめる
- 家で飲めるから帰宅時間を気にせず楽しめる
Zoom飲み会ならビデオ通話で遠くの友人とも繋がれるため、「三密」を避けて安全にお酒を楽しめます。
居酒屋等での飲み会では、予算を気にしたり周りに気を遣いながら注文しますが、Zoom飲み会なら自分の好きなお酒を好きなペースで楽しめるのも魅力です。
飲み会後に電車の時間を気にして帰るストレスがないのもメリットです。
Zoomは無料の会員でも十分に楽しめる機能がついています。 しかし無料だからこその制限もあります。
Zoomを1対1の2人で利用する場合は該当しませんが、3人以上で接続した場合は時間制限があるため、1回40分までしか継続できません。
対処法としては、40分ごとに接続し直すか、有料会員にグレードアップするという2つの方法があります。
また無料版では、招待・接続できる人数も100人までと制限があります。
料金プラン | 時間制限 | 人数制限 |
---|---|---|
無料 | 40分(3人〜) | 100人 |
プロ(2,200円(税込)/月/ホスト) | 24時間(3人〜) | 100人 |
ビジネス(2,970円(税込)/月/ホスト) | 記載なし(最低10人) | 300人 |
企業(2,970円(税込)/月/ホスト) | 記載なし(最低10人) | エンタープライズ:500人 エンタープライズプラス:1,000人 |
Zoom飲み会のやり方
Zoom飲み会をやるための各設定を、「無料アカウントのサインアップ・作成方法」「テストミーティング実施方法」「招待・参加方法」の3つに分けて紹介します。
無料サインアップ方法
まずはアカウントのサインアップが必要なので、公式サイトに接続後以下の操作を実行します。
- 公式サイト内に表示される「サインアップは無料です」を選択
- メールアドレスを入力
- メール内に表示される「アクティブなアカウント」から「無料アカウント作成」へ進む
- 名前・パスワードの個人情報を登録
- 「続ける」を選択
- 「私はロボットではありません」を選択
- 「手順をスキップする」に進む
ここまでの操作後、次に解説するミーティング画面が表示されていれば問題ありません。
テストミーティング方法
アカウントのサインアップ後は、テストミーティングを行います。
- 「ミーティングを開始」の画面の「Zoomミーティングを今すぐ開始」へ進む
- 「Zoomを開始」を選択
最後の「Zoomを開始」の選択で、アカウント取得となります。
招待・参加方法
Zoom飲み会にはURLを取得し共有する必要があり、ホストになった場合はメンバーに共有して招待します。
招待方法は以下のとおりです。
- Zoomを起動
- 「スケジューリング」を選択
- ミーティングの詳細を入力
- 「スケジュール」を選択
- URLをコピーしてメッセージアプリでメンバーに送信
メンバーはホストから送られてきたURLを選択すると、ミーティングのページが開くので簡単に参加できます。
Zoom飲み会で用意するもの・便利なもの/機能

Zoom飲み会を開催する上で、用意しておくもの・便利なものと機能に分けて紹介します。
用意するもの
まずはZoom飲み会で用意しておくものを紹介します。
- ネット環境
- Webカメラ付きパソコン/スマートフォン
- 飲み物・おつまみ等
スマートフォンでもパソコンでも、Zoomのデータ通信量は少なくありません。
パソコンの場合、インターネットは必須ですが、スマートフォンの場合もZoomに接続する前にWiFi等を利用しているか確認するのがおすすめです。
以下の記事では、インターネット回線比較ランキングを紹介しているので、契約を検討している方は参考にしてみてください。
Zoomはビデオ通話アプリなので、パソコンにもカメラ機能が必要です。特にデスクトップ型の場合は、カメラ機能が未搭載のものもあるため、Webカメラの購入をおすすめします。
ZoomにおすすめなWebカメラはこちらの記事で紹介します。
「飲み会」なので飲み物・おつまみは好きなものを用意しましょう。前途したメリットでもあったように、自分のペースで好きなものを飲めるのが「Zoom飲み会」の醍醐味です。
