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iPhoneのメルカリ出品方法|出品・購入時の注意点まとめ


機種変更で不要になったiPhoneを、メルカリで売ろうと考えたことはありませんか。
もしくは、格安SIMを契約するために、中古のiPhoneをメルカリで買おうと思ってる方もいるでしょう。
しかし、メルカリで出品されているiPhoneを見ると、IMEIやアクティベーションロック等、専門用語が書かれていてよくわかりません。
メルカリでiPhoneを出品・購入するには、どのようなことに気をつければいいのでしょうか。
iPhoneをメルカリで売る・買う際に注意すべき点や、具体的な出品方法を解説します。
トラブルなしで、お得にメルカリでiPhoneを売りましょう。
目次
メルカリのiPhone出品注意事項
iPhoneをメルカリ出品するにあたって、まずメルカリではどのようなルールが設けられているのでしょうか。
メルカリガイドにの「禁止されている出品物」の項目には、以下のような記載があります。
出品に際しては、ご契約状況・入手経路やIMEI(端末識別番号)を証明する記載・掲載をするとともに、工場出荷状態に初期化した上で出品してください。
残債がある、契約中である、名義を変更できないものは、トラブルの原因となるため、お取引をご遠慮ください。
整理すると、これらのルールを守る必要があるようです。
- 契約状況・入手経路やIMEI(端末識別番号)を記載する必要がある
- 初期化する必要がある
- 残債がある/契約中/名義変更できないものは出品できない
この注意事項を守っていないと、せっかく出品したiPhoneがメルカリ事務局で削除され、販売できないという場合もあります。
メルカリでiPhoneを売るときは、上記の点をクリアしていることが必須です。
メルカリでiPhone出品・購入時に確認すべき3つのこと

前項では、メルカリで定められているiPhone出品のルールをご紹介しました。
この項では、メルカリのルールを噛み砕き、実際にメルカリでiPhoneを出品・購入する際に確認すべき項目を解説します。
IMEI・ネットワーク利用制限
iPhoneのみならず、携帯には「IMEI」と「ネットワーク利用制限」というものがあります。
簡単に言うと、ネットワーク利用制限は端末代の支払いが済んでいるかどうかということで、IMEIはその確認に使う15桁の番号です。
メルカリでは残債があるもの、つまり端末代の支払いが済んでいないものは出品が禁止されています。
メルカリでiPhoneを出品・購入する際には、必ずネットワーク利用制限がかかっていないことを確認しましょう。
具体的なネットワーク利用制限とIMEIの確認方法については、「メルカリでiPhoneを出品する前に準備すべき4つのこと」で記載しています。
アクティベーションロック
メルカリでiPhoneを売るときに気を付けるべきなのは、アクティベーションロックがかかっているか否かという点です。
アクティベーションロックがかかっている状態とは、一言で言うと「iPhoneを探す」という機能がオンになっている状態のこと。
このロックのおかげで、iPhoneを紛失したり盗まれたりしても個人情報を守り、iPhoneを探すことができます。
逆に言うと、アクティベーションロックがかかっていた場合、次の方が使うことができません。
実際に「iPhoneを探す」の機能をオフにしてみるとわかりますが、登録されているApple IDのパスワードを入力する必要があり、この情報を入力できないとiPhoneを使うことができない状態になります。
メルカリでiPhoneを出品・購入する際には、アクティベーションロックが解除されているか確認しましょう。
初期化
メルカリでiPhoneを売るときは、必ず端末の初期化をしてください。
個人情報を消すためにiPhoneを初期化する方は多いかと思いますが、それ以外にも初期化すべき理由があります。
それは、購入した方が確実に使えるように、自分のApple IDの情報を削除するためです。
必要な情報は消したと思っても、iCloudの情報が残っていたり、iPhoneを探す機能をオンのままにしていたりということがあります。
このような状態のままだと、購入した方が使う際にApple IDのパスワードを求められてしまい、使うことができません。
自分の情報を削除するためにも、購入した方のためにも、初期化は必ず行う必要があります。
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メルカリでiPhoneを出品する前に準備すべき4つのこと

