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コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」の使い方・注意点を解説|不具合は直った?

現在も感染者数の減らない新型コロナウイルスの状況を受けて、6月19日に厚生労働省から発表された感染拡大対策アプリ「COCOA」とは一体どのようなアプリなのでしょうか。利用方法や現在発生している不具合などに関する疑問をまとめて解決します。
docomo コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」の使い方・注意点を解説|不具合は直った?

緊急事態宣言が解除された今も感染者数の減らない新型コロナウイルス(COVID-19)。

その感染対策として7月19日、スマホアプリ「COCOA」が発表されました。

アプリの有用性よりも不具合の多さによる批判の方が話題になっているのが現状ですが、実際にどんなアプリなのかをよく知らない方も多いかと思います。

そこで今回は「COCOA」がそもそも一体どんなアプリなのかを、使い方の解説や気になるQ&Aを交えて解説していきます。

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「COCOA」とは?

まずそもそも「COCOA」とは何なのかを、ここでは解説していきます。

厚生省開発のコロナウイルス対策アプリ

「COCOA」の正式名称は「COVID-19 Contact-Confirming Application」

厚生労働省が新型コロナウイルスの感染拡大対策として開発し、2020年7月19日に発表されたアプリです。

厚労省HPによると、COCOAについて「利用者は、陽性者と接触した可能性が分かることで、検査の受診など保健所のサポートを早く受けることができます。利用者が増えることで、感染拡大の防止につながることが期待されます。」としています。

では具体的にはどんな機能のアプリなのでしょうか。

コロナ陽性者と接触したら通知される

「COCOA」の機能を大まかに説明すると、スマホのBluetooth(ブルートゥース)機能を利用して新型コロナウイルスに感染した人と濃厚接触した可能性があった場合通知してくれるアプリです。

もし自分が濃厚接触した可能性があった場合、アプリでの確認もしくはプッシュ通知によって知ることができます。

「濃厚接触」の基準は?

国立感染症研究所感染症疫学センターの発表によると、新型コロナウイルスにおける濃厚接触の定義は以下の通りです。

  • 患者と同居あるいは長時間の接触(車内、航空機内等)
  • 適切な感染防護無しに患者を診察、看護もしくは介護
  • 患者の気道分泌物もしくは体液等の汚染物質に直接触れた可能性が高い
  • 手で触れることのできる距離(目安として1メートル)で、必要な感染予防策無しで、患者と15分以上の接触

「COCOA」における濃厚接触はこの中の患者と半径1メートル以内で15分以上接触した状態を指します。

つまり「COCOA」は、コロナウイルス感染者と半径1メートル以内で15分以上接触した場合、スマホから通知してくれるという仕組みになっています。

どうやって感染者を検知する?

「COCOA」はコロナウイルス感染者との濃厚接触を検知し、通知してくれるアプリですが、一体どうやって感染者を検知するのでしょうか。

まず「COCOA」はBluetooth機能を利用し、同じく「COCOA」をダウンロードしている端末を検知し記録しています。

「COCOA」を利用している人で新たにコロナウイルス陽性と診断された場合、「COCOA」に診断結果を登録することでサーバーにデータが送信できます。

サーバーは新たな感染者と過去14日以内で濃厚接触(半径1メートル以内で15分以上接触)した可能性のある端末をデータから選別し、それぞれの端末に通知します。

通知は1日一回アプリが更新される際に届くようになっているので、「COCOA」の通知を見て検査を受けることで、症状が出る前の早期発見が可能です。

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「COCOA」の使い方

では実際に「COCOA」を利用する方法を解説していきます。

今回はiOSでのダウンロード、設定までのキャプチャを掲載していますが、Androidスマホでも操作方法はほとんど変わりません。

アプリをダウンロードする

まず最初に下のリンクから「COCOA」をダウンロードします。

iOSの場合はApple Storeから、Androidの場合はGoogle Play Storeからアプリをダウンロードします。

新型コロナウイルス接触確認アプリ
新型コロナウイルス接触確認アプリ
開発元:Ministry of Health, Labour and Welfare – Japan
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アプリが発表された直後は「COCOA」で検索しても見つからない不具合があったようですが、2020年7月26日現在は検索結果上位に出てくるようになっていました。

アプリをダウンロードしたら、起動して初期設定を行います。

「COCOA」の設定方法

「COCOA」を起動すると、簡単なアプリの説明が表示されます。

[次へ]を選択すると、利用規約、プライバシーポリシーが表示されます。

この2つに同意すると、「接触検知をご利用いただくために」という画面が表示されます。

これは端末のBluetooth機能を「COCOA」内で利用するかどうかを設定する画面です。

Bluetooth機能を有効にしないと「COCOA」を利用できませんので注意してください。

[有効にする]を選択すると、「通知をご利用いただくために」という画面が表示されます。

これはもし陽性患者との接触を検知した場合に、スマホにプッシュ通知が行くようになる機能なので[有効にする]を選択しましょう。

これで設定が終了したので、自動的にホーム画面に移行します。

濃厚接触があったか確認する

「COCOA」は1日1回自動的に更新され、陽性患者との接触がなかったかを確認できます。

アプリのホーム画面から[陽性者との接触を確認する(14日)]をタップします。

過去14日以内に陽性患者との接触記録がなかった場合は以下の画面が表示します。

もし陽性患者との接触記録があった場合は通知されます。続いて、息苦しさや倦怠感、それに高熱などの症状の有無や、身近に感染者や感染が疑われる人がいないかなどの情報を入力します。

