• iPhone・iPad

iPhoneの再起動や強制終了の方法|再起動できない原因やその対処法

iPhoneの再起動や強制終了の方法|再起動できない原因やその対処法

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズの関連会社、株式会社MEモバイルが運営しています。

iPhoneは現代社会には欠かせないアイテムの1つですよね。連絡ツールだけでなく、音楽を聞いたり、地図を見たり、電子マネーとして活用したり、生活のあらゆるところで活躍しています。

そんな生活に欠かせないものとなっているiPhoneが、急に動かなくなってしまうことがあります。

この記事では、動かなくなってしまったとき焦らずに対応するために、まず試してほしい再起動や強制終了の仕方を紹介します。

また、再起動や強制終了ができないときや、勝手に再起動してしまうときの原因と対処法もまとめました。備えて安心なスマホの保険についても紹介します。

iPhone再起動・強制終了の方法

iPhoneが動かずフリーズ状態になってしまったとき、まず試していただきたい有効な解決方法は、再起動や強制終了です。

iPhoneのモデルによって操作方法が違うので、自分のモデルを確認して行ってください。

iPhoneを再起動させる方法

フリーズした際、まず行ってほしいのが「再起動」です。モデル別に紹介します。

iPhone XおよびiPhone 11の場合

  1. サイドボタン(スリープ/スリープ解除ボタン)と音量ボタン(上側または下側)を同時に押し、スライダが表示されるまで押し続ける
  2. スライダをドラッグして、端末の電源を完全に切る
  3. サイドボタンをAppleロゴが表示されるまで押し続ける

iPhone 8やiPadの場合

  1. 上部のボタン(またはサイドボタン)をスライダが表示されるまで押し続ける
  2. スライダをドラッグしてデバイスの電源を完全に切る
  3. デバイスの電源が切れたら、上部のボタン(またはサイドボタン)を再び押す
  4. Appleロゴが表示されるまで押し続ける

iPhoneを強制終了させる方法

再起動もできなかった場合は「強制終了」を行いましょう。こちらもモデル別に紹介します。

iPhone XおよびiPhone 11の場合

  1. 上のボリュームボタンを1回短く押す
  2. 下のボリュームボタンを1回短く押す
  3. 右サイドボタンを画面が黒くなって、Appleのロゴマークがでるまで長押し

