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おすすめの4Kモニター10選|特徴別に紹介【サイズ・液晶パネル・HDR機能】

おすすめの4Kモニター10選|特徴別に紹介【サイズ・液晶パネル・HDR機能】

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高画質なモニターで映画を見たい、作業スペースを広くしたいなど、様々な理由で4Kモニターの購入を考えている人もいるのではないでしょうか。

4Kモニターの購入を検討している人に向けて、どのような種類があり、それぞれどのような場面に適しているのかを解説していきます。

また、種類ごとのおすすめ商品も紹介するのでポイントを押さえながらチェックしましょう。

4Kモニターのメリット

4Kモニターのメリットを解説します。大きなメリットは次の2つです。

  • 画質がよい
  • 作業スペースが広がる

高画質で精細度の高い美しい映像を表示できるところが4Kモニターの1番の魅力です。

さらに、4KモニターはフルHDモニター4枚分の情報を1枚のモニターに表示することができるので、作業スペースが広がります。

例えば、オンライン会議をしながらインターネットで調べ物や文書の作成をするなど、同時進行しやすくなります。

4Kモニター(液晶パネルの駆動方式)の種類

4Kモニターにはいくつかの種類があり、分類の観点は機能やサイズなど様々です。

ここでは液晶パネルの駆動方式で分類した次の3つを紹介します。

  • TN方式
  • VA方式
  • IPS方式

応答速度が速いTN方式

このTN方式は、応答速度が速く残像感が少ない液晶パネルなので、ゲーミングモニターに多く使用されています。ディスプレイの描画速度を重視する場合におすすめの方式です。

ただし、視野角が狭いというデメリットもあります。複数人で画面を見るというよりも、1人で使う場合に適しているでしょう。

コントラスト比が高いVA方式

このVA方式は、黒と白のコントラストが大きく色の再現性の高い液晶パネルです。純粋な黒を表現することができるので、少人数での映画鑑賞などに向いているモデルです。

視野角は比較的広めのものが多いので正面以外でも視聴できますが、見る位置によって多少色の変化があります。

高画質で視野角が広いIPS方式

このIPS方式は視野角が広く、色の表現度が高い液晶パネルです。見る場所による色の変化はほとんどなくいですが、応答速度には優れていません。

複数人で4Kモニターを囲み、写真などのコンテンツを楽しみたい人におすすめのモデルです。

4Kモニターを選ぶ際のポイント

4Kモニターは様々な観点から選ぶことができます。ここでは、次の3つのポイントを紹介します。

  • モニターの大きさで選ぶ
  • モニターの種類で選ぶ
  • HDR機能付きで選ぶ

モニターの大きさで選ぶ

4Kモニターには、いくつかのサイズがあります。どのような場合にどれを選ぶとよいのかなど、よくあるサイズの種類と特徴を比較して紹介します。

サイズ 特徴
27インチ程度

映像の滑らかさを求める人や、4Kモニターでゲームをしたい人に向いています。

32インチ程度

表示の滑らかさと、作業スペースの広さの両方を求める人に向いています。

40インチ程度

大画面で映画などを見たい人に向いています。


大きく分けるとこの3種類に分類できます。それぞれについて詳しくみていきましょう。

ゲームをプレイするなら27インチ

27インチのモニターは大きさが「約60cm×約33cm」です。

4KモニターではフルHDモニターより文字が小さいので、作業をする際は拡大表示する必要があります。

拡大表示をすると作業スペースの広さが失われてしまうので、スペースを広くしたい人よりも、4Kでゲームをしたい人などにおすすめの大きさです。

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作業スペースを広くしたいなら32インチ

32インチのモニターは大きさが「約70cm×約40cm」です。

32インチでは作業をする際、多少拡大表示をしても作業スペースが十分に確保できます。画面表示の綺麗さと作業スペースのバランスが取れたサイズといえるでしょう。

ただし、デスクが小さい人やゲームをしたい人には少し大きすぎるかもしれません。

大画面を楽しみたいなら40インチ

40インチのモニターは大きさが「約88cm×約50cm」です。

モニターとして作業をするには大きいサイズなので、作業をするのが主な目的の人よりも、映画などのコンテンツを大画面で楽しみたい人におすすめです。

モニターの種類で選ぶ

「4Kモニター(液晶パネルの駆動方式)の種類」で、4KモニターにはTN、VA、IPSという3つの方式があることを紹介しました。ここでは、それぞれの方式がどのような人におすすめなのかを解説していきます。

