最新iOSに対応のiPhone機種一覧とアップデート方法

iPhoneは機種ごとに対応するiOSが違います。iOS最新バージョンにアップデートする方法やメリットをご紹介します。iPhoneの対応機種一覧から手持ちのiPhoneのiOSを確認して、最新iOSにアップデートしましょう。
最新iOSに対応のiPhone機種一覧とアップデート方法

iPhoneを作動させるためには、iOSが必要であり、これは簡単にいえばiPhoneを動作させるためのシステムといます。

パソコンでいえばOSにあたるものであり、これがなければiPhoneは正常に作動しません。

また、iOSは常に最新版がリリースされており、ひとつの機種でもアップデートすれば、最新の機能を使えるようになります。

iPhoneは購入時の性能のままではなく、iOSのアップデートによって性能を高めて使えますので、非常に便利ですが、機種ごとに対応しているiOSは違っています。

iOSにはさまざまなバージョンがありますが、機種によって対応、非対応の違いがあるので注意しなければなりません。

自分が持っているiPhoneはどのiOSに対応しているかを知って、上手にiPhoneを使いこなしましょう。

iPhoneの機種ごとの最新対応iOS

iOSは常に開発が進められており、完成すれば最新バージョンとしてリリースされます。

しかし、iOSはすべての機種で共通しているわけではなく、それぞれでどこまでのバージョンに対応しているかは異なります。

これは本体性能や機種としてのサポート体制に関係しており、基本的には古いモデルほど、対応するiOSのバージョンも古いと考えましょう。

いくらiOSのバージョンが新しく、高性能が使えるとしても、それに本体の性能が追い付かなければ意味がありません。

バージョンアップするには、iOSに対応できるだけの性能を持っていることが条件になりますので、機種ごとに対応している最新のiOSを把握しておきましょう。

iPhone3Gと3GS

iPhone3Gと3GSは、旧式のiPhoneであり、3G通信やGPSを搭載したモデルです。

性能としては最新モデルには当然劣りますが、発表当時は最先端の技術を搭載したモデルとして、多くの人から人気を集めました。

3gと3gsでは対応するiOSも違い、3GはiOS4.2.1、3GSはiOS6.1.6までのアップデートが可能です。

iPhone4と4S

iPhone4と4Sは、2016年10月にAppleのサポートが終了したモデルです。

そのため、最新のiOSには対応しておらず、4はiOS7.1.2、4SはiOS9.3.5までの対応となっています。

サポートが終了していますので、今後もさらなるiOSが発表されることはありません。

新機種ではiOSはリリースされますが、4シリーズはすべて非対応であると考えましょう。

iPhone5と5Sと5C

iPhone5シリーズは、5と5Sと5Cと3つのモデル展開になっているのが特徴です。

タッチスクリーンベースで人気を博したiPhone5シリーズですが、5はiOS10.3.3、5Sは11.4.1、5Cは10.3.3まで対応の対応となっています。

5と5Cについては、最新バージョンには対応していませんが、5Sに関しては、現行での最新バージョンに対応しています。

ただし、今後リリースされるiOSについては、どこまで対応するかは未定ですので注意が必要です。

iPhoneSE

iPhoneSEは、4インチ端末の後継機であり、コンパクトで使いやすいことから人気のモデルです。

機種としてはやや古い部類に属しますが、11.4.1まで対応しています。

iPhoneSEに関しては、iOSのアップデートにどこまで対応するかは分かりませんので、最新バージョンがリリースされれば、対応しているかこまめに確認しておかなければなりません。

