iPhoneのイヤホンジャック廃止の理由と有線イヤホンを使用する方法

iPhone本体についていたイヤホンジャックが廃止されました。イヤホンジャックが廃止されたのには理由があります。廃止によりメリットとして、向上したiPhoneの機能の紹介を紹介します。また、イヤホンが使えない、イヤホンと充電が同時にできないなどのデメリットに対して、解決策も紹介します。
楽天モバイル20220722 iPhoneのイヤホンジャック廃止の理由と有線イヤホンを使用する方法

iPhone本体についていたイヤホンジャックが数年前から廃止されました。

イヤホンを接続し、音楽を聴くには欠かせなかったイヤホンジャックですが、このイヤホンジャックの廃止には理由があります。

実は廃止により、iPhoneには機能向上などのメリットが生まれました。またその反面、今まで使用していたイヤホンが使えないなどのデメリットも生まれました。

この記事では、デメリットに対しての解決策も紹介します。

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iPhoneのイヤホンジャックについて

そもそもイヤホンジャックがどのような機能をはたしていたのか、そして、いつから廃止になったのでしょうか。

また、イヤホンジャックではない穴「Lightningコネクタ」との違いを紹介します。

イヤホンジャックとは

イヤホンジャックは、スマートフォンやタブレットなどの機器で、イヤホンやヘッドホンを使って音声を聴く場合、それらを接続するための端子のことです。

穴の形は丸型で、大きさは3種類あり、一般的に3.5mmが使用されています。そのため、3.5mmのイヤホンジャックに対応したヘッドホンやイヤホンなら、すべて共通で使用できます。

イヤホンジャックが廃止されたのはいつ?

2016年に発売された「iPhone 7」から、iPhone本体のイヤホンジャックが廃止されました。その後、復活することはなく、最新版まで廃止されています。

イヤホンジャックとLightningコネクタの違い

旧型のiPhoneには、丸い穴のイヤホンジャックと、充電ケーブルを接続する細長い楕円のような形をしたLightningコネクタがついていました。

イヤホンジャックはイヤホンを使うため、Lightningコネクタは充電をするためといった使用用途の違いがあります。

ただそれだけではなく、イヤホンジャックはアナログ出力、Lightningコネクタはデジタル出力というiPhone内部での機能の違いがあります。

iPhone内部はデジタル信号で動いているため、イヤホンジャックを廃止することにより、アナログ出力がなくなり、外部接続の通信すべてをデジタル信号で処理できるようになりました。

デジタル信号のみにすることで、効率的にかつ情報量を多く転送できるようになりました。

イヤホンジャックが廃止された理由

イヤホンジャックとLightningコネクタの違いでも紹介しましたが、イヤホンジャックをなくすことで、すべてをデジタル信号でのやり取りに変えることができ、効率的に情報を転送できるようになりました。

また、イヤホンジャックをなくすことで、iPhone本体の限られたスペースを最大限に活用できます。

iPhoneの内部はミリ単位の世界なので小さなパーツでも大きな変化となります。これにより、カメラ性能や、防水機能、バッテリー容量の向上を実現することができました。

イヤホンジャックの廃止のメリット

イヤホンジャックの廃止により得られたメリットを4つ紹介します。

小型軽量化、薄型化

イヤホンジャックのスペースが空くことで、イヤホンジャックのために使われていた部品も必要なくなり、小型軽量化、薄型化することが可能になりました。

防水性の向上

もともとiPhone本体に、イヤホンジャックとLightningコネクタの2つの穴が開いていました。

ですが、イヤホンジャックを廃止して本体の穴の数が減ったことで、本体に入る水の量が減り、防水性を高められるようになりました。

バッテリーの持続性の向上

イヤホンジャックのスペースが空くことで、バッテリー容量も大きいものを搭載できるようになり、バッテリー持続時間を長くすることが可能になりました。

カメラ性能の向上

iPhoneのカメラの性能を上げるには、従来のものよりも大きいものを搭載しなくてはいけませんでした。

ですが、イヤホンジャックのスペースが空いた分、カメラのスペースも広がり、より機能性の高いものを搭載することが可能になりました。

イヤホンジャック廃止のデメリット

イヤホンジャックが廃止することで、iPhoneの機能は向上しましたが、ユーザーにとってはデメリットも生じました。ここでは、2つのデメリットを紹介します。

既存のイヤホンが使えない

今までイヤホンジャックに差して利用していた3.5mmのイヤホンが使えなくなってしまいました。

既存のイヤホンを使うためには、Lightningコネクタに接続するためのアダプタが別途必要になります。

以前は、Lightningコネクタに接続するためのアダプタが購入時に付属でついてきました。

ですが、2018年の9月のiPhone XSの発売されたタイミングで、アダプタの同梱がなくなり、既存のイヤホンを使用するためには別途購入が必要となりました。

イヤホンと充電が同時にできない

3.5mmのイヤホンを使うにはアダプタをつけて、Lightningコネクタに接続しなくてはいけないため、Lightningコネクタに接続するタイプの充電ケーブルだと同時に行うことができません。

