UQモバイルのSIMロック解除を解説！解除できない原因やロックの確認方法も

「UQモバイルのスマホを他社で使いたい」「スマホはそのままで格安SIMに乗り換えたい」という方も多いのではないでしょうか。

購入先と異なる回線でスマホを利用するときに注意すべきなのは「SIMロック」の存在です。

購入した時期や端末によっては、SIMロックを解除しないとせっかく契約したSIMカードが使えない場合があります。

今回は、UQモバイルのSIMロック解除について、詳しく解説します。

SIMロック解除が不要なケースや確認方法、解除できない時の対処法も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

UQモバイルのスマホはSIMロック解除不要なものがある

まず、UQモバイルで購入したスマホ全てにSIMロックがかかっているわけではありません。

SIMロックの解除が不要かどうかの判断基準は、以下のとおりです。

SIMロック解除が不要	2021年10月1日以降に発売されたスマホ 2022年10月1日以降に購入した「SIMロック解除対応製品」
SIMロック解除が必要	2021年9月30日以前に発売されたスマホ

SIMロック解除が不要なケース

総務省により、2021年10月１日以降に発売される携帯電話端末について、SIMロックを設定せず販売することが義務付けられました。

※総務省「SIMロック解除に関するルール及び各社の取組」

そのため、2021年10月1日以降に発売したスマホを購入したスマホにはSIMロックがかかっていません。

なお、2022年10月1日以降に「SIMロック解除対応製品」を購入した場合、SIMロック解除済みの端末が渡されます。

こちらも、別途SIMロック解除手続きをする必要はありません。

SIMロック解除が必要なケース

2021年9月30日以前に発売されたUQモバイルのスマホは、SIMロック解除が必要です。

SIMロック解除は、パソコンやスマートフォン、店頭で手続きできます。

Android端末は一部の機種のみSIMロック解除のための設定が必要です。当該端末以外のAndroid端末は、もともとSIMロックがかかっていないため、設定は必要ありません。

