iPhoneでのNFCペアリング方法・設定方法を解説|おすすめNFCタグ3選

iPhoneを使ってNFCやNFCタグを利用する方法について説明しています。NFCでSuicaを使うために必要な条件から、NFCタグにiPhoneで情報を書き込む方法までiPhoneでのNFC操作を徹底解説しています。
楽天モバイル20220722 iPhoneでのNFCペアリング方法・設定方法を解説|おすすめNFCタグ3選

「iPhoneに搭載されているNFCって何に使うんだろう」「NFCは知っているけどiPhoneでNFCタグって使えるのだろうか」とNFCについて疑問を持っている方に向けて、iPhoneでのNFCの使い方について説明していきます。

ひとえにNFCといっても、iPhoneで使用する場合、端末やiOS次第でできることとできないことが出てきます。

iPhoneでNFCの利用を考えている方に向けて、使用できる条件から使い方まで説明していきます。

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iPhoneでNFCの利用はできるのか

NFCの機能は、iPhone 6/6sから搭載されているのですが、機種によって搭載しているNFCの種類が異なるため、できることも変わってきます。

NFCには、「TypeA」「TypeB」「FeliCa」の3種類あり、TypeAとTypeBはTASPOや運転免許証に利用され、FeliCaはSuicaやおサイフケータイなどのタッチ決済に利用されています。

海外ではTypeA、TypeBが主流なのですが、日本はFeliCaが広く使われているため、タッチ決済はFeliCaが搭載されているiPhone 7以降から利用できます。

iPhone 6/6sで使用できるのはApple Payのみ

iPhone 6/6sにはNFC機能が搭載されていますが、使用できるのはApple Payのみで、従来のタッチ決済機能のような使い方はできません。

主な使用方法は、Apple Payにクレジットカード情報を読み取り、電子決済として利用する方法一択になります。また、iOS 11にアップグレードしても結果は変わりません。

iPhone 7以降NFCを使うには

iPhone 7にはFeliCaが導入されているため、NFC機能を使ってカードリーダーに近づけるだけで情報を送ることができます。

また、iOS11からは「Core NFC」という機能が導入され、NFCタグの情報を読み取ることも可能になり、iOS 13からは「NFC Tools」というアプリを使って、NFCタグに情報を書き込めるようになっています。

iPhoneでのNFCの設定方法

iPhone のThouch IDを有効化することでNFC機能が使用できます。有効化するまでの流れを説明していきます。

注意点として、iPhone X以降の端末は少し設定方法が変わり、「Face ID」を有効化することでNFC機能の利用が可能になります。

iPhone X以降の端末をお持ちの方は、次の説明の「Touch ID」の部分を「Face ID」に置き換えて設定を進めてください。

  1. ホーム画面の「設定」アプリをタップし、「Touch IDとパスコード」を選択する
  2. パスコードを入力したら、「指紋を追加」をタップして指紋認証を行う
  3. 「グリップを調整」という指示が出るので、普段ホームボタンを触る指の角度で一定時間触れる
  4. 完了画面が出るとTouch IDの有効化終了。NFC機能が使用可能になる

NFCを使ってできること

身近で使われているNFCの例として、クレジットカードとSuicaの電子化があげられます

Walletというアプリを使用することで、クレジットカードとSuicaの情報を1つのアプリで管理可能になり、カードを使わずiPhone1つで支払いもできて電車にも乗れるようになります。

SuicaをNFCで利用可能にする方法

現在使用しているSuicaカードと、アプリで新規登録したSuicaをWalletに取り込む方法の2種類を説明します。

Suicaカードは次のような手順でWalletアプリに取り込むことができます。

  1. Walletアプリをタップして、「カードの追加」をタップする
  2. 「次へ」という欄をタップすると、クレジットカードかSuicaを選ぶ画面が出るので、Suicaを選択
  3. Suicaカードの裏面にある17桁の番号の下4桁を入力する
  4. SuicaカードにiPhone をかざす
  5. 「お使いのカードがWalletに追加されました」と表示されれば読み込み完了

次に、アプリで新規登録したSuicaを取り込む方法を説明します。

  1. 「Suica」というアプリをダウンロードし、規約に同意して新規作成を行う
  2. 「SFチャージ」という画面からチャージ金額を指定する(最低1,000円から)
  3. 下部にあるApple Payのボタンで決算を行う
  4. 決算終了後、「Apple Payにカードを追加画面」という画面が現れるので「次へ」をタップ
  5. 利用規約に同意するとApple Payにカードが追加される

また、iOS13以降だと、NFC機能を使ってSuicaカードの残高などの情報を読み取ることもできます。

クレジットカードをNFCで利用可能にする方法

基本的な流れはSuicaをWalletに取り組む方法と似ていますが、違うところもあるため順を追って説明します。

  1. Walletアプリをタップして、「カードの追加」をタップする
  2. 「次へ」という欄をタップして、クレジットカードを選択
  3. クレジットカードの表面をiPhone のカメラで読み取る(手入力も可能)
  4. 認証手続きを終えたら完了

iPhone を使ってNFCタグに情報を書き込み共有できる

NFCタグとは、文字情報やURLなどのデータを保持できる、500円玉程の大きさのチップのことで、NFC機能を使うことでNFCタグにデータを書き込んだり、書き込まれたデータを読み取ったりできるものを指します。

