Apple Musicをオフラインで再生する方法!メリット・注意点を徹底解説

Apple Musicをオフライン再生で利用する方法を紹介しています。オフラインで再生するメリットや、ダウンロード方法(やり方)、削除方法を細かく説明しています。また、オフライン再生の注意点など、Apple Musicでオフライン再生を利用したい人に向けて詳しい情報を掲載しています。
Apple Musicをオフラインで再生する方法!メリット・注意点を徹底解説

最近ベーシック化している音楽ストリーミングサービスは、好きな曲を好きな時にCDを取り込む手間なく聴ける、とても便利なサービスです。

その中でも、Apple Musicは1億曲以上の楽曲を聴くことができ、その全てが通信量や電波を気にすることなく使える「オフライン再生」が可能です。

オフライン再生を利用すると、地下鉄など電波の入りにくい場所や、データ通信制限が迫っているときでも、途切れることなく快適に楽曲を再生できます。

ここでは、Apple Musicをオフラインで再生する方法を紹介します。

Apple Musicでオフライン再生するメリット

Apple Musicをオフラインで再生するメリットを紹介します。

電波のない環境でも音楽が聴ける

Apple Musicは通常、モバイルデータ通信もしくはWiFi接続のある状態で曲を再生します。

しかし、楽曲を端末にダウンロードしてオフラインで再生することにより、外出時に電波がなく、通信できない環境でも音楽を楽しむことができます

このような再生の仕方をオフライン再生と言います。

オフライン再生をすることで、例えば、通勤通学で地下鉄などの電波が届かない場所を利用する場合でも、曲が止まることなく再生できるので便利です。

通信制限を気にせずに音楽を楽しめる

一度端末にダウンロードした楽曲は、電波を通すことなく聴くオフライン再生が可能です。

モバイルデータ通信を利用するストリーミング再生のみでは、通信制限が気になったり、データ通信が低速時になかなか再生されない・途切れてしまうといったデメリットがあります。

しかし、オフライン再生はモバイルデータ通信を使用してないため、WiFi接続がない場所でもデータ通信制限を気にすることなく、好きな楽曲を聴くことができます

何回も聴く曲や、聴く予定のある曲はダウンロードしておくとよいでしょう。

外出時も高音質で再生できる

家庭などのWiFi接続がある状態でダウンロードした楽曲は、オフライン再生でも高音質で聴くことが可能です。

Apple Musicの音質は、WiFi接続時とモバイルデータ通信時では、WiFi接続時の方がよいとされています。

モバイルデータ通信時でも高音質で聴く方法がありますが、その方法で楽曲を再生するとデータ通信量を大幅に使ってしまいます。

そのため、WiFi接続がある状態で一度ダウンロードしておいて、オフライン再生することをおすすめします。

そうすることで、外出時でもデータ通信量を気にすることなく高音質で楽曲を聴くことが可能です。

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Apple Musicで楽曲をダウンロード・再生する方法

Apple Musicで楽曲をダウンロードするのに必要な手順、再生する方法を見てみましょう。

有料会員登録をする

Apple Musicで楽曲をダウンロードするにはまず、有料会員登録が必要です。

端末がiPhoneの場合、購入当初からApple Musicのアプリはありますが、そのままでは、PCから取り込んだ楽曲の再生やプレイリストを作成機能などがあるだけで、楽曲のダウンロードはできません。

そのため、楽曲をダウンロードして聴くためには、有料会員登録が必要です。

Apple Musicには3つのプランが用意されています。

  • 個人プラン…月額1,080円(税込)で個人で利用できます。
  • ファミリープラン…月額1,680円(税込)で最大6人まで利用できます。
  • 学生プラン…月額580円(税込)で利用できます。

