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スマホの動画が再生できないときの原因・対処法を徹底解説

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動画を再生するときに、再生できなかったり、再生している途中で止まったり、画像がかくかくしていたりすると、ストレスを感じる人は少なくないでしょう。
このような動画が再生できないトラブルはどうして起こるのでしょうか。
スマホで動画を見るときに再生する動画には、スマホ本体で撮影した動画とアプリを使ってストリーミング再生を行う動画があります。
これらの動画の再生時に起こるトラブルの原因には様々なものがあり、自身で対策を行えば、動画が見られるようになる場合があります。
ここでは動画が再生できないときの対処法を解説しています。スマホで動画を見るときに再生できないなどのトラブルが発生した場合に参考にしてください。
目次
スマホで動画が再生できないときの対処法

ここではスマホで撮影した動画が再生できないときの対処方法を解説します。
- 再起動する
- メモリの残量を確認する
- 動画のファイル形式を確認する
- キャッシュをクリアする
- SDカードを差しなおす
再起動する
スマホに不具合が出たときに再起動すると、スマホの動作状態が改善されることがあります。動画が再生されないときにも再起動で改善される場合があります。
iPhoneでは、以下の方法で再起動が行えます。
【iPhone XやiPhone 14(ホームボタンなし)の場合】
- サイドボタンと音量調節ボタンの片方を同時に長押し
- 電源オフのスライダーが表示される
- 再起動を行う
【iPhone SE(第3世代)やiPhone 8以前(ホームボタンあり)の場合】
- サイドボタン長押し
- 電源オフスライダーが表示される
- 再起動を行う
また、Androidの端末は、ほとんどの端末で電源ボタンを30秒程度長押しすることで再起動できます。
再起動はほとんどのスマホで誰でも簡単にできるので、動画が再生されない不具合が起きたときにはまず試してみるとよい方法です。
メモリの残量を確認する
スマホは高画質できれいな動画が誰でも簡単に撮影できます。しかし高画質の動画は、本体のメモリ容量を圧迫してします。
このメモリ容量(RAM)は大きいほど作業を早く進められます。
本体のストレージを圧迫していると処理速度が遅くなり、動画を再生するときに不具合が発生することがあります。
そのため動画の再生がうまくできない場合には、本体のストレージを確認するとよいでしょう。
ストレージに余裕がない場合には、使っていないアプリをアンインストールしたり、写真や動画のデータをクラウド上にバックアップを取って、本体から削除したりするとよいでしょう。
スマホの容量を増やす方法についてはこちらの記事で解説していますので、ぜひ参考にしてください。
iOS端末のアプリの削除方法
iOS端末は以下の方法でアプリの削除ができます。
- 削除したいアプリのアイコンを長押し
- メニューが表示されるので「Appを削除」をタップ
- アプリを削除しますかと表示されるので「削除」をタップ
Android端末のアプリの削除方法
Android端末では、バージョンによってアプリの削除方法が異なります。ここでは、Android 13以降の端末の削除手順を紹介します。
- Google Playストアアプリを開く
- 右上のプロフィール アイコンをタップ
- [アプリとデバイスの管理] →[管理] をタップ
- 削除したいアプリを選ぶ
- 「アンインストール」をタップ
写真や動画を削除するときは、使っているアプリから削除できます。このような方法でストレージに余裕を持たせると、改善されることがあります。
動画のファイル形式を確認する
スマホで撮影した動画は、撮影に使用したデバイスによって動画ファイルの形式が異なります。
iPhoneでは、.mov、.mp4、m4vなどの拡張子がついたものが再生できます。Androidではmp4.に対応している機種が多いです。
再生しようとしている動画の拡張子が端末に対応したものでないと再生ができないため、動画ファイルの拡張子を確認してみてください。
もしも拡張子が上記以外のものであれば、mp4.に変換することでiPhoneやAndroidのほとんどの端末で見られる可能性があります。
異なる拡張子の動画を見たい場合には、変換ソフトを使って拡張子を変更して再生するか、その拡張子に対応したデバイスで再生してみるとよいでしょう。
キャッシュをクリアする
キャッシュがたまっていると、動画再生アプリの動作に悪影響を及ぼす場合もあります。この場合キャッシュの削除を行えば、動画がスムーズに再生できるようになります。
Safariのキャッシュを削除する方法
ただしiPhoneではアプリを指定してキャッシュの削除はできません。SafariやChromeのキャッシュの削除は可能なので、ここではSafariのキャッシュの削除方法を紹介します。
- 設定アイコンを開く
- Safariを選択する
- 「履歴とWebサイトデータを消去」
以上の方法で履歴を削除できます。
Androidのキャッシュを削除する方法
またAndroidのキャッシュの削除はアプリごとに指定できます。
- 設定アプリを選択する
- 「ストレージ」を選択する
- 「アプリ」をタップ
- キャッシュを削除したいアプリを選ぶ
- 「キャッシュを削除」をタップ
- 「キャッシュが削除されました」と表示されたら完了
キャッシュがたまっていると動画の再生がスムーズにできない場合があるので、この方法でキャッシュを削除しておくとよいでしょう。
SDカードを差しなおす
撮影した動画をSDカードに保存している場合、SDカードが正しくセットされていないと、動画が再生できない場合があります。
SDカードを使用しているときには、SDカードを取り出して差しなおしてみるとよいでしょう。
またSDカードの端子部分が汚れていると動画の再生に影響することがあります。SDカードを抜いて、綿棒などで掃除して差しなおすと再生できる場合があります。
このようにSDカードに保存した動画を再生する場合には、SDカードの状態が再生に影響することがあるのでSDカードを確認するとよいでしょう。
YouTubeが再生できないときの対処法