一部Android機種での利用設定

一部Android機種での利用設定の流れは、以下のとおりです。

設定情報を確認する際は、「設定ファイル」⇒「SIMカードの状態」⇒「ステータス」を確認してください。

なお、機種によって表記が異なる場合があります。

SIMロックがかかっているか確認する方法

手持ちのスマホにSIMロックがかかっているかどうかは、以下の方法を使って確認できます。

SIMロック解除が必要な場合は、そのまま解除手続きも可能です。

手続きは無料で行えますので、SIMロックがかかっていたら、このタイミングで解除手続きも進めましょう。

UQモバイルのSIMロックを解除する方法

SIMロックを解除する方法は2つあります。

どの方法を選ぶかで手順や必要なものが異なりますので、それぞれみていきましょう。

オンラインで手続きする方法

SIMロック解除手数料	無料

UQモバイルのSIMロック解除は、オンラインなら無料で手続きできます。

店舗に足を運ぶ必要がなく、待ち時間もないため、基本的にオンライン手続きがおすすめです。

手続き自体は24時間いつでも可能ですが、21時30分以降に手続きを行なった場合は、翌日9時以降に完了となります。

手続きの流れは以下のとおりです。

なお、2021年9月2日以前にUQモバイルで購入した携帯電話やUQモバイルの回線契約を伴わない携帯電話のSIMロック解除には、IMEI情報が必要です。

店舗で手続きする方法

SIMロック解除手数料	無料または3,300円

店舗でSIMロック解除の手続きをする場合は、店舗の受付時間内に来店する必要があります。

UQモバイルで端末購入と同時にSIMロック解除を申し込む場合は、UQモバイル取扱店で申込可能です。

すでに購入したスマホのSIMロック解除は、au Style/auショップ・auスクエアのみ申込みできます。

スマホの購入と同時に解除を申し込む場合を除いて、SIMロック解除手数料として3,300円(税込)が必要です。

SIMロックが解除できない原因と対処法

SIMロックを解除できない特に考えられる原因は、以下のとおりです。

それぞれの原因と対処法を詳しく解説します。

ネットワークの利用制限がかかっている

各キャリアでは、端末を管理するために製造番号から端末ごとのステータスを調べることができるシステムを取り入れています。

端末の製造番号(IMEI)をもとに、ネットワーク利用制限のステータスを確認できます。

ネットワーク利用制限の結果が「✕」となっている端末は、SIMロックの解除ができません。

ネットワーク利用制限の結果
〇	手続き可
▲	手続き可
✕	手続き不可
ー	手続き可

ステータスが×になっている場合、本体代金の支払い遅延のほか、盗難品や紛失届が出された端末の可能性もあるとされています。

フリマアプリでUQモバイルのスマホを購入する場合などは、ネットワーク利用制限のステータスを必ず確認しましょう。

なお、代金支払い遅延によるネットワーク利用制限であれば、未払い代金の完済後に解除されます。

UQモバイル以外で購入した端末

UQモバイルでSIMロックの解除手続きができるのは、UQモバイルで購入した端末のみです。

例えば、ドコモで購入した端末をそのままUQモバイルで利用したい場合は、ドコモでSIMロックを解除する必要があります。

なお、UQモバイルはau回線を利用しているため、auの端末であれば、SIMロックを解除しなくても利用できます。

SIMロック解除不要なおすすめの乗り換え先

SIMロックの解除ができなくても、他の格安SIMに乗り換える方法はあります。

その方法は、au回線への乗り換えです。

UQモバイルはau回線を利用しているため、同じau回線を利用しているサービスであれば、SIMロックを解除せずに利用できます。

IIJmio

IIJmioはドコモ網とau網に対応していて、au網(au回線)を選べばSIMロック解除不要で使えます。

au網が利用できるのは、「音声SIM」「音声eSIM」「SMS」の3つのSIMタイプです。

データSIMとデータeSIMはドコモ網(ドコモ回線)のみとなっています。

基本的にはデータ通信と音声通話機能を使う人であれば、「音声SIM」または「音声eSIM」を選べば問題ありません。

2GB850円(税込)〜20GB2,000円(税込)で利用できますので、UQモバイルよりも安い料金で運用することができます。

【IIJmio公式】詳細はこちら

mineo

mineoはドコモ・au・ソフトバンクのトリプルキャリアに対応していて、au回線を選べばSIMロック解除は不要です。

SIMロックがかかっている状態でも、そのまま利用できます。

SIMタイプは電話とデータ通信が可能な「デュアルタイプ」とデータ通信のみの「シングルタイプ」から選択可能です。

容量別にコースを選ぶプランと一定の速度で使い放題になるプランがあるほか、かけ放題オプションなども用意されています。

「マイピタ」月額料金

「マイそく」月額料金

【mineo公式】詳細はこちら

povo

povoはauの料金プランの1つです。

基本料金0円で利用でき、必要なデータ容量や通話量に応じて自分でトッピングを追加する仕組みをとっています。

決まったデータ容量を購入するものから、24時間使い放題などの幅広い選択肢の中から選べます。

料金プランをカスタマイズできるので、「自分にあったプランが見つからない」という方におすすめのサービスです。

利用しない月は0円で運用することも可能なので、デュアルSIMとして他回線の予備として契約しておくのにもよいでしょう。

【povo公式】詳細はこちら

au回線のおすすめ格安SIM11社の比較はこちらの記事でも詳しく紹介しています。

UQモバイルのSIMロック解除についてよくある質問

UQモバイルのSIMロック解除方法まとめ

今回は、UQモバイルのSIMロック解除について解説しました。

UQモバイルのSIMロック解除はオンラインなら、24時間いつでも無料で手続きできます。

手続きの流れはとても簡単なので、紹介した方法を参考にして手続きを進めてください。

また、乗り換え先がまだ決まっていない場合は、UQモバイルのSIMロック解除後におすすめの格安SIMも紹介しています。