- インターネット
YouTubeをスマホのブラウザで開く方法・見れない場合の対処法


iPhoneやAndroidなどのスマホ端末でYouTubeを見る場合には、ブラウザからの視聴と、YouTubeアプリを開いての視聴の2通りの方法があります。
YouTubeを普段スマホでアプリを使って見ていると、YouTubeをブラウザで見ようとする場合自動的にアプリが起動してしまいます。
アプリはブラウザよりも通信容量やバッテリー消耗などの負担が大きいため、YouTubeをブラウザで開いて視聴したい人も多いのではないでしょうか。
今回は、具体的にYouTubeをブラウザで開く方法を紹介し、アプリを使わずにYouTubeを楽しめるように解説します。
YouTubeをスマホのブラウザで見られない場合の対処法も紹介します。
目次
YouTubeをブラウザで開く方法

YouTubeをブラウザで開く方法を6つ紹介します。
YouTubeのURLをコピーしてから検索バーに貼り付ける
ブラウザでYouTubeを検索し、モバイル版のYouTubeを長押ししてURLをコピーします。モバイル版のYouTubeのURLは「m.YouTube.com」から始まるのでアプリ版と間違えないように注意しましょう。
コピーしたURLを検索バーに貼り付けて開くとブラウザでYouTubeを視聴できます。
次回利用するときに手間を省くために、ブックマーク登録しておくことをおすすめします。
YouTubeアプリの共有でURLをコピーしてから検索バーに貼り付ける
アプリ版YouTubeからブラウザを開いて視聴する方法を紹介します。
- アプリ版YouTubeから視聴したい動画を開く
- 「共有」ボタンをタップ
- 「コピー」を選択
- アプリを閉じてウェブブラウザを開く
- 検索バーに貼り付けて開く
新規タブでYouTubeへのリンクを開く
- 検索エンジンからYouTubeを検索
- 最上部に表示される公式のモバイル版YouTubeを長押し
- 表示されたメニューから「新規タブで開く」を選択
または以下の方法でも可能です。
- 視聴したいYouTube動画を検索
- 動画を長押ししてメニューから「新規タブで開く」を選択
以上の方法を利用すると新規タブでYouTubeを開きブラウザで視聴することができます。
しかし複数のタブを開いた状態になり、メモリやバッテリーの消耗に繋がります。視聴し終わったらタブを閉じるなどしてタブを整理することをおすすめします。
触角タッチまたは3D Touchに対応していなく、長押しできないスマホでは、設定などから「新規タブで開く」を選択してYouTubeへのリンクを開きましょう。
YouTubeアプリのSafariボタンをタップする
YouTubeアプリ内からブラウザを開いてモバイル版YouTubeを視聴する方法を紹介します。
GoogleやYahooなどの検索エンジンでYouTubeを見ようとすると、自動でアプリ版YouTubeが開かれてしまいます。
その開かれたアプリの上部に表示された「Safari」ボタンをタップすることでブラウザが開きモバイル版YouTubeを視聴できます。
メモアプリにペーストしたURLでも開ける
スマホに標準インストールしているメモ帳を活用してモバイル版YouTubeを視聴する方法を紹介します。
- 検索エンジンからYouTubeを検索
- 最上部に表示される公式のモバイル版YouTubeを長押し
- 表示されたメニューから「コピー」を選択
- コピーしたURLをスマホに標準インストールしているメモ帳にペースト
- ペーストしたURLを長押ししてメニューから「ブラウザで開く」を選択
作業5のときに「YouTubeで開く」を選択すると、YouTubeアプリが起動してしまうので注意しましょう。
またメモアプリで長押ししてもメニューが表示されない場合は、「GMAIL」のフォルダからメモを開いている可能性があるのでメモのフォルダを「ICLOUD」か「IPHONE」に選択し直しましょう。
ブラウザでYouTubeが見られないときの対処法