YouTubeなどのアプリを使って動画を再生するときにも、動画が再生されないというトラブルが起こる場合があります。
ここでは、YouTubeの動画が再生できない時の原因と、対処法を解説します。これらの対処を行って、改善できるかを確認しましょう。
- 再起動する
- 履歴やWebサイトの情報を削除する
- 画質を下げる
- バックグラウンドのアプリを終了する
- アプリのキャッシュをクリアする
- ネットワークの接続を確認する
- 最新のOSにアップデートする
- データチャージする
再起動する
YouTubeで動画を再生するときにも、再起動することで改善されることがあります。再起動はスマホに不具合が生じた場合、最初に行うとよい対処法です。
履歴やWebサイトの情報がたまっている
履歴やWebサイトのキャッシュがたまっている場合にも、動画の再生に影響を与える可能性があります。
iPhoneでの履歴やWebサイトのキャッシュの削除は、スマホに保存した動画が再生されないときと同じようにキャッシュの削除が行えます。
Chromeの履歴の削除方法
Androidの端末では、以下の方法で履歴の削除が行えます。ここでは、Chromeの履歴の削除方法を紹介します。
- Chromeアプリを開く
- メニューアイコンをタップして、履歴を選ぶ
- 「閲覧データを削除」をタップ
- 期間を選択肢、削除する履歴の範囲を選ぶ
- 「閲覧履歴」のチェックボックスにチェックを入れる
- 「データを削除」をタップ
上記の手順で使用しているブラウザの履歴の削除を行えば、再生ができるようになる可能性があるので、試してみるとよいでしょう。
画質を下げる
高画質な動画の場合、容量が大きく処理に負荷がかかることにより、再生時にエラーが発生する場合があります。
画質を下げることで動画ファイルの転送がスムーズになり、再生できるようになることがあります。
画質の変更方法は、以下のとおりです。
- YouTubeの再生画面を表示
- メニューアイコンをタップ
- 画質をタップ
- 画質を選ぶ
画質は1080p~144pまで選べます。うまく動画が再生できないときには徐々に画質を下げながらスムーズに再生できる画質を探してみましょう。
バックグラウンドのアプリを終了する
動画を再生するアプリのほかに複数のアプリが起動していると、動画の再生に影響が出ることがあります。
アプリの起動中は、スマホのメモリを使用するので、起動しているアプリが多いほどメモリを圧迫し、動画の再生がスムーズにできなくなる可能性があります。
バックグラウンドで起動している必要のないアプリを終了してみましょう。
起動中のアプリを終了する方法
iPhone 8以前のモデルでは、以下の方法でアプリを終了できます。
- ホームボタンを素早く2回タップ
- マルチタスク画面が表示されるので、左右にスワイプしながら終了したいアプリを表示
- 終了したいアプリを上にスワイプ
ホームボタンがないiPhone X以降のモデルでは、画面下部から上に向かってスワイプしながら画面中央で指を止めるとマルチタスク画面が表示されます。
その後は、同じように終了したいアプリを選択して、上にスワイプすると終了できます。
Androidの場合には、画面下部のタスクボタンをタップすると、起動しているアプリが表示されるので、終了したいアプリを選び×マークをタップしてアプリを終了できます。
アプリのキャッシュをクリアする
Android端末は、アプリごとにキャッシュをクリアできます。キャッシュの消去方法は、スマホで撮影した動画が再生できないときの対処法と同じです。
YouTubeなどの動画アプリの動画が再生できないときにもこの方法は有効です。
ただしiPhoneではアプリごとのキャッシュのクリアができないので、再起動をしてみるとよいでしょう。
ネットワークの接続を確認する
動画をストリーミング再生する場合には、通信が安定していないと再生が止まったり、動画がかくかくとした動きをしたりする場合があります。
しかし通信速度が安定しているかどうかよくわからないという人は多いでしょう。
そのためWiFiを使用して再生を行っている場合は、モバイル回線に繋ぎなおして再生してみるという方法があります。
またWiFiを一度切断して、再度、接続しなおすとスムーズに再生できることがあります。
iPhoneでWiFiに接続している場合は、設定アプリからWiFiを選んでオフにすると自動的にモバイルネットワークに接続されます。
Android端末でWiFi接続を切り替える方法
またAndroid端末の場合には、以下の方法でWiFiの接続のオン・オフが行えます。
- 設定アプリを開く
- ネットワークとインターネットを選択
- WiFiのオフに切り替える
このようにして動画が再生できるか確認してみてください。
ネットに接続できない原因と対処法についてこちらの記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
最新のOSにアップデートする
OSが最新のものでないと、動画の再生がスムーズにできない場合があります。OSが古いことが原因の場合、OSを確認して最新のものにアップデートすることで、再生できる可能性があります。
OSを最新のものにアップデートすると、不具合が改善され、操作しやすく改善されたり、セキュリティレベルが上がったりします。
新しいOSが出たらアップデートすることをおすすめします。
【iPhone】アップデート方法
iPhoneのアップデートは以下の方法で行います。
- 設定アプリを開く
- 一般を選択
- ソフトウェア・アップデートを選択
- ダウンロードしてインストールをタップ
- インストールをタップ
- 完了
【Android】アップデート方法
Androidも簡単にアップデートができます。
- 設定アプリを開く
- システムを選択
- 詳細設定を選択
- システムアップデートを選択
- 完了
データチャージする
スマホの料金プランは、高速データ通信の容量によって料金が決められているものがほとんどです。
この高速データ容量の上限があるプランでは、上限を超えると通信速度が制限されます。
たとえばドコモの場合には、契約している通信容量の上限を超えると128Kbpsまで制限され、動画を再生するには適しません。
低速制限中は、読み込みが遅くなったり、再生がうまくできなかったりというトラブルが起こる可能性が高いです。
高速データ通信容量を超えていないかを確認して、速度制限が原因であればデータ容量を追加すると動画がスムーズに再生できます。
対処を行っても動画が再生できない場合は?
これまで紹介した対処法を試してみても改善できない場合には、スマホ本体の故障や動画の配信元でトラブルが起きている可能性があります。
以下のことを確認して解決しない場合には、修理店に相談してみるとよいでしょう。
- 動画配信サービスの障害情報を確認する
- YouTubeの場合:YouTubeヘルプを活用する
- 修理を依頼する
動画配信サービスの障害情報を確認する
色々な方法で対策を行っても改善されない場合には、インターネットでアプリの提供元で障害が発生していないか確認しましょう。
動画が見られないときには、スマホ本体や通信状態が原因の場合があります。このほかにもアプリの提供元で障害が発生している場合には動画が再生できない場合があります。
障害が発生している場合には、復旧されるまで動画を見られない可能性があります。
YouTubeの場合:YouTubeヘルプを活用する
YouTubeには利用者が問題を解決する方法を見つけられる、YouTubeヘルプがあります。
ここでは様々なトラブルシューティングが見つけられます。動画の再生の際のトラブルについても記載されているので、自身で解決できないときには参考にするとよいでしょう。
またYouTubeヘルプには、コミュニティがあり、そこで質問するとユーザーの中で詳しい人が返信してくれる可能性もあります。
無料の一般ユーザーは、基本的にYouTubeアプリからフィードバックを送れるのみで、直接の問い合わせはできません。
そのためYouTubeで動画の視聴でトラブルが発生したときには、これらのヘルプやコミュニティを利用することをおすすめします。
修理を依頼する
様々な方法で対策を行っても、動画が再生できないときにはスマホ本体が故障している可能性があります。
自身で解決できないときは修理店に相談してみることもおすすめです。
iPhoneの不具合はiCrackedへ