1人で使うならTN方式

TN方式は応答速度が速く残像感が少ないですが、視野角が狭いので正面から画面を見て1人でゲームをしたい人におすすめのモデルです。

色の再現性を求めるならVA方式

VA方式はコントラスト比が高く、色の再現性に富んだモデルです。黒の表現に優れているので、映画や写真などのコンテンツを楽しみたい人におすすめです。

視野角が広めのモデルもありますが、見る位置によって色が多少変化してしまうでしょう。

複数人で画面を見るならIPS方式

IPS方式は応答速度はあまり速くありませんが、視野角が広く、見る場所による色の変化がほとんどありません。

複数人で映像コンテンツを楽しみたい人や、1つのモニターを見ながら複数人で作業をする人におすすめです。

HDR機能付きで選ぶ

グラフィックの質を求める人は、HDR機能付きのものを選ぶとよいでしょう。HDR機能とは明るさの表現力を劇的にアップさせる機能のことです。

HDRにはいくつかの規格があります。ここではそれぞれの規格について解説します。

HDR10

HDR10は明暗差を表現する色の数が通常の約4倍になります。これは、コンテンツ側色合いを定める規格で、モニターの規格ではありません。「HDR10対応モニター」と表記があるものを選びましょう。

明暗差の幅のある写真などを楽しみたい人におすすめです。

DisplayHDR

DisplayHDRはモニターの性能を定める規格で、モニターのピーク時の輝度を基準に400、600、1000という3つのランクに分かれています。

モニター側の規格であるので、機種ごとに輝度の差はあまりありません。

まだできて間もない規格で、DisplayHDR付きの機種はまだ多くないですが、機種へのこだわりよりもグラフィックをこだわりたい人におすすめです。

サイズ別おすすめ4Kモニター4選

サイズ別のおすすめ4Kモニター4つを紹介します。

  解像度 輝度 液晶方式 コントラスト比 応答速度 HDR 接続端子 スタンド・スピーカー 保証期間

LGエレクトロニクス 24UD58-B

4K 250cd/㎡ IPS 1,000:1 5ms なし HDMI2.0x2 DisplayPortx1 前後チルトのみ・非搭載 3年

アイオーデータ KH2750V-UHD

4K 250cd/㎡ IPS 1,000:1 14ms なし HDMI×3 アナログRGB×1 DispleyPort×1 USB×1 取り外し可能・2W+2W 3年

フィリップス 326M6VJRMB/11

4K 400cd/㎡ VA 3,000 : 1 4ms HDR600 HDMI2.0×3 DP 前後・5w×2 5年

DMM.make モニター ディスプレイ DKS-4K43DG3

4K 非公表 IPS 非公表 非公表 HDR10 / HLG HDMI×3 AV入力×1 VGA×1 USB2.0×2 スタンド2個・スピーカー搭載 1年

【23.8インチ】LGエレクトロニクス 24UD58-B

このモニターは23.8インチモデルです。大きすぎなので奥行きのない事務机でも十分使えるでしょう。

この商品ならではの特徴は、一般的なフルHDモニターと同じサイズで高画質な4Kモニターを使うことができるところです。

スペースの問題から、このようなサイズで4Kモニターを探すと性能があまりよくなかったり、値段が高くなったりしてしまいますが、この商品は、価格と性能のバランスがよいので、コスパを気にされる人にもおすすめです。

