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U-NEXTのお得な支払い方法を解説|支払い方法によっては損をする可能性あり

動画配信サービスの「U-NEXT」契約を検討しているとき、確認しておきたいのが支払い方法です。U-NEXTでは多彩な支払い方法を用意しています。
しかし、なにも知らないまま契約すると、本来選べるはずの支払い方法が表示されなかったり、手数料の分通常料金より高い額を支払うことになったりして、後悔してしまうことがあります。
そこで、U-NEXTの契約前に確認しておくべき、支払い方法や注意点についてまとめました。無料体験の登録方法や、登録時にお得になる方法も紹介するので、参考にしてください。
目次
U-NEXTで料金の支払いが発生するケース

U-NEXTに加入すると、料金の支払いが必要になるケースは2つあります。1つは月額料金の支払いで、もう1つはレンタル購入など、別料金となるコンテンツの支払いです。それぞれ次の特徴があります。
月額料金の支払い
U-NEXTの月額プランは2,189円(税込)で見放題が楽しめる「月額プラン」プランです。
月額料金は動画配信サービスの相場と比べるとやや高めですが、その分毎月1,200円分のポイントがつきます。そのため、実質月額は989円(税込)と考えてもよいでしょう。
ポイントチャージ
U-NEXTではポイントを使用することで、次のようなサービスを利用できます。
- 新作などポイント制動画のレンタルや購入
- NHK番組などが視聴できる月額パックの購入
- 電子書籍の購入
- 映画館の割引チケットの購入
月額プランでは毎月1,200円分のポイントが付与されますが、足りない場合はポイントを別途購入できます。これが「ポイントチャージ」です。
また、例えば1,200ポイント所持しているときに1,300円の動画を購入しようとした場合、不足する100円分についてはチャージを省略して、直接クレジットカードなどで支払うことも可能です。
ポイント購入する際は一応確認画面が出るものの、2クリック程度で簡単に購入できてしまいます。誤って購入することのないよう注意しましょう。
U-NEXTの支払い方法一覧
続いて月額料金やポイントの支払いに利用できる手段を紹介します。U-NEXTで扱っているのは次の6つです。
クレジットカード
オーソドックスな支払い方法としてクレジットカードが利用できます。対応ブランドは次の通りです。
- Visa
- Master Card
- JCB
- アメリカン・エキスプレス
- ダイナースクラブカード
特にこだわりがないなら、U-NEXTではクレジットカード決済が最も汎用性が高くおすすめです。他の支払い方法と違い、デメリットも特にありません。
キャリア決済
U-NEXTではキャリア決済も選択可能です。
- ドコモ払い
- auかんたん決済
- ソフトバンクまとめて支払い
- ワイモバイルまとめて支払い
以上4種類に対応しています。残念ながらウォレット決済には非対応です。
また、U-NEXT対応のテレビで視聴する場合、テレビによっては決済サービスに対応していない可能性があります。
その他、キャリア決済を利用するのに、いったんクレジットカード登録が必要になる場合もあります。
Amazon.co.jp
U-NEXTは「Amazon Fire TV」や「Fire TV Stick」にも対応しています。これらを利用して視聴する場合、Amazon.co.jpを通して、Amazon.co.jpが定める支払い方法を利用可能です。
ただし、ポイントチャージは「Amazon Fire TV」や「Fire TV Stick」経由でしか行えません。
Apple ID
iPad、iPhoneといったiOSで視聴する場合は、Apple IDに紐づけて決済が可能です。
簡単な登録方法としては、まずU-NEXTアプリをインストールし、アプリ経由で新規登録すると、支払い方法としてApple IDが利用できます。
Uコイン
Uコインは、iOSのU-NEXTアプリのみで利用できる専用コインです。アプリ内においてApple ID支払いによるチャージが可能で、チャージ後はポイント購入にのみ使えます。
ただし、このUコインは有効期限がないメリットがある一方、通常のポイントと違い1Uコイン=1.2円と割高です。あえてチャージする意味はあまりなく、おすすめできません。
面倒でも、Webブラウザ経由でU-NEXTにアクセスし、ポイントをチャージした方がお得に使えます。
ギフトコード/U-NEXTカード
U-NEXT専用のプリペイドカードである「U-NEXTカード」やギフトコードを購入し、支払いに使うこともできます。
「U-NEXTカード」はコンビニによくあるカードタイプのもので、ギフトコードは主にオンライン上で発行される8桁の番号そのものです。
これらのプリペイドカードやコードは、月額料金として充当できるタイプと、月額料金には利用できず、あくまでポイント購入用に使えるものとがあります。
それぞれのカードの種類や購入場所などについて、次の表にまとめました。
種類 | 販売金額 | オンライン取扱店舗 | 取扱店舗 |
---|---|---|---|
30日間 見放題+1,200ポイント | 1,990円 | giftee Kiigo Amazon Qoo10 |
セブン-イレブン ローソン ミニストップ ファミリーマート ヤマダ電機 ヨドバシカメラ ビックカメラグループ エディオングループ ドン・キホーテ 東海キヨスク |
7日間 見放題+550ポイント | 980円 | – | セブン-イレブン ローソン ミニストップ |
550ポイント | 550円 | giftee Qoo10 |
– |
3,000ポイント | 3,000円 | giftee Kiigo Qoo10 |
セブン-イレブン ローソン ミニストップ |
5,000ポイント | 5,000円 | – | セブン-イレブン ローソン ミニストップ |
550~50,000ポイント | 550円~50,000円 | Kiigo | ファミリーマート ヤマダ電機 ビックカメラグループ エディオングループ ドン・キホーテ 東海キヨスク |
U-NEXTの支払い方法に関する注意点