iPhone 8やiPadの場合

  1. 上のボリュームボタン1回押す
  2. 下のボリュームボタン1回押す
  3. 電源(スリープ/スリープ解除ボタン)を長押し

再起動・強制終了ができないとき

再起動も強制終了もできなかった場合、故障したのでは、と焦るのはまだ早いです。考えられる原因があるので、まずは試してみましょう。

iPhoneの充電を確認

単純にバッテリー切れが原因のこともあります。その際充電をすれば、数分で電源がついて解決します。

ただし、iPhoneに充電ケーブルを接続して1時間近くたっても、充電の画面が表示されない場合があります。

このときは、接続部分やUSBケーブルに問題があって充電できておらず、電源が落ちたまま再起動できない可能性があります。違うケーブルで充電できるか試してみましょう。

また、ケーブルや差込口にほこりやゴミが詰まって充電できていない可能性もあるので、詰まりがないか確認してみましょう。

バッテリー自体が弱っていて、充電がうまくできない可能性もあります。その際は、新しいバッテリーに交換しましょう。

iPhoneの容量を整理

iPhoneの容量がいっぱいになり、フリーズしてしまった可能性もあります。まずは、下記の方法で、容量の確認をしてみましょう。

  1. 「設定」をタップする
  2. 「一般」をタップする
  3. 「iPhoneのストレージ」をタップする

本体の空き容量やインストール済みのアプリの容量を確認できます。

容量がいっぱいのときは、データを削除しましょう。動画や音楽は容量が大きいものが多いので、使用していないものがあれば削除して、容量の空きをつくりましょう。

iPhoneを復元する

充電や容量を確認しても解決しないときはパソコンを用意して、iPhoneの復元を行ってみましょう。

バックアップ後、復元作業開始

復元を行うと、iPhoneが初期化されてしまいます。つまり、購入時の状態に戻ってしまいます。

そのため、現在入っているiPhoneのデータをバックアップしておく必要があります。バックアップの作業をしてから復元を行いましょう。

  1. パソコンからiTunesを起動し、iTunes画面左上の「iTunes」をひらく
  2. 「環境設定」をひらき、その中の「デバイス」を選択
  3. 「iPod、iPhone、およびiPadを自動的に同期しない」にチェックを入れ「OK」を選択
  4. 付属のUSBケーブルでiPhone、iPadを接続し、再度iTunesを起動
  5. iTunes画面左上のiPhoneアイコンを選択
  6. 「概要」の中の、「今すぐバックアップ」を選択
  7. バックアップがとれたら、「概要」の「iPhoneを復元」を選択

3.の「iPod、iPhone、およびiPadを自動的に同期しない」でOKを選択しないと、iPhoneを接続したときに保存されているデータが自動的に上書きされたり消去されたりする恐れがあるので、忘れず選択しましょう。

バックアップしたデータを復元

復元が完了したら、バックアップしたデータを戻して、iPhoneの情報を戻しましょう。この作業も、iPhoneとパソコンをケーブルでつなげたまま操作を行います。

まず、「iTunes」の画面左上にiPhoneアイコンを選択します。

概要画面が表示される場合

  1. 「バックアップ」欄の「バックアップを復元」を選択
  2. バックアップデータの日時を確認
  3. 「復元」を選択

新しいiPhone(iPad)へようこそ」と表示される場合

  1. 「このバックアップから復元」にチェックをいれる
  2. バックアップデータ確認
  3. バックアップデータの日時を確認し、「続ける」を選択
  4. 同期がはじまり、Appleのロゴマークが表示されたらバックアップ完了

iPhoneが勝手に再起動を繰り返す場合

再起動をしたわけでもないのに勝手にiPhoneが再起動を繰り返すときは、アプリが原因の可能性があります。

その対策として、アプリの通知機能やiOSとの不具合が考えられます。それぞれ、解決策を紹介します。

アプリの通知をオフ

一部のアプリの通知をONにしていることが原因で発生していることがあります。特定のアプリの通知機能の相性が悪いため、不具合が起きていると想定されます。

ただ、どのアプリが不具合を起こしているかの判断は難しいため、すべてのアプリの通知を無効にすることをおすすめします。

  1. 「設定」をタップ
  2. 「通知」をタップ
  3. アプリを1つ開く
  4. 「通知を許可」をオフに変更
  5. 「通知」をタップして元の一覧に戻り、繰り返してすべてのアプリの通知をオフにする

iOSを最新版にアップデート

iOSのアップデート直後やiPhoneのモデルとiOSの組み合わせによって、iOSのバグで電源が落ちる、再起動が繰り返す可能性があります。

iPhoneを最新バージョンにアップデートしてみましょう。

  1. 「設定」をタップする
  2. 「一般」をタップする
  3. 「ソフトウエア・アップデート」から「ダウンロードとインストール」をタップ
  4. パスコートを設定中の場合はパスコードを入力
  5. 利用条件を確認し、「同意する」を選択
  6. 更新データのダウンロードが開始
  7. 「今すぐインストール」を押し、アップデートが開始

それでも直らないときの対応策

原因として考えられるものを試してみたけれど解決しないときは、故障の可能性があります。そんなときは修理業者に依頼しましょう。

修理に出す場合、一般的に知られているApple正規の修理業者だけでなく、非正規ですが、高い技術で即日修理を行ってくれるところもあります。

まずは、お手持ちのiPhoneがiPhoneの製品保証の期間内かを確認しましょう。保証期間内なら正規店での修理が、無料や割引で修理してくれるためお得です。

保証が切れていた場合は、非正規店での修理もおすすめです。

それぞれの特徴を紹介するので、自分の納得いくところで修理を行いましょう。

  Apple Store iCracked アイサポ
iPhone製品保証 × ×
持ち込み修理
配送修理 ×
即日修理
ネット予約
予約の取りやすさ ×

Apple Store:Apple 正規サービスプロバイダ

iPhoneの製造元であるApple社が運営しています。Apple専門研修を受けた技術者がApple純性の部品を使用してクオリティの高い修理サービスを実施してくれます。