NFCタグは、オンラインショップなどで500円~2,000円程で販売されており、端末やiOSのバージョンによってできることが違います。

NFCタグを購入し、iPhone に書き込み用のアプリをダウンロードすることで書き込めます。

注意点として、NFCタグの書き込みは、iOS13以上で使用できる、「nfc tools」というアプリを使用することで書き込むことができます。

NFCタグを使ってできること

NFCタグは、iOS11以降から読み取り可能になり、iOS13から書き込みも可能になりました。NFCタグは、使い方次第で日頃の小さな手間を省くことができます。

NFCタグを使って何ができるのか、どのような場面で使えるのか、身近な使い方を例にして説明します。

意図したURLを表示させる

電球などの規格の種類が多い製品は、取り換えるときに同じ規格の電球を見つけるのに時間を取ってしまうこともあるかと思います。

このような場合、電球の近くに購入した製品のURLを書き込んだNFCタグを貼っておくと、iPhone でかざすだけで同一の製品を表示できます。

また、家族の伝言板として、冷蔵庫などにNFCタグを張り付けて利用することもできます。

アプリの起動ができる

車載ホルダーにNFCタグを貼ることで、iPhoneをホルダーに置くだけでナビアプリを起動でき、すぐに目的地の指定ができるようになります。

また、NFCタグをキーホルダーに貼って鞄に付けておくことで、電車での通勤時にかざすだけでニュースアプリを見られるようになります。

NFCタグの書き込み方

「NFC Tools」というアプリを使用することで、iPhoneからNFCタグに情報を書き込むことができます。今回は電話番号をNFCタグに書き込む方法を例に説明します。

  1. 「NFC Tools」アプリを起動する
  2. 最初の画面に4つの選択肢があるので、その中から「Write」を選択
  3. 「Add a record」画面から「Phone number」を選択し電話番号を書き込む
  4. 「Write」画面から「Write/8(※1) byte」をタップする
  5. 「スキャンの準備ができました」と表示されたらiPhone をNFCタグに近づけると書き込みが始まる

(※1)行程4のbyteの前は、使用するバイト数が表示されます。

以上の工程を行い、再度NFCタグに使づけると、ホーム画面上に書き込んだ電話番号が表示され、タップすると発信画面に移動します。

今回は工程4で「Phone number」を選択しましたが、他にもMailやAddressなど色々な情報を書き込めます。

iPhoneで使えるおすすめNFCタグ3選

これからNFCタグの利用を考えていて、「どのNFCタグを使えばいいのだろう。」と迷ってしまわないように、はじめてNFCタグを使用するにおすすめのNFCタグを紹介します。

商品名 値段 メモリ容量 サイズ
サンワサプライ NFCタグ(10枚入り) 白 MM-NFCT 1,293円 144byte 直径22mm×厚み0.6mm
サンワサプライ NFCタグ(大容量888byte、5枚入り) クリア MM-NFCT2 1,780円 888byte 直径38mm×厚み0.6mm
NTAG215 NFCタグ 3個セットキーホルダータイプ 600円 540byte 縦40mm/横33mm

サンワサプライ NFCタグ(10枚入り)白 MM-NFCT

「NFCタグがどのようなものなのかとりあえず試してみたい」という方におすすめの商品です。NFCタグが10枚入っているため、様々な機能を色々な場所で幅広く試すことができます。

値段も1,300円という手頃な値段で購入できるので、総合的に見てはじめてNFCタグを使用する方にはぴったりな商品になります。

また、メーカー先であるサンワサプライの商品ページで、使い方や使用用途など詳しく説明しており、分からない方のための質問欄も設置されているため安心して購入できます。

サンワサプライ NFCタグ(大容量888byte、5枚入り)クリア MM-NFCT2

上記のNFCタグの大容量バージョンで、文字数を多く扱うなど、容量が大きくなる可能性のあるデータを扱うことができます。

名刺の情報を書き込みたいときや、1つのNFCタグに複数の処理を書き込みたいと考えている方におすすめです。

容量が少ないNFCタグを買って、書き込みたい情報が容量オーバーでできないという心配がなく、安心して使用できます。

NTAG215 NFCタグ 3個セットキーホルダータイプ

上記の2つはシールタイプですが、こちらの商品はキーホルダータイプになっており、「通勤の時に鞄に取り付けて利用したい」などキーホルダーとしての利用を目的としている方におすすめです。

値段も600円とかなり手頃な値段なので、お試しで購入するのにも最適です。

NFCを使いこなしてiPhone1つで日常を便利にしよう

iPhoneでNFCの利用を考えている方は、次の事柄をチェックしましょう。

  • NFC機能が実用的に使えるのはiPhone 7から
  • iOS11からNFCタグの読み込みが可能でiOS13から書き込みも可能
  • NFCタグ購入時は容量を確認する

はじめてNFCを利用する方には、とっつきにくく感じる部分もあるかと思いますが、使い慣れると日頃の小さな手間をiPhone1つで解決できるようになります。

NFCをきっかけに、日常生活をより便利で快適なものにしましょう。

公開日時 : 2020年05月08日

菅野 辰則 ― ライター
菅野 辰則 ― ライター

最新ガジェット、家電、デバイスが大好物。秋葉原、ネットショップでコスパの高い中古端末に目を光らせている。iPhone・iPadを格安SIMとWiMAXで利用中。趣味はダンス、週4日のトレーニングを欠かさない。