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  • 更新日:2024年01月22日

iPhoneとAndroidどっちがいいか比較!性能・値段・セキュリティの違い

iPhoneとAndroidどっちがいいか比較!性能・値段・セキュリティの違い

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スマホは「iPhone」と「Androidスマホ」の2つに大別され、スペックや特徴が異なります。

新しいスマホの購入を考えているものの、どちらを選ぶか迷っている方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、iPhoneとAndroidスマホを比較します

スペックや価格がどのように違うか知っておきましょう。また、それぞれのスマホの優れているポイントを解説します。

特徴を理解すれば、自分に合うスマホを選べるようになります。これから新しいスマホを購入しようと考えている方は、ぜひチェックしてみてください。

iPhoneとAndroidの性能比較

まずは、iPhoneとAndroidスマホの性能を比較します。スペックや使い勝手にどのような違いがあるかチェックしましょう

以下の記事では、iPhoneとGoogle Pixelを比較しています。具体的なモデルのスペックを比較検証していますので、こちらもあわせてお読みください。

スマホ本体の基本性能を比較

iPhone Androidスマホ
防水・防塵 iPhone 7以降は標準装備 機種による
カメラの性能 1,200万〜4,800万画素
  • 約1,000万〜5,000万画素
  • 特化したものなら1億画素もある
おサイフケータイ iD、Apple Pay 機種による
ワンセグ なし 機種による
AIアシスト Siri Googleアシスタント
microSDカードスロット なし 機種による

それぞれの基本性能で大きく異なるのは、ワンセグ・microSDカードスロットの有無や、AIアシストの性能です。

iPhoneでは、どの機種もワンセグとmicroSDに対応していません。本体のストレージだけでは不安な方や、ワンセグを観たい方はAndroidスマホを選びましょう。

ただし、iPhoneではiCloudをはじめとした多くのクラウドストレージサービスが使えマます。これらを活用すれば、microSDカードスロットがなくても問題ありません。

AIアシストは、iPhoneだとSiri、AndroidだとGoogleアシスタントに対応しています。

話しかけるだけで起動し、文字入力やリマインダーの設定などをすべて声で操作できます。どちらも非常に優秀ですので、一概に「どっちが良い」とはいえません。

カメラ機能を重視してスマホを選びたい方は、カメラ性能に優れたおすすめのスマホを紹介した以下の記事をお読みください。

iPhone、Androidスマホともに紹介しています。

インストールしたアプリの使いやすさを比較

インストールするアプリは、iPhoneならApp Store、AndroidスマホならGoogle Playからダウンロードします。

人気のアプリなら両方で利用可能で、アプリのラインナップに大きな差はありません。

片方にしか対応していないアプリでも、多くの場合、機能が似ている別のアプリがあります。

差が出るのはOSのバージョンが古くなったときです。

Androidスマホは機種が豊富なため、OSが古くなってくると互換性がなくなり、場合によってはアプリ自体が使えません。

スリープ状態からの使い勝手を比較

スリープ状態からの操作は、どちらのスマホでも頻繁に行います。そのため、ちょっとした使い勝手の悪さはストレスになりかねません。

iPhoneとAndroidごとに、スリープ状態での動作をまとめました。

iPhoneでのスリープ状態からの動作

  • 本体を持ち上げるとスリープ解除
  • スリープ解除後は画面のスワイプ、または顔認証でロック解除
  • 一部の機種のみ時計の常時表示ができる
  • メールの着信で送り主や件名を表示できる
  • iDやQUICPayは指紋/顔認証が必要

Androidスマホでのスリープ状態からの動作

  • 手をかざす、または本体を持ち上げてスリープ解除
  • 顔認証ならオートでホーム画面まで表示される
  • 設定変更で時計などを常時表示できる
  • 一部の機種のみメールの着信時に通知を表示できる
  • 電子マネーはかざすだけ

以上はあくまでも一般的な例で、機種によってスリープ状態からの動作が異なります。

どちらが自分にとってストレスにならないかを考えて、使い勝手を判断しましょう

バッテリー残量の減りの早さを比較

iPhone 15 Google Pixel 8 Xperia 1 V
バッテリー容量 非公開 標準4,575mAh 5,000mAh
連続駆動時間 ビデオ再生:最大20時間 バッテリー駆動時間:24時間以上 動画再生:約20時間
充電時間 約30分で最大50% 約30分で最大50% 約30分で最大50%
機能 バッテリー充電の最適化
MagSafe
バッテリーシェア Xperia独自の充電最適化技術