修理依頼の方法は2つあります。

  • 持ち込み修理:自分でAppleストアやApple世紀サービスプロバイダに製品を持ち込む
  • 配送修理:Apple指定の配送業者が製品を引き取りに来て、Appleリペアセンターへ配送する(往復送料は無料です)

申し込み方法は、公式HPからネット申し込みができます。ただし、持ち込みは予約が埋まっていることが多いです。

修理日数は、持ち込みなら即日修理のことが多いですが、配送の際は5~7営業日程度かかり、場合によっては10日以上かかることがあります。その際は、代替え機を借りられます。

非正規修理店 iCracked・ アイサポ

非正規修理店は正規店に比べて予約も取りやすく、混雑や長時間の待ち時間なく修理を受けることができます。また、即日修理をしてくれるため、修理完了までが早いです。

ただ、「非正規修理店」でiPhoneの修理をしてしまうと、たとえiPhoneの補償(AppleCare+)の期間内でも補償サービス対象外となってしまいます。

iPhoneの補償が切れている方は、非正規修理店も検討しましょう。

iCracked

米カリフォルニア州シリコンバレーで創業した世界最大級のスマートフォンタブレット修理事業者で、すでに100万台以上の修理実績があります。

iPhoneに関する知や修理技術などを学べる専用のトレーニングセンターで研修を実施しています。認定試験に合格した修理スタッフ「iTech」が対応してくれます。こちらもアイサポ同様、総務省登録業者です。

修理依頼の方法は「店舗持ち込み」のみですが、目の前で修理を行ってくれて即日修理が可能です。申し込み方法はネットで予約ができます。

また、修理後には通常3,300円(税込)の費用が必要なところ、再来店の方は無料で点検を行ってくれます。

iCrackedでiPhoneを修理する

アイサポ 

アイサポは、修理実績80万台以上のiPhone修理専門店です。総務省登録修理業者が修理を行います。iPhone修理業者には総務省の登録を受けた「登録修理業者」と受けてない「非登録業者」があります。

修理部品の品質や管理、修理の技術など、厳しい基準をクリアした修理業者が修理を行うので安心して利用できます。

修理依頼の方法は、正規店同様、「店舗持ち込み」と「配送修理」があります。

持ち込みなら、即日修理が可能です。申し込みもネット予約で簡単です。配送修理の際も、往復の送料は無料です。

また、修理後にもサポートがあり、使用部品の修理保証期間は6ヵ月で、業界最長です。

アイサポでiPhoneを修理に出す

トラブルに備えた事前対策

まだフリーズなどしていないという方でも、万が一フリーズしたときに困らないように、安心な対策を紹介します。

すぐにできることとして、バックアップをこまめにとることを、おすすめします。

また、万が一の修理に備えて入っておくと便利なのが、「スマホの保険」です。保険の内容や種類をあわせて紹介します。

バックアップを取っておく

「iPhoneの復元」でも紹介しましたが、もう一度バックアップ方法を紹介します。

  1. パソコンからiTunesを起動し、iTunes画面左上の「iTunes」をひらく
  2. 「環境設定」をひらき、その中の「デバイス」を選選択
  3. 「iPod、iPhone、およびiPadを自動的に同期しない」にチェックを入れ「OK」を選択
  4. 附属のUSBケーブルでiPhone、iPadを接続し、再度iTunesを起動
  5. iTunes画面左上のiPhoneアイコンを選択
  6. 「概要」の中の、「今すぐバックアップ」を選択

