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YouTubeのアップロード方法!時間がかかる・画質が悪い時の対処法も解説

YouTubeのアップロードについて紹介します。パソコン・スマホ(iPhone/Android)それぞれのアップロード方法を徹底解説。アップロードできない時の対処法、画質が悪くなる原因などもまとめました。動画の公開相手を限定する「限定公開」機能についても解説していますので、ぜひ参考にしてください。
YouTubeのアップロード方法!時間がかかる・画質が悪い時の対処法も解説

YouTubeに動画を投稿してみたいけれど何をすればよいのか、何が必要なのかわからないという人もいるのではないでしょうか。

YouTubeは、家族や友達の間で動画を共有する目的でも、気軽に使用できるサービスです。

撮りためている動画があるならYouTubeにアップロードしてみてはいかがでしょうか。

今回は、YouTubeを始めるための手順と準備が必要なものをわかりやすく解説しています。

また、YouTubeに動画をアップロードする際に、気を付けたい注意点も紹介しています。YouTubeでの動画公開に挑戦したい人はぜひ参考にしてください。

YouTubeチャンネルを開設する方法

Youtubeに動画をアップロードするには、自分のYouTubeチャンネルが必要です。

まずはYoutubeに動画をアップロードする前の準備段階として必要な、3つの作業を紹介します。

  • Googleアカウントを作成する
  • YouTubeチャンネルを作成する
  • 動画を撮影・編集する

動画を撮るカメラと、アップロードするためのネットにつながった端末は必要ですが、特に専用のものがいるわけではありません。

例えばスマホで撮った動画をスマホからアップするのであれば、スマホだけあればOKです。

撮った動画を保存してあるパソコンがあれば、そこからアップロードしてもよいでしょう。

初めてYouTubeをアップロードするにあたって、具体的な準備の方法を1つずつ見ていきましょう。

Googleアカウントを作成する

YouTubeに動画をアップロードする自分のチャンネルを作成するためには、Googleアカウントが必要です。

ここではGoogleアカウントの作成手順を紹介します。

なお、すでにGoogleアカウントを持っている人は、手持ちのGoogleアカウントを使ってYouTubeのアカウントを作成できます。

とはいえ、プライベートな用途で利用しているGoogleアカウントと、動画配信用のアカウントを分けたいという人も多いと思います。

情報管理のしやすさやプライバシー保護の観点からも、プライベート用と動画用のアカウント別の方がおすすめです。

Googleアカウントは複数の所有も可能で、動画用のGoogleアカウントを追加したい人も以下で紹介する方法で取得できます。

Googleアカウントの作成手順は以下の通りです。

  1. Google のホームページにアクセスする
  2. 画面右上に表示されている[ログイン]をクリックする
  3. [アカウントを作成]をクリックする
  4. [自分用]と[ビジネスの管理用]のどちらかを選択する(後程変更可能)
  5. 「姓」「名」を入力する
  6. 「ユーザー名」を入力する
  7. 「パスワード」を入力して確認する
  8. 「次へ」を押す
  9. 再設定用の電話番号やメールアドレスを必要に応じて登録
  10. 生年月日と性別を入力する
  11. 、[次へ]を押す
  12. プライバシーと利用規約を確認し、[同意する]を押す
  13. Googleアカウントが作成される

YouTubeチャンネルを作成する

続いてYouTubeにログインし、YouTubeのチャンネルを作ります。

YouTubeへは、Googleアカウントとパスワードでログインできます。上の手順で用意したGoogleアカウントを使いましょう。

個人のYouTubeチャンネルを作成する具体的な手順は次の通りです。

  1. YouTubeの右上にある[ログイン]を押す
  2. Googleアカウントを使ってログインする
  3. 右上にあるプロフィール写真のアイコンを押す
  4. 「名前」にチャンネル名を入力する
  5. 「チャンネルを作成」を押す
  6. YouTubeチャンネルが作成される

