iPhoneをパソコンと同期する手順|同期できない原因と対処法

iPhoneをiTunesと同期することで音楽や写真・動画などをパソコンで管理できて便利です。ここでは、iPhoneをパソコンのiTunesと同期する方法と手順、また、手順通り行っても同期できないときの原因や対処法を紹介します。
楽天モバイル20220722 iPhoneをパソコンと同期する手順|同期できない原因と対処法

iPhoneを、パソコン向け音楽管理ソフト「iTunes」と同期することで、音楽や写真、動画・連絡先などiTunesライブラリのコンテンツをそのままiPhoneに転送できます。

同期する方法も手順を追えば、そう難しいものではありません。

ただ、同期する際はいくつかのポイントと注意点があるので、同期前に確認しておくと安心です。

ここでは、同期に関する基礎知識や、iPhoneとパソコン(iTunes)を同期させる方法・手順はもちろん、同期できない場合の原因や、その対処法についても解説します。

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パソコン(iTunes)を利用したiPhoneの同期について

同期できるコンテンツは音楽や写真だけではありません。

また、「同期」と類似する言葉に「バックアップ」がありますが、両者は似ているようで異なる特徴を持っているので詳しく説明していきます。

同期できるコンテンツ

iPhoneをパソコン(iTunes)で同期できるコンテンツには、音楽や写真などのほかに、映画やビデオ、また、連絡先やカレンダーなども含まれています。

両者のデバイスを同期することで、パソコンのデータをiPhoneに転送できます。

【iTunesで同期できるコンテンツ】

  • アルバム・曲・プレイリスト
  • 映画・テレビ番組・Podcast・オーディオブック
  • 写真・ビデオ
  • 連絡先・カレンダー

同期とバックアップの違い

同期とバックアップは、似ているようで異なる特徴を持っています。

「同期」とは、別々のものを同じにする、合わせるという意味を持つ、「シンクロナイゼーション」を日本語訳した言葉で、パソコン(iTunes)で指定した情報をiPhoneに上書きすることです。

例えば「A」という情報がiPhoneにあってパソコン側にない場合、同期すると、パソコン側のデータが上書きされてiPhone上のAが消去されます。

一方、バックアップは、パソコンにiPhoneの中身を丸ごと保存することで、機種変更の際など、旧iPhoneのデータを新しいiPhoneに移し替えられるというものです。

このことから、同期は「データの管理をパソコンで行いたい」という場合に便利な機能といえるでしょう。

【同期とバックアップの特徴】

同期 パソコン(iTunes)に保存されたデータをiPhoneに上書きすること
バックアップ iPhoneのデータを丸ごとパソコンに保存すること

iPhoneとパソコン(iTunes)を同期させる方法

iPhoneとパソコン(iTunes)を同期させる方法には、「USBケーブル」を使用する方法と、「WiFi経由」での同期方法の2通りがあります。

USBケーブルを使用して同期する

iPhoneとパソコン(iTunes)を同期させるには、最初にiPhoneに付属する「USBケーブル」で、2つのデバイスを接続する必要があります。

iPhoneとパソコンをUSBケーブルで接続すると、自動で同期させられるほか、設定によっては、写真や音楽などのデータを自分で選択して、手動で同期させることも可能です。

WiFiを利用して同期する

USBケーブルを使って同期する方法のほかにも、WiFiを利用した同期方法があります。

ただ、初回設定はUSBケーブルに接続する必要があるので注意しましょう。

また、WiFi経由での同期の場合、1度USBケーブルを接続してiPhoneとパソコンを同期させると、2度目からは、WiFiのみでの同期が可能になるため、大変便利です。

iPhoneとパソコン(iTunes)を同期する手順

ここでは、「USBケーブル」と「WiFi経由」それぞれの同期方法、また、データの上書き等でミスを防ぐための「手動での同期方法」の手順も紹介します。

USBケーブルを使用した同期手順

パソコンのiTunesを起動したら、iPhoneとパソコンをUSBケーブルで接続します。

iTunesウィンドウの左上に表示されるiPhoneアイコンをクリックすると「概要」が表示され、バックアップ先が「このコンピュータ」になっていれば、手動ではなく自動で同期が開始されます。

「設定」下のリストから同期したいコンテンツを選択し、同期したい項目にチェックを入れましょう。

その後、画面の右隅に表示される「適用」ボタンをクリックすれば同期がスタートします。

【USBケーブルを使用した同期手順】

  1. パソコンのiTunesを起動する
  2. パソコンとiPhoneをUSBケーブルで接続
  3. iTunes画面の左側にある「概要」をクリック
  4. 同期したいコンテンツ・項目にチェックを入れる
  5. 画面の右下隅にある「適用ボタン」をクリック

WiFiを利用した同期手順

USBケーブルを利用した同期手順と同様、最初はiTunesを起動し、iPhoneとパソコンをUSBケーブルで接続します。

iTunes画面の左上に表示されるiPhoneアイコンをクリックして、「概要」画面が表示されたら下までスクロールし「WiFi経由でこのiPhoneと同期」にチェックを入れましょう。

「適用」をクリックすると自動で同期が始まり、次回からUSBケーブルに接続することなく、WiFiのみでの同期が可能となります。

【WiFiを利用した同期の設定方法】

  1. パソコンのiTunesを起動する
  2. パソコンとiPhoneをUSBケーブルで接続
  3. iTunes画面の左側にある「概要」をクリック
  4. 「WiFi経由でこのiPhoneと同期」にチェックを入れる
  5. 「適用」をクリックする