メルカリでiPhoneを出品・購入する際に確認すべき3つの項目をお伝えしました。
この項では、具体的なネットワーク利用制限の確認方法や、アクティベーションロックの解除方法を解説します。
手順に沿って行えば難しくないので、ぜひ読みながら準備していきましょう。
IMEIでネットワーク利用制限を確認する
ネットワーク利用制限は、「IMEIを調べる」→「各キャリアのHPでIMEIを入力してネットワーク利用制限を確認」という手順で確認します。
それぞれの確認方法はとても簡単です。
IMEIの調べ方
IMEIの調べ方には2通りあります。
1つ目は、「設定」→「一般」→「情報」→「IMEI」の順に調べる方法です。
2つ目は、電話をかける画面を開き、「*#06#」をダイヤルして発信すると、35から始まるIMEI番号が表示されます。
端末での確認方法は以上の2つですが、購入時の箱をとっていれば、裏面のバーコード付近で確認することも可能です。
ネットワーク利用制限の確認方法
IMEIがわかれば、次は各キャリアのHPでネットワーク利用制限を確認します。
キャリアとは、docomo・au・ソフトバンクのことです。
インターネットで「IMEI 〇〇(キャリア名)」で検索すると、自分が契約しているキャリアのネットワーク利用制限確認ページが出てきます。
それぞれのページでIMEIを入力すると、「〇」「△」「×」のいずれかが出るはずです。
- 「〇」=ネットワーク利用制限がかかっていない状態(端末の支払いが済んでいる状態)
- 「△」=ネットワーク利用制限がかかっている状態(端末の支払いが残っている状態)
- 「×」=ネットワーク利用制限がかかっている状態(分割払いを途中でやめた、盗難に遭った・紛失した端末)
- 「-」=キャリアを間違えている、格安SIM等でキャリアと契約していない端末
判定が「〇」になっていれば、iPhoneを販売して問題ありません。
分割払いが終わった直後だと、端末の支払いが済んでいるのに「△」のままの場合もあります。
端末の支払い状況がIMEI判定に反映されるまではリードタイムがあるので、支払いが済んでいる場合も必ずネットワーク利用制限を確認しましょう。
初期化をする
初期化は、以下の手順で行います。
「設定」→「一般」→「リセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」→パスコードを入力→「今すぐ消去」→「iPhoneを消去」→「iPhoneを消去」→Apple IDのパスワードを入力する→消去、で初期化完了です。
初期化については、こちらの記事で画像と共に解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
SIMカードを抜く
SIMカードとは、iPhoneに入っている長方形の小さなICチップのことです。
電話番号等の契約者情報はiPhone本体ではなくこのSIMカードに入っているため、メルカリ出品の際には必ず抜きましょう。
SIMカードを抜くには、iPhone購入時の箱に専用のピンが入っているので、そちらを使います。
専用のピンを紛失してしまった場合は、安全ピンやゼムクリップといった、先が尖った細長いものでも代用可能です。
付属品が揃っているか確認する
メルカリでiPhoneを出品する際には、付属品が揃っている方が売れやすく、次の方も使いやすいです。
購入時の元箱や充電ケーブル、イヤホン等々、付属品が揃っているかを確認しておきます。
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メルカリでiPhoneを出品する手順

メルカリでiPhoneを出品・購入する際に気を付けるべき項目がわかりました。
実際にメルカリでiPhoneを出品する方法を、順を追ってご説明します。
ご紹介するのはあくまで出品方法の一例なので、参考にしていただけると幸いです。
iPhoneの写真を撮る
メルカリで投稿できる写真は全部で4枚となっています。
撮り方は人それぞれですが、①本体裏面、②本体正面、③本体角とコネクタのアップ、④付属品の4枚の写真を撮るのがおすすめです。
①本体裏面

1枚目の本体裏面の写真は、正面もしくは本体を斜めにして撮ると綺麗に撮ることができます。
本体正面の画像が1枚目でもいいのですが、液晶画面に物や人が映り込んでしまうことがあるので、本体裏面の方が綺麗に撮りやすいです。
背景はなるべく白くて綺麗な場所で撮影しましょう。
②本体正面