電池持ちの良さは、バッテリー容量の大きさだけでは一概に判断できません。

iPhoneとAndroidスマホの代表的モデルであるXperia、Google Pixelを、バッテリー容量や使用時間、独自機能の観点から比較しました。

この比較からも、本体による消耗しやすさや独自の節電機能で、バッテリーの減り方がモデルごとに異なることが見て取れます。

頻繁に通知が入る場合は、通知が届いたときに画面を点灯させないように設定すれば、バッテリーの消費を抑えられます

実際の駆動時間だけを比較するなら、公式サイトで個別にスペックをチェックしてみてください。

例えば、iPhone 14シリーズでは、ビデオの連続再生時間は最大20~29時間です。AndroidスマホのXperia 1では、LTEでの連続通話時間が約1,290分となっています。

なお、具体的な数字が書かれていなかったり、動画再生や通話など評価基準が異なったりするので注意してください。

以下の記事ではiPhoneのバッテリー寿命について解説しています。どれくらい寿命があるのか知りたい方はぜひお読みください。

故障したときの修理のしやすさを比較

スマホはどんなに気をつけて使っていても、急に故障したり落としたりして修理が必要になる可能性があります。

契約したキャリアの店舗やApple Storeがあれば、修理の依頼が可能です。しかし、住んでいる場所によっては、個別の修理店しかない場合があります。

個別の修理店では、iPhoneなら種類の少なさからパーツを揃えやすく、基本的にどのお店でも修理可能です。

一方で、Androidスマホは種類が豊富なため、特定のメーカーの端末にしか対応していない場合があります。

近くに個別の修理店しかない方は、AndroidスマホよりiPhoneを使った方が、もしものときに困りません。

iPhoneとAndroidの価格を比較

iPhoneとAndroidスマホの価格を比較します。スマホは日々の生活に欠かせず、長く利用するものです。

買い替える時期などをふまえて、どれくらいの値段なら購入できるかを考えておきましょう。

スマホ本体の新品での価格帯

スマホ本体を選ぶときに、新品の本体価格は重要なポイントです。中古品は人気などで相場が変動するので、最新モデルの新品で価格帯を比較します。

iPhoneは2023年9月22日発売のiPhone 15で約12万円から、iPhone 15 Pro Maxだと約19万円からとなります。

値段は年々上がっており、最新モデルを購入予定なら、10万円以上は想定しておきましょう。

Androidスマホの場合、国内のハイエンドモデルだと10万円を超えるものが多くなります。しかし、海外メーカーの低価格モデルなら1万円台からラインナップがあり、価格を抑えたいならAndroidスマホのほうが向いているでしょう。

iPhoneの価格

シリーズ iPhone 15 iPhone 14 iPhone 13 iPhone 12
通常モデル 139,800円
(+5,000円)
134,800円
(+24,000円)
110,800円
(-1,180円)
111,980円
Proモデル 174,800円
(+10,000円)
164,800円
(+30,000円)
134,800円
(+5,220円)
129,580円
Pro Maxモデル 189,800円
(+10,000円)
179,800円
(+33,000円)
146,800円
(+5,120円)
141,680円