便利なもの/機能
次にあると便利な使えるものを紹介します。
- 端末を置くスタンド
- イヤホン/ヘッドホン
- マイク付きWebカメラ
Macなどのラップトップ型・デスクトップ型パソコンでは必要ありませんが、スマートフォンやタブレットを使う人は「スタンド」があると、端末を固定できておすすめです。
イヤホン/ヘッドホンは家族と住んでいる場合や、第三者が同じ空間にいる場合におすすめのアイテムです。
マイク付きWebカメラは前途したように、カメラ機能がないデスクトップ型のパソコンにはビデオ通話時に必要となります。
Zoomにはバーチャル背景という特殊な機能があり、自分の背景を好きな画像に変更できます。
バーチャル背景の設定方法は以下のとおりです。
- Zoom.USを開く
- ミーティング設定に進む
- アプリのZoomを開く
- ビデオ停止画面の「山のマーク」を選択
- 「仮想背景を選択してください」を選択
- バーチャル背景設定へ進む
- 「画像を追加」から好きな背景を選んで設定
また画面共有の機能を使えばメンバーのパソコンやスマートフォンに操作画面を表示できるので、動画や画像を同じタイミングで共有できます。
画面共有方法は以下のとおりです。
- ミーティングを開始後「画面共有」を選択
- 共有項目で希望のものを選択
- 「画面共有」を選んで開始
おすすめのスタンド:JOYSKY スマホスタンド
スマホスタンドですが4〜13インチまで対応しているため、タブレットにも使用可能です。
スタンド自体は使用時以外に折りたたんで収納でき、ゴム素材の滑り止めがついているので万が一の落下も防止できます。
固定する角度は270°まで設定できるため用途に合わせて、調整できる使いやすさも魅力です。
タブレットの使用も問題なくできますが、7インチを超えるものは横向きでの使用をおすすめします。
おすすめのイヤホン:urBeats3 カナル型イヤホン
イヤホン背部はマグネット構造のため、いつでも収納しやすく次に取り出すときも絡まりを気にせず使えます。
軸合わせに設計されたドライバにより、曲によって最適なサウンド出力を選択し、いつでも高音質な音楽を体験できます。
モデル自体は人間工学に基づいているため、長時間の使用も快適です。
ワイヤレスイヤホンではありませんが、有線で接続するタイプ脳やホンでは音の遅延が起こらないため、Zoom飲み会にはおすすめです。
おすすめのWebカメラ:Sross Webカメラ
Windows、MacBookのどちらにも対応しており、フルHDの高画質で撮影できるのが魅力です。
レンズは110°と広角なため、Zoom飲み会のときだけでなくリモート会議時にも使えます。
カメラ機能の他にも高性能マイクが搭載されているため、雑音や騒音をカットしてクリアな音声を届けてくれます。
USBでプラグアンドプレイが可能なため、接続するだけで簡単にビデオの再生が可能です。
Zoom飲み会で盛り上がるアプリ6選
Zoom飲み会で参加したメンバーと楽しめるアプリを少人数・大人数に分けて紹介します。 レビュー評価が高くオンラインプレイ可能なアプリです。
少人数で楽しめるアプリ
まずは2〜5人程度の人数で楽しめるアプリ「大富豪Online」「UNO」「イラストチェイナー」の紹介です。
大富豪 Online(2〜5人)
人気カードゲームの「大富豪」がスマホアプリになって登場しました。
大富豪と言えば地域によってルールが違うのが特徴ですが、アプリ内では細かくルールを設定できるので、今まで知らなかったルールでも楽しめます。
メンバーがインストールした後、ホストとなるユーザーがルームと合言葉を設定してメンバーに共有するだけで、離れていてもオンラインプレイ可能です。
1つのゲームで何度も遊びたい人におすすめです。
UNO(2〜4人)
こちらも人気カードゲームの1つで、販売メーカーがアプリバージョンとして直々にリリースしました。
2人でもプレイ可能で、4人になると2-2の対戦もできるため、カードではなかった遊び方ができます。
オンラインプレイ時には、メンバー全員がチュートリアルモードをプレイする必要がありますが、その後はフレンド登録→ルームに入室だけで簡単に始められます。
