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Skype会議のやり方を解説!Meet Now機能や招待リンク作成・画面共有方法も

Skypeは、無料で電話やチャット機能を利用できる便利なコミュニケーションツールです。
この記事では、SkypeでのWeb会議のメリットや「Skype Meet Now」での会議の作成からメンバーの招待、会議の開始方法までわかりやすい手順で解説します。
さらに、Skypeでできる、画面共有や資料のファイル送信、通話内容を記録する方法、SkypeでWeb会議を行うときに知っておくべき注意点も紹介します。
また、SkypeとZoomのWeb会議機能を比較したので、利用シーンに合わせて使い分けましょう。
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目次
SkypeでWeb会議を行うメリット

SkypeでWeb会議を行うメリットを紹介します。
オンライン上で簡単に会議をはじめられる
ゲストの1人1人がSkypeのアカウントを作成したり、アプリをダウンロードする必要がありません。
オンライン会議の主催者であるホストがリンクを作成し、メンバーにリンクを共有するだけで、簡単にオンライン会議が開催できます。
録音可能で議事録が必要ない
Skypeには、Web会議に参加している相手との通話内容を録音・録画する機能があります。
通常の会議では議事録をとる必要がありますが、Skypeでは記録に残せるので、議事録を作成する手間がかかりません。
会議の記録は最大30日間保存できるので、会議に参加できなかった人も、あとから内容を確認可能です。
スマホからでも会議に参加できる
SkypeのWeb会議は、パソコンやスマホ、タブレットなど、様々なデバイスから参加可能です。
どこにいてもインターネットに接続して、URLを共有できれば参加できます。
SkypeのWeb会議サービス「Meet Now」の特徴

誰でも手軽にテレビ会議ができるよう、Skypeが提供を開始したのが「Meet Now」です。
今までSkypeで通話といえば、まずSkypeのアカウントを登録し、Skypeのアプリをダウンロードし、通話したいユーザーのアカウントを検索で探してお互いに登録する必要がありました。
またその後のアップデートでも、ホストについてはこれまで通り、ユーザー登録が必要でした。
しかし新機能のMeet Nowでは、これらの手順は一切不要です。
イメージとしてはZoomのテレビ会議に似ていて、ごく簡単な操作だけで会議を主催、あるいは参加できます。
アカウントやアプリが不要
Skype Meet Nowでは、ホスト・参加者ともに、アカウントの登録不要で会議ができます。
アプリのインストールも不要で、Skypeユーザーでない場合は自動的にWebブラウザが立ち上がり、ビデオ会議が始まる仕組みです。
すでにSkypeのアカウント登録をしていて、アプリがインストールしてある場合は、WebブラウザではなくSkypeアプリが優先的に起動します。
無料で利用できる
Skype Meet Nowは無料で利用できる機能です。
追加料金を支払うと高機能になるといったこともありません。
ただし、Skype Meet NowではなくSkypeそのものには有料サービスもあります。
最大100人までの会議が可能
Skype Meet Nowは最大100人(自分以外99人)までの会議に対応しています。
もちろん100人全員アカウントなしで参加できるため、外部の参加者も使いやすいのが魅力です。
複数人での画面共有が可能
Skype Meet Nowはテレビ会議を想定して作られているため、複数の参加者間での画面共有にも対応しています。
プレゼン中に資料を見せたい場合、確認したい場合などにも便利です。
レコーディング機能で会議を録音・保存できる
Skype Meet Nowは無料でありながら、レコーディング機能を搭載しています。会議中の音声や画面投影などすべて記録でき、30日間保存できるのが特徴です。
参加できなかった人と会議の内容を共有したり、後から内容を振り返ったりすることも簡単にできます。
最大24時間の会議ができる
Skype Meet Nowは最大24時間通話が可能です。丸1日使えるので、会議の途中で切れてしまって困ることはないでしょう。
しかも会議用に生成したURLは消滅しないので、一度作ればずっと使えます。
好きなときに好きなだけ使えるので、長時間の会議や同じ人と複数回会議するときにも便利です。
背景ぼかし機能がある
Skype Meet Nowはビデオ通話の際の背景ぼかし機能に対応しています。
テレワークの機会が増えて以来、ビデオをONにしていると背景に余計な生活感のあるものが映ってしまい、悩んでいる人も多いでしょう。
Skypeでは設定で背景をぼかせるだけでなく、任意の画像を背景として設定可能です。
フリー素材配布サイトなどでSkype用の背景用素材を扱っていることもあるので、ダウンロードして設定しましょう。
Skype Meet Nowの使い方
Skype Meet Nowは無料で利用できる上、アプリのインストールやアカウントの登録も不要です。
- Skypeの公式ホームページにアクセス
- 「会議を開催する」をクリック
- 「ワンクリックで無料のビデオ通話を作成」のウィンドウが出る
- 「会議に名前をつける」に任意の会議名を設定
- 「無料のビデオ通話を作成」をクリック
- 会議ルームのURLが生成される
- 生成されたURLを参加者にE-Mailなどで配布
- URLにアクセスすると自動的に会議ルームに接続
- 通話開始
初めての人でも流れに従って進めていくだけで、簡単にビデオ会議の開催・参加ができます。
アンインストールや退会などの手間はありません。
そのため、ビデオ会議での実際の使い心地はどうか、通信環境が安定しているかなど、確認したい場合は試してみましょう。
SkypeとZoomのWeb会議機能を比較