手順4の「名前」欄には、初期設定ではGoogleアカウントの名前が表示され、修正せずにチャンネルを作成した場合は、Googleアカウントの名前がチャンネル名になります。

なお、手順4で「名前」を変更した場合、その名前が適用されるのはYouTubeチャンネルにおいてのみです。

他のGoogleアカウントのサービスでは、従来どおりのGoogleアカウントの名前が適用されます。

また、手順4で修正を忘れたときは、チャンネル名を後から変更もできます。YouTubeにログインし、プロフィール写真のアイコン>「チャンネル」を選択しましょう。

表示されるチャンネルの管理画面で「チャンネルをカスタマイズ」を押し、「基本情報」の「名前」で変更できます。変更後は「公開」ボタンを押しましょう。

ここではブラウザを使った方法を紹介しましたが、スマホ利用時はアプリの方が便利です。ぜひ活用しましょう。

YouTube

YouTube

Google LLC無料posted withアプリーチ

アップロードする動画を撮影・編集する

アップロードする動画も用意しておきましょう。

撮影した動画をそのままアップロードすることもできますが、編集することで、閲覧者がより見やすく、楽しく視聴できる動画にできます。

例えば、「不要な映像をカットする」「複数の映像をつなげる」「字幕を入れて何を話しているかをわかりやすくする」など、編集の方法は様々です。

編集する際は、動画編集用のアプリを使うのがおすすめです。

YouTubeに全体公開でアップロードする方法

次に動画のアップロード方法を紹介します。まずはもっとも一般的な、全体公開でアップロードする方法を見てみましょう。

この方法で公開した動画は、世界中の人が自由に見ることができます。

自分の動画が見知らぬ誰かに気に入られる楽しみがある一方で、プライバシーには注意が必要です。

なお、次項で紹介するように、YouTubeには閲覧可能な対象を限定できる機能もあります。

初めて動画の動画はテストを兼ねて、まずは「友達や家族だけ」に公開したいといった場合に活用できます。

スマホでYouTubeに動画をアップロードする方法

スマホを使うと、動画の撮影から編集・アップロードまでを1台で手軽に完結できます。

ここではスマホでYouTubeに動画をアップロードする方法を見ていきましょう。

【iPhone】YouTubeアップロード方法

iPhoneでは、YouTubeアプリを使って簡単に動画をアップロードできます。すでに撮影してある動画をアップロードする手順は以下の通りです。

  1. YouTubeアプリを開き、ログインする
  2. 「+」ボタンをタップして「動画をアップロード」をタップする
  3. アップロードする動画を選択して「次へ」をタップ
  4. 詳細を追加で項目(下記参照)を設定して「次へ」をタップ
  5. 視聴者層(子供向けか否か)を選択して「動画をアップロード」をタップ

手順4の「詳細を追加」画面で設定できる項目は次の通りです。全体に公開する場合は、「公開設定」は「公開」のままでかまいません。

項目名 設定内容
サムネイル 「詳細を追加」画面の最上部に表示されている画像で、視聴者が動画をクリックする前に表示される。クリックして変更できる
説明 動画の下に表示される情報を設定できる
公開設定 動画が表示される場所や視聴できるユーザーを設定できる
場所 動画が撮影された地域や場所を入力できる
再生リストに追加 既存の再生リストのいずれかに動画を追加するか、再生リストを作成できる

【Android】YouTubeアップロード方法

Androidの場合は、Android版のYouTubeアプリを使いましょう。

ボタンの位置などに若干の違いはありますが、手順や設定する項目は先に紹介したiPhoneの場合と同じです。

パソコンでYouTubeに動画をアップロードする方法

YouTubeへの動画のアップロードはパソコンからも可能です。

ここではブラウザから、YouTube Studioを開いてアップロードする方法を紹介します。

主な手順は次の通りです。

  1. ブラウザでYouTube Studioにアクセスし、ログインする
  2. 画面右上の「作成」>「動画をアップロード」をクリックする
  3. アップロードする動画ファイルを選択する
  4. ファイルの編集アイコン(ペン型のアイコン)をクリック
  5. 動画の詳細・視聴者層を追加する
  6. 「公開」を押して公開する