ただ、iPhone 8からワイヤレス充電機能が搭載されました。ケーブルの接続が不要で、置くだけで充電ができるので、イヤホンと同時に充電が可能です。

イヤホンジャックのないiPhoneで有線イヤホンを使用する方法

イヤホンジャックがないiPhoneでも音楽を楽しむために、既存の3.5mmのイヤホンを使う方法と、新たなイヤホンを購入する方法を紹介します。

また、それぞれおすすめの商品も紹介します。

アダプタを購入し、有線イヤホンをつかう

もともと使っていたイヤホンで音楽を楽しむ最も簡単な方法です。

3.5mmのイヤホンにアダプタを接続し、Lightningコネクタに接続できます。

有線充電をしながら音楽を聞くことはできませんが、iPhone 8であればワイヤレス充電機能があるため、ワイヤレス充電器があれば充電できます。

Apple | Linghting-3.5mmヘッドフォンジャックアダプタ 

3.5mmのオーディオプラグが付いた機器もこのアダプタを使うことで、Lightningコネクタに接続できます。Appleの正規品でiOS10以降に対応するすべてのデバイスに使えます。

価格は1,100円(税込)で、Appleの公式HPから購入すると、送料無料で即日配送してくれます。

Apple 公式サイト

EarPodsをつかう

「EarPods」とは、iPhoneを購入した際に付属している楕円上のイヤホンです。Lightningコネクタに接続できるようになっているため、アダプタが不要です。

ただし、Lightningコネクタでの充電は同時に行うことはできません。

iPhone購入でついてくるので、費用がかかりません。また、有線でつなぐため、イヤホンの充電は心配いりません。

iPhone以外では使えないというデメリットもあります。また、高機能で高音質なイヤホンが増えてきた中、遮音性が低く、音もれもしやすいです。

ワイヤレスイヤホンを購入

ワイヤレスイヤホンは、Bluetoothという無線を使用したもので、現在、国内においても、有線イヤホンと同じくらい、もしくはそれ以上のシェアになっています。

ワイヤレスイヤホンの他、「Bluetoothイヤホン」「無線イヤホン」とも呼ばれています。アダプタを持ち歩く必要もなく、音楽を聴きながらiPhoneの充電も可能です。

iPhoneとつなぐケーブルがないため、iPhoneをバックやポケットに入れたままでも快適に音楽を楽しめます。

ただし、有線のイヤホンとは違い、ワイヤレスイヤホン自体の充電が必要です。

近年では、イヤホン同士をつなぐケーブルもない「完全ワイヤレス」も増えてきています。

ケーブルの断線を気にすることなく音楽を楽しめるので、通勤通学の電車の中はもちろん、スポーツをしながらも快適に使用できます。

ここでは、完全ワイヤレスのイヤホンを紹介します。

Apple |AirPods Pro

完全ワイヤレス型でApple正規品です。ノイズキャンセリング機能搭載しており、外部の音を遮断して静寂の中で音楽だけを楽しむ機能と、外部取り込み機能として、あえて外部の音を取り込み、周りの音を取り入れながら音楽を楽しめる機能があります。

耐汗耐水の機能もつき、軽い水濡れなら気にせず使用できます。

イヤホン自体の重量は5.4gで、ケースは45.6gなので、ケースごと持ち歩いても50g程度となっています。また、4.5時間連続で再生することが可能です。

Apple公式サイト

Bluetoothレシーバーを購入する

Bluetoothレシーバーとは、Bluetoothが非対応のデバイスをBluetoothの機器として使えるようにすることができるアイテムです。

レシーバーを使うことで、既存のイヤホンをBluetoothでiPhoneとつなげられるので、ワイヤレスで音楽を楽しめます。既存のイヤホンを使うことができ、音楽を聞きながら充電が可能です。

ワイヤレスイヤホン同様、レシーバー本体の充電も必要となります。すでに高機能のイヤホンを持っていて、既存のイヤホンを活用しつつ、ワイヤレスで音楽を楽しみたい方におすすめです。

JPRīDE | Bluetoothトランスミッター&レシーバー

大きさは4cm四方とコンパクトです。重量はなんと18gと驚くほどの軽さで持ち運びも便利です。

1分間でセットアップが完了し、12時間連続駆動も可能です。値段も3,500円程度と良心的な価格で購入できます。

また、iPhoneとAndroid端末どちらにも対応しています。今後、機種変更などをした際にも対応できるので便利です。

イヤホンジャックの廃止で機能が向上したiPhoneを楽しもう

イヤホンジャックが廃止になったことで、既存のイヤホンが使えない、音楽を聴きながらiPhoneの充電が同時にできないなど、デメリットがありました。

ですが、イヤホンジャックの廃止により、iPhoneのカメラ機能が向上し、防水機能が格段に上がる、またバッテリーの持ちも良くなるとユーザーにとってのメリットも増えました。

また、デメリットの改善を行うために、既存のイヤホンを使える方法としてBluetoothレシーバーなどが普及しただけでなく、イヤホンも充電も、接続しないで活用できるようワイヤレス化が進みました。

イヤホンジャックの廃止により、ますます進化を遂げていくiPhoneをお楽しみください。

Appleの純正イヤホンの優れた機能について「【iPhoneイヤホン】純正・非純正の違い|純正の優れた機能」で解説していますのであわせてご覧ください。

公開日時 : 2020年05月06日

菅野 辰則 ― ライター
菅野 辰則 ― ライター

最新ガジェット、家電、デバイスが大好物。秋葉原、ネットショップでコスパの高い中古端末に目を光らせている。iPhone・iPadを格安SIMとWiMAXで利用中。趣味はダンス、週4日のトレーニングを欠かさない。

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