Zoomを使えばアプリ上でも、醍醐味である1枚になったら「ウノ!」と言えるため、本来の楽しさをそのまま体験できます。
チームプレイ系ゲームが好きな人、元々このゲームが好きな人におすすめです。
イラストチェイナー(2〜4人)
メンバーで絵しりとりをしながら、今まで知らなかった個性やセンスを発見できるアプリです。 ルールはシンプルで、イラストをつなげて絵しりとりをしていきます。
Zoomでビデオ通話をしているため、つい声に出して言ってしまいそうですが、絵だけで繋いでいく楽しさや、まさかと思うイラストが続く楽しさが魅力です。
またメンバーがアプリをインストール後、ホストがプライベートでルームと名前を作成し、メンバーがその名前のルームに入室するだけでゲームを開始できます。
カード系以外のゲームを探している人、絵しりとりが好きな人におすすめです。
大人数で楽しめるアプリ
次に前途したものよりも大人数で楽しめるアプリ「人狼ジャッジメント」「ワンナイト人狼」「早押しクイズ」の紹介です。
人狼ジャッジメント(4〜20人)
人気スマホアプリの人狼シリーズの中から、メンバーそれぞれが端末を操作してプレイできるアプリがリリースされました。
シリーズ同様「人狼」を探し出して殺害を食い止める推理ゲームですが、従来の人狼ゲームは1つの端末をメンバーで回して操作を進めていました。
しかし本作では合言葉対戦などを利用すると、離れたメンバーともプレイできます。
人狼ゲームが好き・得意な人、オンラインプレイ可能な推理ゲームを探している人におすすめです。
ワンナイト人狼(3〜8人)
こちらも人狼シリーズの1作で、他のシリーズに比べて短時間で終わるため何度も遊びたい人におすすめです。
プレイヤーも3人から遊べて、名前にある通り「ワンナイト」で完結するため、何度も役職を代わる代わる楽しめるのが魅力です。
下記にも記載しているように、このアプリはブラウザを通じて遊ぶ方法がおすすめなので、ホストはブラウザでゲームを立ち上げて共有するのがおすすめです。
早押しクイズ(2〜20人)
雑学など身の回りにある様々なものをテーマに問題が出題され、メンバーの知識力がわかります。
好きな問題の自作も可能なので、自分しか知らない知識を問題にしても盛り上がります。
ホストはフリーマッチからルームを作成し、IDを共有するだけでオンラインプレイできるので、手軽に始められるのがメリットです。
クイズ系ゲームが好きな人、大人数でクイズを楽しみたい人におすすめです。
Zoom飲み会を安全に行うための注意点

Zoom飲み会は簡単に始められる手軽さの反面リスクもあります。 安全に楽しむために以下の注意点を確認しておきましょう。
- 会話内容等は無作為にシェア・アップロードしない
- URLの共有はメッセージアプリを使う
- 画面教示は操作・表示される内容に注意
Zoom飲み会では、ついつい会社の機密事項を話していたり、他人を誹謗中傷してしまっている可能性があります。 そのため飲み会の様子をシェアしたり、アップロードする際は気を付けましょう。
またZoomの使い方でも前途したように、URLを共有する際はLINEやMessengerなどのメッセージアプリを使うのがおすすめです。 SNSのストーリーなどで共有すると思わぬ拡散に繋がります。
Zoomでは「画面共有」というユーザーの画面をメンバーに共有できる機能があり、操作画面を表示できます。
しかしここでも操作によっては機密事項を表示してしまう危険性もあるため、画面共有する場合は表示されるページに気をつけながら利用しましょう。
Zoom飲み会なら手軽に始められる
Zoom飲み会は手軽に無料で始められるので、複雑な登録が苦手な人にもおすすめのオンライン飲み会です。
しかし無料での利用には制限もあり、前途した対処法が面倒という人にはLINEなど、無料かつ時間無制限でビデオ通話ができるアプリを代用するのも1つの手段です。
遠く離れた友人ともZoom飲み会で懐かしい思い出話に花を咲かせましょう。
公開日時 : 2020年10月12日

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