パソコンの場合、手順5で詳細や視聴者層を設定するための画面が順に表示されます。画面の指示に従い設定したら「次へ」をクリックして先へ進めましょう。

主な設定項目は、スマホの場合と同じく次の表の通りです。

項目名 設定内容
サムネイル 「詳細を追加」画面の最上部に表示されている画像で、視聴者が動画をクリックする前に表示される。クリックして変更できる
説明 動画の下に表示される情報を設定できる
公開設定 動画が表示される場所や視聴できるユーザーを設定できる
場所 動画が撮影された地域や場所を入力できる
再生リストに追加 既存の再生リストのいずれかに動画を追加するか、再生リストを作成できる

さらにページ下部の「すべてを表示」を選択すると、より詳細な以下の項目も設定可能です。

  • 有料プロモーションについて
  • チャプターの自動生成
  • タグ
  • 言語と字幕の認定
  • 撮影日と場所
  • ライセンスと配信について
  • ショート動画のサンプリングについて
  • カテゴリ
  • コメントと評価の投稿・表示設定

YouTubeに限定公開でアップロードする方法

YouTubeには、動画の公開相手を限定する「限定公開」という機能があります。

ここではその仕組みと使い方を理解しましょう。

YouTubeの限定公開とは

YouTubeには、以下の3つの動画公開方法があります。

  • 公開
  • 限定公開
  • 非公開

1つ目の「公開」は先に紹介した通り、世界中の誰もが視聴できる公開方法です。

3つ目の「非公開」は逆にもっとも制限が厳しく、投稿した人自身と指定したユーザーだけが視聴できます。

残る「限定公開」は、URLを知る人だけが視聴できる公開方法です。

家族のみ、サークルのみなど、特定のコミュニティで楽しみたい動画の公開に適しています。

また、世界中の人にいきなり公開するのは不安があるという人の練習用として利用するのもよいでしょう。

3つの公開方向で、それぞれ利用可能な機能は以下の通りです。

機能 非公開 限定公開 公開
URLを共有可能
チャンネルセクションに追加可能
検索機能、関連動画、おすすめに表示
チャンネルに投稿
登録チャンネルフィードに表示 ×
コメントを投稿可能

URLさえ知っていれば視聴できる点に注意

ここで注意したいのが、限定公開はURLさえわかれば、投稿者の許可なく視聴できる点です。

YouTubeのヘルプでは、限定公開の動画は「他のユーザーによって公開再生リストに追加されない限り、YouTubeの検索結果にも表示されません」となっています。

つまり、URLを受け取った相手が公開再生リストに追加した場合、YouTubeの検索結果に表示される可能性もあるということです。

再生リストに追加できないように設定する、追加しないよう共有相手に依頼するなどの対策が必要です。

また、公開者が直接URLを教えた相手以外でも、URLを知る誰かから知らされれば見ることができます。

このようにURLの扱い方次第では、意図しない相手に公開される可能性があることは理解しておきましょう。

家族などで限定公開を利用するときは、「他の人にURLを教えない」よう徹底することが大切です。

大人数が属するサークルなど徹底が難しそうな場合は、URLを知る人が広がってしまっても支障がないようプライバシーに配慮する必要があります。

より厳重にプライバシーを管理し、公開者の許可がない限り公開相手を増やしたくないときは「非公開」が適しています。

ただしこちらは、公開するすべての相手のメールアドレスを入力するなど設定に手間がかかりるのが難点です。動画の内容、対象に応じて適した方を活用しましょう。

限定公開のアップロード手順

「限定公開」で動画をアップロードする手順は、先に紹介したアップロードの方法と流れは同じです。

詳細の設定時に「公開設定」で「限定公開」を選択してアップロードしましょう。

限定公開した動画を共有する

限定公開でアップロードした動画を共有するには、共有したい相手にURLを知らせます。共有用のURLは以下の手順で取得できます。

コピーしたURLを公開したいユーザーにメールなどで送信しましょう、

  1. アップロードした動画の一覧管理画面から「限定公開」の動画を選択する
  2. 再生された後、動画下部の「共有マーク」を選ぶ
  3. 選択後に共有アプリとURLが表示されるのでコピーする