※256GBモデルを税込で比較
※カッコ内は前モデル比

iPhoneの価格を最新のiPhone 15シリーズからiPhone 12シリーズまで、モデルごとにまとめました。

最新モデルのiPhone 15シリーズは12万~25万円台で販売されています。

各キャリアなら以下の購入サポートを利用すると、通常よりも値段を抑えて購入が可能です。

3大キャリアのスマホ購入サポート

  • ドコモ:いつでもカエドキプログラム
  • au:スマホトクするプログラム
  • ソフトバンク:新トクするサポート

スマホ購入サポートとは、簡単にいうと設定した2年後の価格を据え置き、残金を分割払いにするサービスです。

2年後、つまり24回支払った後の下取り価格として据え置き、残りの金額を分割で支払います。

24回支払うこと、スマホを2年後にきれいな状態で返却することが条件ですが、コストを抑えてiPhoneを購入したい場合はぜひ活用しましょう。

iPhoneを安く買う方法やシリーズごとの価格をまとめた記事も、ぜひお読みください。通常価格と一緒にスマホ購入サポート適用後の金額もまとめています。

Androidの価格

Androidスマホの価格帯は非常に幅が広く、ハイエンドモデルから廉価モデルまで多くのラインナップから選べます。

Androidスマホの価格を、代表的なモデルごとに比較してみましょう。

価格(税込)
Oppo Reno 9A 36,720円~46,800円
Google Pixel 8 99,000円~119,900円
Xperia 1 V 189,800円~208,116円

上記の価格はあくまで一例で、キャリアの割引などを活用するとさらに価格が抑えられる場合があります。

海外モデルの中でも、中華圏のメーカーは高スペックで価格が抑えめな機種が多く、4万円前後のモデルも少なくありません。

しかし、Google Playやおサイフケータイが使えないなど、安いながらのデメリットもあります。

価格でスマホを選びたい方に向けて、安いおすすめAndroidスマホをまとめて紹介していますので、気になる方はご一読ください。

iPhoneの強み・優れている点

iPhoneは「スマホといえばiPhone」という方も多い、根強い人気を誇っているシリーズです。

洗練されたデザインだけでなく、毎年行われるAppleの新製品発表イベントも人気の理由かもしれません。

ここでは、Androidスマホと比べたiPhoneの強みやメリットをまとめました。

最新iPhoneの発表情報やスペックをまとめていますので、最新情報が気になる方はお読みください。

操作がシンプルでわかりやすい

iPhoneのメリットの1つは、操作がシンプルでわかりやすいことです。

アイコンからどういう機能なのか大体わかるため、スマホを初めて持つ方や機械に詳しくない方でも簡単に使えます。

機種が変わってもアイコンや操作は基本的に同じなので、機種変更する度に操作を覚え直す必要もありません。一度操作方法を覚えてしまえば、その後ずっと使えます。

また、iPhoneの便利機能や使い方がまとめられている本や記事も多く、使い方が調べやすいのも魅力です。

メーカーが複数あるAndroidスマホに比べ、周りに1人はiPhoneユーザーがいることも珍しくありません。困った時、同じiPhoneユーザーに頼りやすい点もメリットでしょう。

高スペックで型落ちでも十分使える

Androidスマホが1万円前後のモデルからあるのに対し、新品iPhoneは5万円以上に設定されています。

価格が高い分搭載されているスペックも高いため、型落ちでも十分使える点がメリットの1つです。

型落ちというのは、最新モデルより前に発売されたモデルのことをいいます。iPhoneの場合、数年前の型落ちでも最新Androidスマホに引けを取らない性能です。

壊さない限り2年以上は余裕で使えるので、頻繁に買い換える必要もありません。そのため、型落ちモデルでiPhoneを安く手に入れるのもおすすめです。

買い取り・下取り金額が高い

iPhoneは型落ちモデルでも十分に高い性能を備えています。

そのため、Androidスマホに比べて買い取りや下取りの価格が高い傾向にあります。言い換えると、購入時の金額から値崩れしにくいということです。

元々使っていたiPhoneを買い取りや下取りに出せば、新しいiPhoneに買い換える時の元手になります。

持っているiPhoneがいくらになるか知りたい方は、ドコモ・au・ソフトバンクのiPhone下取り額を調査した記事をご覧ください。

セキュリティがしっかりしている

Androidスマホに比べて、iPhoneはウイルスに強くセキュリティが強いと言われています。これは、Androidのアプリに比べて、iPhoneのアプリの審査が厳しいことが一因です。