本体正面の写真を撮るときは、電源を入れた状態で撮るのが良いです。
理由は、購入を検討している方が、iPhoneにきちんと電源が入ることを写真からも確認できるからです。
商品説明の欄にも動作が問題ないことを記載しますが、写真からも確認できる方が安心できます。
③本体角とコネクタのアップ

カバーをつけていても擦れてしまうことが多い本体角と、充電ケーブルを挿す際に傷がつきやすいコネクタはアップで撮ります。
撮りづらい場合は、テーブルの上に直接置くのではなく、元箱等の上にiPhoneを乗せて高さを出すと撮りやすいです。
④付属品

付属品がある場合は、中身を広げてどういった付属品が揃っているかを撮ります。
元箱があれば、元箱裏に記載されている型番号やIMEIの箇所を撮りましょう。
付属品が無く本体だけの場合は、傷が気になる箇所や側面の写真を撮ってあげると親切です。
商品名と商品説明を書く
写真を撮り終えたら、商品名と商品説明を書いていきます。
商品名を書く
商品名は、機種名や容量を書いて検索に引っ掛かりやすくするのがポイントです。
①機種名②容量③カラー④型番号⑤キャリア名を記載すると、多くの人に検索されやすくなります。
(例)iPhone 6s 64GB スペースグレイ MKQN2J/A SoftBank(39/40文字)
商品説明を書く

商品説明には、商品名や写真だけでは伝えきれない、細かな情報を載せていきます。
書き方や書く順番に決まりはないので、なるべく見やすくすっきりと書くことを心がけましょう。
下記項目に分けて書くとわかりやすいです。
- 機種情報
商品名とほぼ同じ内容になりますが、改めて機種の情報を書きます。
(例)iPhone 6s 64GB スペースグレイ MKQN2J/A SoftBank - IMEI・ネットワーク利用制限
IMEI番号と、ネットワーク利用制限が〇になっているか、アクティベーションロック解除済かを書きます。 - 動作
電源を入れて動作の確認が取れているかどうか記載します。どこか動作に不安定な箇所等があれば、必ず書きましょう。 - 商品の状態
傷や汚れの状態や、割れの有無を書きます。
使用していた期間や、細かな傷から大きな傷まで細かく書いておくと、後でトラブルになりにくいです。 - 付属品
写真でも載せていますが、付属品の有無も書いておきます。
梱包をして発送する
商品が購入された後は、いよいよ梱包をして発送です。
梱包の仕方や配送方法は、利便性や料金等何を重視するかでも変わってくるので、自分に合った方法で送ることが大切です。
梱包方法
iPhoneは精密機器なので、配送途中に壊れることがないようしっかり梱包します。
まず、iPhoneは完全防水ではないので、水濡れしても大丈夫なビニール袋に入れます。
次に、ビニール袋の上からエアキャップ等の緩衝材で梱包しましょう。
本体の梱包が終わった後は、段ボールに入れて空いてるスペースを埋め、ガムテープ等で口を閉めます。
配送方法
本体だけの場合は、全国一律175円で送ることができる、ゆうパケットかゆうゆうメルカリ便がおすすめです。
3辺合計60cm以内かつ長辺34cm以内、厚さ3cm、重さ1kg以内なので問題なく配送できます。
元箱等付属品がある場合は、宅急便コンパクトからくらくメルカリ便を使うのが良いです。
宅急便だと600円ほど配送料がかかってしまいますが、こちらは全国一律380円で送ることができます。
専用の配送BOXが65円で販売されているので、サイズに合った箱を用意するかヤマト営業所等で購入しましょう。
縦25cm×横20cm×厚さ5cmでスペースが空いてしまうので、緩衝材等で埋めて中で商品が動かないように梱包します。
メルカリで販売されている、専用のキットを使って梱包・発送するのも1つの手です。

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メルカリでiPhoneを出品しよう!

いかがでしたか。
メルカリでiPhoneを売りたい・買いたい方に向けて、チェックすべき項目や具体的な出品手順をご紹介しました。
アクティベーションロックやIMEI等、普段聞き慣れない言葉も出てきたかと思いますが、一つ一つ理解していけば難しいことではありません。
この記事を参考に、ぜひメルカリでiPhoneをお得に出品してみてはいかがでしょうか。

公開日時 : 2018年09月04日