自身の再生リストは限定公開にしておく

特定の動画を限定公開にしても、その動画が含まれている再生リストが公開されていると誰でも閲覧できてしまいます。

自身の再生リストは、動画同様に限定公開を設定できます。

設定は以下の手順です。

  1. ログイン後にメニューから「再生リスト」を開く
  2. 再生リストの横にある「編集」を開く
  3. タイトルの下部に表示されている3つの点を選択し、「再生リストの設定」へと進む
  4. 「詳細設定」の中から「再生リストのプライバシー」を開く
  5. 「限定公開」に設定した後に保存する

YouTubeにプレミア公開でアップロードする方法

続いては、「プレミア公開」という機能を紹介します。

動画の公開者と視聴者がコミュニケーションを取りながら動画を楽しむことができます。

YouTubeのプレミア公開とは

YouTubeのプレミア公開は、動画の公開者が公開日時を設定し、投稿者と視聴者が同時刻に動画を視聴できる機能です。

投稿者と視聴者が同時にというと、ライブ配信が浮かぶ人も多いかもしれません。

YouTubeのプレミア公開は、文字通り生放送のライブ配信に対し、プレミア公開は撮影済みの動画を利用します。

先に撮影や編集を済ませた動画を日時を指定して公開でき、投稿者と視聴者がそれを一緒に見て楽しめる仕組みです。

通常の投稿動画と違い公開時間が決まっているため、その時間に多くの視聴者が集まります。

チャット機能も利用でき、投稿者と視聴者がコミュニケーションをとりながら動画を楽しめるのが魅力です。

プレミア公開を設定した動画を投稿すると、チャンネル登録者に通知が届き、特定の日時にプレミア公開があることを告知できます。

また、公開予約設定をすることで、プレミア公開があること、動画のタイトルなどを先に知らせて集客することも可能です。

公開者が許可すれば、投げ銭機能を搭載したスーパーチャットも利用できます。

YouTubeプレミア公開はすべての動画投稿者が利用できる機能で、視聴者も無料で観られます。

プレミア公開のアップロード手順

YouTubeプレミア公開機能を利用する場合の動画の投稿方法を紹介します。

動画のアップロード画面の開き方や、公開設定以外の設定方法は先に紹介した場合と同じです。

「スケジュール設定」で「プレミア公開」を選択したら、通常と同じ手順で動画をアップロードしましょう。

  1. YouTubeチャンネルにログインする
  2. 「動画をアップロード」を押す
  3. 「公開設定」で「スケジュールを設定」を選択する
  4. 動画ファイルをアップロード
  5. 動画基本情報入力し、画面右下の「プレミア公開」をオンにする
  6. プレミア公開の日時を設定する
  7. 「プレミア公開として設定する」を選択する