【27インチ】アイオーデータ KH2750V-UHD

このモニターは、27インチモデルで、HDRに対応しています。

色ずれが少なく性能もよいですが、コスパもよいというバランスがよい商品です。

視野角が広く、また視野角による輝度変化や色変化が少なく、写真や動画の色を変色せず綺麗に表現できるのがこの商品ならではの特徴でしょう。

また、モニターの近くで作業をしても画素が見えないほどの精細度も長所のひとつです。コスパを気にするけれど、性能をあまり落としたくない人におすすめです。

【31.5インチ】フィリップス 326M6VJRMB/11

このモニターは、31.5インチモデルで、画質調整機能が付いています。

画質調整機能とは、表示するものによって自動でカラー調整をしてくれるもので、場面によって設定を変更する必要がないというのがこの商品ならではの特徴です。

また、一般的なモニターよりもはるかに多くの色を表示できるのも長所のひとつです。

ゲーム向きのモニターなので、4Kモニターでゲームをしたい人におすすめです。

【43インチ】DMM.make モニター ディスプレイ DKS-4K43DG3

このモニターは、43インチの大型モデルです。この商品の魅力は、ほかのモニターと比べて、入力端子が充実していて、ゲーム機やブルーレイレコーダーなど様々な機器とつなぐことができるところです。

テレビの入力端子不足でお悩みの人に最適の商品でしょう。

USBメディアポートも搭載されているのでデジタルサイネージとしても使用できるのがこのモニターの最大の特徴です。

HDCP2.2で著作権保護されているコンテンツの再生にも対応しているのも長所のひとつで、様々な映像作品を高画質、大画面で楽しめます。

液晶パネルのタイプ別おすすめ4Kモニター3選

液晶タイプ別のおすすめの4Kモニターを3つ紹介します。

  解像度 輝度 液晶方式 コントラスト比 応答速度 HDR 接続端子 スタンド・スピーカー 保証期間

iiyama 4K モニター ディスプレイ B2875UHSU-B1

4K 300cd/㎡ TN 1,000:1 1ms なし DisplayPort×1、HDMI×1、DVI-D×1、D-Subミニ15ピン×1 昇降スタンド(130mm)・2.5W × 2 3年

LG モニター ディスプレイ 32UD59-B

4K 300cd/㎡ VA 3,000:1 4ms なし HDMI×2・DisplayPort×1 あり・5W×2 3年

ASUS ROG SWIFT PG27AQ

4K 300cd/㎡ IPS 1,000:1 4ms なし HDMI・DisplayPort・USB あり・2W+2W 3年

大見出しの下に下記3商品の比較表を作成(項目:解像度、輝度、液晶方式、コントラスト比、応答速度、HDR、接続端子、スタンド、スピーカー、保証期間)

TN、VA、IPSそれぞれのタイプごとに1つ紹介

【TN方式】iiyama 4K モニター ディスプレイ B2875UHSU-B1

このモニターは、TNパネルを採用した28インチの4Kモニターです。

この商品ならではの特徴は、10bitカラー対応のTNパネルによる高い色の再現性と応答速度の速さで、画面分割機能を使うと、最大4画面を同時に1枚のディスプレイに表示できます。

また、DisplayPortで接続すると、さらに滑らかなゲームプレイが可能なので、大きな画面をフルに活用し、ゲームも楽しみたい人におすすめです。

【VA方式】LG モニター ディスプレイ 32UD59-B

このモニターは、VAパネルを採用しています。

この商品ならではの特徴は、ブルーライト低減モードやちらつきを抑えて目の負担を軽減してくれる機能を搭載しているところです。

これらの機能がついていることによって、長時間の作業をする人は目の疲労を溜めにくく、作業により集中できるようになるでしょう。

また設定が簡単なところもおすすめのポイントのひとつです。

【IPS方式】ASUS ROG SWIFT PG27AQ

このモニターは、IPSパネルを採用しています。

この商品ならではの特徴は、NVIDIA G-SYNCへの対応に各種ゲーム用機能の搭載などゲーマー向けに特化した液晶ディスプレイとして設計されているところです。

ほかにもチラツキをなくすフリッカーフリー技術など様々な機能を搭載しています。

また、映像に合わせて色彩調整ができ、経過時間をカウントできるタイマーモードなどゲームをプレイするのに便利な機能を搭載しているので、ジャンルに関わらず、ゲームをプレイする人におすすめのモニターです。