iCrackedでは、iPhoneの機能を熟知したエキスパートが高品質なパーツを使用して、対面で修理を行っています。
動画再生時の不具合は、アプリの不具合であったり、通信状態が悪かったりと原因が分かりづらく、どこに相談するとよいのかわからない人も多いでしょう。
iCrackedなら「iTechサポートサービス」を利用して、モバイル端末の悩みやスマホのトラブルの相談ができます。
1回3,300円(税込)でスマホに関する相談ができるので、動画が再生できないトラブルのときにおすすめです。
また相談時に故障が見つかった場合も、修理を専門としているのでその場で修理が依頼できます。
自身でスマホのトラブルが解決できないときには、iCrackedに相談してみるとよいでしょう。
スマホで快適に動画を楽しもう

- スマホで動画が再生できない原因・対処法
- YouTubeが再生できない原因・対処法
動画が再生されないトラブルには、様々な原因と対処法が存在します。
スマホ内の動画なのか、YouTubeなどのインターネット動画なのかによっても対処法が変わるので、該当する対処法を試してみてください。
ここで紹介した対処法は自分でも簡単に試せる解決方法です。考えられる対処法を試した上で、それでも直らない場合は、修理店への相談や修理依頼することをおすすめします。
公開日時 : 2023年03月29日

最新ガジェット、家電、デバイスが大好物。秋葉原、ネットショップでコスパの高い中古端末に目を光らせている。iPhone・iPadを格安SIMとWiMAXで利用中。趣味はダンス、週4日のトレーニングを欠かさない。
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