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Apple MusicとSpotifyを徹底比較!どちらがおすすめ?

いつでも気軽に音楽を楽しむことができる定額制の音楽配信サービスを利用する人が増えてきています。
音楽配信サービスでは一度ダウンロードすれば、オフラインでも聴けるので通信料を気にせずに好きなときに、好きな曲を聴くことができます。
業界最大手のSpotifyに続き、Apple、Amazon、Googleも音楽配信事業に注力をしていて、世界的にも会員数が前年比20%以上増え続けています。
国内外の配信会社がいくつもある中で、どの配信サービスが自分に合っているのかわからないという方向けに、特にユーザー数が多く人気の「Apple Music」と「Spotify」をご紹介します。
Apple製品と相性が良く、ダウンロードが7,000万曲と世界最大の「Apple Music」、全世界で最も多くの人が使っている業界最大手の「Spotify」を、料金、楽曲数、音質や機能ごとに詳しくまとめていきますので、どちらが自分に合っているかをチェックしていきましょう。
目次
Apple MusicとSpotifyの月額料金を比較

月額料金を比較します。
基本的な料金プランは同じです。Apple Musicは個人プランにお得な年間プランがあり、Spotifyにはカップルプランや、利用期間が無制限の無料プランがあります。
Apple Music | Spotify | |
---|---|---|
無料プラン | × | 〇 |
個人プラン | 980円(税込) | 980円(税込) |
カップルプラン | × | 1,280円(税込) |
ファミリープラン | 1,480円(税込) | 1,480円(税込) |
学生プラン | 480円(税込) | 480円(税込) |
無料お試し期間 | 3ヵ月 | 1ヵ月 |
個人年間プラン | 9,800円(税込) | × |
Apple MusicとSpotifyの曲数を比較
配信曲数で比較します。Apple Musicが7,000万曲、Spotifyが5000万曲です。これだけあれば、ほどんどの曲を網羅できますが、Spotifyのほうが若干J-popが少なめです。
Apple Music | Spotify |
---|---|
7,500万曲 | 7,000万曲 |
Apple MusicとSpotifyの音質・機能を比較
音質とそれぞれのユーザーを魅了する優れた機能を比較します。
音質の設定で比較
Apple Musicの音質は、どの料金プランでも256kbpsと言われています。(公式に発表はされていません)
bps(Bit Per Second)は、1秒間に送受信できるデータ量で決定されるビットレートの単位です。高ければ高いほど、リアルな音に近いです。
また、Apple MusicはAACという音声圧縮方式を採用しています。圧縮率が高いほど、データとして送られてくる音質が高くなります。
音楽プレイヤーなどで広く普及しているMP3に比べ、ACCは1.4倍も圧縮率が高いので高音質を可能にしています。
一方Spotifyの音質は、低音質24kbitsから最高音質320kbitまであります。bit( binary digit)は、情報量の最小単位です。高ければ高いほど、音そのものの解像度が細かくなります。
Spotifyは、ネットワークの接続状況に合わせて、自動で低音質24kbit、標準音質96kbit、高音質120kbit、有料プランならば最高音質320kbitに調整してくれる機能がついています。320kbitは業界最高音質となっています。
歌詞の表示機能で比較
Apple MusicもSpotifyも歌詞表示機能があります。歌の進行に合わせて自動で歌詞が流れています。Apple Musicには全文表示機能があるので、一曲の歌詞をじっくり読むことができますです。
Spotifyは、カラオケのように、歌っているところをハイライトで表示してくてますので、一緒に歌うことができます。
Apple MusicもSpotifyも歌詞表示機能はあっても、曲によっては歌詞が表示されない場合もあります。
Apple Music | Spotify |
---|---|
|
|
曲の共有機能で比較
Apple MusicもSpotifyも曲の共有機能があります。Apple Musicは、曲やプレイリストを共有設定にすれば、プロフィールページに表示することができます。
Apple Music内で友達を探してフォローして、友達が普段聴いている曲をチェックしたり、「フレンズ・ミックス」といって、友達が聴いている曲をまとめたプレイリストを自分も聴くことが可能です。
Spotifyは、友達以外にもお気に入りの企業やアーティストもフォローすることができ、大好きなアーティストが聴いている曲をリアルタイムで知ることができます。その曲に瞬時にアクセスして、自分も聴けます。
また、Spotifyは「コミュニケーション機能」といって、お気に入りの曲をSNSなどのツールでシェアすることもできます。