次に、それぞれの支払い方法に関する注意点をいくつか紹介します。U-NEXTでは、すべての支払い方法が同じ条件で利用できるわけではありません。
支払い方法次第では損をしてしまう可能性もあります。ぜひ、無料登録前に確認しておきましょう。
デビットカードとプリペイド式クレジットカードは使用できない
U-NEXTはクレジットカードでの支払いに対応していますが、デビットカードやプリペイド式クレジットカードには一切対応していません。また、カード番号の登録時にはセキュリティコードが必要です。
キャリア決済が選べるのは初回登録時のみ
U-NEXTの支払い方法で人気が高いのがキャリア決済です。しかし、このキャリア決済は、初回の登録時にしか選べません。
途中からどうしてもキャリア決済にしたい場合は、いったん退会して、改めてスマホから申し込みし直すのも手です。
なお、クレジットカードなどからキャリア決済への変更はできませんが、キャリア決済からクレジットカードなどへの支払い方法の変更はいつでもできます。
PCからキャリア決済は登録できない
キャリア決済を選べるのは、スマホから申し込んだときのみです。PCから申し込むと、そもそも支払い方法の選択肢に表示されません。
そのため、事前に支払い手段としてキャリア決済が存在していることを知らないと、そのままクレジットカードなどで契約してしまい、後悔することもあります。登録前にどちらで支払うかよく検討しておきましょう。
クレジットカード決済とAmazon決済以外はポイント購入で損をする
支払い方法を検討する上で、忘れてはならないのが「ポイントバックプログラム」です。
ポイントバックプログラムは、動画や電子書籍などを購入するためにポイントを使う際、毎月チャージされる1,200円分を超えて利用すると、その超えた分の金額について一部をポイントバックするものです。
実はこのポイントバックは、どの支払い方法を選ぶかによって還元率が2倍も異なります。
月額料金以外に課金する気がない場合は関係ありませんが、ポイント購入を利用する予定があるのなら、考慮しておきたい要素です。
支払い方法 | 還元率 |
---|---|
クレジットカード | 40% |
Amazon.co.jp | 40% |
キャリア決済 | 20% |
Uコイン決済 | 20% |
U-NEXTカード | 0% |
この通り、クレジットカードとAmazon.co.jp経由での支払い以外は還元率が落ちます。また、U-NEXTカードやギフトコードにいたっては、対象外であるため注意しましょう。
Apple IDは月額料金が他の支払い方法より高くなる
支払い方法に「Apple ID」があるため、iOSユーザーはついApple IDで決済したくなりがちです。
しかし、Apple IDを通しての決済だと、例えば月額1,990円のプランでは2.182円と、200円近く高くなります。Apple IDを通すことで手数料が発生するためです。
年間で2,304円、つまり1ヵ月分の月額料金以上の額を損するため、それでも利用するべきかよく考えた方がよいでしょう。
Amazon経由の支払いでは子アカウントの購入を制限できない
U-NEXTでは、1アカウント契約すれば、その下に追加料金なしで子アカウントを設定できるため、家族で楽しめるのが特徴です。子アカウントに対しては、親アカウントからポイント購入の制限を設定できます。
しかし、Amazon.co.jp経由での支払いを選択している場合、この購入制限が適用されません。
チャージしたポイントが子アカウントの利用者に使われてしまう可能性があるため、1アカウントを複数人で使う場合は注意が必要です。
UコインはiOSでしか使えない
UコインはiOSのアプリ内専用コインであるため、PCやAndroidスマホではUコインのチャージができません。
また、契約途中で機種変更した場合も、iOS内にあったUコインをAndroidスマホに移行することはできないため注意しましょう。
U-NEXTカードは無料体験登録に使用できない
無料体験登録をする場合、支払い方法としてU-NEXTカードは選べません。U-NEXTカードは前払い式で購入するしかなく、無料体験の主旨から外れてしまうためです。
もし、無料体験しつつU-NEXTカードを使いたい場合は、いったんクレジットカードやキャリア決済など、別の支払い方法を登録する必要があります。
あるいは単純に、無料会員登録してからU-NEXTカードを支払い方法に登録して利用すれば、無料体験はできなくなるかわり、クレジットカードなどの登録は必要ありません。お好みに応じて選びましょう。
U-NEXTでの支払い方法の変更手順
ここまでU-NEXTでの支払い方法や、それぞれの支払い方法におけるメリットやデメリットを紹介してきました。
次に、U-NEXT内で支払い方法を変更する方法を解説します。支払い方法の変更はとても簡単です。
- 公式ホームページにアクセスしてログイン
- メニューから「設定・サポート」を選ぶ
- 「支払い情報の登録・変更」を選ぶ
- 現在の支払い情報を確認し「次へ」を選ぶ
- 新しい支払い方法を入力して「登録」を選ぶ
U-NEXTの無料体験はお得なタイミングを見て登録しよう