こうしてアップロードした動画は、投稿と同時に「プレミア公開」とサムネイルに表示されます。

なお、プレミア公開が終了した動画は、通常のアップロード動画としてチャンネルに残ります。

YouTubeのアップロードに時間かかる原因と対処法

YouTubeに動画をアップロードするにはどのくらいの時間がかかるのでしょう。

ここでは一般的な所要時間と、時間がかかった場合の対処法などをまとめます。

アップロード時間の目安

YouTubeへの動画のアップロードにかかる平均的な所要時間は5分程度と言われていて、ほとんどの場合が10分以内に終了します。

ただし、アップロードにかかる時間は動画の長さやファイルサイズによって異なります。

時間が長く、4Kなど高画質で容量が大きい動画であればより長くかかることも珍しくありません。

アップロードに時間かかる原因

アップロードに時間がかかる主な原因を確認しておきましょう。

動画ファイルのサイズが大きい

もっとも考えられる原因は、先に挙げた通り動画ファイルのサイズが大きいことです。

動画が長い場合はもちろん、数分程度の短い動画であっても高画質な動画はサイズが大きくなり、アップロードに時間がかかります。

大容量の動画は、アップロードに時間がかかるのに加え、アップロード後のYouTubeでの変換処理にも時間がかかります。

動画のファイル形式・エンコードが正しくない

動画のファイルの種類とフォーマットもファイルサイズを左右します。YouTubeでサポートされているファイル形式は次の通りです。

  • .MOV
  • .MPEG-1
  • .MPEG-2
  • .MPEG4
  • .MP4
  • .MPG
  • .AVI
  • .WMV
  • .MPEGPS
  • .FLV
  • 3GPP
  • WebM
  • DNxHR
  • ProRes
  • CineForm
  • HEVC

推奨するエンコード設定もYouTubeのヘルプページで詳しく紹介しています。

ネット回線が遅い

YouTubeに限らず、ネット上に何らかのファイルをアップロードするスピードは、ネット回線の速度が大きく影響します。

回線が混雑している、Wi-Fiルーターから遠く電波が不安定などの理由でネットが遅くなることがあります。

また、回線に障害が生じている可能性もゼロではありません。

端末の処理能力が落ちている

ブラウザのタブをたくさん開いている、たくさんのアプリを同時に起動しているなどの理由で、端末の動作が重くなるとアップロードにも時間がかかります。

特にブラウザのタブをたくさん開くと、CPUやメモリが多く使用されるので気をつけましょう。

アップロードに時間かかる時の対処法

アップロードに時間がかかるときは、上に挙げた原因を解消してみましょう。

動画のファイル形式やエンコードを確認し、問題がある場合は修正しましょう。

動画のファイルサイズが大きいときは、不要な部分をトリミングして短くする、解像度を下げるなどして小さくできます。

ネット回線の不調は原因を探り対処します。時間帯により回線が混み合いがちのときは、その時間帯を避けましょう。

Wi-Fiの電波が弱いときは、作業場所を変える、ルーターの位置を変えるなどして調節できます。

端末の処理能力については、不要なタブやアプリを閉じましょう。端末を再起動してみるのも有効です。

動画をアップロードする際の注意点

動画をアップロードする際に気を付けたい注意点は主に3つです。

  • 動画の容量が大きいとアップロードに時間がかかる
  • アップロードできないファイル形式がある
  • 著作権を侵害すると動画が削除される

それぞれ細かく解説しますので、確認してみてください。

動画の容量が大きいとアップロードに時間がかかる

YouTubeにアップロードできる動画の容量には1本の動画につき、最大256GBかつ12時間以内であるという制限があります。

容量が大きければ大きいほど、動画の長さが長ければ長いほど、アップロードされるまでの待ち時間は増えます。

なるべく短時間になるように編集することをおすすめします。

アップロードできないファイル形式がある

先にも紹介した通りYouTubeは、次のファイル形式でなければアップロードできません。あらかじめ確認しておきましょう。

  • .MOV
  • .MPEG-1
  • .MPEG-2
  • .MPEG4
  • .MP4
  • .MPG
  • .AVI
  • .WMV
  • .MPEGPS
  • .FLV
  • 3GPP
  • WebM
  • DNxHR
  • ProRes
  • CineForm
  • HEVC

アップロードしたい動画が紹介したファイル形式に対応していない場合は、ファイル形式の変換が必要です。

RealPlayerなどのフリーソフトを使えば、ファイル形式の変換が簡単にできるので試してみてください。

著作権を侵害すると動画が削除される

「他人の著作物をアップロードする」ことは著作権違反となります。

例えば、録画したテレビ番組をYouTubeにアップしてしまうと、著作権はテレビ局にあるため、著作権の侵害にあたります。

なお、著作権違反をすると次のようなペナルティが課せられます。

  • アカウントと関連付けられているチャンネルがすべて停止される。
  • アカウントにアップロードされた、すべての動画が削除される。
  • 新しいチャンネルを作成することができなくなる。

また、世に出ているほとんどの音楽には著作権が付与されているため、BGMをつける際にもフリー素材の音楽を探してアップロードすることをおすすめします。

YouTubeのアップロードついてよくある質問

ここではYouTubeのアップロードについて、よくある質問に解答します。

YouTubeにアップロードできないのはどうして?