Androidのアプリを提供する「Google Play」は、数年前までシステムによる自動審査を採用していました。

一方、iPhoneのアプリを提供する「App Store」は、初期の頃から手動で審査を行っています

そのため、アプリのウイルス対策がしっかりしており、セキュリティ性能の高さが特徴です。現在は、どちらも人の目で事前審査を行っています。

こちらの記事では、iPhoneのセキュリティ、ウイルス対策についてまとめています。購入前にチェックしておきましょう。

機種変更時のデータ移行が簡単

機種変更したいけれど、スマホのデータ移行が面倒でなかなか踏み切れない方も多いのではないでしょうか。

データ移行はパソコンが必要だったり、時間がかかったりするイメージがあるかもしれません。iPhoneには「クイックスタート」という機能があります。

クイックスタートを使えば、新旧2台のiPhoneを近づけるだけで、iPhoneのデータ移行が可能です。これなら、パソコンなしでもデータ移行でき、10分以内で終わります

ぜひ、iPhoneのクイックスタートの使い方とデータ移行手順を解説した記事もご覧ください。

周辺機器・アクセサリーが充実している

iPhoneは利用ユーザーが多いことから、スマホケースや充電器といったアクセサリーが充実しています。

外付けレンズやワイヤレス充電器など、周辺機器が多いとそれだけできることも広がります。

特にスマホケースは、Androidスマホに比べて圧倒的にラインナップが豊富です。おしゃれなケースが欲しいなら、iPhoneにして損はないでしょう。

iPhoneの関連商品について気になる方は、iPhoneの人気アクセサリー・周辺機器を総まとめした記事もどうぞ。

Androidの強み・優れている点

Androidスマホには、Androidスマホだけの強みや良さがあります。どのような点が優れているかチェックしてみてください。

種類・大きさが豊富

Androidスマホの最大の魅力は、なんといっても種類が豊富なことでしょう。Apple一社が販売しているiPhoneに比べ、Androidスマホは世界各国の様々な企業が販売しています。

そのため、種類が多いことはもちろん、機能や価格も様々です。多すぎて選べないという方は、Androidスマホのおすすめ機種をランキング形式で紹介した記事をご覧ください。

大きさが豊富

種類が多い分、Androidスマホは画面の大きさも多種多様です。スマホは毎日使うものなので、自分の使いやすいと感じる大きさのものを使いたいでしょう。

軽くて小さい人気のスマホも、大画面で見やすいおすすめ機種も、Androidスマホならきっと見つかります。

種類が豊富

ここ数年で、スマホの常識を覆す驚きのAndroidスマホが発売されています。手書きメモが取れるスマホや名刺サイズのスマホなど、iPhoneにはないユニークなスマホがあります。

中でも、画面をたたんで2画面にできる折り畳みスマホはかなり衝撃的でした。

販売メーカーが多い分、Androidスマホなら今後もおもしろい機能・見た目のスマホが期待できるかもしれません。

ストレージを拡張できる

スマホの保存データがいっぱいになり、写真や動画を泣く泣く消した経験はないでしょうか。

Androidスマホなら、SDカードで保存容量を拡張できます。SDカードを使えばたくさんデータが保存できるだけでなく、昔のスマホのデータも簡単に移せます

年々スマホの性能が良くなり買い替え周期も伸びてきているため、何年使ってもデータを保存しておけるのは大きなメリットです。

結局、iPhoneとAndroidはどっちがいい?

iPhoneがおすすめな人
  • シンプルでわかりやすい操作性のスマホが良い人
  • セキュリティ対策を重視する人
  • スペックにこだわりたい人
Androidがおすすめな人
  • 幅広い価格帯から選びたい人
  • 自分にあった画面サイズのスマホがほしい人
  • ストレージ容量を拡張したり簡単にデータ移行したい人

iPhoneとAndroidスマホのどちらにも、強みやメリットがあるとわかりました。

操作のわかりやすさならiPhone、安さならAndroidスマホといったように、重視するポイントでおすすめが変わります。

スマホを選ぶ前に、価格・性能・見た目など自分が何を重視しているのかを考えてみましょう。

中古品の型落ちスマホを買って使ってみる

もしどうしても決められないという場合は、「中古品の型落ちスマホを購入し、一度使ってみる」という方法もあります。

最近はスマホの耐久性が向上しているため、型落ちスマホでも日常利用程度であれば問題なく使用可能です。

いきなり高価なスマホを買うのが不安な方は、まず中古スマホで試してみるのはいかがでしょうか?

おすすめの中古iPad取扱サイトはこちら

iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター
iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター

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