HDR機能付きおすすめ4Kモニター3選

HDR機能付きのおすすめの4Kモニターを3つ紹介します。

  解像度 輝度 液晶方式 コントラスト比 応答速度 HDR 接続端子 スタンド・スピーカー 保証期間

LG 27UL650-W

4K 350cd/㎡ IPS 1,000:1 5ms HDR10・DisplayHDR400 HDMIx2、DisplayPortx1 あり・なし 3年

PHILIPS 328P6VUBREB/11

4K 400cd/㎡ VA 80,000,000:1 4ms HDR10、DisplayHDR600 HDMI2.0 x2、Display Port1.4 x1、USBType-Cx1 あり・3W×2 5年

BenQ ゲーミングモニター ディスプレイ EL2870U

4K 300cd/㎡ TN

1,000:1

1ms HDR10 HDMI2.0x2、DP1.4、ヘッドフォンジャック あり・2Wx2 3年

大見出しの下に下記3商品の比較表を作成(項目:解像度、輝度、液晶方式、コントラスト比、応答速度、HDR、接続端子、スタンド、スピーカー、保証期間)

自動でモードを変更してくれるLG 27UL650-W

このモニターは、27インチのIPSパネルを採用したモデルです。

この商品ならではの特徴は、IPS液晶パネルを採用しているので、HDR対応のゲームのプレイからビジネス用途でも快適に使えるところです。

ゲームでも、遅延のない映像描画のDASモードや、暗いシーンの視認性を高めるブラックスタビライザーという機能を搭載しているので、快適にゲームを楽しめます。

また、アプリケーションごとに自動でカラーモードを変更する機能がついているので、わざわざ設定をする手間がかかりません。細かい設定などはなるべく避けたいという人におすすめです。

コスパも性能も良いPHILIPS 328P6VUBREB/11

このモニターは、31.5インチでVAパネルを採用しています。

この商品ならではの特徴は、USB-Cドッキングモニターでシンプルな接続を実現できるところです。

このUSB-Cコネクターは電源供給が可能なので、ノートPCの充電をしながら、高解像度ビデオの視聴や超高速データ転送もできます。

USB-C接続が可能で性能がよいのと同時に、コスパもいいので、コストを抑えながら性能も求めたい人におすすめです。

ゲームをプレイするならBenQ ゲーミングモニター ディスプレイ EL2870U

このモニターは、27.9インチでTNパネルを採用しています。

この商品ならではの特徴は、4つのHDRモードとBI+モードを切り替えることができ、視聴環境に従って表示コンテンツに最適な鮮明さを選択できるところです。

映像は細部までクリスタルクリアで、最前衛の視聴体験を楽しむことができます。

また、ブルーライト軽減機能や一体型スピーカーを搭載しているので、豪華な環境で長時間ゲームをプレイしたいという人におすすめです。

使用する目的に合わせてモニターを選ぼう

4Kモニターは高画質で作業スペースが格段に広がるというメリットや、選ぶ際のポイントを紹介してきました。

机の大きさ、高さなどモニターの周辺環境に合わせモニターの大きさで選んだり、大画面で映画を見るのか、ひとりでゲームをするのかなどモニターの種類で選んだり、グラフィックの質を追求してHDR機能付きで選んだり、自分の使用目的に合わせて最適なものを探してみましょう。

とくにパネルの方式は、使用目的に深くかかわるので、TN、VA、IPSのどの方式を選ぶのかはしっかりと考えて選びましょう。

公開日時 : 2020年06月20日

菅野 辰則 ― ライター
菅野 辰則 ― ライター

最新ガジェット、家電、デバイスが大好物。秋葉原、ネットショップでコスパの高い中古端末に目を光らせている。iPhone・iPadを格安SIMとWiMAXで利用中。趣味はダンス、週4日のトレーニングを欠かさない。

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