iPhone6と6Plus

iPhone6と6Plusは、ディスプレイの大型化が特徴であり、特に6Plusはより大画面となっています。

6シリーズはスティーブ・ジョブズが設計しているモデルですので、旧型でありながらも非常に人気が高いです。

耐水性能など、最新モデルに劣る部分もありますが、熱がこもりづらい設計で、故障も少ないのも魅力といるでしょう。

6シリーズは、どちらも11.4.1まで対応しています。

iPhone7と7Plus

iPhone7と7Plusは、バッテリー駆動時間が長いのが特徴であり、長時間の連続しようにも耐えられることから、人気が高いです。

8など最新モデルが発表されたことで、値下げされている機種でもありますので、高性能でありながらお得に買える、コスパの良いモデルといるでしょう。

7シリーズは比較的新しい機種であるため、どちらも11.4.1まで対応しています。

iPhone8と8Plus

iPhone8と8Plusは、ガラスから生まれたデザインが特徴であり、スリムなフォルムでデザイン性の高いモデルです。

現行モデルとしては最新機種であるため、8シリーズはどちらも11.4.1まで対応しています。

今後のバージョンアップでもどこまで対応するかは未定ですが、しばらくの間は問題なく対応すると考えられます。

iOS対応についての心配はほとんどありませんので、長期使用を目的に購入しても問題はないでしょう。

2018年秋にはiOS12がリリースされる

iPhoneのiOSは常に最新バージョンが開発されており、2018年秋にはiOS12がリリースされる予定です。

秋のリリースとなっているので、詳細な日時については未定ですが、リリースについては「WWDC2018」で発表されていますので、信頼できる情報といます。

対応機種はiPhone5S以降であり、現在の最新バージョンに対応しているモデルは、問題なくバージョンアップがおこなえます。

今度もさらにiOSのバージョンアップはありますが、直近では2018年秋頃であると、頭に入れておきましょう。

自分のiPhoneの対応iOSを確認する方法

iPhoneは機種ごとに対応するiOSが違いますが、基本的にはその機種で対応している最新バージョンにアップデートしておくことが大切です。

アップデートするためには、iOSをインストールしなければなりませんが、その前に自分が現在使っているiPhoneは、どのiOSが使用されているかを確認しておきましょう。