自分にあったプランを見つけて、登録しましょう。

AppleMusicの学生プランについて具体的に解説している記事も紹介していますので、ぜひこちらも参考にしてみてください。

楽曲のダウンロード手順

楽曲をダウンロードする方法を見ていきましょう。

  1. Apple Musicを起動し、曲名やアーティストで検索
  2. 楽曲リストの追加マーク(「+」のマーク)をタップし、ライブラリに追加
  3. アルバム全体をダウンロードする場合はジャケットの右横にある「+追加」マークをタップし、ライブラリに追加
  4. 追加マークをタップすると雲の図に↓がついたマークが表示
  5. 雲の図に↓がついたマークをタップすると楽曲のダウンロード開始

上記の手順で楽曲のダウンロードが完了します。

ライブラリに追加しただけでは、オフライン再生はできません。オフライン再生をするためには必ずダウンロードの手順を行いましょう。

AppleMusicでのダウンロードについてまとめている記事も紹介していますので、ぜひこちらも参考にしてみてください。

ライブラリへの追加と楽曲のダウンロードをまとめて行う設定

Apple Musicは、ライブラリの追加と楽曲のダウンロードを、まとめて行う設定に変更ができます。

  1. 設定を開く
  2. 「ミュージック」を開く
  3. ダウンロード項目にある「自動的にダウンロード」をオンにする

毎回、ライブラリへ追加した後にダウンロードを行うのが面倒な場合は、この方法がおすすめです。

ライブラリに追加する楽曲とダウンロードする楽曲を分けたい場合は、自動ダウンロードをオフにしましょう。

作成したプレイリストをダウンロードする方法

今日聴きたい曲、お気に入りの曲、気分やシーンに合わせた曲を集めたプレイリストを作って、それをオフライン再生することも可能です。

  1. 「ライブラリ」の「プレイリスト」からオフライン再生したいものをタップ
  2. ジャケットの横にある雲の図に↓のついたマークを押す
  3. 「ダウンロード済み」と表示されたらオフライン再生可能

プレイリストごとダウンロードしておくことで、毎回、次の曲を選ぶ必要がなくなります。

AppleMusicのプレイリストの設定・共有方法について具体的に解説している記事も、ぜひ参考にしてみてください。

ダウンロードした曲を再生する方法

ダウンロードした曲のみを再生する方法をみていきましょう。

  1. Apple Musicの一番左下、「ライブラリ」をタップ
  2. 「ダウンロード済み」をタップ
  3. ダウンロードした曲のみがでてくる

ここに表示されている曲は全てオフライン再生が可能です。

「ダウンロード済み」から再生すれば、ライブラリには保存していたけどダウンロードをしていない曲を再生してしまった、ということがなくなります。

ダウンロード済みの曲をシャッフル再生する方法

ダウンロード済みの曲もシャッフル再生が可能です。

  1. 「ライブラリ」の「ダウンロード済み」をタップ
  2. 「曲」もしくは「アルバム」をタップ
  3. 右上の「シャッフル」をタップするとシャッフル再生がスタート

この方法を使うと、もし曲順に飽きても、シャッフルしてオフライン再生できるので便利です。

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Apple Musicでダウンロードした楽曲を削除する方法

ダウンロードする楽曲が増えるにつれ、だんたんデバイスの空き容量(ストレージ)が少なくなります。

そうすると、新しく楽曲をダウンロードできなくなるだけでなく、写真が撮れなくなったり、アプリをダウンロードすることができなくなったりします。

そうならないためにも、ダウンロードした楽曲の中で、あまり聴かなくなった楽曲などを削除する方法をみていきましょう。

ミュージックアプリ内で削除する場合

まず、アプリから曲を削除する方法をみていきましょう。

  1. Apple Musicの「ライブラリ」を開く
  2. 「ダウンロード済み」タブを開く
  3. 削除したいアルバムを選択
  4. アルバムの中の1曲のみを削除したい場合:その楽曲を長押し→「削除」 
  5. アルバム自体を削除したい場合:アルバム選択後、ジャケットの右横の「・・・」のマーク→「削除」