この機能を使えば、TwitterやFacebook、LINEにメッセージを添えて友人に送ることもできますし、よい曲を発信することで共通の趣味を持つ仲間と出会えるかもしれません。
ダウンロード再生で比較
Apple MusicもSpotifyもダウンロード再生が可能です。
よく聴く音楽はダウンロードしておいて、いつでも聴けるようにしておけば、スマートフォンのデータ量を消費したり、通信料がかかったりする不安もなくなります。
オフラインでもお気に入りの曲をいくらでも楽しめます。ただし、Spotifyの無料会員はダウンロード不可なので、有料会員になる必要があります。
ラジオやポットキャスト機能で比較
音楽だけでなく、ラジオやポットキャストを楽しめちゃうのが、Apple MusicやSpotifyの魅力です。
Apple Musicは様々なラジオも楽しむことができます。操作も簡単で、ラジオ局を名前やコールサイン、周波数で検索してライブ配信を楽しめます。
また、Apple提供のネットラジオ局「Beats1」という、24時間年中無休で、人気DJが選曲した音楽や、音楽ニュースやインタビューなどが全世界に向けて配信されている課金不要のラジオも聴けるので、新たな音楽との出会いも期待できます。
一方Spotifyは、Podcastを楽しむことができます。Podcastでは、ニュースや英会話、コメディ、ドラマなどジャンルの幅が広くラジオやテレビ感覚で無料で視聴できます。
お気に入りの番組は保存も可能なので、オフラインで再生も可能です。全世界の万単位ある番組を探せて、お気に入りの番組を登録しておけば自動で配信してくれて、保存もできるPodcastがあれば音楽以外の世界も広がります。
新しい曲を発見できる機能で比較
Apple Music、Spotifyそれぞれに自分が再生した音楽情報をもとに、おすすめの音楽を紹介してくれる機能があります。
Apple Musicには「For You」という機能があり、再生した音楽の履歴からおすすめの曲やプレイリストを紹介してもらえます。
自分でも最近聴いている曲の履歴確認だけでなく、友達が聴いている曲をチェックすることもできる機能なので、自然と自分の好みに合った新しい曲と出会うことができます。
Spotifyには「Spotify Radio」いう機能があり、お気に入りのアーティストやアルバム、プレイリスト、曲をもとに自分だけのオリジナルの曲コレクションを作ってくれます。
さらに、「メイド・フォー・ユー」という機能では、自分がよく聴いている曲だけではなく、シェア、保存、スキップした曲情報から、Spotifyからのおすすめの曲と自分のお気に入りの曲をミックスしたプレイリストを作ってくれます。
随時更新されるので、毎日、新しい曲と出会うことができます。
配信曲数・月額料金を比較し、おすすめ音楽アプリを解説した記事もどうぞ。
Apple MusicとSpotifyの口コミ・使い勝手を比較
口コミを比較しても、双方ともに使い勝手の良さの差はなさそうです。実際に無料プランを試してみて、自分にとっての使いやすさを体感してみるとよいでしょう。
それぞれの口コミをご紹介します。
Apple Musicについての口コミ
アップルミュージック使いやすい(°▽°)
— はしもと (@pinpin21220) December 31, 2018
アップルミュージック使いやすい。オススメのリスト作ってくれるのすんごい便利なんだと今更知ったし。EDM開拓してるところだから、毎週こんな素敵な曲あるんやなって発見があって素敵。いいわぁ。
— おけ (@uniquer_39) November 11, 2018
やっぱりApple Musicに戻ろう、、Spotifyだけにしかないものもそんなにないしむしろ新譜とか無いのも多いし。やっぱりAppleのほうが使いやすい。意外とでかいインタフェース見やすいし押しやすくていいなーって笑あとはSpotifyのほうが重いので通信制限になると終わる
— sora (@sora___73) November 17, 2016
Spotifyについての口コミ
無料のSpotify、めっちゃ使いやすい、、最近アップルミュージックから移行する人よく見るけど納得
— ぱにこたかはし (@zerosum320) June 1, 2019
GooglePlayMusicからSpotifyに変えた。使いやすいしポッドキャストも便利ね。特にビジネス系は隙間時間にありがたいり
— sho.m (@mcoakashot) April 3, 2020
こんにちは。
— misato@一葉 (@Laychan_sukitty) April 8, 2020
Spotifyは広告が邪魔な時ありますが使いやすいですよ
k-popたくさんあります。
AppleMusicの評判をまとめた記事も以下に紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
Apple MusicとSpotifyのメリット・デメリット