便利な機能が充実したSkypeですが、人気の競合サービスであるZoomと、どちらを使うべきか悩む人も多いでしょう。
そこでSkypeとZoomで機能面にどんな違いがあるのか、まとめて比較しました。
Skype | Zoom | |
---|---|---|
無料版の参加人数 | 100人 | 100人 |
時間制限 | 24時間 | 40分 |
1時間あたりの通信量の目安 | 約240MB | 約600MB |
アプリのダウンロード | 不要(Meet Nowのみ) | 必要 |
ホストのアカウント作成 | 不要(Meet Nowのみ) | 必要(ホストやスマホ・タブレットからの利用) |
録画 | ○ | ○(クラウドへの保存は有料) |
パスワード設定 | × | ○ |
無料版Zoomのビデオ通話は40分までなので、長時間の会議に使用するときはSkype Meet Nowがおすすめです。
通信量は画面の大きさや人数、画面の動きなどでかなり激しく変動するため、一概に比べることはできません。
WiFi環境のない人や使い放題のプランに入っていない人は、接続が安定しない可能性があります。
Microsoftが提供するだけあって暗号化などを導入しているSkypeに対し、Zoomはセキュリティの弱さが課題となっています。
急速に普及した背景もあり、Zoomは2020年春、アプリの脆弱性など様々なセキュリティの問題が発覚しました。
これを受けてZoomではアップデートを実施し、その後ほとんどの問題については解決したと見られています。
Skypeは、2003年のサービス開始から長年ユーザーに支持されています。一方、Zoomは2013年にサービスを開始し、2020年春から急速にユーザー数を伸ばしました。
信頼性を比べれば、Skypeに軍配が上がるでしょう。
ただしZoomでは入室時にパスワードが設定できるのに対し、Skype Meet Nowではできないので、その点ではZoomの方が有利です。
SkypeをWeb会議で利用するときの注意点

便利なSkypeですが、使い方を間違えるとトラブルが起きる場合があります。
ここでは、SkypeをWeb会議で利用するときの注意点について解説します。
音声品質が悪くなる場合がある
Skypeでは、Web会議中にネットワーク環境が悪くなると、音声が聞こえなくなったり、音声品質が低下する場合があります。
改善したい場合は、回線速度の安定しやすい有線接続に切り替えてみましょう。
また、混雑を防ぐためにインターネットに接続しているすべてのプログラムを切断してみてください。
会議を行える時間が制限されている
Skypeの無料版では、会議を行える時間に制限があります。
ビデオ通話・音声通話が可能なのは、1ヵ月合計で100時間までです。1日単位だと、ビデオ通話は4時間、音声通話は10時間の時間制限が設けられています。
利用時間の上限を超えてしまうと利用できなくなってしまうので、時間を確認しながら会議を行いましょう。
ただし、Skype Meet Nowでは1回につき最大24時間使用可能です。
人数が多すぎると回線が重くなる
無料版のSkypeでは、最大25人まで参加できますが、会議に参加している人数が20人を超えると、接続が切れてしまう場合があります。
大人数で利用したい場合は、Skype Meet NowやMicrosoft Teamsを利用しましょう。
SkypeのWeb会議利用時によくある質問
Skypeを使ってWeb会議をする際にでてくる疑問を解決しましょう。
SkypeでWeb会議の招待URLを作成するにはどうすればいい?
Skype Meet Nowで会議を開催する場合は、アプリやアカウント登録は必要ありません。
- Skypeの公式ホームページにアクセス
- 「会議を開催する」をクリック
- 会議ルームのURLが生成される
- 生成されたURLを参加者にE-Mailなどで配布
Skypeで会議中に画面共有する方法は?
Skype Meet Nowを開いている画面で「画面を共有」をクリックして、共有したい画面を選びましょう。
共有できる画面
- あなたの全画面
- アプリケーションウィンドウ
- Chromeタブ
Skype会議に招待されたらどうすればいい?
Skype Meet Nowはホストから送られてきたURLをクリックし、参加するだけです。
アプリやアカウント登録は必要ありません。
Skype「Meet Now」でWeb会議をする方法まとめ
アプリやアカウント不要のSkype Meet Nowは、URLを作成するだけでWeb会議ができます。
この記事でわかったこと
- Skype Meet Nowならアプリやアカウント不要
- 最大100人、1回24時間まで利用可能
- Web会議の録音や画面共有もできる
招待された人はリンクをクリックするだけで会議に参加でき、最大100人までの会議が開催可能です。
録音や画面共有もできるので、リモートでの会議でも困ることはないでしょう。
公開日時 : 2023年02月09日

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