U-NEXTでは、初回登録者に対して31日間の無料期間を用意しています。
継続して使う可能性があるのなら、無料体験の登録タイミングは慎重に選びましょう。U-NEXTでは、無料体験から32日後に課金が開始されますが、日割りの概念がありません。
例えば、32日後が5月31日だった場合、丸1日間しか利用していないにも関わらず、5月分の月額料金がまるまる課金されてしまいます。さらに、7月1日になれば7月分の利用料金も発生します。
このため、U-NEXTで最もお得となる登録のタイミングは、無料体験登録から32日後に毎月の1日が来るようにすることです。
無料体験登録の際、いつまで無料で使えるか日付が表示されるため、確認してから登録しましょう。無料体験登録の手順は次の通りです。
- 公式ホームページから「まずは31日間無料体験」をクリック
- 氏名や生年月日、パスワードなどの情報を登録して次へをクリック
- 無料期間の終了日を確認する(月末になればなるほど損をする)
- 支払方法を登録して送信をクリック
- 登録完了
無料体験期間中は、U-NEXTのすべてのサービスや機能を制限なく体験できます。また、無料体験でありながら、新作の購入などに使えるポイント600円分もついてくるのが魅力です。
登録タイミングと、キャリア決済の場合はスマホ経由で登録することだけ注意して、無料体験を楽しみましょう。
自分に合った支払い方法を見つけてから無料体験に登録しよう
U-NEXTはクレジットカードやキャリア決済、Amazon支払いやプリペイドカードなど多彩な支払い方法があります。しかし、それぞれの支払い方法によってデメリットが発生することがあるため注意しましょう。
特に、キャリア決済は初回登録時に、スマホ経由の申し込みでしか選択できません。
また、ポイントバックの還元率が一番高いのはクレジットカード払いとAmazon経由での支払いです。その他の支払い方法では還元率が半分か0%になります。
ポイント購入をよく使うなら還元率の高いクレジットカードかAmazon経由の支払い、あまり使わないならキャリア決済も選択肢に含めてよいでしょう。
それ以外の決済手段は短所も多く、ケースバイケースといえます。支払い方法をよく検討してから、無料体験に登録しましょう。
U-NEXTポイントの使い方について「U-NEXTポイントの仕組み!使い方・購入方法・有効期限」で解説していますのであわせてご覧ください
公開日時 : 2020年06月23日

最新ガジェット、家電、デバイスが大好物。秋葉原、ネットショップでコスパの高い中古端末に目を光らせている。iPhone・iPadを格安SIMとWiMAXで利用中。趣味はダンス、週4日のトレーニングを欠かさない。
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