次はメリットとデメリットをまとめていきます。自分の好み、期待するものがどちらに備わっているがチェックしてみましょう。
Apple Musicのメリット・デメリット
Apple MusicはApple製の音楽配信サービスなので、iPhone、iPad、MacなどのApple製品と相性がよいことはいうまでもありません。
また、料金プランでは1,960円お得な年間契約も可能です。
AndroidでApple Musicを聴こうとすると不具合がでるという報告もあるので、AndroidユーザーでApple Music派の方は、3か月の無料お試しプランを利用してみるのがよいでしょう。
また、音質に関しては公式な発表もなく、自分で設定ができないのでデータ量に関しては注意が必要です。
メリット | デメリット |
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Spotifyのメリット・デメリット
Spotifyのメリットは、高音質な音楽を聴くことに加えて、ジャンルの音楽と出会うことができるポイントです。使いこなせばこなすほどに、これまでにはない音楽ライフを楽しめます。
歌詞表示もオシャレで、期間無制限の無料プランがあるのも魅力的です。
J-popが少なめ、曲の追加の制限があるので邦楽好きには物足りなく感じる人もいるかもしれません。
メリット | デメリット |
---|---|
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Apple Musicの利用がおすすめできる人
では、具体的にどんな人にApple Musicが向いているのかをまとめていきます。
iPhoneを使っている人
iPhone、他にもApple製のデバイスやアプリを使っている人は、Apple Musicがおすすめです。iTunes Storeで購入した音楽も一緒に管理できます。
Apple Music を聴く場合には、モバイル通信だと音質が低音質になってしまいますが、iPhoneならば、ミュージック設定でモバイルデータ通信を開き、高音質ストリーミングオンにすれが、高音質でダウンロードができます。
つまり、iPhoneユーザーならば、モバイルでも高音質で聴けるということです。
独自の動画コンテンツを楽しみたい人
Apple Musicでは音楽以外に、ネットラジオ「Beats 1」内のアーティストへのインタビュー動画や、ミュージックビデオを楽しめるコンテンツも含まれています。
隙間時間、友達や恋人との時間にミュージック動画も楽しみたい方は、Apple Musicがおすすめです。
お気に入り楽曲を公開して楽しみたい人
音楽共有機能を使い、プレイリストを公開して、友達と一緒にお気に入りの曲を楽しみたい人もApple Musicがおすすめです。
その場で共有できるので、キャンプなど、屋外のオフラインの場所でも、ダウンロードしたプレイリストからお互いの楽曲をシェアして楽しむことができます。
また、音楽を共有しあう友達が多い人は、6人までアカウントがつくれるファミリープランで申し込むのもおすすすめです。
プランの名前にファミリーとついていますが、家族以外の友達とも利用でき、その分料金が安くなるのもメリットです。

Spotifyの利用がおすすめできる人

Spotifyがおすすめの人にはどんな人がいるのでしょう。
洋楽の新しい曲をどんどん聴きたい人
Spotifyは洋楽が充実しています。特に、洋楽の新曲がすぐに聴けるので洋楽好きはSpotifyがおすすめです。
人気番組やTVCMで流れている洋楽サウンドトラックも見つかりやすく、Spotifyユーザーは「聴けない曲がないと言っても過言じゃない」という方もいるほど洋楽のアーティスト数も曲数も豊富です。
そして、聴いている音楽、スキップした音楽を学習し、「Discover Weekly」という自分の好きそうな曲を毎週20曲まとめてくれます。
どんどん新しい曲を聴きたい方には、優れたリコメンド機能を持つSpotifyがおすすめです。
とにかく無料で曲を聴きたい人
Spotifyの無料プランでは、広告収入で成り立っているので、数曲再生する度に30秒程度の広告が再生されます。
しかし、無料で、無料の期間制限もなく、フル再生が可能なのはSpotifyだけです。お金はかけずに、好きな曲を好きなだけ聴きたい方はSpotifyがおすすめです。
音質にこだわりたい人
高音質を求める方はSpotifyがよいでしょう。有料プランであれば、どのプランで申し込んでも最高音質(320kbit)の音質を体感できます。
iPhoneやAndroidのモバイルで聴く方はさほど、大差は感じにくいですが、プロ向けのスピーカーやヘッドフォンを使っている方は、Spotifyがおすすめです。
Apple MusicとSpotifyでお気に入りの曲に出会おう
以上、ユーザーの多い2大音楽配信サービスの「Apple Music」と「Spotify」を比較しました。
配信楽曲数や音質など、わずかな差はありますが、どちらも素晴らしいサービスです。
どちらが優れているかは自分のニーズ次第だと思いますので、無料のお試しプランを活用して、動画、お気に入りのアーティストが聴いている曲、世界中の多ジャンルの新しい音楽に出会うなど、新しい感動体験をしてみてください。
Apple Music の料金や特徴・使い方について「【完全版】Apple Musicの使い方|料金・特徴・できることまとめ」で解説していますのであわせてご覧ください。
公開日時 : 2021年07月19日

最新ガジェット、家電、デバイスが大好物。秋葉原、ネットショップでコスパの高い中古端末に目を光らせている。iPhone・iPadを格安SIMとWiMAXで利用中。趣味はダンス、週4日のトレーニングを欠かさない。
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