YouTubeでは、アップロード可能な動画に条件があります。以下の点をチェックしてみましょう。

  • ファイルの種類
  • 動画の長さ
  • ファイルのサイズ
  • 動画の重複

ファイル形式は、先にも紹介した通りです。上に挙げた形式以外のファイルには対応していないのでファイル形式を変換しましょう。

YouTubeで15分以上の動画をアップロードするには、アカウント認証が必要です。

アカウント認証をしておらず、15分以上の動画をアップロードするとエラーになります。

また、アカウント認証をしている場合でも12時間以上の動画はアップロードできません。

ファイルのサイズにも上限があり、アップロードできるファイルサイズは256GBまでです。

YouTubeでは、同じアカウントに同じ動画を複数はアップロードできません。

動画が重複している場合もアップロード処理が中止されます。

上記の原因以外に、アップロードに時間がかかりすぎ、タイムアウトでエラーになる場合もあります。

YouTubeにアップロードした画質が悪いのはなぜ?

YouTubeにアップロードした動画の画質が悪い原因はいくつかあります。主な原因は以下の通りです。

  • アップロード直後で高画質処理が追いついていない
  • YouTubeのエンコードがある
  • 閲覧時の通信環境が悪い

YouTubeに動画をアップロードすると、まず低画質で処理が行われ、その後高い画質の処理が行われます。

アップロード直後の動画は低画質で再生されるということです。

この場合、YouTube側で処理が完了すると高画質が選択できますが、画質によっては数時間かかることもあります。

また、YouTubeではアップロードされたすべての動画を再エンコードしています。

エンコード時の圧縮方法が2種類あり、より低画質な方が適用されると、アップロード前より大きく画質が落ちることがあります。しかし、圧縮方法は投稿者側で変更はできません

最後に、閲覧時の通信環境が悪いことが考えられます。

WiFi環境やスマホの速度制限など、閲覧者の通信状況によって起こる問題です。

こちらは通信環境が改善すれば高画質で視聴できるようになります。

アップロードボタンがない時はどうすればよい?

YouTubeのアプリやサイトは、随時インターフェイスがアップデートされています。

ネットなどで検索した情報が古い場合、ボタンが更新され、別の名前になっている場合があります。YouTubeのヘルプで確認してみましょう。

また、パソコンのブラウザで操作している場合、画面のサイズや解像度によってはボタンが表示されない場合があります。

ボタンのあるはずの場所が見切れているときは、ブラウザの「ズーム」を80%にするなど縮小表示してみましょう。

YouTube動画のアップロード方法まとめ

YouTubeの動画は、スマホ、パソコンから簡単にアップロードできます。

公開方法は複数用意されていて、全世界の人に向けて動画を発信したい人はもちろん、仲間内だけで楽しむこともできます。

公開範囲の設定時は、プライバシーと設定にかかる手間を考慮して、最適な方法を選択しましょう。

YouTubeに投稿できる動画には、サイズや形式などの決まりがあり、アップロード前にしっかり確認するとトラブルを避けられます。

公開日時 : 2023年02月09日

菅野 辰則 ― ライター
菅野 辰則 ― ライター

最新ガジェット、家電、デバイスが大好物。秋葉原、ネットショップでコスパの高い中古端末に目を光らせている。iPhone・iPadを格安SIMとWiMAXで利用中。趣味はダンス、週4日のトレーニングを欠かさない。

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