スマホ保険に加入する

医療費の保険があるように、万が一の修理に備えて、スマホにも保険があります。スマホが破損や故障した際に修理代金の一部もしくは全部を負担してくれるサービスです。

サービスによっては、紛失や盗難の際も補償金を受け取ることができます。

Appleの正規修理だと、画面損傷で15,000~30,000円となり、それ以外は30,000〜60,000円となります。

盗難や紛失で買い替えの場合は、本体価格が10万円前後とかなりの出費となるため、必要に応じて保険に入ることをおすすめします。

現在、保険はApple社の他、大手携帯キャリア会社、それ以外の会社が行っています。今回は、Apple社の補償と、大手携帯キャリア会社3社と、モバイル保険について紹介します。

  Apple ドコモ au ソフトバンク モバイル保険
月額料金 1,045円(税込) 550~825円(税込) 778~1,309円(税込) 979~1,309円(税込) 700円(非課税)
補償回数 2年間で2回 1年間で2回 2年間で2回づつ 2年間で2回づつ 年間最大10万円分補償
Appleと連動 × ×
機種変更後の継続 × × × ×

Apple|AppleCare+

Apple社が運用するiPhoneのスマホ補償です。購入時についてくる製品保証1年の補償が、この保険に加入すると補償期間2年間になります。月額は1,045円(税込)です。

補償回数は2年で2回までです。盗難や紛失には対応していないため、安く新品を購入できるという補償になります。

ドコモ|ケータイ補償サービスfor iPhone&iPad

月額はモデルにより異なりますが、550~825円(税込)です。加入条件が、購入後14日以内となっており、端末購入時に申し込まなくても保険に入ることができます。

1年間に2回まで水没や盗難などあらゆるトラブルを補償してくれます。

au|AppleCare+&au端末サポート

Appleの正規サービスと連動しており、2年間補償サービス後、このサポートで、合計4年間スマホの補償が受けられます。2年間で2回ずつ補償可能です。

月額はモデルによって異なり、778~1,309円(税込)まで分かれます。盗難への補償はありませんが、新品を安くで手に入れられます。

ソフトバンク|安心保障パックwithAppleCareServices

au同様、Appleの補償と連動しており、2年間の補償のあとにソフトバンクのサービスが追加されます。

補償を利用した際、Tポイントがもらえるのはソフトバンクのサービスの特徴でもあります。補償回数は、2年間で2回ずつです。

月額はモデルにより異なり、979~1,309円(税込)となります。盗難への補償はありませんが、安く新品を購入することができます。

モバイル保険

モバイル保険の特徴として、複数端末を補償できます。端末1台と副端末2台の合計3台です。

スマホ以外も、無線LANやBluetoothなどの無線通信が可能な機器全般として、タブレット、ルータ-、パソコン、スマートウォッチ、ワイヤレスヘッドホン、ビデオカメラやゲーム機も対象です。

補償は他が回数に対して、モバイル保険は1年間に、3台合計で最大10万円まで補償してくれます。そのため、頻繁に起きやすいけど安価な画面割れの修理なら、金額の範囲内で何度も補償を受けられます。

そして、モバイル保険の大きな魅力は月額料金です。最新モデルでも月額700円(非課税)と安価です。

また、機種変更やキャリア変更後も補償が継続できます。大手キャリアでは、キャリア変更した際には補償を引き継げません。

モバイル保険を申し込む

iPhoneの対応策を知り、安心して使おう

iPhoneは便利な反面、精密な機械で故障の原因などが一目ではわかりません。ただ、再起動や強制終了など、まず自分自身で試せる対応策が多くあります。

自分で対応策を試してみて、それでもうまくいかない場合には、プロの力を借りに行きましょう。

その際には、iPhoneの製品保証期間の確認を忘れずに行いましょう。保証期間内なら正規店での修理がおすすめです。

iPhoneが動かなくなってからでは手遅れとなる場合があります。備えがあれば安心なので、故障していない方も、定期的にバックアップを行い、必要であれば保険の加入も検討してみてください。

公開日時 : 2020年04月30日

菅野 辰則 ― ライター
菅野 辰則 ― ライター

最新ガジェット、家電、デバイスが大好物。秋葉原、ネットショップでコスパの高い中古端末に目を光らせている。iPhone・iPadを格安SIMとWiMAXで利用中。趣味はダンス、週4日のトレーニングを欠かさない。

関連キーワード