iOSのアップデートは自動でおこなわれるものではありませんので、放っておけば古いバージョンのままストップしていることもあります。

古いバージョンのままであれば、アップデートが必要ですし、すでに最新バージョンなのであれば、次回リリースを待たなければなりません。

iPhoneのiOSのバージョンを確認する方法は、大きく2つに分けられますので、やりやすい方法でバージョンをチェックしておきましょう。

iPhoneの設定で確認する

現在のiOSのバージョンは、iPhoneの設定から簡単にチェックできます。

iPhoneのメニューから設定を選択し、一般、情報とタップしていきます。

情報まで進めれば、現在のバージョンが表示されますので、それがそのiPhoneで使用されているiOSになります。

機種によって対応iOSは違いますが、対応範囲内で最新バージョンになっていないなら、アップデートが必要です。

iTunesを使う

iPhoneのiOSは、本体からだけではなく、iTunesを使って確認も可能です。

iTunesを開いてiPhoneを接続し、概要か設定からソフトウェアのバージョンを確認します。

ソフトウェアのバージョンというのが、iOSに該当しますので、ここで表示されるものを確認すれば、iPhoneで使用されているiOSのバージョンが分かります。

iPhoneのiOSを最新にアップデートする手順

iPhoneのiOSのバージョンを確認し、古いままになっているのであれば、最新バージョンにアップデートしましょう。

アップデートには手順があり、全体の流れを把握してスムーズに進めることが大切です。

方法はさまざまですが、どの方法でも、アップデートさえできれば問題はありません。

もっともやりやすい方法を選び、スムーズにアップデートをおこないましょう。

パソコンを使ってアップデートする場合は、パソコンの機種によって、やり方が異なるので注意が必要です。

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Windowsで操作する場合

Windowsでアップデートをおこなう場合は、まずはiPhoneとパソコンを接続します。

このとき自動同期の設定はオフにしておきましょう。

自動同期をオンにしていると、アップデート前に同期が始まってしまい、これが終わるまでiOSの操作ができなくなりますので、余計な手間がかかります。

iPhoneを接続すれば、iTunesを起動し、更新を選択しましょう。

更新をクリックすれば、使用許諾契約が表示されますので、同意すればiOSのダウンロードが開始されます。

Macで操作する場合

Macで操作する場合は、USBケーブルでパソコンとiPhoneを接続し、データをパソコンに保存します。

その後アップデートを選択すれば、Windows同様に使用許諾契約が表示されますので、これに同意し、ダウンロードを開始します。

アップデート後のiPhoneの操作

アップデートすれば、それで終わりではなく、iPhoneでの操作によって、アップデートを完了させなければなりません。

アップデートすれば、ホームボタンを押して続けるを選択し、言語や地域などを設定します。

その後の流れに従って利用開始設定をおこない、すべての設定が終了すれば、アップデートは完了です。

アップデート後の操作をしなければ、iPhoneは使用開始できないので注意しましょう。

操作といっても、流れに沿って進めれば良いだけですので、難しいことはありません。

アップデート後にiPhoneをスムーズに使用するための微調整のようなものと考えておきましょう。

iPhoneで最新のiOSを使用するメリット

iOSのバージョンを確認して、最新バージョンへのアップデートが必要なのは、アップデートによって得られるメリットがたくさんあるからです。

iPhoneは購入すればすぐに使えますし、購入時の時点でも十分便利ではあります。

しかし、アップデートすれば、さらに便利に使えるようになりますので、iPhoneの機能を最大限に活用するためにも、アップデートは必須といるでしょう。

iOSのアップデートにはどのようなメリットがあるのかを知って、積極的に最新バージョンを利用しましょう。

新機能が使えるようになる

iOSのアップデートの目的は、機能の改善ですので、最新バージョンにすれば、これまで使えなかった新機能が使えるようになります。

カメラやメッセージなど、各種初期装備されているアプリの最新機能が更新されたり、Siriの言語翻訳がより賢く、機能的になったりするなどのメリットがあります。

アップデートごとに更新される内容は異なりますが、機能が向上し、新機能が追加で使えるようになりますので、iPhone活用の幅はさらに広がるでしょう。

容量が多くなる

iOSをアップデートすれば、iPhoneの基本性能が高くなり、データの圧縮率なども高くなることが多いです。

最新バージョンにすれば、最新の圧縮技術で写真など、データが保存できるようになります。

データの質を損なうことなく、低容量で保存ができますので、結果的にiPhoneの容量向上に繋がります。

iPhoneを快適に使うためには、容量は非常に重要なポイントです。

アップデートによって従来より多くのデータを扱えるようになれば、使い勝手も良くなり、さらに快適にiPhoneが利用できます。

カスタマイズの幅が広がる

最新バージョンにアップデートにすることで、ホームスクリーンのアイコンが見やすく変更されるなど、ビジュアル面でも変化が起きます。

アイコン以外では、コントロールセンターのデザインが変更できるようになるなど、機能面の向上も図れます。

より自分好みのスタイルにカスタマイズできますので、活用の自由度は高くなるでしょう。

無料で更新することができる

iOSのアップデートによって得られるメリットはさまざまありますが、これらはすべて無料でおこなえるのも嬉しいポイントでしょう。

通常より高性能なものを使おうと思えば、機種自体の買い替えが必要ですが、最新のiOSに対応していれば、手持ちのiPhoneで性能アップが図れます。

iOSのアップデートは、いわばより高性能なマシンを無料でゲットしているともいますので、非常にお得です。

iPhoneは購入時点での性能はもちろん、そこから無料で性能を高めて使用できますので、コスパは非常に良いといるでしょう。

iPhoneで古いiOSを使用する問題点

iOSを最新バージョンにアップデートすべきなのは、さまざまなメリットがあるからですが、それだけではなく古いバージョンの使用にはデメリットがあるからでもあります。

いつまでもアップデートせずに、古いiOSを使っていると、通常の使用でも問題が出る可能性があります。

iPhoneをより快適に使うためには、常に機能を向上させ、最新バージョンにアップデートしておくことが大切です。

古いiOSを使用するデメリットを知って、積極的にアップデートをおこないましょう。

音声品質に問題が出る

古いiOSを使っているとモバイル環境が悪くなるため、音声品質に問題が出る可能性が高いです。

iOSが古くなればなるほど、音声ネットワークの環境は悪くなりますので、電話など、通常の使用でも不具合が発生します。

アプリを使っての通話だけではなく、iPhone本体での通話にも影響することが多いので注意しましょう。

セキュリティが弱いままになる

iOSのアップデートは機能の向上だけではなく、セキュリティなどのバクの改善などを目的におこなわれることも多いです。

古いiOSを使用していると、弱点が改善させませんので、セキュリティが弱いままになってしまいます。

セキュリティが弱いと、外部から攻撃された際に被害を受けます。

セキュリティが弱いほど、被害が甚大になることもありますので、安全に使用するためにも、常に最新バージョンにアップデートしておかなければなりません。

外部のアプリが使えなくなる

iOSが古いままでも、iPhoneに基本的に内蔵されているアプリなら問題なく使用できますが、別途ダウンロードする外部アプリは使用できないこともあります。

外部アプリの場合は、対応環境が異なっており、iOSが最新でなければ動作しないことも多いです。

iOSもバージョンアップしますが、外部アプリもバージョンアップしますので、iOSが古いとアプリのバージョンアップに対応できず、突然使えなくなることもあります。

動きが遅くなる

iOSのアップデートでは、各種バグなどの改善もおこなわれるため、古いiOSのままでは、問題を抱えた状態でiPhoneを使い続けることになります。

そのため、不具合が重なるなどして、処理速度が遅くなることも多いです。

不具合を放置することで、性能にも問題が出ますし、快適に使うためには、アップデートして改善を図ることが大切です。

iPhoneごとに最適なiOSを使用しよう

iPhoneを快適に使用するためには、iOSを最新バージョンにアップデートしておくことが大切です。

高性能な機種を使っていても、iOSが古いままだと性能を最大限引き出せないことも多く、バグなどが発生する可能性もあります。

iOSのバージョンアップは、iPhoneの性能を最大限に引き出し、快適かつ安全に使用するために必要なものです。

機種ごとに対応しているiOSは違いますので、それぞれの最新バージョンを確認しておくことが大切です。

iOSの違いで性能や使い勝手にも大きく差が出ますので、機種ごとの最新バージョンを把握して、常に最新の状態でiPhoneを使用しましょう。

公開日時 : 2018年08月07日

iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター
iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター

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