「ダウンロードを削除」は、iPhoneのダウンロード済みから削除されますが、ライブラリには残ります。

「ライブラリから削除」は、ダウンロード済みからも削除されライブラリからも消えます

目的に応じて、どちらかを選んで削除しましょう。

設定アプリから削除する場合

  1. 設定アプリを開く
  2. 「一般」→「iPhoneストレージ」→「ミュージック」の順にタップ
  3. 削除したいアーティスト、曲名を左にスワイプして削除する

この方法では、アルバムや楽曲の横に「〇〇MB」とデータ量が載っているので、削除する前に楽曲のデータ量が確認できます。

データ容量がいっぱいになってしまったら、この方法で、容量の多いものから削除するのも1つの手です。

Apple Musicでオフライン再生する際の注意点

ここでは、Apple Musicをオフライン再生する際の設定や注意点を紹介します。

  • あらかじめiCloudミュージックをオンに設定しておく
  • オフライン再生は歌詞表示に対応していない
  • 楽曲ダウンロードはできるだけWiFi環境で行う
  • ダウンロードした場合でも解約後は聴けなくなる
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あらかじめiCloudミュージックをオンに設定しておく

楽曲をダウンロードするためには、iCloudミュージックをオンにしておく必要があります

オンになっていないと楽曲をダウンロードできず、オフライン再生ができません

iCloudミュージックをオンにする方法

オンになっていない場合は、下の手順で設定できます。

  1. 設定アプリを開く
  2. ミュージックを開く
  3. 「ライブラリ」の項目にある「iCloudミュージック」または「ライブラリを同期」をオンにする

これで、ダウンロードおよびオフライン再生が可能です。

オフライン再生は歌詞表示に対応していない

データ通信を使ったオンライン再生では歌詞表示機能が使えますが、オフライン再生では歌詞の表示ができません

歌詞を表示しながら再生したい場合は、モバイルデータ通信かWiFi接続がある環境で再生しましょう。

楽曲ダウンロードはできるだけWiFi環境で

オフライン再生をするためにダウンロードをする方法を紹介しましたが、ダウンロード時にはデータ通信を使用してしまいます。

データ通信量をできるだけ減らすためには、WiFi接続がある状態でのダウンロードをおすすめします。

楽曲をダウンロードした場合でも解約後は聴けなくなる

Apple Musicでダウンロードした楽曲は永遠に端末に残るわけではなく、Apple Music解約と同時に聴けなくなります

そのため、Apple Musicでダウンロードした楽曲を聴き続けたい場合は、会員登録を継続しましょう

AppleMusicの解約方法についてはこちらの記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

Apple Musicのオフライン再生はメリットがたくさん

Apple Musicのオフライン再生の方法を紹介しました。

オフライン再生のやり方はとても簡単で、ただ楽曲の横にある追加のボタンをタップするだけで完了します。

ダウンロードしておけば、外出時や電波が届かない場合でも、場所を選ばず好きな時に楽曲を聴くことができます。

また、家庭などWiFi接続がある環境で楽曲をダウンロードしておけば、通信料や通信制限を気にすることなく再生ができるので、お気に入りの曲や聴きたい曲はあらかじめダウンロードしておくことをおすすめします。

もし、ダウンロードのしすぎて容量がいっぱいになってしまったら、簡単に削除もできます。

AppleMusicのオフライン再生はたくさんのメリットがありますので、上手に活用し、より便利に快適に音楽を楽しみましょう。

また、AppleMusicの評判についてまとめている記事も紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

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公開日時 : 2023年03月10日

菅野 辰則 ― ライター
菅野 辰則 ― ライター

最新ガジェット、家電、デバイスが大好物。秋葉原、ネットショップでコスパの高い中古端末に目を光らせている。iPhone・iPadを格安SIMとWiMAXで利用中。趣味はダンス、週4日のトレーニングを欠かさない。

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