設定が完了したら、実際にWiFi経由での同期のための操作が必要です。操作はiPhone側から行います。

まず、iPhoneの「設定」から「一般」を選んで下さい。「iTunesWiFi同期」を選択し「今すぐ同期」をタップすると、WiFi経由の自動同期がスタートします。

手動で同期したい場合の手順

iPhoneとパソコンを同期する際、初期設定では、デバイスを接続したと同時に自動で同期が行われるのが一般的です。

ただ自動同期の場合、パソコンのデータが上書きされることから、うっかりしていると「iPhoneに入っている音楽が消えた」「必要ない曲や写真まで同期された」などのミスも起きかねません。

このようなミスを防ぎたいという場合は、同期方法を自動から「手動」に変更しておきましょう。

設定を手動に変えるには、iPhoneとiTunesを接続し、iTunes画面のiPhoneマークを選択します。

そして、オプション設定の項目から「音楽とビデオを手動で管理」にチェックを入れ「適用」をクリックすれば完了です。

【手動で同期したい場合の手順】

  1. パソコンのiTunesを起動する
  2. パソコンとiPhoneをUSBケーブルで接続
  3. iTunes画面のiPhoneマークを選択
  4. 「音楽とビデオを手動で管理」にチェック
  5. 「適用」をクリック

同期できない原因と対処法

紹介した同期手順を踏んでも、思うように同期できないことがあるかもしれません。

そのようなときは、いくつかの原因が考えられます。その原因と対策法を確認しておきましょう。

iCloudミュージックライブラリの設定が間違っている

同期がうまくいかない場合、「iCloudミュージックライブラリ」の設定が間違っている可能性があります。

iCloudミュージックライブラリをONに設定していると、iTunesで音楽の同期ができません。

確認のため、iPhoneの「設定」から「ミュージック」に入り、仮に「iCloudミュージックライブラリ」の設定がONになっていた場合は、OFFに切り替えましょう。

OS/iTunesのバージョンが古い

同期できない原因の1つとして、OSやiTunesのバージョンが最新ではない可能性があげられます。

バージョンが古い場合は、更新してOSやiTunesをアップデートしましょう。

OSやiTunesのバージョンが古いと、同期の際、双方のバージョンが影響しあい、うまく同期できないことがあります。

最新版のバージョンは、プログラムの不具合を修正する「バグ修正」も細かく行われているため、習慣的にアップデートを実行して、常に最新版にしておくのが理想です。

iPhoneのストレージが不十分

iPhoneのストレージ(空き容量)は、自分でも気づかない間になくなってしまうことが多いものです。

iPhoneの空き容量が不十分だと、同期できないファイルが出るためデータ超過が生じます。

この超過分は同期されないため、同期を行う前には、iPhoneのストレージが十分かどうかを確認しましょう。

もし、iPhoneの空き容量が足りない場合は、不要なファイルを削除してから同期を行いましょう。

同期したい曲のチェックマークが外れている

同期したい楽曲のチェックボックスに、チェックマークが入っていないと同期できません。

同期前に、転送したい曲のチェックマークが外れていないかを確認し、外れていればチェックを入れましょう。

また、「概要」タブを開くと表示される、オプションの「チェックマークのある曲とビデオだけを同期」を、有効から無効にする方法もあります。

音楽/ビデオが手動で管理されている

iTunesでは、「音楽やビデオを手動で管理」にチェックが入っていると、選択したものだけが同期されます。

同期されないことがある場合には、この機能にチェックが入っていないか確認しましょう。

解除方法は、iTunesのメニューから「iPhone」を選択し「概要タブ」をクリックします。

オプションの「音楽やビデオを手動で管理」にチェックが入っている場合は無効にしましょう。

解決しない場合はサポートセンターへ問い合わせる

前述の方法を試しても同期できない、または、設定が複雑でどうしてもよく分からない場合には、最終手段としてAppleサポートセンターを利用するとよいでしょう。

チャットや通話で最適な解決方法を教えてもらえるため、問題の迅速な解決が期待できます。

電話でのサポートの場合、時間帯や曜日によっては混雑が予想されますが、Appleサポートのページから都合のよい時間帯を指定することも可能です。

また、「AppleID」や「iPhoneのシリアル番号」などを事前に用意しておくことで、問い合わせをスムーズに進められます。

【Appleサポートの連絡先】

  • 電話:0120-277-535
  • 受付時間:10時~21時(平日・土日・祝日)

パソコンとの同期でiPhoneがもっと便利で快適に

「同期」は、パソコンでデータを管理したいという人に便利な機能です。

iPhoneをパソコン(iTunes)と同期することで、iTunesライブラリのコンテンツを、そのままiPhoneで楽しむことができます。

ただ、同期は、バックアップとは異なり、パソコンの情報がiPhoneに「上書き」されるため、iPhone上のデータが消えてしまう点には注意しましょう。

同期の方法と手順は、順を追って行えば難しいものではありませんが、紹介した対策法を試してもうまく同期できない場合は、Appleサポートセンターに問い合わせることをおすすめします。

公開日時 : 2020年05月09日

菅野 辰則 ― ライター
菅野 辰則 ― ライター

最新ガジェット、家電、デバイスが大好物。秋葉原、ネットショップでコスパの高い中古端末に目を光らせている。iPhone・iPadを格安SIMとWiMAXで利用中。趣味はダンス、週4日のトレーニングを欠かさない。

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