YouTubeをスマホのブラウザで見れないときの対処法を6つ紹介します。
iPhoneでユニバーサルリンクを無効にする
アプリが勝手に開くのは、iOS 10以降の端末でユニバーサルリンクが自動的に有効になっていることが考えられます。
ユニバーサルリンクを無効にすることでアプリを強制的に起動するのを防ぐことができます。
- iOSで「YouTube」と検索
- 広告リンクではないYouTubeのリンクを上にスライドしながら長押し
- 表示されたメニューから「開く」を選択
以上の手順でユニバーサルリンクが解除されSafariで開かれます。
この操作をして以降はSafariでYouTube のリンクが開かれるようになります。
ブラウザのキャッシュを削除する
閲覧したウェブ情報を一時的に保存しておくことで表示速度を高める効果を持つ「キャッシュ」が、ブラウザに多く貯まりすぎることが原因で、動作に支障をきたしブラウザでYouTubeを見れない場合があります。
不要なキャッシュを削除することで、ブラウザの動作を速くしたり空き容量が増え、ブラウザでYouTubeが見られるようになることがあります。
YouTubeの対象ブラウザでのキャッシュ削除方法をまとめて紹介します。
スマートフォン
スマートフォンのキャッシュの削除方法をSafariとGoogle Chromeに分けて解説します。
Safariで削除する場合はCookieも削除してしまうため、保存されたパスワードもなくなってしまうため注意しましょう。
【Safari】
- ホーム画面から「設定」を開く
- 「Safari」をタップし、「履歴とWebサイトデータを消去」を選択
- 表示された「履歴とデータを消去」をタップして完了
【Google Chrome】
- Chromeを開く
- 画面右下の「メニューアイコン」を開く
- 「履歴」を選択
- 画面左下の「閲覧履歴データを削除」をタップ
- 「キャッシュされた画像とファイル」をチェックして「閲覧履歴データの削除」を選択
- 表示された「閲覧履歴データの削除」をタップして完了
PC
【Safari】
- Safariを開く
- 上部にある「Safari」をクリックし「Safariをリセット」をクリック
- 「すべてのWebサイトデータを削除」にチェックを入れる
- 他に削除したい項目にチェックし「リセット」をクリックして完了
【Google Chrome】
- Chromeを開く
- 画面右上の「メニューアイコン」を開く
- 「その他のツール」をクリック
- 「閲覧履歴を消去」をクリック
- 「キャッシュされた画像とファイル」をチェック
- 「閲覧履歴データを消去する」をクリックして完了
【Microsoft Edge】
- Edgeを開く
- 画面右上の「メニューアイコン」を開く
- 「設定」をクリック
- 「キャッシュされたデータとファイル」をチェック
- 「クリア」をクリックして完了
【Mozilla Firefox】
- Firefoxを開く
- 画面右上の「メニューアイコン」を開く
- 「オプション」をクリック
- 「詳細」を開き「ネットワーク」タブを開く
- 「今すぐ消去」をクリックして完了
スマホを再起動する
ブラウザで見られない原因が不明なときに試してみましょう。
このときに電源は正しい手順で再起動をしましょう。なお使っているスマホのシリーズによって電源オフの手順が異なります。
ブラウザを最新バージョンにする
バージョンが古いと「ブラウザをアップデートしてください」という表示が出るので、操作面やセキュリティも兼ねて最新バージョンにアップデートしましょう。
YouTubeのシステム要件にInternet Explorerのサポートは終了すると発表されているため、使用している人は別のブラウザに乗り換えることをおすすめします。
利用中のドメインにYouTubeを追加する
Google Appsのドメインを使っているときの対処法です。
ドメインでYouTubeを有効にできるのはドメイン管理者のみのため、YouTubeをサービスとして追加するようドメインの管理者にYouTubeの有効化を依頼しましょう。
自宅のネット環境を整える
データ通信での視聴ではなく、WiFiなどの安定した通信環境下でYouTubeを再生してみましょう。
システム要件として500Kbps以上のインターネット接続で、最新のバージョンのブラウザ、オペレーティング システムを使用することが推奨されています。
動画の解像度別の推奨速度を表でまとめて紹介します。
動画の解像度 | 推奨速度 |
---|---|
4K | 20 Mbps |
HD 1080p | 5 Mbps |
HD 720p | 2.5 Mbps |
SD 480p | 1.1 Mbps |
SD 360p | 0.7 Mbps |
主に家での利用が多い方は、速度が早く安定性も高い光回線がおすすめです。速度制限もないため、常に快適にYouTubeをみることができます。
一方、外出先でも多く利用したいという方は持ち運びできるWiMAXがおすすめです。場所を選ばず使用でき、スマホだけでなくPCやタブレットにも使えるという使い勝手の良さも魅力です。
光回線もWiMAXも提供している会社は数多くあります。プロバイダを選ぶ際は自分の求めるプランがあるか、料金やキャンペーン、サポート体制などをチェックしましょう。
iPhone格安SIM通信では、インターネット回線比較ランキングを紹介しています。 こちらもあわせてご覧ください。
YouTubeをブラウザで見よう
ブラウザでの視聴は、アプリよりも通信容量やバッテリー消耗などの負担が少ないといったメリットがあります。
Safariからアプリが切り替わるまでの時間にストレスを感じることもあるため、YouTubeをブラウザで開いて視聴したい人も多いのではないでしょうか。
今回紹介した方法でYouTubeをブラウザで再生にすることで、アプリを利用しなくてもすぐに動画の再生ができます。
ただし自分の見たい動画やライブ配信があるなど視聴に明確な目的がある場合は、通知機能もあるアプリがおすすめです。
アプリはアプリのよさ、ブラウザにはブラウザのよさがあるので、状況によって使い分けするとよいでしょう。
公開日時 : 2020年07月24日

関連キーワード