入力した情報によっては、検査の受診などが案内されます。受診の際には、接触の可能性があることを示す画面の提示が必要となる場合があるため、スクリーンショットを保存しておきましょう。

自分が感染した場合

もし自分が新型コロナウイルスの感染を診断された場合の「COCOA」の使い方を解説します。

新型コロナウイルスの感染を診断された場合、「新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システム」から携帯電話番号またはメールアドレス宛に8ケタの処理番号が発行されます。

「COCOA」のホーム画面から、[陽性情報の登録]をタップして、処理番号を入力します。

処理番号を入力したら陽性登録が完了し、「COCOA」のサーバーに情報が送信されます。

現在「COCOA」で報告されている不具合

7月26日現在、「COCOA」ではいくつかの不具合が報告されています。かなり重大な不具合もあるので、気をつけましょう。

アプリを起動できなくなる

「COCOA」の初期設定の際に、「接触検知をご利用いただくために」の画面で[あとで設定する]を選択すると、アプリが強制終了してしまいます。

一度この強制終了が発生すると、それ以降はアプリを起動できなくなってしまいます。

この不具合はアプリをアンインストールして再びインストールするまで直らないので、注意が必要です。

誤った処理番号でも登録できてしまう

陽性登録をする際に入力する処理番号は管理システムから直接発行されるのですが、現在「COCOA」では発行された正規の処理番号以外を入力しても「完了しました」と表示されるという不具合が発生しています。

現在は混乱を避けるために処理番号の発行が見合わせられていますので、実質「COCOA」を利用し続けていても、陽性者との接触の可能性が通知される可能性がないと考えられます。

修正版のアプリの更新が行われ処理番号の発行を再開するまで、厚生労働省では「しばらくお待ちください」としています。

不具合はいつ直る?

一度間違えるとアプリが起動できなくなる・そもそもアプリが機能しない、というこれらの不具合はかなり致命的な問題であると言えます。

では、これらの不具合はいつ直るのでしょうか。

「COCOA」は配信開始時に「公開日から1カ月間は試行版のため、デザイン・機能などの修正を予定しています。」と告知されていました。

発表されてから1週間経った現在もこれらの不具合は修正されていませんが、1カ月後には正常に利用できることを期待しておきましょう。

「COCOA」に関するQ&A

ここでは「COCOA」に関するよくある質問をまとめました。

個人情報はどこまで利用される?

海外では「追跡アプリ」は、アプリユーザーの移動経路をGPSの位置情報などを使って文字通り「追跡」し、その情報を接触者の把握だけでなく、感染者の隔離や外出管理などにも利用しています

しかし、これはプライバシーなどの問題から批判も多く集まっています。

「COCOA」の場合はどうなのでしょうか。

厚生労働省の発表などによると、「COCOA」の情報収集はBluetooth機能を用いて行われ、全て暗号化されます。つまり、氏名や電話番号を入力する必要はなく、「陽性者となった人のスマホのそばにいたかどうか」だけの情報が提供される仕組みになっています。

つまり、「COCOA」の利用で個人情報や位置情報が抜き取られることはないということです。

使えない端末はある?

「COCOA」はiPhone端末ではiOS 13.5以上、Android端末ではAndroid 6.0以上での動作が可能になっています。

つまり、それ以前のOSでは動作しないということです。

また「Google Play」サービスに対応していないAndroidスマホはインストールが不可能になっています。

厚生労働省によると、7月19日時点で動作確認済みの機種は以下の通りです。

  • ASUS ZenFone 5
  • ASUS ZenFone 5Z
  • ASUS ZenFone Max M2
  • Galaxy Note 10+
  • HUAWEI MediaPad M3 Lite
  • HUAWEI P20 lite
  • HUAWEI P30 lite
  • Lenovo TB-8504X
  • Motorola moto g7 power
  • NuAns NEO Reloaded (Trinity)
  • OPPO Reno A
  • Pixel 3
  • Pixel 3a
  • Samsung Galaxy Note 10+
  • Sharp AQUOS sense3 (SH-M12)
  • SHV41
  • Sony Xperia SOV38
  • TA-1119

不具合が直るまで利用する意味がないのでは?

現在発生している「処理番号が適切に登録されない」という不具合が修正される限りは、実質「COCOA」は機能しないと言えます。

そして発表されてから1週間経った現在もバージョンアップはされておらず、アップデートの見通しもありません。

しかし「COCOA」は過去2週間分の接触した可能性があるユーザーを記録し続けているため、記録を取り続けておくことで修正された際にはそれまでの長期間に渡るデータから接触の確認を行えるようになるでしょう。

ただアプリをインストールして簡単な設定を行うだけなので、今からインストールしておいて損はないでしょう。

「COCOA」で早期発見と感染予防に協力しよう

「COCOA」は7月26日現在、ほぼ機能はしていませんがアプリをインストールしておくだけで新型コロナウイルスの早期発見や感染拡大を防げる可能性があります。

通信量やバッテリー消費などのデメリットはほぼ無いので、今からインストールしておいて正規版へのアップデートを待ちましょう。

公開日時 : 2020年06月26日

菅野 辰則 ― ライター
菅野 辰則 ― ライター

最新ガジェット、家電、デバイスが大好物。秋葉原、ネットショップでコスパの高い中古端末に目を光らせている。iPhone・iPadを格安SIMとWiMAXで利用中。趣味はダンス、週4日のトレーニングを欠かさない。

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